どうもこんにちは、Caligula-カリギュラ-担当のジャム君です。
1話からそうでしたが、カリギュラ2話になっても
ゲームももちろんありますが、CDも欲しくなるアニメ化成功のコンテンツだと思っています。
さて、前回は
卒業生は入学してくるわ、化物には襲われているわ、何が何だか分からないスタートでした。
そして今回カリギュラ2話では、そんな訳のわからん世界の謎が、少しずつ見えてきました。
ジャム君の考察、意外と遠からず当たっているところもあったようです。
化物の名前が判明!
ケンカ魔の佐竹に、連れて歩いているのか、ちんちくりんな物体のアリアは、
そこで語られていたのが、例の化物の名前。
出典:Caligula-カリギュラ-/4月15日放送/TOKYO MX
化物の名前は「デジヘッド」と呼ばれており、デジヘッド(化物)に反応できる「視えている」人間と、デジヘッド(化物)にならずとも「視えていない」人間が存在していることがわかりました。
デジヘッドから逃げている人間は「視えている」側の人間、式島に無理やり入学式から連れ出されたものの状況が飲み込めていない水口さんのような人間は「視えていない」人間です。
前回考察した時には、人間とデジヘッドの2種類に分類していましたが、人間の中にも「視えている」人と「視えていない」人の2種類がおり、ますます複雑化してきましたね。
視える・視えない条件とは
デジヘッドが視える条件は複数考えられます。
視えない条件も同様です。
視えない条件を簡単に整理してしまうと、
- デジヘッドに現在なっている
- デジヘッドになることがある
- デジヘッドが視える人間には顔がデジタル状に視えている
- デジヘッドが視える人間には顔がデジタル状に視えることがある
出典:Caligula-カリギュラ-/4月15日放送/TOKYO MX
これらの要素を持っている人間は、デジヘッドを認識できないと考えられます。
水口さんは式島が近くにいる状態ではこれらの要素に該当していませんでしたが、デジヘッドへの変身に若干の抵抗力でもあるのか、別れた後に顔がデジタル状に視えていたのか、カリギュラ2話の時点では不明ですね。
逆にデジヘッドが視える条件を簡単に整理してしまうと、
- μに現実世界で願いを叶えてもらった
- μに現実世界で干渉した経験がある
- μに仮想世界で干渉している
このあたりではないでしょうか。
卒業生兼新入生だったカギPや、
式島は願いが思ったとおりにかなったようには思えませんが、暗い部屋の中で「穏やかな世界」を夢見ていましたし、
顔がデジタル状に視える人間
カリギュラ1話でも入学式には顔がデジタル状に視える人間はいなかったように見えましたが、Caligula-カリギュラ-2話になって街のいたるところにまでこれらの人間が存在していました。
式島が肩をぶつけたお兄さんたちは人間らしい反応をしていましたが、鼓太郎と鈴奈が驚いていたブティックの店員は、それはもうひどい設定です。
出典:Caligula-カリギュラ-/4月15日放送/TOKYO MX
店員「当店のアプリはご存知ですか? ダウンロードしていただくだけで、大変お得にお買い物ができます。ぜひお試しください」
店員「当店のアプリはご存知ですか? ダウンロードしていただくだけで、大変お得にお買い物ができます」
ますます前回考察したようなNPC臭がプンプンしてきますよね。
大事なことなので二回言いました、レベルではなく、それしか言えない村人みたいな感じ。
「ここは○○村です」みたいな。
ただ店員さんがこうなってしまうのも、致し方ない部分があるのが、この世界だとわかっていましたよね。
μ(ミュウ)は異世界を創っていた
前回の考察は、結構当たっていたような気もします。
μは別世界を創って、式島たちを閉じ込めていました。
出典:Caligula-カリギュラ-/4月15日放送/TOKYO MX
その世界は「メビウス」とμに呼ばれているようで、町の外れに行くと、壁にぶち当たってしまうようです。
顔がデジタル状に視えるタクシー運転手はもちろん、電車やバスもその先に行くことはないようで、本来終点でもなんでもない場所で降ろされてしまいます。
これを考えると、やはりμがカリギュラの世界のデジヘッドや顔がデジタル状に視える人やペットなども創っているGM(ゲームマスター)で、デジヘッドたちはNPC、デジヘッドが視える人間はゲームプレイヤーのような立ち位置っぽいですね。
ここは1話からブレなく、2話現在はそう考えるのが妥当な気がしてきます。
メビウスはどんな構造なのか
詳細はおいおいわかるのでしょうが、現在判明していることとジャム君の考えをまとめていくと、メビウスとはこんな世界ではないかと思われます。
- 現実世界とは別の世界
- デジタルデータの世界
- 本物の人間はデジヘッドが視える人だけ
- 式島たちも精神や考え方といった「意識」だけが移植された
- 式島たちの「肉体」は現実世界に残されている
- デジヘッドや顔がデジタル状に視えるものはμの勝手な想像
- デジヘッドに襲われ倒されるとゲームオーバー
- 2話現在、壁になっているところより先は拡張アップデート待ち
精神だけ取り込んだ、体験型シミュレーションゲームの世界みたいな感じですね。
もしデジヘッドに捕まり倒されてしまうと、精神が破壊され、メビウス内でも現実世界でも、ゲームオーバーを迎えてしまうのではないでしょうか。
だからこそ、本当の事情を知っていそうな佐竹とアリアは、デジヘッドに襲われていた式島を助け、一緒に来るよう促したと考えられます。
出典:Caligula-カリギュラ-/4月15日放送/TOKYO MX
「μが大変なことになっている」ということも言っていたので、その手伝いをさせるためでもあったのかもしれませんけどね。
μ(ミュウ)の身に何が起こっているのか
「μが大変なことになっている」と危機感を煽っていたアリアですが、何が大変なことなんでしょう。
そもそもμってカリギュラ1話でも考察しましたが、どんな存在なんですかね。
デジタルデータの神様の暴走?
μがメビウスの創造主で、式島や佐竹、美笛などの人間を招き入れているのだとすると、不完全ながらも願いを叶えてくれる神様のような存在ではある気がします。
またメビウスの一般市民は、顔や反応が適当な人ばかりで顔も反応も機械的な人ばかりでしたので、顔やメビウスの境目を見るに、デジタルデータで構成されていると考えるのが妥当です。
そんな世界を創ったμもまた、ボーカロイドのようにデジタル世界の住民で、前回空を飛んでいるのに驚かれなかったのも、立体映像か何かでそういう場面がよくあるからなのかもしれません。
アリアが危機感をつのらせていた大変なことになっているというのは、本来メビウスにはデジヘッドなど存在するはずもなく、ウイルス感染でもして世界が狂い始めてしまったからなのではないでしょうか。
μがそのことに気づかず歌い続けてしまうのも、ウイルスがμにはわからないよう活動しているものだと仮定すれば、辻褄はあいます。
パソコンのウイルス感染と同じですね。
知らぬ間に感染し、気づかぬところで攻撃を仕掛けていたり、自分のデータを送信していたりするという、潜伏活動もできることでしょう。
μがデジタルデータであればこそ実現可能な可能性ですね。
カギPやソーンに騙されている?
オスティナートの楽士と組織の名前を語っていたソーンですが、悩むμに対しさも優しげに声をかけていました。
出典:Caligula-カリギュラ-/4月15日放送/TOKYO MX
ソーン「どうやら、あなたの気持ちが届いていない人がいるようね」
μ「どうして? 何がいけないの? 私はただ……みんなを幸せにしてあげたいだけなのに」
ソーン「彼らは我々オスティナートの楽士が導いてあげるから大丈夫。さあ、あなたは歌ってあげてちょうだい、μ」
「みんなを幸せにしてあげたい」という願望を持つμの能力につけ込み、オスティナートの楽士という組織では「導いてあげる」という口実で、自分たちが住みよいメビウスを創らせるべく、デジヘッドまでをもμに生み出させたと考えれば、μの歌声にデジヘッドが反応するのも納得できます。
当然自分たちが襲われては元も子もないですので、オスティナートの楽士メンバーには襲いかからないよう設計させているのでしょう。
人間の顔はおかしく、壁がある世界なんて、やることがすぐになくなって面白くない世界になる気がするんですけどね。
ただμの力を使って、メビウスを広げること以外ならば好きなものを創ってもらえるのですから、今はなくてもありとあらゆるものが、今後オスティナートの楽士の影響で創造されていく可能性もあるでしょう。
ですが、オスティナートの楽士の構成員にとってはいいことでも、μが望む「みんなを幸せにしてあげたい」とは程遠い世界になる、μを騙して利用しているに他ならない組織のような感じでもありますね。
Caligula-カリギュラ-2話の感想
カリギュラ2話の
心の底から喜んで歌っている、というわけではなさそうでしたけどね。
デジヘッドは佐竹に撃たれても倒れるだけだったので、やはり現実世界であるとは思えないんですよねぇ。
ケンカ魔といえどあんな物を持ち歩けるのが普通なわけないですし、現実世界には変な壁なんて存在しませんし、どうかしている世界がメビウスなんでしょうね。
アイキャッチに入っていた「不安、焦燥などといった負の感情は他人を巻き込んでいく。」というのも、やはり何か意味がありそうな感じがします。
人生不安に思った式島の夢だった! なんてオチにはならないですよね?
夢オチを否定してくれるような要素が出てくることを、次回以降で期待していきましょう!
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