波よ聞いてくれ10話の解説&考察&感想!決別のラジオドラマ放送

波よ聞いてくれ ラジオドラマ台本と古参音響 加工猿と加工豚 波よ聞いてくれ
(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
この記事は約4分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

さあ、今週も波よ聞いてくれの放送日がやってきました!

波よ聞いてくれ第9話は、因縁のミツオとのデートを丸々録音しつつ、しっかりと決着を付けたミナレさん。

そんなわけで今週の波よ聞いてくれ第10話では、その音声を…

いや、使わないのかよ!笑

見ながら突っ込んだカンパネルラです笑

結局は台本と、古参音響の加工猿、加工豚の音声加工によりラジオドラマが始まります。

波よ聞いてくれ ラジオドラマ台本と古参音響 加工猿と加工豚

(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局


出典:波よ聞いてくれ/6月6日放送/TBS

(加工猿、加工豚なんですね。一回聞いたときは夏侯惇、夏侯淵かと思いました。)

三國志つながりで、シセル光明と繋がるのか…とも思いましたが無関係なようです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

波よ聞いてくれ第10話のラジオドラマ放送

加工猿、加工豚、見た目も強烈ながらキャラも非常に良い立っていて面白いキャラクターでした。

波よ聞いてくれ第10話は2人の協力のもと、ラジオドラマの録音が始まります。

ミナレの過去との決別するラジオドラマ

麻藤さんも言っていますが、波よ聞いてくれ第10話のラジオドラマ放送はミナレの過去との決別を意味していると思います。

ロクでもないミツオでしたが、ミナレがラジオ業界に飛び込む原因となったことは間違いないですよね。

ミナレはミツオと第9話の現実世界で決別し、第10話のラジオの世界でもミツオを埋葬し別れを告げる、という儀式的な意味もあったように思います。

決着ついて良かったね、おしまい!

と言いたいところですが、逆に私は「この後ミナレさんは何を目標に業界で生きていくのだろうか?」と思ってしまいました。

ミツオを見つけて懲らしめ、ケリをつけるという大きな目標の一つが達成された今、次は何をモチベーションに仕事を続けるのだろうか?と。

一応、波よ聞いてくれはお仕事物ですので、本来ならミナレはもう少し仕事に対する考えやプライドを持つべきなんじゃないかと思います。

ミナレは、基本的に仕事のことで、具体的にこのように仕事をしたい!や、このようにした方が放送が面白くなる、といった積極性のある提案をしてきませんでした。

まあ、半ば成り行きでラジオパーソナリティになった訳ですし、一長一短で仕事に対する情熱やプライドが形成されるわけでは無いでしょう。

良くも悪くも業界に対する先入観や、思い込みが無い。

ですが、このラジオドラマ収録が終わった後、ミナレは自分の目標なり新しい着地点を見つけなくてはいけないと思うんですよね。

それも私怨や、金儲けとは別のもので。

今後の目標?シセル光明

なので、これまで多くの伏線を張られている、シセル光明が絡んできたら面白いかなと思います。

シセル光明はこれまでの会話を聞いてると、ミナレより理屈っぽくて、ラジオに対する自分なり考えも持ち合わせています。

そのため、彼女の考えや理想に触れる機会を得て、彼女を目標にするようになる展開になったら面白いかなと。

お仕事物として、これからのミナレさんがどのように仕事に対する情熱を獲得していくのか、引き続き目が離せませんね。

みーんな片思い!悲しいくらいの恋愛高難易度

さてさて、このアニメを見ていて、不思議なのが片思いの連中が多いことです。

お世辞にも甘い展開を期待できるアニメではありませんが、それぞれの恋心が成就することなどほぼ無さそうです。

恋が上手くいかない、恋愛ハードモードアニメです。

波よ聞いてくれ第10話の片思い案件

瑞穂ちゃんも、久連木くれこに思いを寄せているようですが、あまり先行きの見えない恋のようですし…

波よ聞いてくれ 瑞穂が思いを寄せる久連木克三

(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局


出典:波よ聞いてくれ/6月6日放送/TBS

言い換えれば、瑞穂ちゃんに思いを寄せる甲本君も同じように片思いという事です。

マキエも中原に片思いしているわけですが、波よ聞いてくれ第10話は特にかわいそうな思いをしていたので、見ていて応援したくなってしまいました。

今回のマキエに対するミナレの態度は意地悪でしたね。

もうキャラクターほとんど片思いしているんじゃないかってくらい、一方通行。

ミナレさんも結局は、ミツオに対する思いを利用されて、50万だまし取られている訳ですから。

ミナレさんも、片思いしていると言っていいのではないかと思います。

報われないキャラクターたち

なんでこの波よ聞いてくれというアニメ作品は、キャラとキャラをくっつけないのかと、見ていて疑問に思っていました。

瑞穂ちゃんと久連木然り、ミナレとミツオ然り。

ここまでやらなくても…というレベルで思いが成就しない!笑

恋愛という要素は、多くの人が感情移入しやすく共感しやすい悩みなので、それぞれのキャラにあえて悩みを持たせるために、全員を片思いにしたのかな?

それにしてもみんな恋愛運が無さ過ぎて、かわいそうになってきちゃいます。

少なくてもアニメが終わるまでに、誰かしら幸せにくっついて欲しい物です。

波よ聞いてくれ10話の感想

波よ聞いてくれ第10話の内容もさることながら、ラジオドラマ中の麻藤さんの絶妙な棒読み具合に感動してしまいました!笑笑

声優さんの演技の使い分けがすごい!

気になった方は、ぜひ麻藤さんの演技の差をもう一度、見比べて見てください。

そして、内容のほうは最後の最後でえ?まさかのホラー展開?笑

\お腹へったぁ~/

波よ聞いてくれ 埋められたミツオ ホラー展開 お腹減った

(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局


出典:波よ聞いてくれ/6月6日放送/TBS

毎回のことながら展開がめちゃくちゃです!

予告から察するに、次回もぶっ飛んだ展開が予想されます。

第11話も楽しみに、ラジオドラマの続きを待ちたいと思います。

コメント

スポンサーリンク