転スラ日記2話の放送日もあっという間に訪れましたね。
今週もジャム君が、転スラ日記の世界を楽しく考察していければと思います。
さて、前回はテンペストで使われているのが理由もあって日本語に見えていたり、異種族どうしでラブコメが始まりそうだったり、転スラ本編ではなかなか見ることのできないテンペストの様子を楽しませてもらいました。
ジャム君はというと、オープニングテーマ曲になっている「Brand new diary」を、毎日欠かさず聞いていましたよ!
「Brand new diary」のトラックダウン前後をYouTubeで比較している企画があるので、それを聞いてみるのも面白いかもしれません。
音の調整のこと。動画の中で専門家の解説も聞けます。
そして転スラ日記2話では、仕事が休みで暇になり、貧乏ゆすりまで始めるリムルのもとに舞い込む畑仕事のお話。
トレイニーさんは誘い忘れてしまいましたが、収穫時の話も転スラ日記に出てくるのかな?
そんな、まったり生活を送るテンペスト住民たちが見られる転スラ日記2話も、楽しんで考察していきましょう!
リムルは社畜だったのか
転スラ日記2話では、久しぶりに仕事もなく休みをもらうことになったリムルですが、結局一人でソワソワと暇つぶしをするも、全然時間をつぶすことはできていませんでしたね。
今期アニメで社畜と言えば、「スライム倒して300年」の高原の魔女・アズサの転生前の人生なわけですが、リムルもそれほど前世で社畜として生きてきたのでしょうか。
ゼネコン勤務ながら社畜ではない
リムルは前世の「三上 悟」時代、ゼネコンでサラリーマンとして勤務していました。
一言でゼネコンというとブラックなイメージがあるかもしれませんが、少なくともリムル(三上)が務めていた会社はブラックではなく、リムル(三上)も社畜ではなかったと考えられます。
その理由として挙げられるのが、三上の後輩である田村と、転スラ1話で刺される前に田村に紹介された沢渡美穂の存在です。
出典:転生したらスライムだった件/2018年10月2日放送/TOKYO MX
田村は三上に、同僚の沢渡さんを彼女として紹介し、結婚の相談をしようとしていました。
もしブラック企業なのであれば、社内恋愛などしている余裕はないはずです。
転生してからもゼネコン勤務時代の知識を活かすため、「ゼネコン」という言葉が転スラのアニメ中に何度か登場しましたが、ゼネコンというのは「土木・建築工事を一括して請け負う大手の総合建設業者」のこと。
大手企業のサラリーマンで、ある程度部下も持つ中間管理職(とまで行くかはわかりませんが)な三上でしたが、決してブラックなゼネコン勤務ではなかったと言えるでしょう。
もちろん、会社員ですし、一番下っ端でもない部下を持つ身で面倒見のいい性格でしたので、社畜とまではいかずとも、多少はムリな働き方をしていた時期はあったかもしれません。
何がリムルを仕事に駆り立てるのか
前世が社畜でもなかったリムルは、転スラ日記2話に出てきたように、何をそこまで仕事に駆り立てているのでしょう。
出典:転スラ日記/4月13日放送/TOKYO MX
その答えはごく単純に、テンペストでは仕事以外にやることがあまりないことだと思われます。
今回も、せっかく仕事がなくゆっくりできる日ができたというのに、リムル一人では暇つぶしもまともにできませんでした。
貧乏ゆすりまで始めて、時間を潰す始末です。
サボっていたゴブタと街で買い食いもしていましたが、サボっていたゴブタのことをリグルにハクロウまで探しに来て、結局は日が高いまま。
前世では、家にパソコンがあり、一通りの有名マンガもたしなみ、休日も不自由なく過ごせたことでしょうが、テンペストには現状これといって暇つぶしとなるものがほとんどありません。
リムルが仕事に精を出していたのだって、招き入れた魔物たちを苦しませないためでもありますが、リムル自身が楽しむ・ラクをするためというのが大きな理由です。
この異世界で仕事に楽しみを見出していたからこそ、リムルは働かずにはいられないわけですね。
下手をすると、過労死して再転生なんて展開になるかもしれませんので、仕事もほどほどに休暇を楽しめる日が訪れてほしいと思います。
納豆の話題から腐ったシオンの料理へ?
転スラ日記2話では、せっかくのお休みのはずだったのに、畑仕事をすることにしたリムル。
そんな中、大豆を植えようと準備していたところに、不思議そうにしていたシオンがやってきていましたね。
納豆の話題なんて振って、リムルの死亡フラグでなければいいのですが、大丈夫でしょうか……
納豆のイメージはシオンには伝わらず
日本人にはおなじみ「納豆」ですが、異世界にはないのか、シオンも「ナットー?」といった微妙な反応。
腐った豆!
\シオン食えよ~美味いぞ~~/
出典:転スラ日記/4月13日放送/TOKYO MX
まあ、現実世界でも「納豆」の文化は、あまり外国でも浸透していないですからね。
臭い以上に、発酵することによる粘り気が「腐っている」という恐怖心を煽り、外国では受け入れられにくいようです。
そもそもリムルは、「簡単に言えば、腐った豆」と納豆のことを紹介してしまいましたし、リムルが腐敗物を摂取するとシオンの誤解を受けても仕方のないことのように思えます。
当然、転スラ日記2話でもリムルは「発酵」だと訂正していましたが、異世界に発酵食品自体、ほとんどない気がします。
一応テンペストにも紅茶やお酒はありますので、発酵の概念はあるとは思うんですけどね。
リムルが「リムルさまはくさったものが好き」とメモするシオンへストップをかけるように、訂正して「発酵」だと強調していましたので、シオンでも聞いたことくらいはある概念なのでしょう。
腐ったものよりシオンの料理のほうがヤバい
「腐ったものを食卓いっぱい漁ってきますので」なんて言われてしまい、冷や汗ダラダラのリムル。
\漁ってきますので/
出典:転スラ日記/4月13日放送/TOKYO MX
ただ、リムルにとっては冷や汗が止まらないシオンの言葉ですが、よく考えてみれば、劇薬のシオンの手料理を食べるより、もともと腐っているものを並べられるだけのほうが、身の安全は保たれるのではないでしょうか。
シオンの料理は、はっきり言って毒。ゴブタが毒耐性を手にするほど。
腐っているものも人間が食べるのならば危険ですが、もともと食事を必要としないスライムのリムルが食べるのであれば、「大賢者」と「捕食者」のスキルもありますから、腐ったものくらいならば有害部分を隔離して平気な気もします。
さすがにシオンの手料理(劇薬)ともなると、ゴブタを犠牲にしたときのように、大賢者すら食べるのを推奨しなかったわけですから、ポックリあの世に行く可能性も否定できません。
人間の姿になると味覚もあり、腐ったものは食べたくありませんが、スライムの姿ならば味覚はありませんし、テーブルに置かれたものをよく見なければ、精神的にも大丈夫なんじゃないですかね。
シオンの手料理は、スキルを得て上達したあとに食べさせてもらいましょう!
ムンクの叫びをする羽目になったゴブタのカカシ
カラス避けになっていない平凡なカカシを見て、ゴブタ風にアレンジしてカラスに挑んだ転スラ日記2話のゴブタ。
ものの見事にカラスに敗れ、ムンクの叫び状態の顔をすることになってしまったゴブタですが、そこまでカラスに襲われそうなカカシなのでしょうかね。
見ているだけで心が折れる
転スラ日記2話に出てきたゴブタの表情は、見ているだけで心が折られる顔でした。
出典:転スラ日記/4月13日放送/TOKYO MX
ゴブタの姿をしたカカシが、カラスに酷く襲われる様子を目撃してしまったわけですが、転スラ本編ではなかなかお目にかかれないコミカルな顔ですよね。
そりゃ、自分の姿をしたカカシが、目の前でカラスにボロボロにされたら悲しくなりますが、別にジャム君の姿をしたカカシが同じ目に遭っても、ここまでの悲壮感は漂わせません。
ゴブタの心がここまで折れてしまうのには、それなりの理由があるはずです。
ゴブタはカラスに弱者と思われた?
カラスも動物ですので、明らかに格上の動物(魔物)には襲いかかることはしないでしょう。
もちろん例外もあり、身を守るためや縄張りを守るためなど、どうしても戦わねばならないときには格上だろうと戦うのが自然の掟。
ゴブタのカカシの場合、単に「カカシだったから」というのも理由となりそうですが、ゴブタの姿にさせた途端、ふつうのカカシは無事だったのにボロボロにされたのを見ると、カラスにゴブタは格下だと思われた可能性が高いです。
だからこそ、ゴブタもあそこまで驚き、そしてボロボロにされたカカシを見て落ち込んでいたのでしょう。
自分の姿にさせた途端、カカシ本体側に襲いかかられたわけですからね。
この分だと、カカシではなく、ゴブタ本人もカラスに追いかけ回される未来が見えてきます。
ゴブタは、やるときはやる男ですので、たとえそうなったとしても、ハクロウからカラス程度追い返せるだけの技を身につけ、撃退できると思いますけどね。
転スラ日記(アニメ)2話の感想【転生したらスライムだった件】
いやー、転スラ日記2話も面白かった!
特に、納豆のくだりとゴブタのカカシのくだり。あと、シュナに家から追い出されてるベニマルとか。
動画配信サービスで転スラ日記も配信され始めてますので、動画配信サービス未登録の方は、初回無料期間だけでも登録してみて、使い勝手を確認するといいと思いますよ。
転スラ日記を最後までや、来期放送の転スラ2期の第2部も続けて見たいならば、継続登録して待機ですね。
それにしても、シオンの料理はどうにかならないものか。
本当に、リムルの口から「腐ったものを食べたほうがマシ」なんて言われないよう、毒々しい料理だけは卒業してもらいたいです。
次回は「ジュラの夏」ということで、水着回になるのかな?
みんながどんな水着を着てくるのか、楽しみにできそうですね!
それでは、また次週!
コメント
今回も登場したリリナさん……
元々は一期序盤のドワーフ王国から帰国した際に、リムル達の村に身を寄せたゴブリン達を率いていた四人の族長の一人らしいですね。
後にリグルドさんは魔国連邦の宰相的ポジションになる訳ですが、リリナさんも農水大臣的ポジションになっていくみたいです。(他の元族長ゴブリン氏も法務大臣等の要職を担う様です。)
アニメ本編では出番がなかっただけに、ここで紹介されてて興味深いですよね。
リムルにお仕事押し付け…いえいえ、お仕事の報告に来たリリナさんですね!
なるほど、族長の一人で、今後さらに出世コースを歩み続けるんですか。
転スラ本編では見られない日常が見られるのが転スラ日記のいいところですから、畑仕事ハブられて涙目のトレイニーさんみたいに、いろいろと紹介があるとさらに楽しみが増すね~
腐った物が好きのシオンは漫画では腐女子的な描写だったのですが、アニメでは健全になりましたねw
あー、腐女子も「BL好き」という腐った(本人に言ったら失礼ですが)と表現されることがありますね。
あくまでも「者」であって「物」ではないので手が加えられたり、電波に乗せて納豆と同列にして笑いにするのは単純に腐女子視聴者に失礼だと、変更が加えられたのかもしれませんね。
実際にはベニマル×ソウエイとか、ソーカすらも考えているかもしれませんし、テンペストにも腐女子文化が芽生えても不思議はありません。
妄想の被害者となったキャラたちはご愁傷さまですが……
漫画にも腐女子的な描写はありませんよ
ニコ静などでそんな風にコメをする人がいたので誤解されただけです
あらら、そうだったのですか。
でも誤解を受ける(あえて受けさせる?)表現で、読者の妄想を駆り立てるというのも、商業品として上手な表現手段ではありますね。
転スラ日記の中でも、ソーカが「ベニマル×ソウエイを妄想している」みたいなシーンがあっても笑いのネタにはなりそうですし、実現したら記事でもネタにしやすいんですけれどもね……
テンペストの発展具合的に早すぎそうな文化なので、あってももうちょっと年月が過ぎたテンペストでの出来事になるかもしれません。
ちなみに、ジャム君はノーマル…いえ、美少女好きです!(誰も聞いてない
いえ、ですからそういったものは一切ありません
誤解を招くコメントは控えた方が良いと思いますよ
貴重なご意見ありがとうございます!
あくまでも、転スラ日記のコミックスには腐女子的要素の描写はなく、「巷のコメントから生まれた誤解」なだけだったのですね。
コミックスの表現にも興味が湧いてきたので、転スラ日記の放送が終わる頃に(先に読むとネタバレになってしまうので…)手にとってみたいと思います。
ご指摘のコメントは、文脈のつながりがわからなくなってしまうため、そのままとさせていただきますが、次回以降の記事本編では腐女子ネタでいじるようなことは控えさせていただきますね。
(真面目な考察上で必要なシーンが出てきてしまうようでしたら、ご容赦くださいませ)
うーん、古今東西の異世界物を見るに
発酵食品自体はほぼ標準的に存在してると思いますよ
代表的なのは酒類とかチーズ、そしてパンでしょうか
これが存在しない異世界物があるならそれはそれでいかにも「異世界」ですね
なお、納豆を食べる国は意外と多く、チーズとの相性も良いそうです
一緒に食べたことないですけど・・・
発酵食品としては、よくあるものですよね。
本文でも書かせていただきましたが、テンペストにも少なくともお酒は置いてあるはずです。
テンペスト製の製法は異なっていて、発酵させない魔法的な製法かもしれませんけどね。
チーズやパンに関しては、ほかの異世界ものには結構出てくるので、書き方が悪かったですね。
今期記事にしている異世界物のスライム倒して300年でも、主人公が住むあたりはパン食ですし。
ただ転スラに関しては、食事シーンにパンが出てくることが圧倒的に少ないので(リムルの好みの影響も大きそうですが)、発酵を要するパンは存在していてもどの程度一般的なのかはわかりかねます。
チーズも乳製品が転スラの世界で一般的か不明なので、同じようにヨーグルトのようなものも存在するのかは不明ですね。
どのような食品でも、現実世界の発酵部分を魔法で補い「腐らせて(発酵させて)いる」意識がないなら、シオンに「発酵」と伝えたところでムダになってしまうので、発酵の概念自体はあると信じたいです。
発酵に関してはオークロード戦の終結に大きな意味があり
バンもそれによって上手に作れるようになったのですが
アニメ本編の方ですらそのあたりの説明がカットされているので
日記では特に説明は入らないとは思います
ともかくリムルが今回味噌、醤油、納豆などを作りたいと言っているのは
作る目途が立っていると言う事ですね
転スラアニメ本編でもカットされてしまった影響もありましたか。
おっしゃるとおり、リムルが「作りたい」と言えるのならば、原料入手から製品化までの加工工程まである程度のめどは立っており、異世界でも作れると判断したからでしょうからね。
実際、転スラ1期で作りたいと言っていたお米は「稲」の心配をしていましたが無事作れているようですし(現実世界で使っているものと同じようなものかは不明ですが)、食文化も周辺列強に勝るとも劣らない高次元なものを作り出しているのが伺えます。
この分だと、乳製品も「牛型モンスター」からの搾乳などかもしれませんが、ふつうに飲食しているかもしれませんね。
・・・乳を搾れる動物も頻繁に出てくるのですが
アニメ本編ではそれも特に説明されていません
(食事シーンでそれっぽいものが出てきます)
それから、こちらのサイトは考察ということですが
本編も含めアニメのみだと設定等の情報が非常に少なく
考察に対し「アニメではわからないけど原作では・・・」というコメになりがちになってしまいます
(特に日記は原作小説、漫画、アニメ等を履修しているものとしての描写が多いようで)
あくまでアニメの情報のみで考察するという方針なら
以後コメントは控えさせていただきますがいかがでしょうか
あっ、搾乳シーンも原作には出てくるんですね。アニメで省略されてしまっているだけで。
記事にしている考察は(原作を読んでいないものに関しては)アニメの情報や公式サイトのキャラ設定等などの情報をもとにしていますが、コメントとしては「原作だとこう!」といった情報も歓迎しています。
考察要素が強いアニメに対して、ネタバレ要素が多いコメントでしたら、以下のようにコメントを開閉できる措置も施しますので、深く気にされないでも大丈夫ですよ。