ヘイ、EVERYBODY!
今週もジャム君が、異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω5話の記事をお届けしますぞ!
前回は、ジルコンタワー市にあったディアヴロのダンジョンを攻略中、ディアヴロPになってダンス特訓をさせ試練を通過するようなシーンもあり、ワイワイとダンジョン攻略が進むのかに見えていました。
それなのに、ルマキーナを追いかけてきたゲイバルトが現れ、ホルンの体当たりでホルンとともに濁流に転落し、ディアヴロが助けに行くため飛び込んでしまうという展開で終わりました。
そんな続きとなる異世界魔王Ω5話では、ホルンが女の漢だったことが判明したり、告死病を治すお守りの白牛像を手に入れたり、新しい服を装備したり、オープニングで影になっていたロゼが登場したり、魔王軍がジルコンタワー市に攻めてきたり盛りだくさん!
激動の異世界魔王Ω5話の考察も、張り切っていってみます!
女の漢ホルン
薄々感づいてはいましたが、ディアヴロたちは男だと思っていたホルンは、実は女の漢でした。
実は女の子だったホルンの濡れた衣服を脱がしていたディアヴロも、まさかあそこまで無警戒に脱がし続けるとは、さすがコミュ障……
ホルンが女だと気づける機会はなかったのか
ディアヴロ以外からも「男」だと思われていたホルンですが、「女」であると気づける機会はなかったものでしょうか。
そもそもホルンは、出会ったときからの一人称が「オレ」でしたので、今までの一人称で気づける機会は少なかったと思われます。
また、ディアヴロが無警戒にホルンを脱がしてしまったのも、小柄で肉づきの悪いヒョロっとした男性っぽいから。
胸だって、レムに迫るほど断崖絶壁でないかと疑えるくらい、ツルペタと言えるでしょう。
本人たちの前じゃ、言えないですけどね(爆)
出典:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω/5月7日放送/TBS
ホルンを脱がしてから、ようやく大事なあるべきものが「ついていない」ことに気づいてしまったディアヴロでしたが、これまでの異世界魔王Ωの展開を見ていると、気づける機会ってほとんどなかったんだと思います。
メタ的に「女」だと予感しない限りは。
前回のダンジョン攻略シーンで、溶岩フロアにいたときだって、ホルンは大して脱いでいませんでしたから、口調や外見で判断するのは困難だったでしょう。
ただし、よく考えてみると、ディアヴロとホルン以外が下着姿になっていた溶岩フロアで、下着姿になっているシェラ、レム、ルマキーナを見ても無反応だったことを踏まえて冷静になれば、ホルンが女だというのは自明の理なはずです。
まあ、コミュ障ではない分、女慣れしている男の冒険者、という可能性もあるわけですけど。
とにかく、これまでのホルンの言動や背格好もあり、視聴者のような冷静な立場でない限り、ホルンが女であることに気づく機会は少なかったものと思われます。
ホルンはディアヴロの守備範囲外?
ホルンの「あるべきものがついてない」姿を見てしまい、さらには服が濡れているため、乾かしている間、上半身裸でディアヴロに寄りかかっていたホルンでしたが、ディアヴロはとくにうろたえる様子がありませんでした。
出典:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω/5月7日放送/TBS
男ではなく女だったことに気づいたときには、さすがに驚いてはいましたが、上半身裸のままでホルンに寄りかかられてもうろたえる様子がないディアヴロを見ていると、ホルンはディアヴロの守備範囲外なのではないかと考えてしまいます。
シェラやルマキーナの大きな胸が当たったときには、内心うろたえまくっていますし、レムの鎖骨が当たるような胸でも内心うろたえまくっています。
それなのに、ホルンの姿を見ても大したうろたえぶりを見せないということは、ディアヴロにとって「男っぽいホルンは守備範囲外」というひとつの可能性を見せられている気がしてなりません。
ですが、ジルコンタワー市の宿で、水浴びのために服を脱いでいたシェラが背後にいたのに、背後にいるだけではドキドキもしていないディアヴロ(脱いでいるのに気づかないともいう)を思い出すと、シェラとレムと行動してきて女性の裸や下着姿に対しての一定の免疫がついていたとも考えられるでしょうか。
そんな中、異世界魔王Ω5話でホルンとともにいたディアヴロが頬を赤らめた貴重なシーンが、ホルンがディアヴロの手に自らの手を重ねたシーンです。
出典:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω/5月7日放送/TBS
ホルンはディアヴロの守備範囲外に見えたのですが、ボディータッチには弱いのでしょうか。
ボディータッチにとくに弱いと考えれば、異世界魔王Ω2話のシェラとの水浴びシーンにも、筋はとおりそうです。
なんだかんだホルンの生い立ちを聞いていたディアヴロでしたが、女の子だとわかったホルンに手を触れられたくらいで頬を赤らめるなんて、やっぱり童貞のコミュ障といったところでしょう。
ホルンを助けるために失ったもの
異世界魔王Ω5話では、濁流に流されたホルンを助けたディアヴロが、嬉しいハプニングに遭いながらも、自らの装備を失ってしまいました。
しかも、それぞれ貴重で強力だっただけに、精神的ダメージは結構大きかったのではないでしょうか。
失った防具
ディアヴロが暖を取るために燃やしてしまったのが、エクストラ級の装備だった上半身の防具です。
マントだけかと思いきや、上半身装備一式燃やしてしまっていましたね。
出典:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω/5月7日放送/TBS
エクストラ級で、ディアヴロ自身も気に入っていたということですので、性能もさることながら、見た目としても大いに気に入っていたのでしょう。
ダンジョンの最奥に行けば宝物庫があり、そこに装備類もあることを知っていたディアヴロとはいえ、ルマキーナをゲイバルトから守るために濁流に飛び込むことになったホルンのことを、高く買っていたと考えられます。
そうでもなければ、お気に入りの装備を燃やしてまで、暖を取ろうとはしなかったことでしょう。
失った天魔の杖
ディアヴロがホルンを助けるために失ったのは、自ら燃やした上半身防具だけでなく、高い性能をもっていた天魔の杖も濁流で失ってしまいました。
その天魔の杖の代わりの杖として出てきたのが、異世界魔王1期の5話で買っていた、「外見重視のザコ性能」と言っていた鎌のような杖です。
出典:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω/5月7日放送/TBS
この杖は、国家騎士のアリシアと行動するにあたり、アリシアの前でうっかり相手を殺してしまわぬよう、ディアヴロが手加減できるほど弱い性能であることを確認しているものです。
異世界魔王Ω5話では、打撃ではなく、魔法を放つために使っていましたが、やはり天魔の杖には劣り、発動までに時間がかかっていましたよね。
こんな大きな鎌のような杖をどこに隠し持っていたのかは謎なのですが、もう使われることはなさそうだった杖が活躍する機会があり、杖としては本望だったのではないでしょうか。
出典:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω/5月7日放送/TBS
宝物庫で装備を一新した際に、短剣のような杖にチェンジしてしまったため、すぐに武器チェンジされてしまいましたが、メイン武器を失ってしまったときの予備として、今後も登場する機会があるのかもしれません。
ゲイバルトはやっぱりオエネだった?
異世界魔王Ω1話の記事で、ゲイバルトはオネエなのではないかと考察しましたが、異世界魔王Ω5話に出てきたゲイバルトの言葉を聞くと、ますますゲイバルトがオネエ疑惑が強まります。
神様っていい男
ルマキーナに治癒の魔法をかけてもらっているゲイバルトが発した言葉ですが、とても枢教院にいる高レベルの聖騎士とは思えない発言でしたね。
出典:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω/5月7日放送/TBS
ルマキーナから治癒魔法を受けていたゲイバルトなわけですが、神に祈りを捧げていたルマキーナの影響なのか、天国に召されていったのか、「神様っていい男なのね」なんて意味深な発言をしていきました。
ただ間違えないでほしいのは、ルマキーナが治療はしていましたが、あくまでもルマキーナは「神に仕える身」なのであって、神ではないということ。
そのため、いくら女性であるルマキーナに治癒魔法をかけてもらったとはいえ、ルマキーナを神様と誤認することはないでしょう。
仮にも枢教院の聖騎士なのですし、いくら瀕死の重傷とはいえ、枢教院のトップであるルマキーナを本物の神と誤認するのは、失礼にもほどがあると思います。
また、同フロアにいた男はディアヴロのみですが、ディアヴロを神と誤認した可能性も薄いでしょう。
ディアヴロは、ゲイバルトに対して何もしてくれていませんし、そもそもこれまでの展開からも、そんなに好意を抱いているとも思えませんからね。
これらを踏まえると、ゲイバルトは死の淵に立ち、本物の神が見え、神様がいい男に見えたという方が、自然な気がします。
その神様に対して「いい男」呼ばわりするなんて、聖騎士としても人間としても不敬もいいところですが、命の危機が迫っているときにポロリと漏らす言葉だからこそ、ゲイバルトがオネエである気がしてなりません。
ロゼ登場! 恋のライバル増加中
ディアヴロのダンジョンにおり、異世界魔王Ω5話で本編初登場を果たしたのがロゼ。
魔導機メイドのロゼですが、シェラやレムたちの恋のライバルとして、今後ディアヴロについてくるのでしょうか。
ロゼとレムのディアヴロをめぐる口喧嘩
魔導機メイドのロゼとレムは、ディアヴロのダンジョンの宝物庫に入るなり、口喧嘩を始めていました。
出典:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω/5月7日放送/TBS
「どこの馬の骨ですか?」と挑発されたレムでしたが、「馬の骨」という言葉を正しく理解してロゼに突っかかっていったのかはわかりませんね。
ただ、ディアヴロが装備やアクセサリーをプレゼントしていたあたりでも見せていたとおり、ロゼの態度は好意を抱かれるディアヴロへの嫉妬心からくるもの。
出典:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω/5月7日放送/TBS
それに対してシェラやレムは、ディアヴロに対する好意を抱いているために対抗心を燃やしてしまうもの。
争うこととなる、相手への心情は異なりますが、どちらもディアヴロのことを好きだからこそ争うことになるわけです。
別にレムは「馬の骨」扱いを受けたから怒っているわけではなく、ディアヴロをめぐる恋のライバル認定をして、ロゼに突っかかっているということ。
まさしく恋のライバル関係で、ロゼがこのままディアヴロについてくるとなると、恋のライバルが増加してしまうことになります。
現状だとディアヴロは、誰か一人を選べるような心を持っていませんので、結論を迫られても、魔王の演技ではぐらかし続けるんでしょうね。
ただ、シェラとレムの2人を連れていたときのことを思うと、ロゼもついてきたら、より口論が耐えない騒々しいパーティーになりそうです。
クロスレヴェリの記憶を引き継ぐロゼ
では、異世界魔王Ω5話の考察として最後に、ゲーム世界だったクロスレヴェリの記憶を引き継いでいたロゼについて語っておきましょう。
@Diablo-13で思い出した記憶はフェイク?
@Diablo-13という、クロスレヴェリのIDなのでしょうか。
出典:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω/5月7日放送/TBS
ディアヴロから「@Diablo-13と言ったほうがいいか」と声をかけられたロゼが、クロスレヴェリで自分のマスターだったディアヴロのことを思い出すシーンがありました。
これまでの異世界魔王の展開的には、このようなクロスレヴェリの記憶を引き継いでいる展開は考えにくいです。
出典:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω/5月7日放送/TBS
ディアヴロが召喚されたこの異世界は、クロスレヴェリによく似ていますが、異なる部分もあるゲームとは違う世界だと思われていました。
たとえば、生活している冒険者の平均レベルだったり、ポータルの有無だったり、転移魔法だったり、召喚獣の使う属性の数だったり。
@Diablo-13という言葉で、クロスレヴェリのディアヴロのことを正常に思い出しているのだとすると、これまでに出てきたキャラも、クエストなどで出会ったことのあるキャラならば、ディアヴロのことを知っていてしかるべきです。
ファルトラ市で結界を張っているセレスティーヌだったり、グリーンウッド王国の兵士だったり、「○○という設定だった」といった知識のあるような人や場所ならば、ディアヴロもイベントのひとつとして顔を出していたと考えるべき。
セレスティーヌなんかは、固有のNPCだったようですので、資料集での情報だけでなく、実際に会ったこともあったのではないでしょうか。
にもかかわらず、セレスティーヌはディアヴロに対し、「自称異世界の魔王」という認識しか見せておらず、ロゼの反応とは対極的に見えます。
実際にはクロスレヴェリでセレスティーヌに会っていなかった、「@Diablo-13」というIDなんかを口にしないと気づいてもらえない、ちょっとしか顔を見ていない相手のことなんて覚えていない、などという可能性もありますが、ロゼが本当に「クロスレヴェリをやっていたディアヴロ」のことを思い出したとするには早計でしょうか。
@Diablo-13で思い出したように見えている記憶はフェイクで、ロゼは魔導機メイドとして、ディアヴロのような姿かたちをした人物に、自動的に奉仕するよう設計されているのかもしれません。
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω(2期)5話の感想
異世界魔王Ω5話では、初登場したロゼが恋のライバルとして激突してきそうな予感がする一方で、今まさにジルコンタワー市に向けて激突してきそうなのが、魔王軍ご一行様。
同じ激突でも、片や甘酸っぱいのに、片や大惨事……
バナクネスがファニスに語っていた進軍予定もウソでしたし、やっぱり@Diablo-13で思い出したように見えていたロゼの記憶もウソなのかなぁ。
ただ、ディアヴロのダンジョン攻略は完了し、宝物庫までたどり着きましたので、あとは宝物庫でルマキーナが手にした白牛像を手に、さっさと街まで戻るのみでもあります。
ロゼの言うとおり、魔王軍が攻めてきて避難が進んでいるため、間に合いそうもありませんが。
でも、装備を一新したディアヴロはもちろん、レムもホルンも装備を一新していましたし、シェラも突風の矢に加えて薬指に指輪をはめていましたので、シェラがなにをもらっていったのかよく見ていなかった指輪がキーアイテムになるのかも!
時を巻き戻す魔法がかかってたり、回数制限ありで魔術反射が使えたり?
次回予告を見るに、エデルガルトたち魔族一行をなぎ払ったホワイトノヴァを使うようですので、300体なんて余裕かもね!
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