転生したらスライムだった件(転スラ)22話の考察!魔王で女王な妖精娘

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©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
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こんにちは、さぷらです。

先週の転スラ21話では、教え子達の実力を測るリムル。

みんな性格もそうですが魔法も個性ぞろいです、これはまだまだ成長の見込みありなのでは?

次第に仲良く楽しい教師ライフを過ごしていると、スカイドラゴン来襲!

「カリュブディスに比べると」…いやいやリムル先生それ比較対象おかしいから。

すると大商人との繋がりと、「精霊の棲家すみか」の手がかりという思いがけない特典が降ってきました。

精霊や妖精が住まう「精霊の棲家」…いったいどんな所なのかこの1週間気になっていましたので楽しみです!

それでは「転生したらスライムだった件」第22話、参りましょう!

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迷宮妖精・ラミリス

リムル達の前に現れたのは、迷宮妖精・ラミリスという魔王

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©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会


出典:転生したらスライムだった件/3月5日放送/TOKYO MX

彼女は(いろんな意味で)手厚くリムル達をもてなします。

迷宮創造

まずは同じ柱がずっと続き、方向感覚を狂わせてしまうが至るところに仕掛けられているという迷宮から。

リムルからの用件を受け取ったラミリスは、彼らを開けた場所まで誘導します。

その際に光の道で示しているのですが、この一連の流れが彼女の持つスキル、迷宮創造チイサナセカイであると見られます。

悪戯をして相手を困らせるというのは、ピクシーという妖精を彷彿とさせます。

さらにラミリスは困らせるだけ困らせて後で助ける予定だったり、子供達の精霊召喚のために案内やアドバイスを与えたりといった世話焼きな一面もあります。

そのような点も、悪戯をしながらも人間の手助けをしてくれるピクシーそのものといえるでしょう。

精霊女王が魔王になった件

魔王であり、また精霊女王でもある迷宮妖精・ラミリスに、当初リムルは疑いの目を向けます。

「あのね君、なんで魔王が精霊女王やってるんだよ?」

「逆で~す! 精霊の女王が、堕落して魔王になっちゃったんです!」

この台詞で思い出すのは、転スラ20話でのミリムです。

彼女は魔王になった経緯を、「なにか嫌なことがあって、むしゃくしゃしてなった?」としています。

ラミリスの「堕落」とミリムの「むしゃくしゃ」

魔王になる条件として、「負の要素」が必要ということでしょうか。

それにしてもこの経緯ですが、よく書籍やゲームに用いられる「堕天」「闇落ち」等を思い浮かべてしまいます。

最近のアニメだと、転スラと同時期に放映されていた「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」がそれに当たりますね。

ヒロインのベルゼブブは万魔殿パンデモニウムを統べる悪魔として登場しますが、彼女は元々上位天使の一人でした。

天界戦争によって魔界に堕とされ悪魔となった彼女は、ラミリスのいう正に「堕落」の一途を辿っていると言えないでしょうか。

…いえ決して、彼女がケサランパサランのモフ魅惑に落ちたとか、美味しい食べ物に目がないとか、それを「堕落」だなんて思ってません。思ってませんよ~。

妖精とお菓子

さてこのラミリス、大量のクッキーを与えられて機嫌がよくなります。

おっと、なんだかデジャヴな気持ち…

実は妖精の逸話があるイギリスや北欧等では、前述したピクシーや家事をしてくれる妖精・ブラウニーへ、パンやお菓子等をお礼として部屋の隅に置いておくという風習があります。

そういった意味では、ラミリスとお菓子という組み合わせは、ごくごく自然なものというわけですね。

ラミリスからの情報

ラミリス自身もそうですが、その彼女からもたらされた情報は非常に興味深いものばかりでした。

エレメンタルコロッサス

彼女が悪戯で差し向けたのは、エレメンタルコロッサスという巨大な兵器でした。

この兵器は、転スラ5話で登場した「魔装兵」の完成形であることが判明します。

転生したらスライムだった件 転スラ エレメンタルコロッサス 魔装兵 精霊魔導核 精霊工学

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会


出典:転生したらスライムだった件/3月5日放送/TOKYO MX

ちなみにですが当時のベスターが完成に至らなかった原因を、ラミリスはこう分析しています。

「あの計画は、精霊魔導核っていう心臓部を作れなくて失敗したんだよ。そもそもね、通常の鋼材で作ったって精霊力に耐えられるはずないのにねえ」

そしてラミリスは、その壊れた外殻を持ち帰って復元したとのことです。

考えてみれば彼女の住む「精霊の棲家」には、ヴェルドラが封印されていた洞窟と同じで「魔鉱石」がそこら中にあるようです。

材料も豊富で、精霊工学の知識も心得ており、なによりも妖精ということで時間はたっぷりあったラミリスだからこそ出来た芸当といえるでしょう。

ミリムの魔王行脚

ミリムは他の魔王へ会いに行くため、現在リムル達の元から去っています。

目的はテンペストに手を出さないよう他の魔王に釘を刺しに回る仕事をしてくるというもの。

既にラミリスとの話は終えて、別の場所へ行ってしまっているようです。

確かに仕事はしているみたいですが、本当はマブダチ自慢に回っているのが真の狙いかもしれませんね…

レオンについて

次に思いもよらなかったのが、レオンの情報。

シズを召喚した魔王である彼は、実は元々「勇者」であったことが判明します。

転生したらスライムだった件 転スラ レオン 召喚の儀

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出典:転生したらスライムだった件/2018年11月6日放送/BS11

ラミリスと同様堕落して魔王になったということですが、シズのことを踏まえるととても勇者であった面影は見当たりません。

もっとも勇者から魔王へ、180度方向転換してしまえるような出来事があったからこそなのかもしれませんが。

召喚する目的

またラミリスは、レオンの奇妙な行動にも言及します。

「そういやレオンちゃん、無茶なことも言ってたなあ。異世界から特定の人物を召喚してくれって」

つまりシズを召喚した際に「失敗」と見なしたのは、自分が呼び出したい相手ではなかったからというのがこの台詞から読み取れます。

彼がなんの意図をもって、そしてを呼び出そうとしているのか、それが今後の展開に少なからず影響を及ぼすのではないでしょうか。

精霊召喚

ラミリスの案内により、リムル達は「精霊の棲家」へと辿り着きます。

上位精霊を呼び出す方法として、彼女は以下の2つの方法を提示します。

「精霊の棲家」内にいる上位精霊を呼び出す

上位精霊の呼び出しは、当初からリムルが考えていた方法です。

ただし上位精霊は自我を持っているため、呼び出しに応じるかどうかはその精霊の気分に左右されるのだとか。

確かにシズに憑依したイフリートも、彼女の自由を奪うことが度々あった様子が描かれているので、そう簡単なことではないでしょう。

エネルギーを切り取って新たな上位精霊を生み出す

そのためもう一つ提示されたのが、新たな上位精霊を生み出す方法です。

エネルギー(おそらく魔素のこと)を切り取って行うもののようですが、これについては転スラ1話を思い出します。

転生したらスライムだった件 転スラ 魔素 魔物 生命の素 大賢者

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出典:転生したらスライムだった件/2018年10月2日放送/TOKYO MX

封印の洞窟で転生したリムルは、大賢者から「魔素=魔物を構成する生命の素」であるという説明を受けています。

精霊や妖精もまた、リムルのような魔物と同じか近い過程を辿るのだと思われます。

転スラ公式サイトからのお知らせ

それでは最後に、公式からのお知らせにも触れておきます。

「転生したらスライムだった件」は、次回の23話で最終回となります。

【3月11日(月)放送】 ●第23話(本編最終話)

【3月18日(月)放送】 ●第24話「外伝:黒と仮面」

原作・伏瀬先生書き下ろし!シズとディアブロの邂逅を描くオリジナルストーリー!!

【3月25日(月)放送】 ●閑話「ヴェルドラ日記」

引用:アニメ公式サイト「転生したらスライムだった件」より

スライムとして転生したリムルの物語は、ここで一つの区切りを迎えるようですね。

ただし24話と25話は外伝閑話ということなので、もうしばらくは転スラの世界を楽しめるのではないでしょうか。

転生したらスライムだった件(転スラ)22話の感想

ラミリスの登場によって、それぞれ解けた謎と、深まった謎が多く観られたお話でしたね。

彼女自身はその小さな身体に見合わず、なんだかパワフルです。

そしてクッキーを食べることに余念がありません…やっぱりデジャヴだ。

だけど精霊女王と呼ばれるだけあって、子供達への協力を約束してくれます。

それこそ前回のお姉さんのお祈りが効いたのかもですね。

さて、先でも触れましたが、「転生したらスライムだった件」、次回で本編最終回なのです…

今回はリムルが頑張りましたので、次は子供達がそれに応える番ですね!

それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

コメント

  1. 匿名 より:

    精霊の棲家
     一本道「に見える」・方向感覚を狂わせる
     つまり一本道ではなく分岐しています。
     例えば振り向けば来た道ではない別の道だけが見えたでしょう。
     真直ぐと思ったら曲がっていたという事もあるでしょう。
     「無限ループって怖くね?」って事ですね。

    “迷宮妖精(ラビリンス)”ラミリス
     ミリムがムシャクシャして世界を壊す勢いで暴れまわった時、最強最古の魔王と七日七晩戦いました。
     最古の魔王がミリムを殺さずに無力化しようとしたからなんですけどね。
     そのミリムの怒りを中和したのが精霊女王ですが、ミリムの邪悪な怒りにさらされて死んだら記憶を持って転生する妖精に堕落してしまいました。
     そのため最古の魔王はラミリスに負い目を持っており、リムルがラミリスを怒らせていたら最強最古の魔王にリムルは滅ぼされていたでしょう。危ない所でしたねw

    迷宮創造(チイサナセカイ)
     言葉通り扉の向こうにラミリスのセカイを創るスキルです。
     とんでもないぶっ壊れスキルで、セカイの法則がラミリスの思い通りになります。
     例えば「一階から降りたら五階だった」とか
     「ラミリスが創ったアイテムで迷宮を脱出できる。脱出地点から再開できる」とか
     「ラミリスの配下は死んでも所定の場所で復活する」とか
     ラミリス自身には影響しないのが弱点ですが、強い配下がいれば迷宮の中での防衛戦では最強になれます。
     問題点は強い配下がいないって所ですねw

     リムルが殺す気だと判断したのも死んでも生き返るからだったりします。
     精霊の守護巨像(エレメンタルコロッサス)は生物じゃないので生き返れません。
     また精霊の棲家から帰って来れないという話は中に入った人を世界のどこかに放り出していたからで、ラミリスが殺したわけではありません。放り出した後どうなったかは不明ですが。

    • さぷら より:

      コメントありがとうございます!

      「無限ループ」…それは怖い! 普通に怖い!
      法則無視の世界を構築できるというのはよくある「騙し絵」に近いですね。
      ああでもダンジョンみたいなものを作れるというのなら、訓練とか修行とかには打って付けのスキルですね!

      なるほどだからミリムの記憶が曖昧で、ラミリスはミリムに対してつっけんどんだったとw
      そんな事情だとまだ幼かったトレイニー達はわからない状態だったのも頷けます。
      そしてリムルはまた知らぬ間に綱渡りをさせられていたw
      …あれでも「あほの子」とか「お馬鹿さん」とかで十分怒っていたような?
      まあでも大量のクッキーでノーカンですかねw

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