波よ聞いてくれ11話の解説&考察&感想!ミナレの仕事の姿勢の変化

波よ聞いてくれ 藻岩山ラジオのメンバー 話し合い 波よ聞いてくれ
(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
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今週もやってまいりました、波よ聞いてくれ11話放送日です。

お気に入りのラジオ放送日を待つように、楽しみにしていたカンパネルラです。

先週波よ聞いてくれ10話からの続きで、冒頭はミツオの埋葬放送から始まりました。

ストーリーは相変わらずハチャメチャでしたが、ミナレのアドリブ力が発揮された放送でしたね。

波よ聞いてくれ 鼓田ミナレ アドリブ

(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局


出典:波よ聞いてくれ/6月13日放送/TBS

この放送を藻岩山ラジオのメンバーが、協力して作ってくれたという事実を知ったとき、ミナレさんと一緒になって感動してしまいました。笑

麻藤さんも言っていましたが、失敗して後悔しても何とか挽回したい!というミナレの情熱と能力にみんな期待し、協力してくれているんでしょう。

さて来週12話で、波よ聞いてくれは最終回となりますが、その前に波よ聞いてくれ11話で気になった点を考察していきたいと思います。

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ミナレとラジオDJに対する姿勢の変化

話の成り行きで、DJとしてデビューしたミナレさん。

今までは流れに身を任せて、言われた通りに放送をこなしていくだけでしたが、波よ聞いてくれ11話では仕事に対する姿勢に変化があったように思います。

ミナレの個性を生かせる仕事

麻藤さんが、波よ聞いてくれ11話の中で言っていますが、ミナレの持ち味であるアドリブ力はラジオパーソナリティにとって必須のスキルです。

その能力を、ミナレは練習したわけでもなく身に着けています。

自分では気づけなかった能力を、生かせる仕事がある。

その能力に可能性を感じて(愛は無いかもしれないけど)支えてくれる仲間がいる。

ラジオドラマ放送が終わった後の、藻岩山ラジオのメンバーが集まって話し合っていたシーンは、ミナレが仕事に対してやりがいを感じるきっかけとなった、重要なシーンだと思います。

波よ聞いてくれ 藻岩山ラジオのメンバー 話し合い

(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局


出典:波よ聞いてくれ/6月13日放送/TBS

そのすぐ後に「来週はどんなことをやらされるんですか?」と麻藤さんに聞いている点など、まだ受身な点はありますが、自主的に他のラジオ番組を聞いてみたり、いろいろと企画を考え始めました。

少しではありますが自分から仕事に向かい合おうとする姿勢が見られるようになっていましたよね。

ミナレは今後どうなるのか

少しづつプロとしての意識が出てきたミナレですが、波よ聞いてくれ最終回の12話でラジオDJとしてプライドを獲得して、業界人としてバリバリ仕事をこなしていく!

というエンディングにはならないでしょう笑

これまで紆余曲折あってここまでやってきたのに、残り1話でそんな展開になったら、駆け足過ぎて、びっくりです。

私は漫画原作は未読のため、今どのような展開か把握していませんが、ラジオDJとしての一つの着地点として、波よ聞いてくれアニメの第5話で出てきたバレンタインラジオに出演する事が描かれるのではないかな?と思います。

そこで駆け出しのミナレと、プロとしての茅代まどかが、バレンタインラジオのメインDJをかけて2人で争うといった展開があるのではないかと思います。

そう思った理由ですが、大きな目標とライバルとの勝負といった展開が一番分かりやすくミナレの成長を描けますし、これまで出てきた伏線で話がきれいにまとまると思ったためです。

それにしても、ミナレの成長を見届けられるのが来週までだと思うと、さみしくなってしまいます…

私的なことですが、波よ聞いてくれ12話を見終わったら、わたくし漫画原作を購入しようと決めました!

シセル光明とミナレの父親の関係

波よ聞いてくれ8話の考察で、シセル光明とミナレの父親、何かの関わりがあるのではないかと考察しました。

波よ聞いてくれ11話で、ラジオドラマのミナレの発言を聞いた事で、ミナレの父親は何か思い出したようでしたね。

波よ聞いてくれ 鼓田ミナレの発言を聞いた父親

(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局


出典:波よ聞いてくれ/6月13日放送/TBS

やはり無関係ではなかったようです

どうでもいいですが、結構いい家に住んでいるようでちょっと意外でした笑

無関係では無かったシセル光明とミナレの父親

バックミラーに映る運転手の男性が、おそらくミナレの父親でしょう。

波よ聞いてくれ バックミラーに映る運転手の男性 ミナレの父親

(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局


出典:波よ聞いてくれ/6月13日放送/TBS

説明があったわけでは無いので、断言はできませんが、シセル光明の運転手?付き人のようなことをしていた可能性が高いですね。

乗っているのはタクシーでは無さそうですし、今後の活動について悩むシセル光明と、共に行動していたことになります。

知り合いや顔見知りといった関係より、シセル光明とミナレの父親の関係は深い物であったようです。

シセル光明を後部座席に乗せて運転していたところ、対向車と衝突してしまい事故に遭ってしまった、といった流れでしょう。

関係を隠した理由

波よ聞いてくれ8話考察で、ミナレの父は、自分のせいでシセル光明を事故に遭わせてしまい、本当はミナレの名前の由来も光明と関わりがあるのだが、必要以上に語るのを恐れたため、本当の理由を話さなかったのではないか、と予想しました。

事故の様子を見る限り、事故は対向車が突っ込んで来たので、ミナレの父親のせいで事故が起きたわけでは無さそうです。

ですが目の前で、シセル光明が商売道具である声を無くしていく様子を見ていた訳ですよね。

波よ聞いてくれ シセル光明が声を無くしていく様子

(C)沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局


出典:波よ聞いてくれ/6月13日放送/TBS

2人の関係が深ければ深いほど、目の前で声を無くしていく様子がいまだにトラウマになっている可能性は高いと思います。

いまだそのトラウマが癒えていないため、ミナレの父親は関係性を深く語らずに思わず嘘をついてしまった。

さらにシセル光明の考え方に影響を受けていたので、自分の娘であるミナレにも、その考え方を電話で話した。

こういう展開なのではないかと思いました。

果たして波よ聞いてくれ12話にて、この関係の真相は明かされるのでしょうか…

波よ聞いてくれ11話の感想

波よ聞いてくれ11話は、最終回を前にミナレの仕事に対する意識が変わった重要な回でした。

今後のミナレがどんな放送をしていくのか、もっと見届けたかったとしみじみ思います。

またシセル光明とミナレの父親の繋がりもこれまでより強く示唆され、ひいてはシセル光明とミナレの関係は一体どうなっているのか、非常に気になる終わり方でした。

波よ聞いてくれ
配信情報は2020年6月18日現在のものです。最新の配信状況は、各公式サイトをご確認ください。

さて来週はいよいよ最終回となりますが、正直これまでの伏線すべてが回収されるのは難しいかな…と思います。

実際に次回予告で、それぞれのキャラが抱えている問題を語っていましたが、非常に未回収の伏線が多い!笑

物語の内容ももちろんですが、一体どのように話をまとめるのか非常に気になります!笑

次回は絶対に見逃せない回ですね!

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