どうも、ヴァイオレット・エヴァーガーデン担当のharuです。
今日も寒い日が続きます。こんな日は鍋ものを食べたいですね。
前回ヴァイオレットは、アイリスのために謝罪の手紙を代筆しましたね。
それでは、第5話の解説と考察を始めたいと思います。
政略結婚?
冒頭でホッジンズが軍隊の高官と思われる人物と意味ありげな会話をしています。
高官はドロッセル王国王女であるシャルロッテのフリューゲル王国王子ダミアンの結婚を北部と南部の戦争が終わった事を示すために利用したいようです。
ヴァイオレットはシャルロッテのダミアンへの公開恋文の代筆をする事になります。
出典:ヴァイオレット・エヴァーガーデン/2月8日放送/TOKYO MX
シャルロッテは10歳の誕生日にダミアンに出会っていました。
この物語はヨーロッパをモデルにしています。
中世ヨーロッパでの女子の婚姻年齢は12歳から15歳だったそうです。
オーストリアを統治したマリア・テレジアは6歳の時に後の夫となる15歳のフランツと出会っています。
当時のヨーロッパの王室での結婚には珍しく二人は愛し合っていたそうです。
シャルロッテとダミアンは王族という生き方を窮屈に思っているようです。
ヴァイオレットの計らいで二人は代筆を介さずに自分の言葉で手紙を交換します。
手紙の中でお互いに飾らずに自分の欠点をさらけ出します。
そして、ダミアンはシャルロッテ宛に今宵月下の庭園で待つと送ります。
シャルロッテ「はい」
出典:ヴァイオレット・エヴァーガーデン/2月8日放送/TOKYO MX
二人の気持ちに偽りはありません。しかし、これは政略結婚とも取れます。
筆者は戦争を再開したい陣営とそれを阻止したい陣営が暗闘を繰り広げているではないかと推測しています。
今回はシャルロッテとダミアンの結婚という結果になり、平和を望む陣営の勝利となりました。
宮廷女官の役割とは?
今回、アルベルタというシャルロッテの世話をする女官が登場します。
作中のシャルロッテの発言で、アルベルタがシャルロッテの母親の腹からシャルロッテを取り上げたと言っていましたね。
出典:ヴァイオレット・エヴァーガーデン/2月8日放送/TOKYO MX
ヨーロッパの宮廷では女官とは、身分の高い女性を世話をする人です。
女官は主人より身分は低いが貴族から選ばれたそうです。
また、その役割は多岐に渡りました。
アルベルタはシャルロッテに対して実の母親のように接しています。
シャルロッテが泣いて退室した際に、ヴァイオレットは彼女が恥じらっているのかとアルベルタに問います。
アルベルタはそれがシャルロッテが思い通りに行かない時に見せる泣き顔だと答えます。
アルベルタはシャルロッテの事を知り尽くしているのですね。
アルベルタは時にはシャルロットを叱ります。それもシャルロッテが王女に相応しい人になって欲しいからですね。
結婚式の当日、アルベルタは不安ではないかとシャルロッテを気遣います。
二人はお互いへの思いを告白します。
アルベルタ「幸せにおなりなさい、シャルロット姫。」
母親が娘を嫁に出す気持ちをアルベルタは分かっていたのでしょう。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン5話の感想
今回のお話では、ヴァイオレットが自動手記人形として成長していて頼もしかったですね。
タイプライターで打たれた手紙からダミアンの代筆をしているのがカトレアと見抜くなんてすごいですね。
王室同士の結婚は国民の生活にも大きな影響を与えます。
この結婚でドロッセルとフリューゲルが平和的な関係になっていくといいですね。
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