前回のアクセラレータ先生も面白かったですが、TVアニメとある科学の一方通行7話も、ジャム君とともに張り切っていきましょう!
前回は
まだ見ていない方は、正しい悪党を教えてくれるアクセラレータ先生の授業を、チェックしてみてくださいね。
そして今回、とある科学の
しかも兄・菱形とエステルとの関係も徐々に明らかになっていく、熱くなる展開へ。
さらには、菱形幹比古首謀で連れ去られたミサカ
助けに向かっているアクセラレータは勝つことができるのか、またエステルや蛭魅はどのような人物なのか、一緒に考察していきましょう。
エステルは魔術サイドの人間?
本作、とある科学の一方通行のヒロインともなるであろうエステル=ローゼンタールですが、7話になって彼女の使う死霊術がやはり魔術なのではないか、と思わせられるシーンがありました。
まあ、どう考えても科学ではないでしょうしね。
エステルが魔術サイドの人間ではないかと考えられる理由を、順に述べていきましょうか。
アクセラレータが初見だった
エステルが、先の戦闘で負傷していた人間の体の状態を確認する術を発動させていたときのことです。
出典:とある科学の一方通行/8月24日放送/TOKYO MX
アバンでアクセラレータは、エステルに対しこのようなことを言っていました。
「お前、治療もできんのかァ?」
それに対しエステルは「ただ体の状態を確認しているだけだ」と、否定をしていました。
魔法陣が現れている時点でかなり魔術サイドの人間っぽいですが、アクセラレータが術を見ていたのに効果を外すということは、完全には能力を把握できていない証拠とも言えるでしょう。
もちろん、アクセラレータだって万能ではなく、相手がまだ使ってきていない能力を知ることはできないはずです。
さらに言えば、この時点ではベクトル操作を発動させていなかったため、見た目だけで判断した可能性も否めません。
そういった点で初見の能力なのは些細なことですが、能力を見せたにもかかわらず外すというのは、これまで幾人もの能力者が襲いかかり化物扱いされながら研究所で飼われていたこともあるのに、やや不自然と言えます。
とすると、エステルの使う術式は科学サイドの能力ではなく魔術サイドの魔術であり、魔術と関わり合いのないアクセラレータは初見でも当然ということにならないでしょうか。
黄泉川も知らなかった
人間だった頃の名前は人皮 挟美、今は禍斗と呼ばれていますが、黄泉川は彼女の遺体を確認していました。
しかも、タブレットで照合し、人皮本人だと確認が取れています。
出典:とある科学の一方通行/8月24日放送/TOKYO MX
しかし、エステルがアニメ7話の中で話していたとおり、ローゼンタール家は死体を操る死霊術師を生業としているため、人皮挟美は死んでいます。
禍斗として、死霊術によって動かされているに過ぎません。
死霊術に理解を示してはいましたが、黄泉川は存在をこれまで知りませんでしたし、黄泉川がアクセスできる権限では、死霊術に関する情報は菱形幹比古の情報を見ても出てきませんでした。
菱形の情報はほとんど隠れていましたし、統括理事会が意図的に隠していた可能性は高い気もしますがね。
能力者の情報が詰まっているバンクにアクセス可能であるはずの、アンチスキルである黄泉川さえ死霊術に関する情報を持っていなかったということは、死霊術が科学サイドの能力ではない証拠と言えるのではないでしょうあk。
統括理事会が本来公開されるべき能力を隠していたのであれば、話は大きく変わってきますけどね……
禍斗がエステルをアドナイと呼ぶ理由
これに対しエステルも、困惑した表情を浮かべるでもなければ、「なに言ってんの?」と不審がる様子もありません。
とある科学の一方通行7話に出てきたワード、
擬似魂魄とは
人工的な魂であるため、使われている者はすでに死んでいます。
エステルが使う死霊術により生み出されており、菱形幹比古により魂魄の憑依定着に成功していました。
擬似魂魄を得た者は、まるで生きている人間のように振る舞うことも可能になっています。
擬似魂魄だとすでに死者というのが、後々のキーポイントかも?
アドナイの意味とは
アドナイとは、我が主・ご主人さまといった意味を持ちます。
つまり禍斗がエステルを「アドナイ」と呼んでいるということは、エステルは禍斗の主人である、とも言いかえられるでしょう。
死霊術師ではない菱形と開発をともにした大型兵器に乗っていた禍斗に死霊術で擬似魂魄を与えたのは、紛れもなくエステルです。
禍斗は人皮挟美の魂であったころ、川に身を投げ自ら命を絶とうとしました。それは、とある科学の一方通行2話のことです。
その後、人皮はDA兵に回収されていましたが、死霊術を施すために溺死に見せかけられ、データもでっち上げられていました。
出典:とある科学の一方通行/7月20日放送/TOKYO MX
身投げした身分とは言え、恨みを持つDA兵からエステルを守ること、そのような機会を与えてくれたエステルは、まさにアドナイと呼ぶにふさわしい主人なのでしょう。
これだけだと最終調整をした菱形もアドナイと呼ばれる権利はありそうに見えますが、彼は死霊術師ではなく科学者側の人間ですので、何らかの制御装置でも埋め込まれていなければ、エステルに対立する敵という認識であると考えられます。
蛭魅についている管
とある科学の一方通行7話では、
ただ気になるのが、蛭魅の姿と、兄との関係ですね。
出典:とある科学の一方通行/8月24日放送/TOKYO MX
ふつうの兄妹ならば、ここまでベタベタしないでしょう。
それに、蛭魅に管が付いているのも気になります。
蛭魅も擬似魂魄で動いている?
こうは考えられないでしょうか。
とある7話で急に出てきた「
蛭魅に付いていた管が、すでに健康的な人間ではないことを表していますが、ナンバーズの悪霊が使われている特別な擬似魂魄の大型兵器を操っていたというのは、蛭魅も兵器に詰め込まれていた禍斗のように、擬似魂魄で動いているのではないでしょうか。
出典:とある科学の一方通行/8月24日放送/TOKYO MX
エステルのように死霊術師ならばいざしらず、科学者の菱形が主人となり、まともに扱い続けることは、エステルが懸念していたとおり無理があるでしょう。
そんなナンバーズの悪霊がついている大型兵器を巧みに操り、ミサカ
このようなことを考慮すると、やはり蛭魅は擬似魂魄で動いており、管はより効率的に動けるような栄養補給でもしているか、幹比古だと死霊術が長くもたないため延命措置をしている、といったことが考えられます。
とある科学の一方通行7話の感想
TVアニメとある科学の一方通行7話が終わるのもあっという間!
こういうときだけ、時間がすぎるのって早いな……
そういえば、アクセラレータは窮奇、混沌、饕餮と遭遇する前に電極のバッテリー交換をしていましたが、戦闘が長引いてバッテリーもつんですかね。
このときはまだ、10分程度しか能力を使えない電極だったと思うのですが……
戦闘もこなしつつ、結構長く追いかけっこしていましたが、あれがほんの2~3分の出来事だったりするとか?
師匠と呼んでいたアクセラレータの助けになるのか、エステルがラストにしていた行動にも期待して次週を待ちたいですね!
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