今週もTVアニメ、とある科学の一方通行のお時間がやってまいりました!
とある科学の一方通行2話では、またも新たなアンチスキルを騙るDA兵と裏で操るブリーダーたちが登場。
そんな中、1話ではようやく包帯が取れる
アニメとある科学の一方通行2話では、死霊術を使った兵器と戦ったアクセラレータいわく「おもちゃ」の兵器も登場し、今後ラストオーダーの写真を持っていた理由が判明してきそうな雰囲気です。
DA兵(偽アンチスキル)
先週に続きヘヴィーオブジェクトSを読んでいたアクセラレータの病室に侵入してきた自称アンチスキルは、DA兵と呼ばれるアンチスキルの偽物でした。
このDA兵の動向は、黄泉川が知らなかったとおり、アンチスキルの下っ端は知らされていない事項と言えます。
出典:とある科学の一方通行/7月20日放送/TOKYO MX
今までのシリーズでも
これまでのとあるシリーズを再確認するには、VODを活用したいですね!
DA兵と正規アンチスキルを見分けるポイント
とある科学の一方通行2話でもアクセラレータが懇切丁寧に説明してくれていましたが、正規の
出典:とある科学の一方通行/7月20日放送/TOKYO MX
また黄泉川の部隊では、黄泉川が「子どもには銃を向けたくない」というポリシーを持っているため、とある科学の一方通行1話でも鷹田杏子、木寺実莉、名荷原弘見の3名が高校生だと判明した際、黄泉川は銃を下げ警棒で突撃していっています。
黄泉川自身は、
出典:とある科学の一方通行/7月13日放送/TOKYO MX
正規のアンチスキルが銃器に頼るのは、襲撃を受けている・受けそうという情報しかない場合の初動や、相手が悪意を持って攻撃を仕掛け民間人を巻き込む、またアンチスキル隊員自体を危険に晒すような、本当に真面目な銃の取り扱いを行っていると考えられます。
それはアンチスキルと対立することもあったアクセラレータが、一番身をもって体感しているところであり、アンチスキルを騙るDA兵が偽物だとすぐに見破ることができる理由の一つとなるでしょう。
DA兵は偽物だと見破った最大のポイントは?
アニメとある科学の一方通行2話でアクセラレータがDA兵はアンチスキルなどではない怪しい部隊だと見破ったのは、次の理由が最大のポイントと感じさせられました。
それはズバリ、
隊員が高圧的!
実際にアクセラレータの病室で、声に出したわけではありませんが……
出典:とある科学の一方通行/7月20日放送/TOKYO MX
ジャッジメントよりも上位に位置する、学園都市内にいる警察組織のような存在がアンチスキルですが、確かに高圧的に出るシーンもあります。
そんなシーンは、学生側が怒られて当然な、完全下校時刻を過ぎている・過ぎそうなのに遊びに夢中になっている、といった場合の『注意』で使われます。
これはアンチスキルとしてでもありますが、大人としてでもあるごく自然な行動ですので、高圧的でも当然です。
ですが、院内にいたアクセラレータに対し、病室に侵入したエステル=ローゼンタールを捉える目的とはいえ、制圧行動の邪魔をしたわけでもないアクセラレータに対し態度が高圧的すぎます。
仮に正規のジャッジメントが突入してきたのであれば、いくら侵入者を確保するためとはいえ、突然の侵入に対し謝罪の言葉をかけたり、事件によって怪我をしていないか確認をしたり、学園都市を守る警察的な組織として当然の行動に出るはずです。
とくに民間人の受傷有無や被害状況の確認はアンチスキルとして必須とも言え、単にエステル=ローゼンタールを確保し連行するというのは、通常のアンチスキルとは考えにくいというわけです。
もちろん黄泉川に直接話し、「パチもんが出回っている」という情報を与えたときの彼女の反応を見たときが、DA兵はやはり偽物だったと確信に至る最大ポイントと言えますけどね。
アクセラレータが能力をオンにしていた理由
DA兵はアンチスキルを装いアクセラレータがいる院内に侵入してきましたが、それと時を同じくして、アクセラレータはチョーカーにしているミサカネットワークに接続されている電極をオンにし、能力を使えるようにしています。
出典:とある科学の一方通行/7月20日放送/TOKYO MX
化けの皮を剥がすためにDA兵と病院の外で対峙したときならばわかりますが、どうしてアクセラレータはDA兵が侵入してくるときには、すでに能力を使えるようにしていたのでしょう。
理由その1 アクセラレータの能力
とある科学の一方通行2話は、まだ入院中を描いていますが、退院をしたとある魔術の禁書目録Ⅱ17話を見てみると、アクセラレータが黄泉川の家でたった1時間寝てしまっただけで周囲の警戒を行っていました。
とある科学の一方通行2話の時系列からすると後日談になるわけですが、それと同じことが今回も起こっていたと考えられます。
医者の足音でもないような音で院内を駆け回る音が聞こえてくれば、アクセラレータは警戒を強めずにはいられないでしょう。
なにかに感づいた顔をしていますし、なにせ自分だけでなく、この病院にはラストオーダーもいますからね。
前回、包帯が取れた記念のパーティーをしてもらえたアクセラレータなのですから、相応の恩返しには期待できそうです。
理由その2 襲われたばかりであるから
とある科学の一方通行2話は1話からわずか1日しか経過していない日のことを描いていました。
ということは、昨日潰してきたはずですが、残党がまた同じか別かは置いておき、おもちゃを持ってアクセラレータの
結果的にはDA兵でしたが、侵入者がいるならば注意するに越したことはないわけですね。
電極用バッテリーをしっかり交換していれば、この時点でも15分程度は持続するタイプのはずですので負けることはほぼないでしょうが、未交換だったりこのあとの時系列で木原率いるハウンドドッグ部隊に追われたりすることを考えると、いかなる時でも気を抜けないのが今のアクセラレータと言えるでしょう。
理由その3 実はDA兵が来たのを見ていたから
DA兵はアンチスキルの車両で病院に乗り付け、アンチスキルを偽装していましたが、前日には黄泉川がフル装備で来ていたのに、翌日の夜にまた装備を固めたアンチスキルらしき人影を見たら、一般人でも警戒するでしょう。
アクセラレータが寝転がっていたベッドすぐ横のカーテンは閉まっていましたが、エステル=ローゼンタールが逃げようとした足元側のカーテンは、よく見ると半分開いています。
出典:とある科学の一方通行/7月20日放送/TOKYO MX
院内を駆け回る音が聞こえてきて警戒を強めたというのもあったかもしれませんが、怪しげな車両から武装した人間が侵入してきたかもしれない中で騒音騒ぎになれば、ますますアクセラレータの警戒度合いは強まってくると思われます。
ヘヴィーオブジェクトSを読んでいるように見えて、前回の読書シーンと同じような場所を読んでいますし、マンガを読んでいる風を装って、常に警戒アンテナはMAXの可能性もありそうです。
お気に入りシーンで何度も読み返しているのかもしれませんが、アクセラレータがそこまでマンガにどハマリするタイプの人間なら、とあるシリーズに出てくるアクセラレータは、もっとオタクっぽい言動になっていてもいい気がします。
死霊術師(ネクロマンサー)
そのため彼女は、アクセラレータに出会う前、病院内の霊安室で死体を探していたと思われます。
出典:とある科学の一方通行/7月20日放送/TOKYO MX
DA部隊に追われていたため武力ともなる
それは2話では明らかになりませんでしたが、わざわざ霊安室に向かったということは、死霊術を施すための死体を探していたと考えるのが妥当でしょうか。
霊安室でラストオーダーを探していたわけではない
わざわざアクセラレータの部屋まで来て「(情報と違う?)」と思ったということは、『該当の人物≠アクセラレータ』です。
出典:とある科学の一方通行/7月20日放送/TOKYO MX
ラストオーダーの写真を持ってラストオーダーを探し回っているのですから、『該当の人物=ラストオーダー』と考えられます。
機密文書が切れてしまっていますが、「下位個体」なんていう文言とも一致する人物ですからね。
下位個体が指しているのは、ラストオーダーの上位命令文に逆らうことのできない残り約1万体のシスターズたちのことでしょう。
ですが、通常の人間に比べると、クローンなのに命のタイムリミットが短いのは事実。
死霊術で安全に生命維持活動を何の副作用もなく長く続けられるようになるならば、美琴お姉さまと同じレベルまで十分生きることも可能になることでしょうね。
シスターズは2万体ではない?
とある科学の一方通行2話には出てきていない話ですが、とある科学の一方通行につながっている話として、
アクセラレータはラストオーダーを、
ラストオーダーはこんなセリフを言っていました。
エラー ブレイク コード
000001 to357081
不正な処理により、上位命令文は中断されました。送信を停止し、検体番号二〇〇〇一号は再覚醒します。
BC稼働率すべてを言っているのかと思いきや、当時記憶を書き換え始めた際のBC稼働率は35万9千強でしたので、2千ほどラストオーダーが発する数字が足りません。
薄い線ではありますが、もしかするとラストオーダーも把握しきれていないだけで、実際には35万体以上のシスターズがいるのかもしれません。
ただしすでに判明している1万弱の個体は、外部の施設も含めて分散しながら個体調整を行い、ミサカネットワークで情報共有を行いながら生活しているはずです。
悪党の流儀とは
TVアニメとある科学の一方通行2話では、アクセラレータの歪んだ顔が拝めていい感じですね。
ラストオーダーへ、ツンデレしているアクセラレータもいいですが、やっぱりアクセラレータはこの顔じゃないと!
出典:とある科学の一方通行/7月20日放送/TOKYO MX
でも、このアクセラレータの言う『悪党の流儀』ってなんだかわかりますか?
アクセラレータの流儀
アクセラレータが言う「悪党の流儀」は、敵対してくる悪党は徹底的に叩き潰す、代わりに一般人や悪党になりきれていないやつ(前回の木寺実莉のような人物)は保護対象、というようなことかと思われます。
木寺実莉が守った鷹田杏子は、徹底的に叩き潰す予定の悪党ではありましたが、実莉が身を張ってまで守ったからこそ守られたはずです。
あそこで圧倒的力の前にブルってるだけで棒立ち状態ならば、実莉には手出しがなかったでしょうが、杏子はもっとひどい状態になっていたでしょうね。
弘見も攻撃対象ではありますが、身を張って壁をぶち抜いての登場から杏子を守ってあげているわけですし、黄泉川を吹き飛ばし「殺しちゃダメだ」と諭しているわけですから、完全な悪人ではありません。
逆にとある科学の一方通行2話に出てきたDA兵たちは、全員敵意を持ってアクセラレータに牙をむいているわけですから、裏で糸を引いていた連中含めまとめて始末されてしまっても文句は言えません。
俺様に喧嘩を売るなら買ってやる
というのがアクセラレータなりの悪党の流儀であり、骨を折られようが、銃弾が跳ね返って蜂の巣になろうが、「喧嘩を売ってきたのはお前らだろォ?」と、まるで害虫を処理するかのように冷静に・冷酷になるのがアクセラレータと言えそうです。
レベル6シフト計画でのシスターズがいますから、ラストオーダーに出会う前よりかは温厚な性格になっていると思いますよ。
とある科学の一方通行2話の感想
TVアニメとある科学の一方通行2話に出てきた、DA兵自慢のおもちゃも一蹴し、アクセラレータさんの強さが今回も目立ちましたね。
ただ中に入っていた禍斗を見て
使いみちのないDA兵は溶かされちゃうみたいですし、ヤバすぎる組織ですね。
それで現場のDA兵たちは安月給だったら、いくらグレるにしても、もう少しマシな組織についたほうがいいですって!(笑)
今回はねむねむモードで出てきたラストオーダーでしたが、意外と別のミサカが監視していて、ミサカネットワークを介して情報を得ている気がします。
ゲコ太のぬいぐるみ持ってずっと歩き回っていただけなのかもしれませんが、眠いだけなら疲れてそのへんの椅子で寝ちゃいそうですしね。
ネットワークを介して情報を得たから病室から出てきたと言うなら、納得な感じ!
実際のところどうなのか、エステル=ローゼンタールはラストオーダーをどうして探していたのか、次回以降アクセラレータの暴れっぷりも見ながら展開を期待したいです。
コメント