カリギュラファンの皆さま、お待たせしました!
Caligula-カリギュラ-担当のジャム君です。
今回は3話と4話一気に解説と考察を進めていきますね!
さて、前回2話の記事ではあの化物にデジヘッドという名前があることや、
そして3話と4話では、オスティナートの
ジャム君の今までしてきた考察が当たっていたのか否か、そのあたりも気になる回でしたね。
犠牲者X
カリギュラ1話で送辞をしていた
この子ですよ、この子。
出典:Caligula-カリギュラ-/4月8日放送/TOKYO MX
4話ラストで、デジヘッドになっていた女の子の顔が一瞬だけ見えていたんですけど、誰だかわかりましたかね。
はい、それはもちろん、この流れですので柏葉さんですね!
出典:Caligula-カリギュラ-/4月8日放送/TOKYO MX
青い花の髪飾りが特徴的でずっと見えていましたので、デジヘッドになっている状態でも誰だかわかるはずです。
同じ髪飾りをつけている人がいなければ、ですけどね。
これを見れば、佐竹とアリアが音楽準備室に来た式島に対し話していたことが、嘘でない確率がかなり高まります。
柏葉さんはデジヘッドに襲われてしまったため洗脳され、自身もデジヘッドとなりオスティナートの楽士にいいように使われるようになっていると考えれば自然な光景ですし、その点について式島に嘘をつくメリットは、ほとんどないですからね。
うまく逃げ延びているメンバーもいれば、柏葉さんのように洗脳されデジヘッドになってしまった犠牲者Xも複数存在している、と考えられそうです。
デジヘッドに襲わせなくとも、カリギュラ4話までにオスティナートの楽士のメンバーと深い関わりを持った「気づいているメンバー」は洗脳されかけていましたし、楽士メンバーが直接洗脳してデジヘッドにしてしまうことも可能なのかもしれませんね。
そうすると逃走中に警戒しなければならないのは、μの歌声に反応した
そんなことを考えてしまうと、式島のことを助けてくれ、デジヘッドについて正しいようなことを教えてくれた佐竹ではありますが、実はオスティナートの楽士と深いつながりがあり、「気づいているメンバー」を集めているだけとも思えてしまいますね。
メビウスの創造主はμとアリア!
2話の記事で
出典:Caligula-カリギュラ-/4月29日放送/TOKYO MX
カリギュラ4話にして、ようやく語られる謎ですか!
なんか、まだなにか隠してそう……
勝手な感想ですけど(笑)
ただジャム君としては、アリアが語っていたμと一緒にいた大人なアリアがいたネットの世界の歌に出ていた文字が気になります。
辛さを歌の中に吐き出した世界
ネットの中で辛さを吐き出すことって、まあよくある話です。
よく使われているTwitterやFacebookといったSNSでも、辛いことがあれば吐き出すことだってあるんじゃないですかね。
カリギュラの現実世界では、それはネットの歌に向けられているようで、負のオーラがどす黒く溜まってしまい、μもアリアもそれを解消できるメビウスを創ろうと思うようなレベルに達しているんですね。
その描写の中に、多数の辛さが文字データとして表示されていました。
参照:Caligula-カリギュラ-/4月29日放送/TOKYO MX
4つのシーンで構成されていたのですが、その中から読み取れた単語を並べていきますね。
後々重要なキーワードになるかもしれません。
歌に隠れているキーワード?
順番は特に意識しているものではありません。
一応、文字が出てくるシーン順です。
文字が隠れている、途中で切れている場合など、予測されるワードの場合もあります。
(水色で表示しておきます)
「憎い」「虚無」「避して」「醒めないで」「牙を向けないで」「まじめになるには」
「口をふさいで」「目を合わせ」「んてい」「人形」「を恋れ」「目的な君」
「理想など捨て」「恐れて」「離れて」「優しさ」「なんていらない」
「言葉なんてかけないで」「孤独」「僕の物(物の僕)」「溺れて」「らない」
これくらいですかね?
結構隠れていますし読み取りづらいので、カリギュラ4話のこのシーンは何度か見てみるのをおすすめしたいです。
まったく意味のわからない単語もありますし、何度か出てくる言葉もありましたし、今後の追加情報待ちですかね。
ただ辛さを歌に吐き出している世界だけあって、ハッピーな言葉はありそうもないのが悲しいところ。
心の闇
Caligula-カリギュラ-の3話と4話を見ていて判明した事実として、
式島はもちろん、ケンカ魔の佐竹やオスティナートの楽士メンバーも、全員なにかしらの心の闇を現実世界で抱え、μによってメビウスに連れ込まれているってことですね。
じゃあその心の闇って何なのよ、って部分をカリギュラ4話までに判明している部分だけでもまとめてしまいましょう。
式島律の心の闇
式島が現実世界で抱えていた心の闇といえば、1話に出てきたこのシーンじゃないですかね。
出典:Caligula-カリギュラ-/4月8日放送/TOKYO MX
カリギュラが始まって早々に出てきた汚部屋で、ディスプレイの中のμに話しかけている人物。
部屋の状況からしていわゆるヒッキーなんじゃないかと思われるような人物が式島です。
メビウスに来てからは、友達も多いリア充な生活が普通のようでしたが、それは単なる憧れで、式島が望んだ叶わぬ「夢見る」ことだったと考えられますね。
1話のBパートからは、リア充だったはずなのに、歯車が狂いだしたかのようにぼっちでいることが多くなっていましたので、メビウスのことに気づく前兆だったと思えば筋はとおりそうです。
佐竹笙悟の心の闇
4話現在不明。
巴鼓太郎の心の闇
4話現在不明。
ジャム君の勝手な予想としては、現実世界ではズルズルいじめに加担することとなり人を追い込むことばかりだったという、人を傷つけてしまった心の闇でしょうかね。
そのような闇があるのでヒーローのように駆けつけ守ることのできる自分を望んでいたって感じな気もします。
1話から鈴奈のことをかっこよく守ろうとしていますし、そういう願いかもしれないですよ。
篠原美笛の心の闇
美笛は、カリギュラ3話でスイートPに洗脳されかかっていましたが、デブは嫌いだと公言していました。
ですがスイートPからも指摘されていたとおり、美笛が探している母親は美笛の願いがμに届いたため、一緒にご飯を食べられる元気な姿の母親が家にいるわけです。
その願いが本当の意味でかなったのか、別の方向性でかなったのかと言えば、美笛が母親を探しているとおり、本当の意味でμが願いを叶えられたとは言えませんけどね。
出典:Caligula-カリギュラ-/4月8日放送/TOKYO MX
病的なまでに痩せていた母親ですが、ここまで痩せているのは美笛がお茶会で放っていたように、前に太っていた母親に対し、ひどい言葉をぶつけていたんじゃないでしょうか。
母親はその言葉で病み、こんなガリガリになるまでダイエットしてしまったと。
そんな心の闇を抱えているわけです。
そしてガリガリになった母親が料理をして自分の食事は作ってくれる、食べている姿を笑いながら見ててくれる、という生活に美笛は罪悪感を感じていたのでしょう。
だからこそ元気な姿の母親に戻ってほしかったのでしょうが、μが叶えたように急変身することは望んでいなかったんですよね。
急変身にびっくりしてもそれを受け入れていたのであれば、今ごろ美笛は、デジヘッドとして活動をしていたことでしょう。
だって受け入れていたのならばメビウスに満足しているんですから、自然とデジヘッドになっちゃうでしょ?
神楽鈴奈の心の闇
鈴奈が現実世界で抱えていた心の闇は、人間関係でしょう。
式島とちょっと違うところは、別に引きこもっているわけではなく、学校にはちゃんと行っていそうなところです。
参照:Caligula-カリギュラ-/4月29日放送/TOKYO MX
ただ、周りの人が勝手に言っているだけでなく、本気で便所飯してるって、どこまで悲しいんですか!
どうしてあそこまで浮いちゃってるのかはカリギュラ4話まででは描かれていませんでしたが、相当に人間関係で闇を抱えなければ、便所飯は回避しているでしょう。
いくら友達ができないぼっちであろうと、周りから空気のような扱いなのであれば、自分の席で弁当を食べればいいお話ですよね?
それをせずに便所飯しちゃってるってことは、4話で晶との衝突を止めるために歌っていましたが、歌唱力が非常に高く妬まれてしまっていたんではないでしょうか。
妬みが人間関係をややこしくさせ、友達はできるわけもなく、かと言って空気のような扱いをしてもらえるわけもなく、結果として便所飯するはめになったと考えれば、筋はとおりそうです。
恨みや妬みという負の感情で友人ができない、ということはメビウスに来てからはなくなったのですが、社交的に変化したわけでも友人がいるよう変化したわけでもないため、ぼっち継続だったんですね。
守田鳴子の心の闇
4話現在不明。
3話のBパート後半まで、メビウスのこともデジヘッドのことにも気づいていなかったので、ややメビウスに不満がありながらも完全に嫌っていたわけではなさそうですね。
もう気づいちゃったんで、手遅れなんですけどね(笑)
スイートPの心の闇
カリギュラ3話に出てきたスイートPの心の闇は、周囲からの目線でしょうかね。
出典:Caligula-カリギュラ-/4月22日放送/TOKYO MX
現実では鳴子が言っていた「油ギッシュなおっさん」という見た目のラーメンブロガーで、女の子の見た目はスイートPが望んでなった完全別人。
というか、性別まで違うじゃないですか、という笑いどころ!
性別から変わったというのに、口癖と伏せ丼で気づくとは、鳴子侮れませんねぇ。
ただμに望めばまた別の姿になれるんでしょうから、見た目を変えればいいんじゃないですかね。
鳴子と美笛に近づかなければ、たぶんバレませんよ(爆)
小森晶(少年ドール)の心の闇
鈴奈と一緒に図書館にいたオスティナートの楽士の一員である少年ドールこと小森晶は、鈴奈も言っていましたが似たような心の闇を抱えていたのでしょう。
ただ鈴奈は「避けられていた」のに対し、晶は「避けていた」という点で、同じ孤独を味わっていても、原因が異なりますね。
出典:Caligula-カリギュラ-/4月22日放送/TOKYO MX
メビウスに来てまで、自分の肉体を人形にするのを選びアリアに驚かれていましたが、晶は単に人付き合いが苦手なので避けているだけです。
ですが寂しさに耐えかね、生徒を人形にして図書館に配置し、自分の近くに置いておいたってお話ですよね。
自分のことを理解してくれ、趣味のことでも語り合える鈴奈に対しては心を開けていたため饒舌な瞬間もありましたし、最後には人形にしてしまおうとして止めに入られていました。
それも寂しいから自分の近くにずっといてもらおうと人形にしようとしていただけで、もしも鈴奈がメビウスのことに気がついていない生徒だったのであれば、永遠に自分の孤独を癒やすアイドルとして、いつまでも普通に動いてもらっていたでしょうね。
Caligula-カリギュラ-3話と4話の感想
今回はカリギュラの3話と4話を一気に進めてしまいましたが、3話はアニメを見ていると完全にお笑い回ですよね。
お茶会に参加しているメンバーの格好も笑えますし、ラーメン吹き出してるスイートPも。
いや、美笛のお母さんの話も出てはきたので、全部が全部お笑いではないですけど。
4話になると、一気にメンバーが集まり、カリギュラの世界観も急速に明かされていたので、忙しい感じでした。
デジタルな世界っていうジャム君の予想、意外と多く当たっていましたね!
安堵しつつ、来週からは隔週にならないよう気をつけたいと思うところであります。
ではまた!
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