待ち遠しいアニメのある1週間って、実に短いですね。
ゆるキャン△執筆しておりますジャム君です。
今回11話で出てきた聖地を含め聖地を確認されたい方は、以下の記事もどうぞ。
前回は9話の続きのお話で、寝過ごしたリンが陣馬形山キャンプ場まで大急ぎで向かう中、「通行止めなうⅡ」のチャットを送ってきていました。
さらには鳥羽先生が、あの
そして今回のゆるキャン△11話では、1話冒頭から気になるムードを出していた、クリスマスキャンプの回。
ま、ジャム君の解説とか考察とかじゃ、少々マニアックなところに触れていくんですけどね~(笑)
鳥羽先生の車のモデル
出典:ゆるキャン△/3月15日放送/TOKYO MX
これはスズキから発売されているハスラーがモデルになっていると思われ、少なくとも一番下のグレードでないことが伺えます。
引用:スズキ ハスラー公式サイト
ゆるキャン11話では前面も桜が乗っていた車のようによく見ているわけでないため、実はよく似た別の車種という可能性も無きにあらずなのですが、かなり似ていると思います。
ただこれがスズキのハスラーであった場合、一番下のグレードでないことは一目瞭然なんです。
一番下のグレードではない理由
鳥羽先生が乗っていた車ですが、車体のメインカラーと屋根のカラーが分かれているツートンカラーになっていますよね。
ツートンカラーのモデルって、ハスラーに存在するA/G/Gターボ/X/Xターボの中でも、一番下のAグレード以外にしか存在しないんです。
ハスラーの公式サイトを見てもらってもわかるとおり、GとGターボの2トーン仕様車かXとXターボの2トーン仕様車のグレードでしか選択できない配色のため、少なくとも鳥羽先生はAグレードには乗っていないことがわかります。
ただ、ゆるキャン△の6話で桜に四尾連湖まで送ってもらった際、駐車場に止まっていた車とは別の車ですので、あのときの車は一緒にいた妹(弟?)キャンパーさんの車と考えるのが自然ですね。
千明のバイト先でグビねえとは呼ばれていますし、四尾連湖でも今回の朝霧高原でも遠慮なくグビねえしているので、引率でもなければ運転することはなく、通勤にも使いやすい2WDで済ませてしまっている可能性はあります。
朝霧高原での受付に違和感
前回のゆるキャン△の記事では、千明とリンの関係についても考察してみました。
ですが、11話になって「本当にそうだったのかな」と思えるシーンが出てきました。
千明は名前を覚えていない?
朝霧高原の受付をしていた千明とイヌ子のやり取り、覚えていますか。
千明「えーっと、大垣千明、犬山あおい、各務原なでしこ…鳥羽先生」
あおい「それ、名前と違うで」
千明「斉藤って、下の名前なんだっけ?」
あおい「恵那やで」
千明「しまりんって、なんて名字だっけ?」
あおい「上半分が名字や…」
先生の下の名前がわからないというのは、あまり呼ぶ機会もない生徒と先生の関係上、仕方がないかもしれませんね。
ちなみに、鳥羽先生の名前は美波ですので、忘れないであげてください。
キャラ設定上そう名前がついているだけで、今後呼ばれる機会があるのか、立場上微妙なところですけどね(笑)
これ、ジャム君が原作未読と言っておきながら、いつの間にか原作読み始めていたのではなく、エンドロールに書いてありますからね!
携わる、もしくは携わった作品の原作って読んでみたいんですけど、家が狭くて置く場所がね・・・
話を戻して、千明のボケなのか、本当に名前を覚えていないのかですよ!
出典:ゆるキャン△/3月15日放送/TOKYO MX
いつもイヌ子と呼んでいる一緒にいるあおいの名前は「犬山あおい」とすらすら出てきていましたし、野クルメンバーにもなったなでしこの名前も「
よくテストは勉強時期もギリギリ、点数もギリギリになる千明が「各務原なでしこ」なんてスラスラ書けているなと思いましたが、市の名前になっていますし、県民性の違いもあるのかと思っています。
斉藤さんに関しては、絡みも少なかったですし、いつも呼ぶ名字しか知らなくても不思議はないと考えられそうです。
ですが、成り行きの面もありましたが、チャットや電話をする機会もあるような仲ではあるリンの名前を「しまりん」と呼んでいるからと、あだ名扱いで名字を知らないのは違和感しかありません。
しまりんはただのボケ
リンの名字はイヌ子もツッコんでいましたが、
志摩 リン、という名前のキャラクターというわけ。
ここで問題となるのは、千明は「上の名前を聞いた」ことにあります。
「しまりん」というあだ名だと思っており、リンが下の名前だと知っているのならば、あだ名についている「しま」はどこからきたのでしょう。
確かにあだ名なんて、特に大きな理由もなくつけられることも多いですが、なでしこが「リンちゃん」と呼んでいるのですから、名前はリンと把握していても不思議ではありません。
ですが、ゆるキャン2話に戻ってみると、恵那からテントのポールが壊れたときにリンが行くのを拒んだため助けてもらったときに「志摩は名字、名前はリンだよ」と、なでしこに向かってではありますが言っていましたので、近くにいた千明が知らないのはおかしいんです。
「しまりん」という名前の子だと思い込んでいたせいで、恵那の話をよく聞いていなかった可能性もありますが、グループチャットも作り電話番号の交換もするような仲です。
グループチャット内でイヌ子が「志摩さん」と発言することもあったでしょう。
それにあだ名と趣味程度しか知らないような相手とホイホイ電話番号を交換してしまうなど、同じ高校に通う女子高生どうしとはいえ、本気でリンの上の名前を知らなかったのであれば、キャンプ時の緊急連絡用程度にしか使えない子ども向け携帯でも持たせないと、今後の人生危ない人物という結論に至ってしまいます。
そんな事も踏まえて朝霧高原の受付シーンを振り返ると、単に千明はリンの名前に対してはボケただけ、と考えるのが筋でしょうね。
しまりんの原付バイクのモデル
免許をとって日は浅いリンですが、原付バイクに乗って、ゆるキャン△11話でも登場しましたね。
今回、薪やらガスボンベなどの買い出しにも大活躍のバイクでした。
出典:ゆるキャン△/3月15日放送/TOKYO MX
そんなしまりんが乗っている原付バイクですが、モデルはYAMAHAから販売されているビーノ(Vino)と思われます。
引用:YAMAHA ビーノ(Vino)公式サイト
外観は本当に似たままなのですが、現行モデルでは同色モデルがなく、中古バイク市場を探さないと、同色の原付バイクは手に入れられそうもありません。
モデルチェンジもされていますし、アニメにするためにデフォルメした部分もあるでしょうから、なかなか完全に一致とはいかないでしょうが、一致率は今回紹介した鳥羽先生の車や以前紹介した桜の車のように、結構高いと思います。
しまりんの原付の乗り方は違反だった?
YAMAHAのビーノじゃないかと考察したしまりんの原付バイクですが、今回は薪という重い荷物運びに役立ったのが印象的です。
1個は千明に持たせていましたしね。
ただ問題となるのが、原付にも関わる道路交通法という法律。
これを紐解いていくと、リンは交通法規を破っている可能性も浮上するんです。
コメントでご指摘いただいたとおり、リンは原付の積載における交通法規を遵守していました。
お詫びして訂正いたします。
ジャム君は法律の専門家ではないため、アニメの描写や読み取れる範囲の法律の文面から考察を行っています。
リンと同じような形で原付バイクに乗り聖地巡礼をする際にどうなるのか確認が必要な場合、お近くの警察署や弁護士など、専門家に確認をお願いいたします。
立ちはだかる道路交通法
問題となるのは、千明とイヌ子が見つけリンが運ぶのを手伝っていた薪束を運ぶこのシーン。
出典:ゆるキャン△/3月15日放送/TOKYO MX
3束のうち1束は足元にドンと置いているのですが、これが道路交通法上問題となる可能性があるんです。
問題となりそうなのはこの部分。
道路交通法 第五十五条
車両の運転者は、当該車両の乗車のために設備された場所以外の場所に乗車させ、又は乗車若しくは積載のために設備された場所以外の場所に積載して車両を運転してはならない。ただし、もつぱら貨物を運搬する構造の自動車(以下次条及び第五十七条において「貨物自動車」という。)で貨物を積載しているものにあつては、当該貨物を看守するため必要な最小限度の人員をその荷台に乗車させて運転することができる。2 車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯若しくは後部反射器を確認することができないこととなるような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。
参照:イーガブ 道路交通法
足元は乗車するためのスペースですので、その点は問題ないでしょう。
ただし「車両の安定性を害する積載をしてはならない」という部分に関してはどうでしょうか。
足元にドーンとあんなに大きくて重いものがあったら、足を置きにくく、バランスも取りにくくなります。
そのため3つ積載しても、原付の積載量30kg制限には引っかかりにくいです。
さらには薪を3束積んだときに、後ろの2つは荷台に固定していましたが、足元の薪は固定されていない様子でしたので、このまま走るとなると足で挟むなり原付に押さえつけるなり、何らかの方法で薪を安定させなければ、ちょっとしたカーブや段差で吹っ飛んでいってしまう恐れもあります。
ですが、足元の薪を安定させることばかりに集中していては、キャンプ用品を積んで走っているので重さにはある程度慣れているとはいえ、車両の安定性は格段に落ちてしまいます。
それ故に、ジャム君としては「リンが最初に使おうとしていた積載方法は違反なのではないか」と考えてしまうわけです。
実際には、薪を2束でリンは走っていましたので、違反ではないです。
なぜかというと、リンは3束積載したときにエンジンをかけて走ったわけでもなく、せいぜい実際に乗ってみて重さを痛感した程度でしょう。
が、リンは原付の免許取得から日が浅いため、足元に載せようとした時点で、まだ「原付免許取得のための知識」程度までしか有していない初心者ライダー、という表現なのかもしれませんね。
例外として、外部と完全に隔離されているわけでもない駐車場は、交通法規を守るべきスペースでもあるため、試運転であろうとも3束載せて走行してしまったら、違反として扱われることにもなり得ます。
ただ、千明に薪を置いていったのを指摘されつつ2束だけ載せて行ってしまうシーンまで、特にエンジン音は聞こえていませんでしたので、3束とも載せて走り出そうとしてみたものの、重いのでパスしていったと考えられます。
あくまでも法律の解釈はジャム君の素人考えですので、大荷物を載せる際には慎重・安全に!
思い出される1話
ゆるキャン△も11話で終わりが近いと考えると悲しみもこみ上げてきますが、このキャンプ場と焚き火台、そして集まったメンバーを見ると、1話のアバンを思い出しますね。
出典:ゆるキャン△/3月15日放送/TOKYO MX
1話では鳥羽先生がいませんでしたが、11話までに集まっている「グビねえ」というあだ名や朝霧高原キャンプ場でもしている行動を見てしまうと、女子高生メンバーは起きていて、鳥羽先生だけ寝ているんじゃないかと思ってしまいます。
芝生サイトっぽいところで記念写真を撮っていましたので、恐らくこの朝霧高原キャンプ場があの写真を撮った場所なんでしょうね。
ゆるキャン△(アニメ)11話の解説&考察!
今期どのアニメにも言えることですが、ゆるキャン△も11話が終わり、寂しさがこみ上げるばかりです。
そういえば今回は音楽は一応流れましたがオープニングがなく、さらにはへやキャン△もありませんでしたね。
円盤になったらついてきたりするのかな?
悲しみもありますが、ラストスパート!
最後までお付き合いいただけると嬉しいです、ジャム君でした!
コメント
買った薪は3束。
で3束積むと足元に積まないとならないので一束おろして千明に持ってもらった。
その証拠にキャンプ場についた時、薪の数は2束。
確かに、そうでしたね!
単純な確認ミスで申し訳ないです。
記事修正させていただきます。
鳥羽先生の車ですが、私の予想はハスラーのGグレードだと思います。ターボか、N/Aか、駆動方式まではわかりませんが・・・
根拠としては、ホイールのデザインがGグレードと似た感じだからです。
フロント周りが映っていれば、HIDライトか、ハロゲンライトかを推測できそうなのですが・・・
グレードまで再現されている可能性は、意外とありそうなんですよね。
CMもやっており、今も販売がある車ですしね。
ただ鳥羽先生ほとんど車に乗っているシーンがない(運転できず状態)ので、車自体がほとんど登場しないのが推測を難しくさせますねぇ。
>近くにいた千明が知らないのはおかしいんです。
結論ありきの、根拠のない決めつけですね。
すぐそばにいたって、すでに知っている人のフルネーム解説なんて耳に入っても素通りですよ。
そのとき覚えてても接点少なければ忘れるし。
何の結論も出ないとお話を書くこともできないのですが…書くことないってことになってしまうので^^;
それが「結論ありきの根拠のない決めつけだ!」と言われてしまうのかもしれませんが、結論は「ボケ」根拠は「恵那」が本名を言った、「グループチャットでイヌ子が志摩さんと発言していたかも?」というようなことです。
イヌ子の反応が面白そうだからボケて見せたんじゃない?ということであって、決して千明に悪意を持っている文章ではありません。
もしかしたらこれらの事情があったのに、携帯の番号を交換するときに「しまりん」と登録しすっかり本名のことを忘れてしまったので、しまりんが下の名前だと本当に思っていた可能性もあるにはあるでしょうね。
屁理屈言ってもしゃーないだろ
アニメなんだから
重箱の隅つつくような
あんたみたいのがいるから
自主規制されちまうだよ
アニメだからこそ表現できる世界もありますが、ゆるキャン△は比較的リアルな世界を描いています。
いわゆる作画崩壊やワンカットだけある作画ミスにまで重箱の隅をつつくよう文句をつけるつもりはありませんが、考察として「こうじゃないの?」というものですので屁理屈とは違うのではないでしょうか。
アニメ世界ならではとして「私道を走っています」なんてあり得ない距離、ツッコミどころ満載なテロップが入る作品もありますが、笑いのネタにすることはあっても、文句をつけることはありません。
もしかしたら実際に私道にしたらいくら必要なのか、みたいな計算するかもしれませんけど。それこそ「アニメなんだからいいじゃない」という世界です。
「しま」の付く苗字なんていくらでもあるでしょ。
そうですね、「しま」がつく苗字は多いと思います。
ただ千明があおいに聞いていたのは「名前=苗字そのもの」ですので、どの漢字かがわからないとのやり取りではありません。
千明のただのボケだとしても、実際に聞いたことある名前が素通りで忘れていたとしても、別の「『しま』なんとかさん」「なんとか『しま』さん」とはあまり関係ないところですね。
原付の足元に置かれてた薪は、単に原付の知識がない千明orイヌ子が勝手に置いたって考えると自然だよ。(まぁ置いたときにすぐツッコむ方がより自然だけど、そこは演出で)
で、そのまま足元に置いたままだと邪魔だし違反だから、薪をどかして千明に持たせたってだけなような気がします。
昔ビーノ乗ってたから単純にそう解釈しちゃうだけかもしれませんが。