おはこんばんにちは。
Caligula-カリギュラ-担当のジャム君です。
カリギュラの折り返し地点となる今回6話ですが、前回の謎めいたやせ細った美笛の母親を探し出せるシーンや、洗脳を乗り越えカタルシスエフェクトを手にした
それでもカリギュラって、まだ明かされていない謎も多そうですし、見落としている点もあるような気がしてなりません。
難解ストーリーですよね。
だがそれがいい!
カリギュラとひぐらしのなく頃にのコラボ?
式島たちメビウスから脱出したいメンバーたちも、メビウスを理想郷として留まりたいオスティナートの楽士メンバーたちも、
μは式島たちにはメビウスに留まってほしいですし、オスティナートの楽士メンバーたちには、式島たちを傷つけることなくメビウスに留まるよう「説得」を望んでいるんですよね。
ですがオスティナートの楽士はμの意向を無視し攻撃的手段に出たため、μの怒りを買ってしまいました。
さながらその様子は、ひぐらしのなく頃にでも見ているかのよう。
出典:Caligula-カリギュラ-/5月13日放送/TOKYO MX
雛見沢症候群でも発症したのでしょうか?
そういえば先日、ラストピリオドでひぐらしのなく頃にとのコラボがありましたよね。
正式にコラボしているわけではないのですが、話の展開としてカリギュラでも「ひぐらしのなく頃に」に出てきたような症状がμに起こっても、何ら不思議ではありませんね。
μもアリアも、気づいた時にはネットの世界をさまよっているような「電子世界の住人」であると思われますし、人間の負の感情を受け続けた結果、バグに拍車がかかってもおかしくはないでしょう。
カリギュラにおける雛見沢症候群
「ひぐらしのなく頃に」と「カリギュラ」では、当然のことながら原作が違いますので、カリギュラに雛見沢症候群が起こることはありません。
アニメ化もして結構有名にもなった作品ですが、一応雛見沢症候群について解説もしておきますね。
ひぐらしのなく頃にの舞台となる
足音や人の気配といった幻覚・幻聴、また疑心暗鬼や人間不信といった精神的な症状が見られる。
また普段温厚な人物でも、攻撃衝動が抑えられなくなるのも特徴。
さらに自分の記憶を改ざんし、読み手のミスリードを誘うこともある。
病気の進行具合はL1からL5に分類され、数字が大きいほど重症。
「鬼隠し編 其の壱 ハジマリ」の冒頭に出てくる圭一(主人公)は、L5を発症してしまっている。
オヤシロ様(雛見沢で祀られている神様)の声や気配・足音はすべて幻覚・幻聴、軽い雛見沢症候群のときにも感じ取ることができる。
さらに症状が進行すると、鬼隠し編 其の四や其の壱のアバンでも見られる罰ゲームへの誤認や、お見舞いへの疑心暗鬼が拭えなくなってしまう。
未見の方は動画を見てもらえばわかりやすいのですが、冒頭から圭一がヒロインたちをバットで殴ってるんですよね。
しかも、金属バットで滅多打ちですので、ケツバットレベルのお遊びではありません。
動画のAパート以降からもわかるように、普段はこのような性格の主人公ではないので、完全に雛見沢症候群の末期で、自分に攻撃を仕掛けてきたと勘違いしてしまったために起こった悲劇です。
2話以降も気になるのであれば、dアニメストアなどでイッキ見した方がお得だと思います。
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μは「約束を破られた」「自分の言うことを聞いてもらえない」というような事情を持ってはいますが、メビウスの創造主という、いわば神のような存在です。
そんな存在のμが、自分の言うことを聞いてもらうために、一方の勢力に肩入れすること自体問題だとも考えられますが、この暴走しているμがアリアの言うとおり負の感情の暴走状態なのであれば、アリアは良心なのかもしれません。
出典:Caligula-カリギュラ-/5月13日放送/TOKYO MX
カリギュラでの雛見沢症候群とは、悪意が制御できなくなったμの暴走であり、制御するためには対抗策としてカタルシスエフェクトを手にするだけでなく、アリアを元のサイズに戻すことも必要になってくるとも考えられるでしょう。
人間不信になっていそうな精神的な症状の観点で言えば雛見沢症候群に似ていますし、実はμや式島といった誰かの夢オチなんてことがあれば記憶の改ざんという、これまた雛見沢症候群に似た症状を見せているのが、カリギュラ6話でμが急変したシーンから考察できそうなことでもありますね。
カタルシスエフェクトを手にできた式島律
カタルシスエフェクトをアリアの手助けなしに手にすることができた式島ですが、それはメビウスを拒むことを意味しています。
出典:Caligula-カリギュラ-/5月13日放送/TOKYO MX
カリギュラ6話で暴走してしまった
μが漏らした言葉の意味
今回のカリギュラの終わりぎわ、μが漏らしていたのはこんな言葉でした。
出典:Caligula-カリギュラ-/5月13日放送/TOKYO MX
μ「バカ…律のバカ……」
μが式島律を名指ししている、というのがカリギュラの謎を解く上でのキーポイントとなりそうな発言ですね。
心の底からアリアを批判するわけでも、楽士を批判するわけでも、みんなを批判するわけでもなく、心の底から怒り・悲しみをぶつけているのは式島律だけです。
正気でいるシーンならともかく、暴走してしまった上に吹き飛ばされ気を失っている(と思われる)ところをソーンに運ばれている時に漏らした言葉ですので、たまたま撃ち落としたのが式島だったから憎んでいる、というわけでもなさそう。
μと式島の間に、何らかの深いつながりがあると考えるのが自然ですよね。
μの創造主は式島?
カリギュラ1話を思い出していただきたいのですが、パソコンの中にいるμに話しかけている男性の姿がありました。
今のところ、メビウスにいる式島には現実世界の記憶が正確に戻っていないため式島律本人であるか、実はミスリードでまったくの別人なのかはわからないところなのですが、あれが式島だとすると辻褄が合うシーンも多くなってきます。
今回6話においても、μの創造主が式島で、現実世界では夢を見るために理想郷を望んでいたはずなのに、いざメビウスに来てみるとそれを否定されるとなれば、μとしてはたまったものではありません。
「(え、律はこんな世界望んでたよね? 酷い!)律のバカ……」
なーんて感情を持たれてしまっても、何ら不思議がない状況です。
式島律も実はデジタルなデータ?
μやアリアはネットの世界やパソコンの中にいるような、デジタルなデータであると今までの情報から考えられます。
だからこそμとアリアの力でメビウスを創ることができたわけですし、μは未だに創造する力を有しているのでしょう。
アリアも同様に、カタルシスエフェクトを目覚めさせる力を有していますね。
で、カリギュラ6話で式島はカタルシスエフェクトを手にできたわけですが、アリアの力を借りず佐竹を驚かせていました。
まだ自分の力を開花させたに過ぎませんが、小さくなったアリアの力の一部と同様のことをやってのけているわけです。
それに加えてμの発言も考慮すると、デジタルデータどうしでメビウスを創造する前からデジタルデータどうしの友人や恋人といった関係であり、μが自分の考えに賛同してくれると思い式島も連れ込んでいたのに、記憶がないためなのか、それとも記憶があろうともなのかメビウスを否定されてしまったため、同じデジタルデータとして「賛同してくれないお前は酷い」というμの身勝手な考えがあったのかもしれません。
Caligula-カリギュラ-6話の感想
いやはや、式島たちがここに来て一気にカタルシスエフェクトで全員武装とは急展開でしたね!
てっきり式島は、カタルシスエフェクトを手にできるのはもっと先のことになるかと思っていました。
それぞれのキャラが持つトラウマも、カリギュラ6話までにフラッシュバックとして少しずつではありますが明らかになっていますので、現実世界で何に悩んでいたのか、楽士たちの方も気になってきます。
スイートPは相変わらずいじられていましたけど(爆)
それではまた!
コメント
お邪魔します
μとアリアがメビウスを作ったと言っている通り、本来2人で負担すべきことを一人でしているんですよね
これはゲームの公式で無印発売前から語られていることなので大丈夫だと思いつつ補足を
創造するのはμで調律はアリアの役割だそうです
現在溜め込むしかない状態ですので暴走もするよね・・・という
そしてこれはμ役の人いわく「μはすごくいい子で純粋だから歪んでる」そうです
律に関してはプレイ済みでも全く予想が付きませんのでそれがすごく楽しかったり
それでは
なーさん、補足情報ありがとうございます!
基本アニメの情報+コメントやアニメ公式サイトの情報程度で進めていこうかな~、と考えていたので助かります。
(ゲーム買えよ、とは言わないでください。ほしいですがプレイ環境がががorz)
創造がμで調律がアリアだからこそ、4話でアリアは「μがメビウスを創った」というお話をしていたんですね。
調律役がニンゲンの感情も制御していないし、μの負担を散らすこともできていない現状、そりゃ純粋に「メビウスが最高」だと思っているμはヤンデレではありませんが、闇を抱えているのも当然の結果ということですかね。
式島律は確かアニメオリジナルで名前が用意されているキャラクターですので、ゲームと同じような立ち回りをするキャラなのか、まったく違う存在として立ち回るのか、ゲームをプレイしていてもしていなくても楽しめそうに思えてきます。
いただいたコメントを受けVitaやPS4のゲーム公式サイトのキャラ紹介(律相当)も軽く見てみましたが、PS4版の女って!!?
カタルシスエフェクトは同じなのに、男女が違う世界…ますます訳がわからないです(笑)
このあたりもゲームプレイ済みでも楽しみにできそうな要素になっていますね。
次回以降も楽しみです!
初めまして。
考察楽しく読ませてもらっています。
カリギュラの考察ですがもう更新はされないのでしょうか?
はじめまして、ライトさんコメントありがとうございます!
ジャム君の本業が忙しく、担当しているカリギュラも、その他のアニメも積みアニメ状態です。゚(゚´Д`゚)゚。
もう少ししたらある程度落ち着くかとは思うので、最終回を迎える前に、いったん記事にできたら嬉しいですね!
ゲームのあらすじはみといたほうがいいとおもいます
そうですね、記事にする時にはそろそろスパートに入らないといけませんし、VitaとPS4のあらすじは把握しておくと、差があればあるで面白いかもしれませんね。
(PS4みたいに、女主人公にチェンジしませんし)
μの歌声、聴きたいと思いつつ、なかなか終わらない仕事に嘆いています……
できるだけ早めに終わるようがんばりますね!
あきさんも、また来てくださったらコメントくださると嬉しいです!