ボンジョルノ(イタリア語で「こんにちは」)!
『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』担当のハレルヤです!
今回は第2話の解説と考察を行います。
主に、第2話で明らかにされたジョルノの過去について深く掘り探ろうと思います。
第2話で初めて放送されたOPとEDについても触れていますよ。
最後までどうぞよろしくお願いします。
なお、この記事には、原作漫画のネタバレがあります。
ネタバレをしたくない方はご注意くださいね。
それでは、まずは前回のお話を、軽くですが振り返ってみましょう。
主人公「ジョルノ・ジョバァーナ」は、イタリアの
ギャングの男「ルカ」は、ジョルノに空港でのアルバイトのショバ代について言いがかりをつけますが、ジョルノのスタンド能力により、返り討ちに合います。
その後、ルカをやった犯人を捜している男「ブチャラティ」(ルカと同じギャング組織に所属)がジョルノの前に現れました。
ルカを倒した犯人がジョルノだと確信したブチャラティは、組織のボスの命令により、ジョルノを始末するために襲い掛かってきて…。
ここで今回(第2話)に続きます。
解禁された主題歌について
第2話目にして、ようやくお待ちかねの主題歌が放送されました!
映像には本編に先駆けて物語の重要な役割である少女「トリッシュ」も登場してますね。
OP曲『Fighting Gold』
サビの部分でキャラクター達が次々とスタンドを繰り出すシーンがド派手で何回も見直してしまいますっ…!
キャラクター達にまとわりつくように現れる鎖が象徴的ですね…。
この鎖が曲のサビに入る際、ゴールド・エクスペリエンスの能力により植物に変化させられています。
曲の終わりの頃に再び鎖に戻りますが、その時にはほどけ落ちてしまっています。
その鎖の向こうを歩いて行くジョルノ達の姿は、まるで「運命という鎖を振り切ってこの先を進んで行く者達」を表現していると思いませんか!?
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この先OP曲は変わるの?
非常にかっこいいOP曲ですが、今後、変更されることはあるのでしょうか。
私の予想ですが…
この『黄金の風』には、まだまだ魅力的なキャラクター達や、物語のキーとなるものがこの先のお話の中で登場します。
それらがOPに盛り込まれていないのはとても勿体ない!
ですので、今後新たなキャラクター達やキーアイテムが登場するOP曲に変わることがあるかもしれませんね。
曲は変わらなくても、映像だけでも変更があるかもしれませんよ…?
(原作漫画から一つネタバレすると、ジョルノ達が移動に使う『亀』とか出て来て欲しいんですけどね)
ED曲『Freek’N You』
歌うのはJodeci(ジョデシィ)というアメリカのグループですね。
米国出身のソウル・ヴォーカル・グループ。K-Ci&Jojoのヘイリー兄弟を含む4人編成で1990年に活動開始。1991年に1stアルバム『フォーエヴァー・マイ・レイディ』を発表。このアルバムがR&B/ニュー・ジャック・スウィング・シーンで大きな注目を集めヒットを記録。メロウなサウンドとハイレベルなコーラス・ワークを駆使してブラック・コンテンポラリーの新潮流を生み出した。
引用:タワーレコードオンライン アーティスト詳細ページ
しっとりとした曲調は、毎回繰り広げられていく本編の熱い展開に一息つかせてくれそうです。
曲に合わせて踊っているかのようなキャラクター達の絵もいいですね…!
ED曲はこの先変わる?
ED曲は、今までのアニメ『ジョジョ』第4部までと同様なら変わらないでしょう。
ただし、今までは曲はそのままでも、物語が進むごとに映像に変化があったので、今回も追加されていく絵があるかもしれませんね。
ジョルノの過去!
第2話では、ジョルノの過去のことが原作漫画より詳細に描かれていました。
一例を挙げると、
・日本でジョルノが住んでいた家の様子
(玄関や部屋の中の様子まで見ることができました)
・ジョルノと義父になる男とのやり取り
(結婚式で共に写真を取る、パンを投げて与える)
・ジョルノをいじめる子供達
(水たまりに転ばせたり、「日本に帰れ」と罵る)
・ジョルノの恩人となるギャングの男の言動
…などです!
この中から特に気になる、「ジョルノの恩人のギャングの男」のことについて、解説と考察してみたいと思います!
ギャングの男の恩返し1:恩返しのワケ
出典:ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風/10月13日放送/BS11
ジョルノは幼い頃、敵から追われて逃げていたギャングの男をかくまってやりました。
そのことに深く感謝した男は、以後、遠くからジョルノを見守ることにします。
義父や悪ガキどもに手を回し、ジョルノに危害を加えないようにしたのです。
ギャングの男の恩返し2:オマケはチョコレート
今回のアニメオリジナルのシーンとして、ジョルノがジェラートのフレーバーをオマケしてもらう場面がありました。
これもギャングの男が店にそうするよう指示したのです。
ジョルノがオマケしてもらったのはチョコレートのジェラートでした。
出典:ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風/10月13日放送/BS11
顔を赤らめてジェラートを見つめるジョルノが可愛いです。
原作漫画にて、ジョルノはチョコレートが好きという設定がありますが、それはこのエピソードからきているものかもしれませんね。
ジェラート屋が快くジョルノにオマケをしたのは、「あの人(ギャングの男)には世話になっているからね」とのことです。
ギャングの男はジェラート屋にどんな世話をしたのでしょうかね?
裏社会を生きるギャングとジェラート屋さんってあんまり結びつかないイメージがあるのですが、お店の警護をしているとか…?
単純にギャングの男もジェラートが好きな常連のお客なのかもしれませんね(笑)
幼いジョルノが買いに来たこのジェラート屋は、第1話でもジョルノが来ていたお店と同じ所のように見えます。
思い出の場所として、15歳になったジョルノも同じ店で買い続けているのかもしれませんね。
ギャングの男の仕事
ジェラートのオマケの件に続き、第2話ではもうひとつアニメオリジナルのシーンがありました。
それは、ギャングの男が「仕事」をしているシーンです。
ある日、街でジョルノが発砲音のした方を見ると、あのギャングの男が部下と共に民家らしき所から出て来ました。
去って行くその男達を追って来たのは、ジョルノより少し年上っぽい少年でした。
少年は男に父親の命を奪われたのでした。
父の仇を討とうと、少年は銃を手にします。
男の部下も少年に抵抗するために、スーツから銃を取ろうとしますが、男にそれを止められます。
男は少年に父親を始末した理由を話し始めました。
少年の父は、「ルールを破って、女子供見境なく麻薬を売ったクズ」であったとのことです。
少年は男に引き金を引きますが、銃は発砲しませんでした。
「どうしてこの銃撃てないんだ?」と泣き崩れる少年を残して、男は去って行きました。
少年は男に向かって「お前だってクズじゃないか!」と言いましたが、ジョルノには男がクズとは微塵も思えませんでした。
発動しなかった少年の銃
ところで、どうして少年の銃は発砲しなかったんでしょうかね?
私の予想ですが、少年が手にしたのは、男が少年の父親を撃った銃で、その時に弾がなくなったから?
(少年は弾切れのことなど知らずに銃を取った)
それとも、もしかして男もスタンド使いか何かの類で、能力を発動させて発砲できないようにしたとか…?
もし男がスタンド使いなら、敵から逃げてた時にジョルノに助けてもらうまででもなく自力でなんとかしたでしょうから、本当に予測の範囲にすぎませんけどね…。
(敵から追われてた時は男にスタンド能力が目覚めてなかった可能性も考えられますが)
ジョルノの恩人の正体は?
さて、ジョルノが憧れを抱くことになるこの男の正体は一体誰なんでしょう?
原作漫画では名前が明かされることのなかった男ですが、漫画より詳しめに男のことが描かれたアニメの中にも、名前が出て来ることはありませんでした。
EDで表記されるキャストの欄に注目して見ると、男のことは、演じられた声優さんのお名前(
漫画ではジョルノの過去の話以降は出て来なかったギャングの男ですが、アニメでは是非また今後出てきて欲しいものですね。
(特にその男は命を落としたなどという説明もありませんでしたし…)
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風2話の感想
第1話でもそうでしたが、第2話でもアニメオリジナルシーンは豊富で、ジョルノ過去が詳しく描かれてましたね!
今回の記事で私が注目したのはジョルノの過去についてでしたが、第2話のもう一つの見所はジョルノとブチャラティの対決と、その決着でした。
ブチャラティが麻薬をやっていた少年に目を奪われて攻撃を止めていなければ、もしかしたら負けたのはジョルノの方だったかもしれないなんて…。
でも、麻薬の少年を見て心を痛めたように、ブチャラティは子供には優しいので、もしかしたら勝機があっても、その後ジョルノのことは見逃していたかもしれませんね。
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました!
都合によりジョジョの執筆はここで終えてしまいますが、機会があればまたお会いしましょう。
アリーヴェデルチ!