なろう発、アニメ「スライム倒して300年」2話、スローライフを送りたい不老不死の魔女・アズサと、そこに立ちはだかるトラブルの物語が今週も開幕ゥ!
お届けするのは、スライム倒して300年担当のジャム君です。
前回のスライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってましたは、レッドドラゴンのライカが高原の家にやってきて勝負を挑んできたところ、アズサは難なく勝つことには成功したのですが、大事な高原の家が壊されてしまう羽目に。
それに怒ったアズサがライカに詰め寄り、翌日ライカが人間の姿でアズサが泊まっているフラタ村を訪れつつ弟子入りを申し出、アズサに家族ができたというお話でした。
そして今回、スライム倒して300年2話では、自称娘の「ファルファ」と「シャルシャ」がやってくるという展開。
ジャム君はアニメより先にコミックスを読んでしまっていたためオチを知っていましたが、まさかファルファとシャルシャがスライムの精霊で、アズサが300年間スライムを殺してきた産物だと、初見の方はどの段階で気づけたでしょうか。
まあ、2人ともかわいいからいいですけどね!
前置きが長すぎてもあれなので、そろそろアニメ「スライム倒して300年」2話の考察に進みましょうか。
なるべく少なくするつもりですが、ネタバレを避けたい方は、ご注意ください。
ファルファとシャルシャはアズサの娘と言えるのか
高原の家にファルファもシャルシャも「娘」として迎え入れたアズサですが、本当に「娘」と呼んでいい存在なのかは疑問です。
アズサはあくまでも「魔女」であり、「精霊」でもなければ、結婚した経歴も子どもを生んだ過去もありません。
果たして、このような存在の「自称娘」を、「娘」として扱って差し支えないのでしょうか。
厳密には娘ではない
結論から言うと、あくまでもジャム君の考えですが、アズサはファルファとシャルシャの純粋な母親とは言えないと思います。
アズサが300年間で倒してきたスライムの魂が集まって生まれた精霊という存在ですが、当然のことながら、アズサが腹を痛めて生んだわけではありません。
出典:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました/4月17日放送/TOKYO MX
もちろん、アズサは前世を含めて独身ですので、パートナーの連れ子ということもなく、実の娘でもなければ義理の娘でもないわけです。
自分が倒してきたスライムの魂が集まり生まれてしまった精霊、というカテゴリだからこそ、アズサは責任も感じて娘として扱っているだけで、厳密には娘ではありません。
それでも成立する親子関係
厳密には娘ではないにしろ、ファルファとシャルシャは、それぞれアズサと良好な親子関係を築くことができます。
シャルシャの「破邪・高原の魔女」を使ってくるあたりも恐ろしいですが、今後数十年は使うことができませんし、ファルファは初めから攻撃の意思などありません。
出典:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました/4月17日放送/TOKYO MX
厳密にはファルファとシャルシャはアズサの娘でないですが、シャルシャは破邪・高原の魔女もしばらく使えませんし、ファルファはシャルシャからアズサを守ろうとしてくれていましたし、「アズサがスライムを殺したのが原因」で生まれた精霊というのは事実ですので、事実上の娘として扱うことにしたのでしょうね。
生物学上、そもそもシャルシャが襲ってくることを知らせに来てくれたファルファに「ママ」と呼ばれる筋合いすらありません。
出典:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました/4月17日放送/TOKYO MX
そんなファルファを受け入れ、破邪・高原の魔女を使って殺そうとしてきたシャルシャにも「母さん」と呼んでもらい受け入れるあたり、アズサの懐は深いですね。
社畜生活をしていた前世では考えられないほどの行動力でしょうが、不老不死になって高原の家に一人で住み続けるスローライフより、心のどこかで温かい家族との生活も求めていたからこそ、ライカの弟子入りを認めたり、ファルファやシャルシャをすんなり受け入れたりできたのかもしれませんね。
ファルファとシャルシャには妹がいる
アズサの娘として高原の家に迎え入れられたファルファとシャルシャ姉妹ですが、この姉妹には妹がいます。
アニメ「スライム倒して300年」の1期では描かれないような気がしますが、「シローナ」というスライムの精霊の妹が、将来的に出てくることになります。
このシローナですが、ファルファとシャルシャのように、アズサに倒されたスライムの魂が集まり生まれたわけではなく、世界各地で倒されたスライムの魂から生まれた、あくまでも「精霊としての妹」です。
シローナは精霊としての妹なだけのため、ファルファやシャルシャほど純真に甘えることもなつくこともなく、残念ながらアズサは「義理の母」扱い。
ラノベだと9巻で描かれるあたりの物語ですね。
まだまだ先のお話です。
シローナとの出会いも面白い話になっているので、気になる方はスライム倒して300年のラノベや、小説家になろう掲載の物語も読み進めてみてください。
ライカのドラゴン基準料理
ライカは高原の家で少女の姿で生活していますが、もともとはレッドドラゴンです。
ドラゴンであるため食欲旺盛で、かつお肉には目がなく、野菜はどちらかというと好まない野性味も持ち合わせています。
そんなドラゴンのライカ基準で料理を作られてしまうと、スライム倒して300年2話でも驚きの食卓になってしまっていましたね。
量がハンパない
スライム倒して300年2話で初めてライカの料理の腕が見られましたが、味はアズサも大満足な代物です。
のちに、シャルシャとファルファも食べていましたが、その2人にも好評なお味。
ですが、その量がハンパないのがドラゴン流!
出典:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました/4月17日放送/TOKYO MX
高原の魔女として不老不死の能力を持ち、300年生きてきたアズサではありますが、別に大食漢というわけでもありません。
人間基準でいうとごく平凡な食欲ですので、ライカの作ったオムレツやサラダは、量が多すぎます。
その反省を活かしきれなかったのが、シャルシャとファルファの歓迎会で用意された料理たちです。
出典:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました/4月17日放送/TOKYO MX
「我はまた作りすぎてしまいました」と自覚はあったようですが、よくよく見ると、アズサと2人で食べるために用意された最初の食事よりも、オムレツが小さくなっています。
この点は素直に、「ライカの学習」として褒めてもいいところなのではないでしょうか。
料理の種類が増えたので、オムレツを小さくしただけかもしれませんけど。
それにアズサがフォローを入れていましたが、ファルファとシャルシャという家族が増えたのですから、2人で食べる食事よりも量が多くなるのは当然のこと。
まあ、ファルファもシャルシャも見た目どおり胃袋も小さいですので、そこまで大量の料理は必要ないんですけれどもね……
むしろ、ライカが一人だろうと食べられるくらいの量しか作っていないだけ、ライカの女子力は高いと言えるでしょう。
食費がとんでもないことになるので、抑え気味にしてほしいところですけどね。
ライカのドラゴン基準料理も悪いわけではない
ライカが作るドラゴン基準の料理も、悪いわけではありません。
アズサが作る人間基準の料理だと、ライカにとっては満腹とまではいきませんし、苦い野菜のような料理は苦手で、好んで食べたいものではないわけです。
スライム倒して300年2話でも、ライカはファルファとシャルシャと同じように、セロリを苦手としているようでした。
それに、今後増える家族の中にはキノコ料理が得意なキャラもいれば、大雑把な料理をするキャラもいます。
今回ライカは「作りすぎ」という点で凹んではいましたが、『当番制』を採用している高原の家では、当番になった人の個性が出る料理こそが醍醐味と言えるのではないでしょうか。
アニメ「スライム倒して300年」2話の感想
アニメ「スライム倒して300年」2話では、スライムの精霊のファルファとシャルシャが家族に加わり、高原の家がより明るい方向に傾いていっていましたね。
それに、破邪・高原の魔女という破邪の魔法は、しばらく使えませんので、とりあえずあと数十年はシャルシャから破邪の魔法で命を狙われる心配もありません。
ただ気になるのは、高原の家周辺のスライムが邪悪な薄い色のスライムばかりというところでしょうか。
出典:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました/4月17日放送/TOKYO MX
「お前はもう死んでいる」って、ケンシロウかっ!!
邪悪な存在だとはいえ、スライムの弱点を的確に突くファルファってば、恐ろしい子。
スライムごときデコピンで瞬殺できるアズサには、スライムの弱点なんてあんまり関係なさそうですけどね。
スライム倒して300年2話は、シャルシャが襲ってきて危険漂う話ながらも、結果的には家族大団円になり幸せそうでなりより。
そんなスライム倒して300年のアニメをネット最速で見たい方は、ABEMAを使ってみてください。
スライム倒して300年のアニメも面白いですが、ラノベやコミックスも面白さが詰まっているので、お財布に余裕のある方はぜひ!
次週は、ライカのフラグ発言どおり、エルフのハルカラ回かな?
弟子のフラグ発言の責任は、しっかり師匠のアズサに取ってもらいましょう(笑)
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