こんにちは、さぷらです。
先週の「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第7話では、ばななのばななによるばななの物語。
もともと相当な実力を持っている様子は何度も触れられてはいましたが、それは一番熟知していた
でも望みは叶っているはずなのに、「眩しい」と呟いた彼女はちっとも嬉しくなさそうです…
そんなばななは、今まで存在していなかったひかりという要素が加わった世界で、ついに動き出すのか!?
では「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第8話に参りましょう!
今後の戦局とレヴューについて
まずは「6日目 オーディション」の結果と、「レヴューについて」触れていきます。
勝利確定は黄色で示しています。
レヴュー1 | レヴュー2 | レヴュー3 | レヴュー4 | レヴュー状況不明 | お休み | |
---|---|---|---|---|---|---|
1日目(1話) | ひかりvs ↓ |
– | – | – | – | |
2日目(2話) | 華恋vs純那 | 真矢vsクロディーヌ | ひかりvs香子 | – | – | – |
3日目(3話) | 真矢vs華恋 | クロディーヌvs |
– | – | 純那、まひる、香子、ばなな | ひかり |
4日目(5話) | 華恋vsまひる | 真矢vs双葉 | 純那vs香子 | ひかりvsクロディーヌ | – | ばなな |
5日目(6話) | 香子vs双葉 | クロディーヌvs純那 | – | – | 真矢、まひる、ひかり、華恋 | ばなな |
6日目(8話) | ひかりvsばなな | 華恋vsクロディーヌ | – | – | 真矢、香子、双葉、まひる、純那 | – |
今回ひかりと華恋共に、強敵であるばななとクロディーヌに勝利しました。
ランキングも急変動
よってランキングでもひかりは3位、華恋はばななと同率4位に昇りつめます。
出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/08月31日放送/TBS
未だ真矢とクロディーヌのツートップは不動のままですが、華恋達は確実な成長を遂げています。
個人的に次回の対戦予想としては、華恋は同率のばなな、もしくは初のお休み? でしょうか。
ひかりは本命が真矢、大穴で香子か双葉あたりかと見ています。
レヴューは世界中で行われている?
さて、「キリンの地下劇場」は、海を越えてロンドンでも行われていたことが発覚しました。
写真はジャム君さんがけいおん!の「聖地巡礼に行ったときに撮影した」と提供していただいた、実写のタワーブリッジ。
となると日本やイギリスだけでなく、世界中で「レヴュー」が行われているのではという可能性が浮上します。
そう仮定すると候補として挙げられるのは、やはり「歌劇=オペラ」で有名なイタリア、フランスあたりでしょうか。
なら東京タワーやタワーブリッジといったように、ピサの斜塔やエッフェル塔なのではと想像が膨らみます。
ひかりの辿った道
さあ今回はばななの独壇場かとワクテカだったのですが、ひかりの独壇場でしたなお話。
ただしひかりの場合は「勝者ばなな」とは真逆の、「トップスタァ」になれなかった「敗者の末路」として描かれました。
失ったもの
敗者となったひかりは、いくつかの「もの」を失ってしまいます。
体重、愛用のハンドクリーム1瓶、クロスターンのサーモンサンド、マクベスの文庫本、2
これらのものは全て、「130g=腎臓1つ分の重さ」であるとひかりは述べています。
というわけで、いくつかを例に130gの重さになるのか検証してみます。
文庫本というより新書本?
まずは「マクベスの文庫本」からです。
その前に「マクベス」についてですが、これはかの有名な作家、ウィリアム・シェイクスピアの「四大悲劇の一つ」です。
ではひかりのいう「マクベスの文庫本」ですが、この商品が当てはまります。
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ただしこの本はサイズとしては「文庫(A6判)」ではなく、「新書(B6判とほぼ同じ)」に分類されます。
そのため「新書」サイズとして計算してみると…
(「新書」1Pあたり=0.685g)×188P=128.78、およそ130g前後です。
ちなみに他の「文庫」サイズのものだと、数10g程重さが足りませんでした。
「マクベス 文庫」と検索すると上記の商品も出てくるため、あえてひかりは「文庫本」としたのかもしれません。
どうも彼女の部屋にあった段ボールを見るに、普段から「Amazon?」を利用しているようですしね。
出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/08月31日放送/TBS
または本場である英語版の、「ペーパーバック」のような日本とは仕様の異なる本を指している可能性もあります。
2£硬貨11枚って…
次に「2
そういえば4話で、華恋はひかりと通貨の話をしていましたね。
さて、イギリスの通貨である「2
重さは12g×11枚ということで、132g、こちらも130g前後になります。
ちなみにですが日本円に換算すると、2018.08.31現在22
イギリスでは、「夜のレストラン一食分」という結構な値段になります。
まさかですが、ひかりが「許せない」と激怒したのはこれも理由だったりするのでしょうか…
まだ学生ですし、少なくとも朝食は自炊しているようですし、クロスターンのサーモンサンド、言うまでもなくひかりの食事の一つまで取られていますし…
そりゃあ、体重、減りますよね…
腎臓1つ分の重さの意味
冗談はさておき、様々なものを130g分ずつ失ってしまったひかりですが、何故「130g=腎臓1つ分の重さ」なのでしょう。
実は「腎臓」には、人間の臓器の名称とは別にこんな逸話があるのです。
「思い」とは聖書で「キルヤー」と書かれています。実は、この「キルヤー」が私たち日本人に馴染みのある「心」に近い表現になっています。すなわち、情緒的な領域を指すのが「キルヤー(思い)」という言葉なのです。
この「キルヤー」という言葉を調べてみると、面白いことに「思い」と言う言葉と同時に「腎臓」と言う意味もあります。
引用:「意志と腎臓をテストされる主(詩篇7・8)」
ひかりは「130gの重さのもの」と一緒に、今まで当たり前だったはずの「舞台上で感じていた緊張感や高揚感」、そして「華恋と一緒の舞台に立つ」という「思い=きらめき」まで失って…いえ失いかけてしまいます。
彼女が王立演劇学院にいた頃と、
以前真矢の言っていた「心が見えない」とは、このことを指していたのかもしれません。
また準主役を演じられる程の実力を持っていながら当初は「レヴュー」で苦戦していたのも、そういった要因からなのであれば納得がいきます。
ひかりの衣装と武器
今回ひかりの衣装や武器が華恋達とは極端に差異がある理由が、少しだけ見えてきました。
偶然にも前回の記事で、武器の種類や「戯曲 スタァライト」経験の有無によって違いを付けていると考察しました。
しかし実際はもっと特異な、それこそ「ひかりと華恋の運命」を大きく左右することになるかもしれません。
上掛けの差異
ひかりも当初は華恋達と同じで、「赤い上掛けを左側」にしていました。
出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/08月31日放送/TBS
ではそれが何故、「青い上掛けを右側」になったのか。
考えられるのは、前回でも述べたように「ひかりが異分子」であること、そしてそれに付加する形で、「ひかりが不完全である」との意味合いを含んでいるのではないでしょうか。
・青…
・右側と左側…「合わせ鏡」のように左右対称を表し、片方だけでは成り立たない
一度「レヴュー」に敗れ、「
またひかりの夢は華恋と同じで、「一緒の舞台に立つこと」です。
これはひかりがいてこそ華恋がきらめき、華恋がいてこそひかりがきらめく「一つの夢」です。
キリンも彼女達を、「二人で一つの運命」と称しています。
だからこそ後述のような、「大きな変化」をもたらしたとも言えるのです。
ひかりの武器
ひかりの剣はもともと長剣でしたが、敗北した後その剣は短くなってしまいます。
キリンはそれを、「そこまできらめきが残るなんて」と口にしています。
つまり武器は舞台少女の「きらめき」が形となったものであり、それを用いて相手と「レヴュー」を交えるということです。
そして今回、ひかりの剣は「大きな進化」を遂げます。
出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/08月31日放送/TBS
彼女は転入してきた最初の頃に比べて、その動向は次第に豊かになっていきました。
キリンの言葉を借りるなら、それは「思い」を少しずつ増やしていく、「きらめきの再生産」です。
「華恋との約束」が根幹にあり、華恋や周囲との多くの触れ合いを経て、彼女は勝利を手繰り寄せました。
正に「華ひらき、ひかり輝いた」瞬間です。
これは「進化を信条」とする華恋もまた、「きらめきの再生産」が起こるかもしれませんね。
ちょっとした余談
最後に余談として、ひかりが通っていた王立演劇学院のモデルになった思われる学校を発見しました。
出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/08月31日放送/TBS
建物の形状から、「王立音楽アカデミー」から来ていると見ています。
少女☆歌劇 レヴュースタァライト8話の感想
泣きました、ひかりの懸けるきらめきに涙が止まりませんでした…
これまでひかりが必死に華恋を止めようとした理由や、言葉の裏に隠していた苦悩を思うと、胸を締め付けられますね。
それを華恋に(掬い=救い)上げられ、もう一度きらめきを手にしたひかりは本当に凄いです!
そしてばななも、自分の独り善がりといった理由だけではなく、「心からみんなを守りたい」と思っているからこそ繰り返し続けているのだとしたら…
本当に、彼女達はいずれやってくる悲劇を、ただ甘んじて受け入れるしかないのでしょうか?
次回も目が離せません!
それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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