アイドリッシュセブン(アニナナ)13話の考察!逢坂父と天の言動の意味

アイドリッシュセブン 天 楽屋にて アイドリッシュセブン

みなさまはじめまして。今週からアニメ アイドリッシュセブン(アニナナ)を担当しますnk(エヌケー)です。

このような機会をいただけて舞い上がってはいますが、なるべく冷静にそして愛をもって書かせていただきたいと思います。

前回は多忙を極めた壮五が倒れたところで終了しましたね。正直筆者にとってもしんどい展開でした。

第13話では壮五の過去が語られたことをきっかけにメンバーの結束が固められ、Japan Idol Music Awards(略してJIMA)という新たな目標に向けてスタートします。

話の中で「なんで今更?」と思うところが2点ほどありましたので、こちらの考察を中心に書かせていただきます。

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アイナナ?アニナナ?とは

アイドリッシュセブン メンバー集合
出典:アイドリッシュセブン/1月7日放送/TOKYO MX

まずは作品について少し紹介したいと思います。

アイドリッシュセブンは2015年にスマートフォン向けアプリとしてスタートし、現在までにコミックスや小説も発売されています。

父親が経営する小鳥遊たかなし芸能事務所で働くことになった主人公・つむぎが個性も性格もバラバラな7人組男性アイドルグループ「アイドリッシュセブン」を育てていくというストーリー。

作品やグループの略称として「アナナ」が使われていますが、とくにアニメ版アイドリッシュセブンは「アナナ」と呼ばれています。

アニナナは今のところ原作アプリのメインストーリーを追っているようです。

筆者は未プレイな上書籍も読んだことはないので、すでに答えの出ている考察などもあるかと思いますが、一緒にアニナナを楽しんでいただけたら幸いです。

逢坂父はなぜ今更圧力をかけたのか

これまであまり自分のことを語ってこなかった壮五。彼はFSC(ファイブ・スター・カンパニー)という大企業の御曹司でした。

家族からは音楽活動を反対されており、アイドルになる決意をしたがために勘当されてしまったと話します。

ここで疑問なのが、逢坂父は1.なんのために、そして2.なぜこのタイミングで圧力をかけたのかということです。

なんのために? 逢坂父の目的とは?

アイドリッシュセブン 壮五 幼少期
出典:アイドリッシュセブン/3月18日放送/TOKYO MX

おじさんの葬儀では親戚中が口をそろえて「ほらやっぱり」と言っていた、と壮五は悲痛な面持ちで話します。

逢坂家―あるいはFSC関係者内では音楽活動に対してはマイナスイメージが強いことがうかがえます。

勘当したとはいえ会長子息である壮五がアイドルであるということは体裁が良くないものなのでしょう。

逢坂父の性格や2人がどのように過ごしてきたかが明らかになっていない今、考えられる目的は2通りあります。

①息子の覚悟を試すため

こちらの説であった場合、逢坂父は世間体というよりは「純粋な親心からアイドルになるのを反対していた」ことになります。

ほんの一握りの人物だけが生き残れる芸能界ですから、親として子どもの将来を心配するのもあり得ない話ではないでしょう。

今回冠番組を白紙にさせるという今後壮五にとって影響が出るであろう強硬手段にでることで、「お前はそれでも続けるのか」と問いかけていると考えられます。

そして「妨害はした。だが息子はアイドルを続けたし、成功した」という事実をつくることで関係者内への体裁を整えようとしたのではないでしょうか。

②息子にアイドルを辞めさせるため

逢坂父自身と周囲の否定的な考えから、「そんなことはもう止めなさい」と忠告をしている、と考えるのが2つ目の可能性です。

こちらの説では逢坂父自身やその周囲が芸能界で活動することについて、かなりネガティブなイメージを持っているとがうかがえます。

さらにここから想像される父親像は厳格で支配的なものといえるでしょう。

第12話ラストではテレビ局スタッフは壮五がFSCの御曹司であることを知りませんでした。

このことから、FSCは訳を明かさずにスポンサーを降りたと推測されます。

正当な理由なく番組をひとつなくしてしまうという行為は、他のスポンサーやテレビ局から見れば、大企業とはいえいささか勝手だと感じるのではないでしょうか。

それでも決行したところに手段を選ばない強引さが表れているように感じます。

単に活動を休止させたいのか、大企業を息子に継がせたいのかで今回の行動の意味は変わってくるかと思いますが、状況から察するに強めの「警告」であったのかもしれません。

まだ伏せられていることが多いだけにどちらの説が有力か判断は難しいですが、企画がなくなったとき壮五くんは「仕方がないことなんだよ」と環をなだめています。

これまでも壮五は理不尽に対して怒るよりは諦めている様子でした。

これは長期間抑圧されたために形成された一種の無気力感が働いているのではないかと個人的には感じます。したがって②の説が可能性として大きいのではないでしょうか。

なぜこのタイミングだったのか

第8話でミュージックフェスタ(略してミューフェス)に出演しているアイドリッシュセブン。

逢坂父はなぜミューフェスのときではなく、この時期に横やりをいれてきたのでしょうか。

これに関しては単に「アイドリッシュセブンの知名度が無視できないほどに高くなってきたから」と考えるのが自然だと思われます。

第11話から第12話ではかなり多忙な様子でしたし、アイドル逢坂壮五がFSC関係者の中で話題になるもの時間の問題だ(あるいはすでに噂になっていた)と推測されます。

よくも悪くも上り調子の今だったからこそ会社を使っての邪魔立てをしたのでしょう。

ただ第13話内ではレギュラー番組を獲得したアイドリッシュセブン。継続的な障害になろうという意思はなさそうです。

今後の展開

今後については逢坂父の目的によって状況が変わると考えられます。

①の親心説であった場合、妨害行為はこの一度で終了するでしょう。

しかし②アイドルをやめさせるためだった場合、あまりに静かすぎるように思えます。

今は布石を敷いていて、いずれ壮五を連れ戻すために大きく動く可能性があるのではないでしょうか。

世界的に有名な大企業という影響力を考えると、今回のように笑顔で乗り越えられるとは限りませんが、どんな障害も彼らが絆を深めるきっかけになればと願うばかりです。

天はなぜ今更陸と向き合う気になったのか

アイドリッシュセブン 天 楽屋にて
出典:アイドリッシュセブン/3月18日放送/TOKYO MX

楽屋を訪れた紡に、JINAで新人賞を取ったら「なぜ家族を捨てたのか」陸に話すと言った天。

これまで陸に対して冷たいようにもとれる態度をとってきた天が条件付きではあるものの、なぜ彼の事情を語るつもりになったのか考えてみたいと思います。

天の人物像と考察の方向性

天と陸の関係はライバル(まだまだTRIGGERのほうが人気ですが)と、実の兄弟という2つの側面があります。

「瞬間瞬間に最高の価値を与えられなければステージに立っている意味がない」(第4話)

この言葉から表れているように、天はプロ意識の高い側面が強い人物です。これまでのアニナナでもプライベートな顔はほとんど見せていません。

したがって、この件もアイドル・九条天を追うことで考察がしやすいのではないかと思います。

アイドル・七瀬陸に対する思い

「陸に伝えて。甘えた覚悟でこちらに足を踏み入れないでって。真剣にやってる僕たちの迷惑だから」(第5話)

天から陸に直接向けられた言葉はそう多くありません。

第5話の時点ではアイドルとしての陸を認めていない雰囲気でした。

この言葉は兄だからこそ「陸が呼吸器疾患を患っていること」を知っており、それが「ショービジネスにとって致命的な欠陥」だと感じたからこそ放たれた言葉。

さらにそれがファンを心配させる要因になりえる以上、陸が「覚悟のない恥知らずの素人」(第4話)に見えたのでしょう。

しかし陸はアイドリッシュセブンの中でも歌唱力は群を抜いていて、紡も「どうしてデビューしていないのか不思議なくらい」と評価しています。

第5話では「天兄の真似をしようとするたびに叱られていた」と陸は漏らします。

つまり、陸は天の前で歌ったことがあり、陸の歌唱力の高さを兄である天は知っている可能性が高いことが示唆されています。

さらに同じく第5話で大雨のテレビ中継に出たアイドリッシュセブンを天は見ています。

陸の身体はすでに悲鳴を上げていたとはいえ、現在の彼の実力はある程度把握しているといえるでしょう。

それだけの実力を持ちながらもミューフェスでは悪条件が重なり、陸は本来の力で歌えずにファンをがっかりさせてしまいます。

アイドルにとって最高の賞を獲れと言ったからには、陸が「覚悟のない恥知らずの素人」ではないと認識を改めているのでしょうが、収録だろうがライブだろうが同じクオリティのものを提供できない陸はプロとしてまだ甘いように天には映るのではないでしょうか。

アイドリッシュセブンに対する思い

第4話で環に背負われてライブ会場まで行ったことをきっかけに、陸以外のアイドリッシュセブンメンバーとは時々接触のある天。

「僕は誇らしい。君たちを躍らせるパワーが僕たちのライブにあったってことだ」(第5話)と、天は大和に話します。

これは先ほどの陸に対する辛辣な言葉を放つ直前の場面でしたが、とくにアイドリッシュセブンに対して悪い感情を持っているようには感じられません。

また第11話では閉じかけたエレベーターをこじ開けてまで、プロとしての心構えを説きました。

なんとも思っていない後輩に時間を割いてそこまでするほど天は熱いキャラではありませんし、こういう場面からはアイドリッシュセブンというチームを評価している姿が見て取れます。

また今回のストーリーでも自分たちの新曲がアイドリッシュセブンの曲に似ていないかと指摘しています。

天がアイドリッシュセブンを注目し、ある程度意識しているのは確かでしょう。

天の言葉の意味

「JIMAの新人賞が取れたら、なぜ家族を捨てたか陸に話す」という言葉の意味ですが、その直前に言った「(JIMAの新人賞を)獲りなよ」ととるのが適切であるように感じます。

これまでの言動から察するに天は、「アイドリッシュセブンや陸の実力は認める。しかしいつでも100%のパフォーマンスができないのならプロとして認められない」と考えているのではないでしょうか。

おそらく天も一織同様、アイドリッシュセブンが新人賞を獲得するのは夢ではないと考えているのでしょう。

しかしそれは「いつも最高のクオリティが出せれば」という条件付き。

つまり、「いつでも瞬間瞬間に最高の価値を与えられるアイドルになれ。」と陸に言っているのではないでしょうか。

そのための課題として天はJIMAの新人賞を選んだのだと推測します。

アイドリッシュセブン(アニナナ)13話の感想

今回は平和のうちに終わってくれてよかった、と最初に思いました。

新曲はなくなるわ、壮五くんが倒れるわ、最近はラストにつらい展開が多かったのでとにかく安心しました。

しかしこれからが正念場。

正直、アイナナのメンバーはどうしてそんなに結束力があるのか、ちょっと押せば崩れちゃうんじゃ、と不安に思っているところがあります。

おそらくJIMAの新人賞までの道は険しいと思われるので、達成する最中で彼らのチームとして大きく成長してほしいですね。

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