王様ゲーム The Animationがついに最終回を迎えました!
なかなか深く、好きなアニメだけに残念な気持ちでいっぱいなジャム君です。
前回は奈津子がゴールとなる
というところで終わっていましたね。
最終回となる12話は、この王様ゲームはどのような結末を迎えるのか、次の王様ゲームはどうなるのか、そんなことが描かれていますよ。
王様ゲームメールの正解?
王様ゲームのバグではないかと
伸明たちの間でも、何度か話題に挙がっていましたね。
これはかつて
それが莉愛が「王様ゲームのバグから生まれたもの」と指摘する要素でもあるわけです。
以前のゲームに参加した者として当然の結果とも言える気もしますが、奈津子もそれには気づいていたようです。
文字を合わせた結果
奈津子が以前のゲームで収集し持っていた文字と、伸明たちが収集し
それぞれを組み合わせると、1つのゲームでは意味がない文章でしたが、意味がある文章に変化しました。
出典:王様ゲーム/12月23日放送/TOKYO MX
それだけではなく、どのような仕組みになっていたのか、不思議と組み合わせて並べ替えた文字列まで変化したじゃないですか!
出典:王様ゲーム/12月23日放送/TOKYO MX
それにしてもバッテリー残り少ないですね。
ちゃんと携帯用の充電器持ち歩かないとダメですよ!
まあ今は関係ないですけど・・・
この文字が意味するところは伸明が語っていたとおり、その場で残っていた「伸明、奈津子、里緒菜」の誰も生き残れない。
伸明、奈津子、りおなの誰かが生き残ってしまったら、再びどこかのクラスで王様ゲームが行われる、ということを意味します。
以前もお話しましたが、やはりある学者が唱えたウイルス説が正しいのであれば、こんな仮説が成り立ちます。
出典:王様ゲーム/12月23日放送/TOKYO MX
それはコンピューターウイルス以前に、風邪や遺伝により伝染するウイルスであり、そのウイルスをこの世から消し去るためには、感染者が命を落とすしかない、というものです。
同時に手紙ではなくインターネットを介し王様ゲームが行われるようになってしまったことにより、バグとして1文字メールが送信されるようになってしまったのでしょう。
この王様ゲームで定義されるウイルスには2種類あり、人々に伝染するウイルスとコンピューターのバグとしてのウイルスがあると考えられます。
りおなが海へ入っていったわけとは
最終的に今回の王様ゲームの勝者となり得ることができたのが里緒菜ですが、伸明が奈津子にやられ、最後は伸明を引っ張りながら海へ入っていってしまいました。
出典:王様ゲーム/12月23日放送/TOKYO MX
果たしてりおなのこの行動は何を意味しているのか。
これは複数考える余地がありそうです。
ちなみに王様ゲームの最終回である12話を見ていればわかるとおり、鵺ヶ首頂上の揉め事で生き残ったのは里緒菜だけです。
実は・・・みたいな裏設定がなければですが。
りおなは服従しなかった
伸明たちのクラスに送られてきた最後の王様ゲームのメールに書かれていたのは、まるでプラモデルのように人間で1つの人間を組み立てること。
どこから持ってきたのか奈津子は「男になる」という希望をいだいていた遼にチェーンソーを渡したのですが、その争いが原因でりおなから攻撃を受ける羽目に。
その争いの中で伸明は命を落としたわけですが、里緒菜だけでなく奈津子も伸明が好きだったってオチなわけで。
こんなクリスマスシーズンに、リア充しやがって!
それは置いておいて、りおなが王様ゲームのメールに服従し服従確認のメールを受け取った描写がないんですよね。
ということは、里緒菜は生きていますので、「己で己の体を」というメールには服従しなかったと考えられます。
少なくとも、海へ入っていく描写の時点ではね。
よってりおなは罰を受ける対象であり、もしくは自らの体でほとんどの部分を組み立てる対象となりますので、どちらも嫌であるため自ら好きな伸明と一緒に海へ入っていったと考えるのが妥当でしょう。
より正しく表現するのであれば、里緒菜は服従したくてもできなかったのです。
最低2人生き残っていれば、自らセットしたチェーンソーで自動的に各部位を切り落とすよう仕向けることで、「己で己の」という制限は回避できるかもしれません。
事実、遼は奈津子に半強制的に手を貸されましたが、別に王様からメールは届いていません。
すでになくなっている仲間の体を使うことができるのならば里緒菜1人でも命令は実行可能なのですが、「胴体」を差し出すことは人間業では不可能なのです。
先に腕がなくなっているのでチェーンソーは使えませんし、先に頭部を差し出していたらすでに命はありません。
つまりトラップで1人が犠牲になるだけでパーツを揃えることが可能になったとしても、あと1人パーツを組み立てる人間がいないと、この命令は遂行不可能なわけです。
りおなはウイルス撲滅を図った
りおなは先述のとおり、罰を受けるか、自らの体でほとんどの部分を組み立てる対象です。
王様ゲームを正式に終わらせるのであれば、そうするしか方法はありません。
ですが王様ゲームの参加者が全員いなくなってしまえば話は別。
参加者がいないのであれば王様がどんな命令を出しても罰を受ける対象もいなければ、命令を実行する対象も存在しません。
そのため王様ゲームは強制終了されると考えられます。
里緒菜は罰を受ける覚悟も、命令を実行する勇気もなかったのですが、ウイルス撲滅のため自らの命を捧げるという選択をしたと考えることもできます。
りおなは生きる希望を見失った
王様ゲームの中盤からわかってきていたことですが、罰はなにも命を落とすだけでなく目が見えなくなるような生きる希望を失わせることもあります。
今回王様から出されたメールの内容は、最低でも2人は生きており、1人が犠牲とならなければ実行不可能な内容。
つまり残り1人になった段階で命令に違反したこととなり、りおなは罰を受けたとも考えられるのです。
だから服従確認の描写がなされない、となれば筋はとおりますね。
ただこの考察を成立させる上での問題点は、里緒菜が海に入るまでに結構自由に行動しているところでしょうか。
たまたまその罰の規制が緩かったとも考えられなくはないのですが、ちょっと難しい気もします。
伝播する王様ゲーム
伸明たちのクラスでの王様ゲームが終了し、一件落着に思えた王様ゲーム。
だったのですが、Cパートに何やら不穏な空気が。
出典:王様ゲーム/12月23日放送/TOKYO MX
SUB:王様ゲーム
またですか。
またあなたですか!
これは
ネット+風邪菌+遺伝
レベルで感染してくるウイルスなのだとしたら、ネット社会の現代では逃げるのは困難かもしれませんね。
王様ゲームの王様?
今回の最終回にしても王様が誰かは明かされなかったのですが、ジャム君がここまでの情報で考察した結果、王様なんじゃないかと疑わしい人物が浮上しました!
それが奈津子と智恵美の父親。
なぜ王様でないかと怪しむかというと、伸明たちが夜鳴村に行った時に伸明がノートを拾っていましたが、1回だけでなく彼は複数回の王様ゲームを体験し、かつ脱落者へ「1文字がない」ゲームと「1文字がある」ゲームを体験しています。
さらに奈津子と智恵美へ遺伝させるか直接ウイルスに感染させるかし世に出せば、あっという間に2人の王様ゲームの起点が出来上がります。
アニメでは答えが明かされなかったので、本当の答えを知りたいのであれば小説を最初からお楽しみください、というのが正直なところですが、ジャム君の予想としてはやはり父親説ですかね。
新たな王様候補?
まったくの偶然か、実は関わりがあったのか。
王様ゲームの放送も終わってから、新たな王様候補が浮上してきました。
それがカイジに登場する帝愛グループ!
王様からの司令にあったメールにある内容は、あまりにひどいものが多すぎます。
中でも伸明たちのクラスに送られてきていたメールは、回避策が有効であり、かつうまくいかない限り、絶対に生き残ることができない内容になっていました。
そんな内容の司令が、実は帝愛グループの会議ではすでに候補のひとつとしてあがっていたのです。
まったくの偶然ということも考えられるのですが、もしかすると王様は、帝愛グループの息がかかった誰かなのかもしれません。
特に会議に出席していた人物たちは、怪しさ満点ですね。
王様ゲーム12話(最終回)の感想
終わっちゃったよ、ついに終わっちゃったよ!
ネット上でも好き嫌いが分かれていた王様ゲーム The Animationなのですが、ジャム君は1話から楽しく最終回まで見られましたね。
伸明か奈津子が生き残るのかと思ったら、意外にも里緒菜が最後に残っていたので、なかなか考察のやりがいもありました!
王様ゲームは終わってしまいましたが、まだジャム君担当の作品は残っていますし、発信予定の2018年冬アニメも決まってきておりますので、これからもよろしくお願いします!
コメント
人の体で人形を作るのは不可能なんです。
首を切れば命ないですし両手を切れば刃物を持てません。
胴体が作れないんです。
なので最終的に全員なくなります。
そうですね。
里緒菜は服従しなかったのではなく、したくてもできなかった、というのが真実ですね。
複数名生き残っていれば誰かを犠牲にできたのですが、自分の体を切断して組み立てる人間が里緒菜1人ではどうしようもありませんね。
そう考えていくと、りおなは服従したくてもできず、生きる希望を失った末に、好意を抱いていた伸明を抱えて心中したという感じなのでしょうか。