転スラ日記3話の放送日が、今週もあっという間にやってきました。
転スラ日記担当のジャム君です。
さて、前回の転スラ日記では、シオンにリムルが納豆を「腐った豆」と紹介したため、「リムルさまはくさったものが好き」という誤解を受けたり、ゴブタの対ガビル戦へのご褒美が鍬だったり、ゴブタ似のカカシがカラスにボロボロにされたり、笑える不幸が降り注ぐテンペストを見ることができました。
まあ、シオンの料理を食わされるリムルが一番命の危機にあるだけで、ゴブタなんかは自業自得で不幸になっている面も強そうでしたけど。
そして転スラ日記3話ですが、前回聞いていた「ジュラの夏」というサブタイトルから水着回だと思っていたのに、カブトムシ派の虫取り少年みたいじゃねーかっ!
ゴブタたちに翻弄され、ビッチョビチョなリムルや、シオンとシュナにスリスリされるリムルなど、暑いながらもリムルとともに幸せそうに生きるテンペスト住民は楽しそうですね。
そんなアニメ転スラ日記3話の考察、張り切っていってみましょう!
見た目はスライム、頭脳は子ども その名はリムル!
見た目は愛くるしいと評判のスライムですが、転スラ日記3話ではその頭脳は子どもなのではないかと、疑いの眼差しを向けざるを得ないリムル=テンペスト。
見た目と言っても、スライム形態だったり人間形態だったり、形が定まらないところも擬態が使えるリムルっぽくていいんですけどね。
ただ、前世はサラリーマンをやるほどの年齢だったのに、いささか子どもっぽい言動をしていたのも気になるのが、転スラ日記3話でした。
カブトムシ派? クワガタ派?
「夏といえば夏休み、虫捕りに行こうぜ虫!」的なノリでゴブタたちを引き連れ、カブトムシを捕まえに行くことにしたリムルたち御一行。
うん、カブトムシを捕まえに行った子どものころの記憶はジャム君にもありますが、いい歳こいたオッサンになった現在、自ら指揮をとりカブトムシを捕まえに行くかというと、行くわけがないです。
子どもの世話だったり、虫捕りに行く事情があるなら別ですが、オッサンが虫取り網持って練り歩いていたら、職質ものですからね(爆)
リムルが虫取りに興じられるのも、ひとえに「人型のときには美少年(美少女)」だからでしょう。
違和感はありません。外見だけだと……
スライムは無性なので、実際には美少年にも美少女にもなれませんが。
その外見に反して、リムルの中身もいい歳こいたオッサンですので、いくら娯楽が少ない世界とはいえ虫取り少年になるとは思ってもいませんでしたが、転スラ日記3話では見事な虫取り少年っぷりが笑えます。
\クワガタ派ぁ?/
出典:転スラ日記/4月20日放送/TOKYO MX
リムルはカブトムシ派のようですが、ゴブタたちがカブトムシ捕りに乗り気でなかったのは、リムルが懸念した「クワガタ派」だったからではなく、単に「カブトムシ(もどき)が巨大で恐ろしい」からだったわけですね。
絵に描いて見せて「カブトムシ」と話しゴブタたちを連れてきたリムルでしたが、「カブトムシ」と呼ばれる生物かすら疑問ではあります。
出典:転スラ日記/4月20日放送/TOKYO MX
巨大でゴブタを余裕で吹っ飛ばせるほどの強さ、というのも怖いですが、角がなかったら巨大ゴキブリなんじゃないかと思うほどキモい……
ジュラの森の生態系でも、結構強い部類にいる虫なんじゃないでしょうかね。
時系列的に、もう少しあとに出てくるナイトスパイダーも余裕で倒せるほどに成長しているゴブタのことですから、虫取り網なんてなめた装備じゃなければ、現時点でも負けはしなかった気はしますが。
無性なのを忘れる可愛さを持つリムル
「スライムは無性」を強調させてもらいたいですが、無性なのを忘れるほど見た目がかわいいのが人型のリムルのいいところですね。
出典:転スラ日記/4月20日放送/TOKYO MX
ビッショビショなリムルというのも、これはこれで悪くない気分。
転スラ日記3話の見せ場でもありますかね。
ただ、やられたらやり返す性分なリムルの大人げないところは、水鉄砲を使わず口から水を出してしまうところでしょうか。
出典:転スラ日記/4月20日放送/TOKYO MX
「すまん」で済んだら警察はいらないんじゃ!
と叫びたくなるくらい大人げない。
見た目相応の年齢ならともかく、前世の記憶や精神を引き継いでいるんですから、確実にオッサンですし。
でも、この異世界的な年齢水準で言ったら、リムルの前世を含めても、まだまだガキなんでしょうね。
特にハクロウなんて、名付けをしてもらい若返ったのに、ロマンスグレーだと思われるほどの初老に見えていますし、トレイニーさんは確実に中身は婆さまですし、ミリムだって1,000歳くらいはいっていそうなロリBBAですから。
50歳にも満たないリムルが少年ぽい遊びをして過ごすのも、この世界じゃふつうの価値観なのかもしれません。
大人な一面も覗かせるリムル
転スラ日記3話では、頭脳まで子どもっぽい言動をしていたですが、大人な一面ものぞかせてくれました。
やっぱり前世の記憶を引き継いでいるだけあって、精神年齢はそれなりに高そうでもあります。
スナック樹羅でのリムル
トレイニーさんが、いつの間にやらママを務めていたスナック樹羅に、リムルは顔を出していましたね。
しかも、トレイニーさんが差し出しているのは、テンペスト・ブルーと呼ばれている飲み物。
出典:転スラ日記/4月20日放送/TOKYO MX
カクテルっぽくて、いかにも大人な空間!
なのですが、リムルのテンペスト・ブルーの飲み方を見ると、アルコールの代わりに涼しげなハーブを入れたハッカみたいな味だそうですし、ジュースを飲んでいるガキにも見えてしまいます。
ただそんなお気楽そうなリムルも、スナック樹羅がもともとは「スナックゴブリナ」の予定だったという統治者的な話題も振っていますし、見た目がなんであろうと、テンペスト住民に良い暮らしをさせてあげたいという気遣いを感じさせますね。
政治的なことも忘れてません
スナック樹羅にいながらも、酷暑という政治的な課題のことも忘れてはいなかったリムル。
水飲み鳥が、いい味を出してくれています。
出典:転スラ日記/4月20日放送/TOKYO MX
というか、水飲み鳥もリムル考案で、カイジンたちの工房なんかで作られたりしたんでしょうか。
それとも、他国からの輸入品かな?
いずれにせよ、こんな優雅そうにバーを訪ねてきていても、酷暑のことを忘れて息抜きしているわけでなく、ドライアドのトレイニーさんに相談がてらテンペスト・ブルーを振る舞われていたと考えたほうが自然でしょうね。
リムルが国民のことを思う気持ちが、転スラ日記3話を見ていてもかなり伝わってくるというのは、テンペストに住む民からすれば、良い君主を持てたように思えます。
ひんやり水まくらってどういう原理?
転スラ日記3話で気になったことと言えば、シオンとシュナを甘やかして「ひんやり水まくら」にされていたリムル。
出典:転スラ日記/4月20日放送/TOKYO MX
2人に抱きつかれ、ぬるくなってきていたリムルが、どうやって再び冷たくなっていったのでしょうか。
ためておいた水を循環させた?
リムルが捕食し体内に溜め込んである水を体内に循環させることにより、熱を発散させていたという原理はどうでしょうか。
ドラクエのようなRPGゲームの序盤に出てくる、水色の雑魚スライムって、いかにも「無属性」という感じがしますが、今期放送されている「スライム倒して300年」に出てくるスライムの精霊姉妹って、「水属性」の精霊に分類されているんですよね。
なんでも、スライムの体のほどんどが水で構成されているとか。
転スラの世界でも同じような理屈だとすると、リムルの体を構成している大部分が水分で、温まった水を交換するかのように捕食してあった水を循環させることも容易に思えます。
水を溜め込むことができるリムルだからこそできる技で、そこいらの雑魚スライムでは実現不可能そうですが、リムルのスキルをもってすれば不可能でもない気がしてきます。
汗を使って体温を下げた?
実際に暑くて汗を出したのではなく、これも体内に溜め込んでいる水を汗のように使うことで、リムル自身の体温を下げて冷たく感じさせたというのはどうでしょう。
人間でも発汗することで皮膚の上で汗を蒸発させ、気化熱によって体温を下げています。
スライムとなっても、体内の水分を至るところから出し汗に見立てることで気化熱を生み、体温を下げることも、原理的には可能そうです。
まあ、リムルだから可能そうなだけであり、雑魚のスライムはふつうに汗をかくことすらなさそうですけどね。
単なる大賢者頼み?
大賢者に、リムルが嘘をついているのがバレバレだった転スラ日記3話ですが、その大賢者に「体を冷やす方法」を勝手に実行してもらったという可能性もあります。
出典:転スラ日記/4月20日放送/TOKYO MX
オークディザスターとの戦いでも「オートバトルモード」で活躍していた大賢者ですし、転スラ日記3話でも「森林開拓の自然への影響」を大賢者に頼んで調べてもらっていましたし、ひんやり水まくらモードも大賢者頼みでもおかしくなさそうです。
今回はツッコミ役もこなすような大賢者でしたが、いつもどおりの淡白な受け答えでしたし、呆れられてはいない……はず。
セーフじゃないよアウトだよ!
汗をダラダラかきつつも仕事に勤しんでいたリグルドでしたが、酷暑の原因が「森林開拓」かもしれないと聞き、慌てふためいているのも転スラ日記3話の見どころでしたね。
\セーフです、セーフ!/
出典:転スラ日記/4月20日放送/TOKYO MX
いやいや、守り神に罪を着せるってどうなのよ、リグルド!
暑さよりも、その信仰心こそアウトだよ!!
リムルに捕食されている当のヴェルドラは気にしていませんでしたが、ヴェルドラだって酷暑の責任は負っていないでしょう。
むしろ、ヴェルドラ消失で気温が上昇しているのならば、もっと前からドライアドのトレイニーさんたちが慌てるはずです。
ドライアドとして慌てることなく、暑い夏もあれば涼しい夏があるのも自然といったことを語っていたのですから、ヴェルドラも森林開拓も、今回の猛暑には関係ないと思われます。
森林開拓の影響だけでここまでの暑さになるようならば、ドライアドとして止めに入るか忠告くらいはしてくるでしょうし、ヴェルドラが原因ならば封印される前は同じようにクソ暑い夏だったはずです。
ヴェルドラが封印されて涼しい夏が訪れるようになったならば、ジュラの森の住民たちにはもちろん、人間の国家にも相応の逸話として残っていると思われますので、リグルドが知らないレベルの暑さということは、ヴェルドラなんてそもそも無関係ということですよね。
転スラ日記(アニメ)3話の感想【転生したらスライムだった件】
アニメ転スラ日記3話では、少年の心を持ったリムルと、それにつきあわされるゴブタたちのハチャメチャ感が笑えました。
転スラ本編でなく、転スラ日記だからこそ描ける日常ってやつですね。
しかもエンディングが「カモナ・テンペスト」ではなく「おやすみオレンジ」に変わっていましたし、交互にエンディングテーマ曲として使われるのでしょうか。
次回は「水着で一日」ということで、今度こそ水着回ですよね!
いやー、みんなどんな水着を着てきてくれるのか、今から楽しみが止まりませんね。
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露骨な宣伝入れるなって?
だって、次回の水着回楽しみなんだもん!
そんなことを心に秘めずオープンにしながら、次週も楽しみにしています!
コメント
野良スライムについては何もなしですか?
転スラ関係ではわりと衝撃的な描写だと思いましたが
Cパートにあった野良スライムの話題も入れてもよかったのですが、ちょっと長くなるかなぁと思いましてカットしました。
ただ、ふだんはあまりスライムがいないのか、テンペスト住民の強さが恐ろしくて出てこられないのか、大量のスライムがいるのは珍しい光景でしたね。
リグルドの「セーフセーフ」について
実際、守り神が消えたから異常気象になったという考え方はごく自然だと思いますよ
罪を着せる云々ではなく信仰心があるからこそ恐れ敬うものですから
当然ありえる事としてと、リムルがいらぬ心配をしないように配慮しての言葉でもあるでしょうね
…というか「セーフ」のジェスチャーを理解してるのか
確かに、守り神として崇めているヴェルドラが消えたあとに、今までにない暑さを体験していると、「守り神が消えたから異常気象に見舞われた」と感じてもおかしくありませんね。
実際リグルドの発言は、リムルを心配させぬための発言だったと思います。
リグルドはヴェルドラの像の前で拝んでいましたので「信仰心」はあり畏れ敬う存在なのも事実ですが、結果的にリムルを心配させないためとはいえ、遠回しに「ヴェルドラのせい」にしてしまったのも事実な気がします。
それこそが畏れ敬う存在の証でもあるのですが、ヴェルドラの話をするときにリグルドが小声で「神様のなされたことですから……セーフセーフ」のくだりは、ヴェルドラには聞かれたくなかった都合の悪い話とも取れる言動ですね。
もちろん、リムル以外のテンペスト住民がたまたま近くで聞いてしまっているとも限らないので、小声でリムルの責任のなさを訴えかけたとも取れますが。
信仰する神と、数々の助力をしてくれている主を持つ、板挟み状態のリグルドだからこその発言かもしれませんね。
セーフのジェスチャーは、人間形態のリムルが使っているのを見て覚えたのかもしれません。
風鈴やこたつも出てきましたし、転生前の文化や知識を伝える過程で、ついついリムルが使ってしまっているものが、この異世界にも根付いてきている可能性はありそうです。
ヴァルドラに関して言えば、彼が神として信仰されているとは言え……
それは祟り神を祭り上げるのに似た所がある感じがします。
リムルと会う前のヴェルドラは、暇潰しに国や都市を滅ぼしたりする存在だったみたいですし……(しかも、世界最強の一角なので、掣肘できる存在が数える程もいない)
現在はリムルの町づくりを見て反省してるみたいですが……
もともと、危険な存在として封印されていたわけですからね。
不興を買ったら、小さな村など簡単に吹き飛ばされそうですし。
転スラでは野良スライムは普通の魔物とは逆に魔素の多い場所ではおとなしく魔素が少ない場所で狂暴になります。
スライムにとっては魔素も食事なので魔素が少ない場所では飢えているからだとか。
首都リムルでは下水道の終点でスライムを飼っていて汚水を浄化しているらしい。
なるほど。
魔素の多いヴェルドラがいた洞窟なんかでは、スライムが発生したとしてもおとなしいスライムになっちゃうわけですね。
リムルとは格が違うスライムと言えども、大きなくくりでは同じスライムなのに下水道の処理係だなんて、知性がないと大変!
名付けされて進化を遂げたら、反乱でも起こされそうな展開に思えてしまいます。
野良スライムは公式でFランク(戦闘能力なし)に分類されてましたが
凶暴になるとどんなものなんでしょうかね
犬猫くらいかな?
あれだけ大量にいるとそれだけで脅威ですが
そうですね、どんな攻撃をしてくるのかにも左右されるでしょうか。
単なる体当たり程度なら雑魚のままな気がしますが、顔にへばりついて窒息を狙ってくるようだと、攻撃手段としては凶悪度が増しますね。
ただ通常のスライムは思考をせず、単純に生きていそうですので、生物の弱点など狙わず体当たりの頻度が増すとかですかね。
数で圧倒されるのは、オークたちのように恐ろしい面もありますが、オークよりも圧倒的に思考力がないと、宝の持ち腐れな気もします。
野良スライムは転生したばかりのリムルと同じく触覚しかないでしょうからね。
闇雲に動いて偶然接触したものを捕食する程度でしょう。
体当たりや顔にへばりつく等は見えてないので偶然そうなるくらい?
狂暴になっても見えてないので動きが早くなって移動先が予測困難になるとか、接触したものを何でも捕食しようとするとか?
日記の原作漫画(アニメ三話の一年後)では野良スライムが町の中に入り込むという被害?がありましたが
やっぱり魔物がたくさんいて魔素が豊富なので引き寄せられてるのかな?
新たに街の掃除屋(天然ルンバ)として仲間になったようですが
野良スライムの考察が見たかった
申し訳ないです。
Cパートとして見ていないわけではないので、別途記事にするか、次回大きくはなくとも触れる機会があるかもしれません。
リムルマジで可愛い♡
無性でも愛せます!