どもども、りゅうおうのおしごと!担当のジャム君です。
りゅうおうのおしごと!11話は、姉弟子 銀子ファンにとって、八一を殴りたくなるような気分になったかもしれません。
前回対局後に倒れてしまったあい。
そして今回は、倒れたあいを急いで運び戻り、名人との対局に望むため研究している八一の元へ銀子が押しかけてしまったお話。
銀子の好意に気づく様子もない八一は、銀子を傷つけることになってしまいますが、名人との対局はどうなってしまうのか!
夜叉神天衣のマイナビ女子オープン本戦 1回戦
出典:りゅうおうのおしごと!/3月20日放送/TOKYO MX
しかも、本来攻めっ気の強いスタイルであるはずなのに、桂香さんの話によればそれを封印し、より慎重な将棋を指しマイナビ女子オープン本戦の1回戦を勝ち抜いたようです。
天衣やあいといった若い2人と違い、研修会の年齢制限も近い桂香さんは、マイナビ女子オープン本戦を1回勝って、なんとしてでも女流棋士への資格を手にしたいところ。
正直言ってしまえば、天衣とあいはまだ若く先があるので、1回戦で負けて女流棋士になれなくても、研修会で勝ち上がっていっても、次のマイナビ女子オープンを狙いに行っても、余裕のある年齢なんですよね。
だって、小学生だし……
ですが天衣は、こんな照れ隠しをしていました。
天衣「ふん、今のところすぐ申請する気はないわ。アマチュアの小学生が次々にタイトルを取っていくほうが話題になるでしょ」
こんな強がりを言ってはいましたが、桂香さんが指摘したとおり、あいに気を遣っている部分も当然あります。
そして、八一が竜王戦に集中できるよう、心配をかけさせない配慮もしています。
ただそれだけではなく、照れ隠しが『今までの言動』からも見て取れるようにあると考えられるわけですね。
あいも桂香さんもマイナビ女子オープン本戦の1回戦が後日開催され、八一には竜王戦が控えていないとしても、桂香さんや八一に同じく「女流棋士の資格申請はどうするのか」聞かれたのであれば、即答で「申請する」とは言わないでしょう。
ライバルである特にあいが女流棋士になってくれることに意味があるわけで、マイナビ女子オープン本戦出場最年少を更新した天衣は、誕生日の関係で仕方がなかったにせよ、一番弟子のあいより先に女流棋士になることは考えられないことといえます。
だって、今はいわば仮弟子期間なわけで、本当の師弟関係になれるのは、女流棋士になってからですからね。
清滝桂香のマイナビ女子オープン本戦 1回戦
あいや
桂香さんは、このマイナビ女子オープン本戦 1回戦で勝てば、長く研修会でつかめずにいた女流棋士への切符を手にすることができるわけですね。
対戦相手となった
出典:りゅうおうのおしごと!/3月20日放送/TOKYO MX
桂香さんは釈迦堂さんに「初めまして」という挨拶をしていましたが、なんと以前指導対局を受けたことが1度だけあったんですね。
それを覚えている釈迦堂さんは、父親の存在があるから覚えていただけでなく、桂香さんに秘められた将棋の才能に気づいていたのではないでしょうか。
桂香さんは大先生からの指導対局、当然のことながら覚えていましたが、そうでもなければ釈迦堂さんが20歳の自分に手紙を送っていたころの10歳程度と思わしき昔の桂香さんのことを、いつまでも覚えているなどあり得ないでしょう。
桂香さんの強さは八一もすぐにわかった
竜王戦に集中したくもあった八一ではありましたが、やはり気にはなってしまったのでしょう。
東京まで駆けつけることはしませんでしたが、ネットで途中から中継を見ていました。
が、そこに八一が桂香さんの強さを一瞬で見抜いたシーンが隠されています。
出典:りゅうおうのおしごと!/3月20日放送/TOKYO MX
この手順に至るまで、桂香さんと釈迦堂さんが、どんな手順で指していたのか、八一にはまったく想像がついていませんでした。
つまりは、八一の想像をも超える戦いが繰り広げられ、2人が指し合っていたと考えられるわけです。
だからこそ八一は1手目から手順を見直し、劣勢になり今までの桂香さんならばほぼ挽回不可能な持ち直し方をしていることに気づけた、というわけ。
もしこの対局を見ていなかったのであれば、桂香さんの本当の強さや心の強さを知ることもできなかったでしょうし、何より伏線となりそうな劣勢からの立て直し方を見て気づくこともなかったのではないでしょうか。
これは、名人とのあとがない竜王戦にも生きてきそうですし、期待が持てるところですね。
女の敵 クズ竜王
そう言わんばかりであったのが、りゅうおうのおしごと!11話でした。
記者にふざけてクズ竜王呼ばわりされていましたが、本当に今回はクズ竜王でしたよ!
ハワイの続き…
将棋星人で、名人との対局のことで頭がいっぱいな八一というタイミングに迫った銀子も銀子ではあったのですが、これはないですよね。
出典:りゅうおうのおしごと!/3月20日放送/TOKYO MX
姉弟子が押しかけ、普段は言わないような優しい気遣いまでしてくれているのに邪険にし、挙げ句「ハワイの続き…とか」と前回アピールしていたキスの続きを口にしただけなのに、八一の頭をよぎったのは竜王との対局。
ないわー、本当に今回はクズ竜王まっしぐらですわー。
さらには銀子に八つ当たりするように、ひどい言葉もぶつけていました。
八一「たかが奨励会員に何ができるってんだよ。俺はあの名人と戦ってるんだ。姉弟子と研究なんかしてたら、それこそ勘が鈍っちまう。ここに居られると邪魔なんだよ!」
りゅうおうのおしごと!11話にして、クズ竜王は全国の銀子ファンを敵に回しましたね。
それを抜きにしても、年下の女の子相手に八つ当たりって、男としてはかっこ悪いところですねぇ。
出典:りゅうおうのおしごと!/3月20日放送/TOKYO MX
だからこそ銀子は八一に対して怒りをぶつけましたし、桂香さんの元へ行き、「悪手だった」と言われつつも泣くのをやめられなかったんですよね。
なんて聞こえてきそうでもありますが、あいにくそれは別のアニメです、はい。
「寿」 八一は婿入り間近?
もうりゅうおうのおしごと!11話のタイトルで結構なネタバレになっていたのですが、11話のサブタイトルは「寿」でしたね。
それは当然、このことを指しています。
出典:りゅうおうのおしごと!/3月20日放送/TOKYO MX
雛鶴家と将棋連盟のボケも入っているのか、それとも本気なのか、竜王戦第4局はあいの実家でもある旅館で行われることになりました。
その入口に堂々とそびえ立っている時点で、普通ならば対局まで身を隠すような気もしますが、C1クラスに上がり女流棋士にもなったあいの頼みもあり、出席せざるを得なかったんでしょうね。
完全に結婚式場です、ありがとうございます。
前夜祭の看板より大きいなんて、扱いが酷い!(笑)
ただ、旅館の方針だけでそうできるとも思えませんので、八一を売った月光会長など将棋連盟側も了承の上でのことなのでしょう。
りゅうおうのおしごと!3話で言われていたのが伏線ですかね。
あい母(亜希奈)「中学卒業までにタイトルを取っていない場合、女流棋士になっても引退させます。その際は九頭竜先生も旅館に入って、経営を学んでいただきます」
前夜祭の場で、あいと八一の師弟関係を取り結ぶ誓約書の保護者欄に、
すると、師弟関係を結んでしまった八一には、あいに女流タイトルを取らせる以外、逃げ道はもうありませんね。
あい、天衣、銀子、桂香さん、もしくはまったく別の女性。
誰を将来選ぶのか、八一の未来が怖くもあるシーンに考えられてしまうのが深いところです。
りゅうおうのおしごと!11話の感想
倒れてしまったあいがどうなることかと思いましたが、大きな病気でもなく、安心しました。
竜王戦はもう後がなく、旅館雛鶴で行われる一戦で、八一の竜王タイトルが奪われてしまうかもしれません。
桂香さんや天衣の奮闘を見て逆転の一手を指すことができるのか、それともズルズル負けてしまうのか。
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りゅうおうのおしごと!は次回も見逃せませんね。
ではでは、また次回!
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