転生したらスライムだった件のスピンオフアニメ(スピンオフコミックのアニメ化)、転スラ日記が2021春アニメとして始まりました!
病み上がりですが、ジャム君楽しみでなりません。
前後に2期がありますし、転スラ日記は転生したらスライムだった件本編とは、また別物として考えたほうがよさそうですね。
そして今回、転スラ日記1話では、ジュラ・テンペスト連邦国を描いていたお話だったのですが、気になるのがリムルたちが使っていた言語。
さらには、異族間に目覚めそうな恋ごころ。
気になるところも多いリムルたちの生活を描いている転スラ日記1話、早速考察を始めていきましょう!
ジュラ・テンペスト連邦国の国民が使う言語
ジュラ・テンペスト連邦国の国民(テンペスト民)が使う言語として、これまでの転生したらスライムだった件にこれまで登場していたのは、日本に生きる我々には理解不能な言語だったはずです。
いつの頃から、テンペストで使われるのが「日本語」になってしまったのでしょうか。
出典:転スラ日記/4月6日放送/TOKYO MX
子どもたちでさえ、日本語を使えるよう寺子屋で学んでいますよ?
もともと転スラの世界で使われていたのは異世界文字
たとえば、転スラ21話に出てきたクロエ(テンペスト民ではないですが、リムルがいる世界の人物ということで)が持っている絵本に注目してみましょう。
出典:転生したらスライムだった件/2019年2月26日放送/TOKYO MX
クロエが持っている絵本のとおり、リムルが転生してきた転スラの世界では異世界文字が使われているため、その世界での出来事をつづっていると思われる転スラ日記でも、異世界文字が使われていないとおかしいはずです。
もちろんクロエ自身や、イングラシア王国という住む国や文化の違いが文字の違いを生んでいるかもしれませんが、「異世界で日本語がもともと使われていた」なんてご都合主義はまずないでしょう。
シズさんやユウキ・カグラザカのように、日本から渡ってきた人間であれば日本語を使うことはできたでしょうが、転スラの世界でもともと使われていたのは、まず日本語ではあり得ない根拠がこれです。
魔力感知の応用で日本語に見えているだけ?
日本語を使ってきた異世界人のリムルが、転生しても相手がしゃべっていることがわかったり、こちらからの意思を伝えられるのは、転スラ2話で大賢者が言っていたように「魔力感知の応用」です。
出典:転生したらスライムだった件/2018年10月9日放送/TOKYO MX
意思が込められている音波は「魔力感知」の応用で、理解できる言葉へと変換されます。
ただ、これはあくまでも「音声」の話で、「読み書き」する言語はまた別物です。
応用するといえば、シズさんのスキルを受け継いだ関係で、新スキルをバンバン取得できるようになっているリムルですので、魔力感知でもともと行われていた異世界語の音声翻訳だけでなく、読み書きの翻訳まで自動で行ってくれているために日本語であるかのように見えているのかもしれません。
リムルの日記だから日本語化しているだけ?
転スラ日記というのはあくまでも「リムル=テンペストの日記」であり、リムルに起こった出来事をつづったものであるため日本語になって見えているだけとも考えられます。
なんと言っても、リムルと秘書役のシオンとのシーンが、そうでもしないと説明困難です。
出典:転スラ日記/4月6日放送/TOKYO MX
シオンが日本語で書かれた建設届出書を運んできてくれていますが、「届出書」ということはシオン以外の建設を必要とする誰かが日本語で申請していないと、矛盾が生じます。
すでにリムルの手もとにある事業計画申請書も同様です。
これらの書類すべてをシオンが代理で書いて申請書として作成しているのであれば、「リムル様のため、日本語を頑張って覚えました!」なんて言われても、覚えられそうな気がするのですが、一般的なゴブリンたちはさすがに無理でしょう。
いくら、リムルの名付けによって進化していても。
転スラ日記1話冒頭に出てきた、ジュラ・テンペスト連邦国の風景に出ていた異世界文字こそ真実で、その後に出てくる会議のシーンからは日本語に脚色された日記の世界なのではないでしょうか。
出典:転スラ日記/4月6日放送/TOKYO MX
部族の長クラスの進化を遂げている人物だけ、もしくはテンペストができてから何十年もたっていれば、まだ日本語が使える見込みはありそうなのですが、転スラ日記の世界はそこまで到達していそうもなく、やはり「リムルの日記の世界だから」というのが結論な気がします。
異種族間で結婚するとどうなるのか
転スラ日記1話を見ていてジャム君がどうしても気になったのが、異種族間でもし結婚してしまうとどうなってしまうのか。
テンペストに住んでいるのは魔物ですので、人間以上に子どもだって産むことでしょう。
リムルの名付けで進化しているため理性が働きやすく、魔物の中でも子孫を残すことに執着心はなく、愛を育む方に力を入れそうですけれどもね。
異種族間結婚の問題点
異種族間で結婚すると、現代日本や現実世界とは比べ物にならない問題点が存在します。
それはズバリ子作り!
出典:転スラ日記/4月6日放送/TOKYO MX
ゴブリンからゴブリナに進化した女の子からプレゼントを渡されていた鬼人のベニマルですが、もしゴブリナと鬼人で結婚し子どもを作ったら、何が産まれてくるのでしょうか。
元ゴブリンと元オーガだから、混血の新しい魔物が産まれてくるのか。それとも、父親か母親どちらかに似て産まれてくるのか。
どちらにしても、ろくな未来ではなさそうです。
ホブゴブリンのゴブゾウたちが、ゴブリナのお姉ちゃんに見とれていたのが、まだマシに思えます。
出典:転スラ日記/4月6日放送/TOKYO MX
自警団としても「困っている人がいたら、助ける素振りでナンパしようぜ!」というのはいただけない行為なのでしょうが、種族としては同じゴブリンどうしの結婚なのですから、将来的に子作りすることになっても問題は生じないでしょう。
異種族間の結婚は、結婚するだけならリムルの許しさえもらえれば、法律的にも成立しそうな話ですが、種族の繁栄という観点で見ると、とても賛成することができなそうな話になってきます。
せめて、産まれてくる子どもが不幸にならない確証が大賢者からでも得られれば、ソウエイに寄せるソーカの恋なんか見守ってあげたいんですけれどもね。
異種族間恋愛だけならセーフなのか
リムルが異を唱えない限り、異種族間だろうと同種族間であろうと、恋愛だけならセーフでしょう。
これは、転スラ日記だけの話でなく、転生したらスライムだった件全体の話として。
もちろん、異種族間の結婚でも同じことですが……
あくまでも、テンペストはリムルの配下として従属している種族がメインに住み、他国との国交を深めているところですので、少なくともジュラ・テンペスト連邦国内では「リムルの言葉が法律」と言えるでしょう。
転生前はサラリーマンとして生き、会社員として雇われの辛さも、従う辛さも部下を持つ苦労も知っていますので、プライベートなことまで無理難題をふっかけることはないでしょうけれどもね。
転スラ日記の時系列はどのあたりなのか
転スラ日記は、転生したらスライムだった件のスピンオフコミックのアニメ化であるため、あくまでもサブ的なストーリーです。
で、この転スラ日記が描かれているのは、転生したらスライムだった件の時系列上いつの頃かというと、転スラ1期と2期の間くらいと思われます。
その理由はというと、まず「リムルが魔王になっているようには見えない」こと。
そして「テンペストがある程度発展している」ことに加えて、「自由学園の子どもたちのことが気がかりな様子もない」こと。
ガゼル王がテンペストに初めて来たときのことを思い出し、ガビルたちがピポクテ草の栽培にそれなりに慣れた様子でしたので、やはり転スラ1期と2期の間くらいの時系列上でリムルは日記をつけているのではないでしょうか。
出典:転スラ日記/4月6日放送/TOKYO MX
日記をつけると言っても、つけるのを放り投げて、語っていたような気がしますが(笑)
それに、転スラ日記のコミックスを試し読みすると、リムルがクロベエに頼んでくれたガビル戦のご褒美をもらうシーンが出てきますので、そこまで後日談でもないはずです。
あくまでも、転スラ日記はスピンオフコミックのアニメ化、実質的には閑話みたいなものでしょうから、こんな一面もあったんだな程度に思っておくのがいいかもしれませんね。
転スラ日記1話の感想【転生したらスライムだった件】
転スラ日記1話でしたが、オープニング主題歌になる「Brand new diary」も流れ、思っていた以上に盛り上がりそう。
ちなみに、Brand new diaryはすでにAmazon MusicでFullバージョンを聴くことができますので、気になる方はデータのご購入もしくはAmazon Music UnlimitedかAmazon Music HDへのお試し加入でもしてみてください。
「Brand new diary」に関しては、HD音質で配信されていましたよ!
HD音質で配信されていましたが、万人にはおすすめできませんので、Amazon Musicへの加入を検討するなら以下の記事も参考にどうぞ。
YouTubeでもフルで聴けるので、音質とか気にしないタイプなら、こちらでもいいかもしれません。
また、転スラ日記を今後も楽しみたいならテレビの放送を録画するか、最速配信を行っているdアニメストアに登録して、日記の続きを見ていきたいですね。
恋の行方を見守るもよし、シオンが作る劇薬を楽しみにするもよし、冗談ではなく実は本当に夏にスライムを食べられそうになっていないか震えて待つもよしです!
それにしても、転スラ2期の第1部に続いて転スラ日記、転スラ日記が終わる3か月後には転スラ2期の第2部と転スラ三昧ですよね。
スライムだらけの9か月間ですが、ほかのアニメとともによろしくお願いします!
コメント
異世界は日本語ではないので転スラ日記では文字は翻訳されてます。
書籍では子供達に日本の漫画を読ませてあげる時(ユウキの時の様に紙に出力)もワザワザ(大賢者が)異世界言語に翻訳して言葉を覚えさせようとしています。
結婚は基本一対一だけど未亡人を引き受けるのなら第二夫人も可(ジュラ・テンペスト連邦の場合)
種族が違っても子供は出来る。子供の種族はケースバイケース。
子作りでは子供に魔素(エネルギー)を渡してしまって弱体化するため、ホブゴブリン以上は強い種族になるほど子作りに積極的ではない。
ゴブリンなどの弱い種族はこれ以上弱くなりようがないので子沢山を生存戦略としている。
進化しすぎて不老になると子供は必要ないので子作り出来なくなる。
やはり、転スラ日記(転スラ全体)の世界では日本語ではなく異世界語ですよね。
ユウキは日本人ですので日本語のままで読めたかもしれませんが、自由学園の子どもたちへのマンガは、大賢者さんによって異世界語に翻訳されていたのですか。
リムルの影響を受けて日本語主流になった世界も見てみたい気もしますが、現実世界でもマイナーな日本語を持ち込んだところで、転生前の記憶から複写するといった大賢者さんの仕事がなくなる程度の効果しかない……
せめてジャパニーズMANGAのような物体ならば、文字が読めずとも絵と文字のイメージから受けるインパクトで「なんとなく」伝わるものもあるかもしれませんが、書類のようなものは異世界語のまま見せてほしかったのが本音。
結婚に関しては「できる」のはできるでしょうが、魔素による弊害もありましたか。
(現実世界でも、世間の目と法的な拘束力や子作りを気にしなければ、同性婚もできますし)
ホブゴブリン(ゴブリナ)たち以上強い種族となると、ソウエイに惚れていたソーカの恋路は険しいですね。
ゴブリナたちから贈り物をもらっていたベニマルもしかり。
あ、ガビル君は独り身でいいんじゃないでしょうか?(笑)
でも、「子作り」に積極的ではないだけで、人間のような恋をして「結婚」という概念(子作りは別)があれば、ソーカの恋も実るかもしれませんね。
日本語表記に関して漫画版の作者曰く
絵の中にある文字で落とすネタが多い4コマ漫画なので
いちいち注釈を入れたりすると面白さが伝わるのにタイムラグが生じてしまい
テンポが悪くなるのでいっそ日本語表記にした、とのこと
また日本語であることで面白くできる小ネタも活用できる
アニメだとリムルの判子の「シクヨロ」とかかな
書類も日本語で書かれていることで誰がどのような仕事をしているか
一切説明をせずに伝えることができるというわけなんだろう
あー、4コマあるあるな事情から論理的帰結として、「あえての日本語表記」なんですね。
確かに異世界文字がネタになっていて、そのたびに注釈を入れて解説されていると、4コマは特にテンポが悪くなってしまいますからね。
読んでいても分かりづらいですし……
その点、日本語表記だと作者としても読者としてもメリットありで、使わないほうが逆に不自然かもしれません。
アニメでも大賢者が読んでくれている風な表現ができたかもしれませんが、やはりテンポが悪くなる感は否めませんしね。
第一話の冒頭で、オークロードとの戦いから一ヶ月(?)とのナレーションがあった筈ですよ。
おそらく一期の半ば、ミリム来訪以前くらいでは?
確かに、Aパート冒頭で「森を混乱の渦に陥れたオークディザスターの脅威から一月あまり」と言っていますね。聞き漏らしていました(汗)
ゲルドたちの工事も、まだ道路ができていないくらいですし、おっしゃるとおりミリム来訪以前くらいかもしれませんね。
元の方だとべ二マルって奥さん二人いるよね。
それも二人とも異種族・・・