こんにちは、りゅうおうのおしごと!担当のジャム君です。
「え、今さら9話?」とか言わないでください、お願いします……
えーっと、前回はマイナビ女子オープンが開始され、ほかにもニコニコ生放送に出演していた八一の元にあいたちが集まって、コメントは大賑わいな回でしたね。
そして今回は、強敵
将棋の才能にはどちらも満ち溢れていますが、勝ち負けはつきもの。
どちらが勝っていてもおかしくない展開ではありました。
祭神 雷(さいのかみ いか)
祭神 雷(CV:戸松遥)は
姉弟子、銀子の脅迫……もとい、巧みな話術によって、八一が白状しておりました。
出典:りゅうおうのおしごと!/3月6日放送/TOKYO MX
ネット将棋でつながっており、八一が東京に対局しに行った際、関東の将棋会館前で待ち合わせし、そこで初めてネット将棋を指していた相手が祭神雷だったことに気づいたわけです。
が、ここで大切なのは、八一が既に奨励会の有段者であること、そしてイカちゃんも女流棋士であるところです。
だからこそ、彼女は運命だと八一に付きまとうようになったわけですし、早指しでも中学生のころの八一と渡り合えるほどの実力を持っていたというわけ。
つまり、そのころからイカちゃん(雷ちゃん?)の実力はかなり高く、八一も認めざるを得ないほどだったと推察できるわけですね。
仮に八一が認めるまでもない早指しの練習相手の一人としてしか考えられない雑魚だったのだとしたら、ネット将棋で指すことはあったとしても、チャットをするような仲になることもなければ、実際に出会うようなこともなかったはずです。
昔から彼女の実力は高かった、というのが、この昔話だけでもわかってきますね。
どうして“運命”なのか
イカちゃんが“運命”とまで言い切り、ネット将棋を指していた昔だけでなく今に至るまで、八一へ付きまとうようになったのには理由があると思います。
あくまでジャム君の想像のひとつなのですが、それは「九頭竜八一と祭神雷のリアルな出会い」に隠されていると考えています。
八一も驚いたと言っていましたし驚いた様子でしたが、イカちゃんも待ち合わせた相手が八一だったと知って、最初に見せた表情は「驚き」でした。
出典:りゅうおうのおしごと!/3月6日放送/TOKYO MX
仮にイカちゃんがネット将棋を指している相手が八一だと気づいていたのであれば、ここで驚きの表情を見せることはあり得ません。
つまり、八一同様に祭神雷も、ネット将棋の対局相手がまさか若い棋士だとは思ってもいなかった事実である、ということになります。
棋士を目指す人と指している可能性はありますが、実際に奨励会の有段者という、それなりに将棋界では強い存在の八一のような人が、ネット将棋で早指しに付き合い、ましてやチャットにまで付き合い、実際に会ってくれるなど、確率的にはどれほどのものでしょう。
まずそれなりに上位に位置する棋士とネット将棋で指せる機会すら、なかなか訪れないのが現実というものではありませんかね。
それなのに、イカちゃんと八一は実際に出会ってしまった。
しかも八一だけでなく、イカちゃんも女流棋士であるという、これまたネット将棋で出会うには奇跡的な確率です。
そんな奇跡的な確率を乗り越えて出会えたからこそ、祭神雷は“運命”と言い切り、現実の出会いから今に至るまで、八一にご執心であると考えれば納得できないでしょうか。
出典:りゅうおうのおしごと!/3月6日放送/TOKYO MX
まあ、ご執心なのは八一と将棋を指すことであって、八一が竜王のタイトルホルダーになった後に「好きだ・付き合って」と言ってきても、銀子のように恋心ではないのがまた変わっているところですね。
恋心でないにせよ、強い八一と将棋を指す時間を作るために、付き合ってほしいと口にできるだけ、銀子よりは素直なのかも知れませんね。
八一の部屋に勝手に入り、ドン引きされているのはどうかと思いますけど・・・
それにしても、やっぱり八一って、1話のあいの押しかけの時もそうでしたが、部屋に鍵をかけない性格な気がしてきます。
そうじゃないと、勝手に部屋には入れないでしょ?
彼女にはしていないんですから、合鍵を渡すわけもありませんしね。
あいと雷に見えたもの
あいと
出典:りゅうおうのおしごと!/3月6日放送/TOKYO MX
雷「な~んだぁ。そーゆーことかぁ。お前も…見えてるんだぁ!!」
イカちゃんの顔芸も凄かったですが、あいもなかなかの眼力で指していた局面。
彼女たちには何が見えていたのでしょう。
常人には見えざる手
ただ、マイナビ女子オープンという公式戦の場でありながら、銀子や
それに対し、あいに対しては「お前も見えてる」と、アマチュアで格下であるにもかかわらず、自分と同じ匂いを感じている様子でした。
これは将棋を始めたばかりの人はもちろん、以前イカちゃんが反則をしたため勝ち星にはなったものの、それがなければ読み負けていた銀子や釈迦堂さんのような普通の女流棋士には見ることのできない、何十手・何百手先の展開まで読みながら指して行けることを示していると考えられないでしょうか。
あいも読みには長けていますし、イカちゃんも読みに長けていたためvs銀子のときに反則負けになってしまっただけで、見えているのが何手も先のことでないのならば、銀子との対局のことを細かく描写する必要はなかったはずです。
単純に、銀子と対局し、イカちゃんが反則して負けた。
それだけを描けば問題ないお話であり、銀子が読めていない手筋で本来ならば銀子が負けていた、というところまで描くのには意味があるわけです。
するとやはり、あいと雷に見えているのは、普通の棋士には見えない、高度な手筋の読み合いと考えられるのです。
竜王挑戦者は『名人』
竜王挑戦者決定戦で
スランプから立ち直り、振り飛車まで会得しオールラウンダーにはなりましたが、正直言って八一ってそこまで成長著しいわけでもないですよね。
挑戦者決定戦まで残っているんですから、以前から成長しており、かなり歩も強いはずなのですが、それでもたった一言チャットを送ってくるような強敵。
出典:りゅうおうのおしごと!/3月6日放送/TOKYO MX
それが、八一も目指している将棋史上最強とも言われる名人なわけですよ。
オープニングでも本編でも登場している名人ですが、「顔」は全体が見えてはいないんですよね。
もしかすると、それがポイントで、八一や銀子も当然知っている、既に登場している人物が名人だったりするのかもしれませんよ?
今回は対局中メガネをしているのが確認できましたが、八一も対局中はメガネをかけていますし、普段は裸眼かもしれませんし、普段からメガネかもしれませんし、既に登場している人物と考えるとなかなか難しいですね。
ただ、肌の若さ的に清滝先生ではないと思います(笑)
りゅうおうのおしごと!9話の感想
りゅうおうのおしごと!9話でも、八一と銀子のバカップルっぷりは変わりませんね。
八一が鈍感すぎて、一方通行の恋ですけど・・・
本当にリア充爆発してほしいです、はい。
しかし、ある程度竜王戦には名人が来るだろうとは予想していましたが、いざ決まってしまうと「どう立ち向かうのか」が気になって仕方がありません。
むしろ立ち向かえるのでしょうか?
りゅうおうのおしごと!の放送も残り僅かですが、名人との対局はじっくり描いてもらえると将棋アニメって感じが増しそうですよね。
ではでは、また次回!
コメント