波よ聞いてくれ7話の解説&考察&感想!沖の言う律子は実在の人物か

波よ聞いてくれ 阿曽原律子 沖進次の回想 波よ聞いてくれ
(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
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今週もやってきました、波よ聞いてくれ放送日!

前回第6話では、以前のミナレが住んでいた下の階に住む沖進次から、部屋に発生する怪奇現象の取材を頼まれました。

波よ聞いてくれ第7話では、いよいよその怪奇現象の取材に挑むミナレと瑞穂ですが、物語は斜め上の展開を迎えます。

斜め上の展開すぎて、私は見ていて思わず部屋で一人、大声で笑ってしまいました、カンパネルラです。

それでは波よ聞いてくれ第7話、考察、解説を行っていきたいと思います。

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本当に律子は存在するのか?

波よ聞いてくれ第7話を見ていて、おそらく皆さん共通の疑問があるのではないかと思います。

果たして沖の言う律子は存在するのでしょうか?

波よ聞いてくれ 阿曽原律子 沖進次の回想

(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局


出典:波よ聞いてくれ/5月16日放送/TBS

律子という女性は、沖の話の中にしか存在しません。

他の第三者からの情報が全くなく、あまりに律子の情報が少なすぎて、本当に居たのか疑問が生じます。

そして最も疑問なのが、沖が倒れていた場所に、律子が居なかった事です。

自力で山を下りたのでしょうか?

だとすると沖を助けないのはおかしいですし、趣味は漫画と温泉という、およそ肉体派な女性にも見えませんでしたから、一人で下山出来るのかも少し疑問です。

本当に亡くなってしまったのでしょうか?

そしたらなぜ死体が見つからないのでしょう?

今後ストーリーに大きく絡んでくることは無い話題だとは思いますが、個人的にとても気になったので考察してみたいと思います。

作り話、妄想説

沖進次のキャラクターのとして、ちょっと根暗だけど真面目そうな青年といった印象でした。

ミツオのような女性をだましてお金を取るような人間には見えませんし、意図的に嘘をついているようには思えません。

ですが、周りで旅行をしていた人たちと律子が絡んでいる描写や、助けてくれた男性からも律子の話がなく、本当に律子という女性が居たのだろうか?と思えてなりません。

そうなると王道の展開では、律子という女性が沖の妄想で存在しなかったという展開が考えられるかと思います。

ですが、その可能性は少ないのではないのかと思いました。

沖は律子が居なくなり、部屋に異変(だいたいミナレの酒癖のせい)が起こってからは追い詰められ精神に異常をきたす様になっていましたが、それ以前は温泉旅行に行ったり意外とアクティブで見た目も今より元気で明るい印象です。

以前は精神的に追い詰められているような描写もありませんし、特に妄想癖があるような描写もこれまでありません。

なので、その線は薄いかと思いました。

個人的には律子という女性は実在し、実際にかもしか温泉に二人で行ったのだろうと思います。

律子醒めた説

個人的には、この説が有力なのではないかと思います。

つまり、律子が土壇場になって醒めてしまって、沖を置いて行ってしまったという説です。

今回一線を越える場所として露天の混浴温泉が良い、と言い出したのは確かに律子でした。

そして大まかの場所を決めたのも二人でダーツで決めました。

波よ聞いてくれ 沖進次と阿曽原律子 ダーツ

(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局


出典:波よ聞いてくれ/5月16日放送/TBS

そして沖進次の生真面目すぎる性格故、選んだ場所は人類を拒絶する大自然かもしか温泉でした。

さて、律子の趣味は漫画、温泉巡りと言っていました。

趣味が登山や運動なら良いかもしれませんが、割とインドア派の趣味の彼女からしたら、かなり厳しい道中だったでしょう。

しかし自分が希望して沖が選んでくれた手前、なかなか文句も言えず。

さらに一線を越えようとしたら、火山性ガスで沖は倒れてしまいます。

一緒に気を失ったか、それとも沖だけか、定かではありません。

でも私が律子の立場だったら、こんな危険な場所選ぶんじゃねーよ!とツッコミを入れると共に、気持ちが醒めてしまってもおかしくないかな、などと思いました。

そして気持ちの醒めてしまった律子は、沖を置いて、近くの山小屋に助けを求めて移動したのではないかと思います。

そうでも考えないと沖が目覚めた際、一人だった事の説明がつかないと思います。

気持ちが残っているなら、もちろん目が覚めるまで待ってあげると思ますし。

仮にこの説が本当だと、沖は律子が亡くなってしまったと思っているほうが幸せなのかもしれませんね。

沖進次というキャラクターについて

最後に今回の主役となった沖進次の性格について、ちょっと思う所がありましたので、私なりに解説したいと思います。

それまでとのギャップのある人物造形

今回第7話のオモシロポイントの一つだと思ったのが、沖進次の性格のギャップです。

それまで描かれていた沖の性格は、暗そうだけど真面目で良い人そうといったものでした。

(今回もミナレへの告訴を取り下げてくれるなど、いい人には変わりはありませんが)

波よ聞いてくれ 沖進次 告訴取り下げ

(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局


出典:波よ聞いてくれ/5月16日放送/TBS

ですが、今回の放送ではちょっと変わった一面が描かれていました。

彼女と手を繋いでダーツしたり、何より人に邪魔されないでイチャイチャしたいという理由だけで、冬の雪山に行ってしまうような、純粋すぎるゆえにちょっとアホな行動がそれまでのギャップで非常にバカバカしく感じ、アニメを見ながら大笑いしてしまいました。

割とハチャメチャなキャラが多い中で、普通の人と思いきやお前もそっち側か!という、サプライズに似た意外性があったので、物語にパンチを効かせてくれた良いキャラクターだと思いました。

再度出演の可能性は?

一応このオカルト取材放送に関しては、事件性はなく、ミナレへの告訴も取り下げられ(よかったねミナレさん)、話の決着がつきました。

なので今後沖が登場するのか微妙ですが、可能性があるとすれば、ラジオ放送の最後に、尋ね人として律子のことを放送していたので、この後律子が登場し、沖進次も再登場といった可能性も考えられるかと思いました。

その場合律子の居なくなった理由が、本当に愛想をつかしてしまったという場合、ショックを受けた沖がさらに突拍子もないオモシロ行動をとってくれたりするのでは?

ちょっとかわいそうですが、その場合も爆笑させてくれるのではと今から楽しみです!笑

波よ聞いてくれ7話の感想

今回は沖の話が中心で、ミナレの影がちょっと薄かったのが残念でした。

波よ聞いてくれ
配信情報は2020年5月17日現在のものです。最新の配信状況は、各公式サイトをご確認ください。

でも自分が起こしたトラブルで人に迷惑をかけても、泣きべそかきながらラジオを続ける姿勢に心打たれました!笑

不屈の姿勢に勇気を貰えます。

ミナレのお父さんの送ったマトンのせいで今回の事件が起きたわけですから、その流れで次回の親の登場につながるなかな?

次回もミナレの活躍を待ちたいと思います。

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