転生したらスライムだった件(転スラ)6話の考察!時代違いの邦人交流

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©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
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こんにちは、さぷらです。

先週の転スラ5話はナイスミドルなお話。

カイジン・カイドウ兄弟も三兄弟もガゼル王も、どころかベスター大臣にですらくぅ~って唸りながら観てました。

台詞だけでは語れない、それぞれの心理描写がとても丁寧だったように思います。

なにはともあれ、衣と住の当てはつきました。

ゴブリンの村はそれこそ一から作り上げる必要があるかと思いますが、今後どんな村になっていくのでしょうか?

また占いで見た「リムルの運命の人」…さぷら、気になります!

それでは、「転生したらスライムだった件」第6話に参りましょう!

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大森林の変化

リムルが暴風竜・ヴェルドラを捕食したことによる波紋は、ジュラの大森林を中心にして未だ広がり続けています。

ゴブリンの発展

近隣のゴブリン達が集まってきたことにより、リムルが拠点とする村は大きな集落となりました。

加えてカイジン達ドワーフが生活環境を全面的にサポートし始めます。

鍛冶師としてのカイジンは勿論のこと、ガルム、ドルド、ミルドのそれぞれが特化した才能を発揮します。

材料の確保とゴブリン達の頑張りいかんによっては、自分達の作ったもので商売が出来そうですね。

そうなると人間を始めとした多種族との交流も、今後商売として接する機会が設けられるかもしれません。

基本的に争いを避けることを第一に考えているリムルとしては、正に「計画通り」でしょう。

多種族の動き

その多種族ですが、やはり彼らの方でも動きがあるようです。

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©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会


出典:転生したらスライムだった件/11月6日放送/BS11

上中央が大鬼族オーガ、左下が豚頭族オーク、右下が蜥蜴人族リザードマンになります。

大賢者だいけんじゃがこの三つの種族を挙げた理由としては、現在大森林内での三大勢力だからでしょう。

となるとこれまでのリムル達の動きはやたらと目立つものばかりであるため、彼らは承知している可能性が高いです。

遅かれ早かれ、今後リムル達となんらかの接触があると考えられます。

人間との繋がり

またリムルは今回、ジャイアントアントに襲われていたカバル達を助けたことで、人間との繋がりもできました。

その中で彼らの目的である大森林の調査と、リムル達が行っているゴブリン村の建設という情報が交わされます。

カバル達はいずれこのことを自由組合支部長ギルドマスターに報告するでしょうし、リムル達もブルムンド王国という人間の国の存在を認知することになります。

それにしてもカバル達はあっさりと目的を喋ってしまっていますが、後々怒られやしないでしょうか…

シズの素性

さて、リムルは森でさっそく「運命の人」であるシズと出会ってしまいます。

彼女は転スラ1話の冒頭で突然炎に包まれて姿を消した女の子であり、この世界に召喚者しょうかんしゃとして呼ばれた存在でした。

日本人ならでは

シズはリムルが転生する前と同じ、日本人とのこと。

確かに彼女の立ち居振る舞いは、正座箸を用いての食事等、私達にとても馴染みのあるものです。

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©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会


出典:転生したらスライムだった件/11月6日放送/BS11

ちなみにですがシズ以外の3人は箸一本(フォーク代わり?)で食事をしています、芸が細かいですね。

思えば彼女の戦闘スタイルが刀によく似た剣であるのも、そこから来ているのかもしれません。

彼女の時代(空襲の描写から恐らく1940年代頃)であれば観劇や映画等の娯楽があったため、チャンバラ等を観る機会があったのではないでしょうか。

自己紹介の反応

そんなシズですが、リムルの自己紹介で思わず吹き出してしまいます。

リムル「初めまして! 俺はスライムのリムル! わるいスライムじゃないよ?

シズ「ぶっ!」

リムル「ん? 今のネタ、伝わったのか?」

この「わるいスライムじゃないよ?」というネタはかの有名なゲーム、「ドラゴンクエストⅣ」から来ています。

何故笑ったのか?

ちなみにシズがそれを知っていたのは、「同郷の子から聞いた」からと語っています。

ただし前述したように、彼女は1940年代頃空襲のあった時代から召喚されています。

「ドラゴンクエストⅣ」が発売されたのは1990年、シズのいた時代からおよそ50年後です。

つまりゲームという存在があることは知っていても、それが実際どういうものであるのかまでは理解はしていないと思われます。

それでも笑ってしまったのは、「スライムがゲームのスライムの台詞を言う」というネタに笑ってしまったというよりも、その話をしてくれた「同郷の子」のことを思い出してしまったからではないでしょうか。

きっと当時その子はリムルのようにおどけた感じで話をして、シズを笑わせてくれたのでしょう。

シズ以外の召喚者

つまりその「同郷の子」もシズと同じ召喚者、それもゲームのある時代からやって来た人間であるということになります。

思えば転スラ5話でリムルが占ってもらった時、水晶玉にはシズの他に5人の子供が映っていました。

その5人の内の誰か、あるいは全員が召喚者という可能性が考えられます。

心優しい女の子

シズは襲ってきた魔物を軽く蹴散らしてしまう程の強さを持っていますが、その本質は心優しい女の子であることが窺えます。

転生したらスライムだった件 転スラ リムル シズ 大賢者 思念伝達

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会


出典:転生したらスライムだった件/11月6日放送/BS11

彼女は幼い頃に空襲に遭ったり、突然異世界に召喚されたりと、その人生はなかなかハードなものです。

それでも平和になった日本の世界を「よかった」と口にし、日本から来たリムルに対して「会えて嬉しいよ」と笑顔で返しています。

たとえ異世界に飛ばされても、誰かを思いやる心を失うことなく今日まで生きてきた彼女もまた、リムルと同じ魂の強い存在なのかもしれません。

召喚主・レオン

では最後に、シズの召喚主しょうかんぬしと思われるレオンについても触れてみます。

彼は当初シズを切り捨てようとしますが、その後一変してイフリートの肉体として利用することを決めます。

転生したらスライムだった件 転スラ イフリート 召喚の儀

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会


出典:転生したらスライムだった件/11月6日放送/BS11

ここでいうイフリートですが、数多くのファンタジー作品に登場する「イフリート」のことを指していると見ています。

炎の精霊や魔獣の代名詞としておなじみであり、おそらくこの転スラでも同様の意味合いで用いられているのでしょう。

シズは成功例

では何故レオンは、一度は「失敗、ゴミ」としたにもかかわらず、シズをイフリートの肉体としたのでしょうか。

状況から鑑みるに、「当初息絶えていると判断したが、実際は生きていたため」であると考えます。

息絶えていると判断したのは、おそらくレオンはこれまで何度も召喚の儀を行っており、その召喚者の大半が助からないという残念な結果になっているからだと思われます。

つまりシズは、その数少ない成功例の一人であったといえます。

目的はシズの行動次第?

ヴェルドラの話によると、「召喚者は召喚主に逆らうことはできない」と語っています。

ということはシズがジュラの大森林にやって来たのは、シズ自身の意思というよりも、レオンの意思が働いている可能性が高いです。

転生したらスライムだった件 転スラ レオン 召喚の儀

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会


出典:転生したらスライムだった件/11月6日放送/BS11

その目的は今のところ不明ですが、やはり彼もまたヴェルドラ関連のことなのでしょうか。

今後のシズの行動から、それが次第に見えてくると思われます。

転生したらスライムだった件(転スラ)6話の感想

よかった、ちゃんとゴブタいた…そして彼の秘められた才能発揮か!?

ゴブリン村はさらに賑やかで活気のある場所になっていってますね!

村をもっと良くしようという共通の目的があることが一番の理由だとは思いますが、何よりみんながみんな楽しそうにしています。

観ているこっちまで楽しい気持ちにさせてくれます!

シズとの出会いは割とあっさりとしていましたが、二人で歴史シアターは思わずうるっと来てしまいました。

うるっとシーンで通信量が増えてしまった方は、WiMAX 2+の最新機種も選べるモバイルルーターがあると便利ですよね!

二人の間にあるほのぼのとした空気がずっと続いてほしいなと思いますが、きっとそう上手くはいかないのだろうなとも感じています…

転スラは回を重ねるごとに、次回が待ち遠しくなってしょうがないです!

それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

コメント

  1. 匿名 より:

    ゴブタ
     お調子者で怠け者のバカであると同時に天才で幸運。
     リムルの悪友的ポジション。
     作者や漫画家達曰く、困ったらゴブタ、という動かしやすさ。

    三人の冒険者
     作者曰く、物語によくいる三馬鹿。
     シズ曰く、戦闘力は高いが基本的な所が出鱈目。

    シズ(井沢静江)
     作者曰く、シリーズを通して一番性格がよくてヒロインっぽい。

    ネタバレですが

    三馬鹿は実は家出娘と護衛です。冒険者の基本がなってないのはそのせい。

    >シズは成功例
     失敗は失敗のままです。
     イフリートの件は少し手助けしてやるから自分でどうにかしてみろ的な?
     実験もかねてかな? 本心は語ってませんが。

    • さぷら より:

      コメントありがとうございます!

      そんなゴブタや三人の冒険者のおかげで、転スラの展開がテンポよく進んでいってますよね!
      いい意味でも悪い意味でも今後の物語を進めていく役割を果たしてくれそうです。
      シズはまだ1話だけの登場ですが、彼女の人の良さが際立っていたと思います。
      だからこそリムルとのやりとりがとっても微笑ましかったんですよね…
      次回も楽しみです!

  2. 通しすがり より:

    “おそらくレオンはこれまで何度も召喚の儀を行っており、その召喚者の大半が助からないという残念な結果になっているからだと思われます。
    つまりシズは、その数少ない成功例の一人であったといえます”

    魔王レオン君は何度も召喚を行ってますが成功例は一人もいません。これはシズさん含めてです。
    以下ネタバレ

    なぜならレオンが召喚したいのは特定の一人であってそれ以外の人物は全員外れだからです。レオンが召喚したい人物は実はレオン君が(勝手に)守ると誓った女の子です。
    ちなみにヴェルドラ君を封印した仮面の勇者とレオン君が召喚したい人は同一人物ですが、レオン君は惚れた子が勇者になっていたことをこの時点では知らない
    さらに仮面勇者はレオン君のところからシズさんを連れ出し仮面を託している事実から色々と惜しい
    • さぷら より:

      コメントありがとうございます!

      成功失敗云々は他の方も仰っていました。
      となると召喚の儀式とはそう簡単に行える代物ではないのでしょうね。
      失敗例の数…いえこれはあまり考えないでおきます。

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