ここからがいよいよ本番、アニメ逆転裁判 ～その「真実」、異議あり！～ Season2のお時間ですよ！
今週2話もジャム君がお届けします。
まあ…変わることはないと思いますけど。
アニメ逆転裁判2期となって、前回は頭を殴られ記憶喪失の中ナルホドくんが戦った裁判でしたが、笑いどころ満載でしたね。
黄色のグローブをバナナと見間違えるって。
相当頭がアレな犯人でしょう。
携帯にはぎっしり詐欺グループのメンバーたちの連絡先を登録していたというのに。
今週はゲームだと逆転裁判3に出てきた怪人☆仮面マスクのお話。
正直、前回の黄色のグローブのオチは覚えていましたが、2話に出てくるオチはよく覚えてない…
まあネタバレは極力しない方針ですが、うっかりネタバレになってたらメンゴメンゴ！
見る楽しみが減ってしまうので、とくに最重要証拠やトリックに関するネタバレには細心の注意を払っていくつもりです。
供子様のツボ
高菱屋百貨店で飾られることになっており、怪人☆仮面マスクに盗まれてしまったという供子様のツボ。
このツボはナルホドくんのナレーションが入っていたとおり、以前真宵ちゃんが霊媒していたときに起こった事件で春美ちゃんが割ってしまっており、「供子」から「子供」に文字が入れ替わってしまいました。
出典：逆転裁判 ～その「真実」、異議あり！～ Season2/10月13日放送/日本テレビ
このお話は、アニメ逆転裁判1期14話からの「再会、そして逆転」で見ることができます。
これから見ようかなという方のために詳しいネタバレは避けますが、「再会、そして逆転」は共犯がいるという逆転裁判の中でもレアなケースです。
アニメ逆転裁判に出てくる犯人も、ゲームの逆転裁判に出てくる犯人も、たいていは単独犯ですので、怪しそうなやつが犯人という傾向が強いでしょう。
まあ、ほかにも共犯がいるケースもあるにはあるので、今回題材となっている「盗まれた逆転」も、単独犯とは限りませんよ？
そんな1期にも出てきた供子様のツボですが、怪人☆仮面マスクに盗まれるほどの価値があるのでしょうか。
金銭的価値はない
出典：逆転裁判 ～その「真実」、異議あり！～ Season2/10月13日放送/日本テレビ
霧緒さんとは、彼女が「トノサマン丙」を演じていた
虎狼死家のことは前回の記事で簡単に触れましたね。
当然、有罪となったのは王都楼で霧緒さんは無罪ですので、こうして半年という短期間で再開できるわけです。
鑑定の結果金銭的価値ゼロだと霧緒さんから告げられた真宵ちゃんはショックを受けていましたが…
だってはみちゃんが成歩堂法律事務所で怪人☆仮面マスクが
春美「すごい宝物ばかりを狙う、いま世間で話題の怪人さんなのです」
供子様のツボに金銭的価値があるのならば「すごい宝物」かもしれませんが、鑑定してもらっても「ツボ」としての金銭的価値はゼロです。
百貨店で倉院の里秘宝展を開くくらいですから、倉院流が世間である程度は認知されているはずなのですが、それを加味しても価値はゼロと判断されているわけです。
そんな物を欲しがるなんて、「すごい宝物」ばかりを狙うと噂の怪人☆仮面マスクにしては、行動が不自然すぎると言えるでしょう。
供子様のツボは魂入り？
はみちゃんが割ってしまった供子様のツボには、倉院流霊媒道初代家元の
ですが、はみちゃんが割ってしまったため供子と書かれたツボから子供と書かれたツボになってしまい、魂はすでに入っていません。
もしかしたら、はみちゃんが直したツボの中に、魂が戻ってきたかもしれませんけどね。
ただ実際には供子様は「行方不明」になっている状態であり、どこかで生きているのか、命を絶っているのか、わからない状態です。
もしどこかで生きているのであれば、ツボの中にはそもそも魂など入っているわけがありません。
真宵ちゃんが供子様の霊媒を行えば生死がはっきりするのでしょうが、失踪宣告(*1)によって法的に供子様の命を奪おうとしていたということは、実はどこかで生きているのではないかと考えさせられます。
失踪宣告 (*1)
民法第３０条１項
不在者の生死が７年間明らかでないときは、家庭裁判所は、利害関係人の請求により、失踪の宣告をすることができる。
参照：毎日３分！条文＋豆知識で民法完全制覇！
つまり供子様が7年間失踪したままであれば死亡したものとみなすことができ、家元の座を正式に明け渡してもらうことができる、ってことですね。
このあたりのお話は、供子様のツボを割ってしまった事件のあった「再会、そして逆転」で垣間見ることができます。
倉院流も、意外とドロドロな関係なんですよね……
天杉優作は犯人ではない
奥さんの
出典：逆転裁判 ～その「真実」、異議あり！～ Season2/10月13日放送/日本テレビ
前回、裁判パートを解説していたとおり、基本的に依頼人となる人は犯人ではありません。
アニメ逆転裁判は無罪を勝ち取るゲームが原作ですし、当たり前っちゃ当たり前ですね。
もちろん怪人☆仮面マスクは別にいますので、優作くんはただの仮面マスクの大ファンです。
こんな感じで進んでいくのが基本のアニメなので、1期を見返してもらっても、2期を見続けて次のストーリーに進んでも、真犯人は証拠とムジュンから探していくことになりますね。
当然真犯人がわかっていても、証拠を突きつけられなければ裁判で勝つことができないため、ナルホドくんたちが行う調査も重要になってきます。
2話から見えるムジュン
依頼人はほぼ犯人ではない、という前提条件がわかっているため優作くんを犯人候補から除外しやすい部分もありますが、今回2話に出てきたシーンからもムジュンが出てきています。
ムジュン その1
面会室でも話題に上がっていましたが、「無くした」というのが優作の主張。
「考え事していたら電車の網棚に忘れちゃったり…」みたいなうっかりで失くしたというには無理があるでしょう。
だって怪人☆仮面マスクは、倉院のツボを盗み出してきたんですよ？
金銭的価値はゼロという鑑定結果ながら仮面マスクが盗み出したんですから、仮面マスクにとっては「すごい宝物」のはず。
うっかり無くしてしまうなんてこと、いくら優作くんが思い込みの激しい人で、実はうっかりさんだとしても、さすがにそこまでうっかりだったら希華さんにも愛想を尽かされていることでしょう。
ムジュン その2
出典：逆転裁判 ～その「真実」、異議あり！～ Season2/10月13日放送/日本テレビ
面会室にいた優作くんの格好はたしかに怪人☆仮面マスクそっくりの格好ですが、アバン（OPの前）に出てきた怪人☆仮面マスクとは格好が違います。
マントや帽子は優作と希華の家、真宵と春美に怪人☆仮面マスク アジト呼ばわりされていた自宅にありましたが、胸にあるペンダントのようなものを優作は身につけていませんし、自宅にもありませんでした。
出典：逆転裁判 ～その「真実」、異議あり！～ Season2/10月13日放送/日本テレビ
さらに変装用の仮面やひげが自宅にありましたが、本物の怪人☆仮面マスクと同じ仮面は、少なくとも見える位置には存在していません。
あそこまで堂々と仮面マスクの衣装や変装道具も置いているのであれば、仮面も一緒に置いてあるのが普通だと思うのですが、どこに行ってしまったのでしょう？
出典：逆転裁判 ～その「真実」、異議あり！～ Season2/10月13日放送/日本テレビ
供子様のツボ同様に、どこに行ったのかわからず、優作が犯人ならば持っていないとおかしい一品です。
ツボと一緒に仮面もペンダントも、どこかで無くしてしまったのでしょうかね？
怪人☆仮面マスクが盗まなかったもの
怪人☆仮面マスクは、「もっとも価値ある美術品」をいただきにくると予告状を送ってきたにもかかわらず、盗んでいったのは金銭的価値ゼロの倉院のツボです。
なぜか供子様の黄金像は盗まず放置しているおかしな怪人さん。
出典：逆転裁判 ～その「真実」、異議あり！～ Season2/10月13日放送/日本テレビ
オカルトマニア的には供子様のツボの方が価値ある美術品だったのかもしれませんが、美術品を狙う怪人からすれば、黄金像の方が価値ある品でしょう。
重くて持って帰れなかったためにツボにしたのかもしれませんが、ほかにも盗めるものはありました。
出典：逆転裁判 ～その「真実」、異議あり！～ Season2/10月13日放送/日本テレビ
髪飾りだって、儀式の間に入るための鍵だって、穴が空いているはずのびょうぶだって展示されています。
これらのほうがよほど価値がありそうなものですが、なぜよりにもよって、あんなはみちゃんによって間違って修繕されたツボを盗んでいったのでしょう。
ほかのものを盗まなかったというより、ツボしか盗むことができなかった、と考えるのが妥当でしょうね。
だって、予告状にも書いちゃったし。
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アニメ逆転裁判 Season2(2期)2話の感想
いやはや。
完全にネタバレなしでというのは無理があった(笑)
ただ一番重要なところはあえてここまで触れていません。
気になる方は、霧緒さんが受け取っていた「予告状」を見てくださいね。
ではでは、また次週、次はゴドー検事との裁判パートかな？
楽しみにしておきます！
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