こんにちは、sumi_misakiです。
新年が始まりましたね。じわりじわりと風邪が流行ってますので、皆様体調にお気をつけて。
前回、姫和が狙ったのは、折神家の当主:紫(ゆかり)であり、警視庁刀使類局の局長であった。
事態は大事になり、試合に来ていた生徒は監視下で保護され、逃走した姫和と可奈美の両学長が呼び出されることに。
折神家の当主:紫の正体とは
『私見たの!ご当主様が姫和ちゃんの技を受け止めた時…何もない空間から二本の御刀を取り出して…
『やはりお前には見えていたのか』
『うん。一瞬だったし見間違いかと思ったけど…やっぱりあれは…荒魂だった!』
出典:刀使ノ巫女/1月13日放送/TOKYO MX
かつて大荒魂を退治して英雄扱いされている紫に、実は荒魂がついていた。そのことを知っていた姫和は、紫のそばに近づける御前試合をチャンスと考え、一人で立ち向かっていた。
そして、紫が応戦したときに、可奈美も紫に憑いた荒魂が見えたという。
なぜ誰も気がつかないのか
『紫様に御刀を抜かせるとは親衛隊として恥ずべき失態だった…しかしなぜあの時紫様は僕達を止めたんだ?』
『お考えがあっての事でしょう。紫様がなさる事は後になれば必ず理由が分かりますわ。』
この言葉から、紫はほとんど前線には立たないため、めったに御刀を抜かないことと、部下はイエスマンで紫が何を考えているかわからなくても、とりあえず従う姿勢が見える。
・紫はめったに御刀を使わない(使うときは荒魂の力を借りている?)
・一瞬のことなので、よく見える者しか気がつかない可能性(姫和・可奈美)
・そばにいる部下たちは、紫をまったく疑っていないので誰も気がつかない
という、荒魂に都合のよい状況下でここまで来てしまったことが分かる。
紫は、乗っ取られているのか
荒魂と大荒魂の違いが明確ではないため、ここからは推測。
たとえば、荒魂より上級な悪霊が大荒魂であり「意思がある」のかもしれない。
荒魂の姿を自分の目で見たからこそ、紫に荒魂が付いていることを信じられる可奈美。
そして、姫和が荒魂に気がついたのも同じ理由だと思われる。
逆を言えばその姿を見なければ、紫が荒魂に憑かれていることに違和感がないとも言える。
出典:刀使ノ巫女/1月13日放送/TOKYO MX
◆考えられる2択◆
・紫の人格まで完全にコピーして乗っ取ってしまった
・紫の意思と大荒魂の存在が混在している
もし後者であれば、紫は何らかの方法で大荒魂と取引をし、自らその状況を受け入れた可能性もある。
どちらにせよ、立場のある紫の後ろに荒魂がいるということは、局長を務めている刀剣類監理局も伍箇伝も、荒魂の支配下に置かれているも同然ということ。
現段階では、姫和と可奈美のみがその事実に気が付いていることになっているが、おそらく内部でもその事実に気が付いている者が出てくる気配。
可奈美なりの信念 ~姫和に協力する理由~
『捕まるのが嫌だからって荒魂を放置するなら、姫和ちゃんがやったこと自体もおかしくなるよ!』
逃亡中に近くに荒魂の気配を感知し、見過ごそうとする姫和に対しての可奈美の言葉。
この発言から、
荒魂に憑かれた紫を倒す :悪を成敗する
近くに現れた荒魂を放置する:悪を見過ごす
荒魂退治のためと分かった可奈美は、姫和に協力をしていた。
しかし、自分の保身のために今近くにいる荒魂を見過ごすなら、それは筋が通っていないということだろう。
そして、姫和は可奈美の正論に納得し、荒魂退治に向かう。
可奈美の強さの秘密
姫和との会話から、可奈美の母親は刀使だったことが明かされた。
強さの秘密
遺伝 :母親も刀使だった
動体視力:一瞬の姫和の動きを読み、紫に憑いた荒魂に気がつく
精神 :剣術が好きで楽しんでいる
可奈美の強さは主にこの3つが軸であったが、荒魂に一人で立ち向かう姿勢に姫和に協力し、その行動にブレがあると指摘するところから、可奈美の中での正義感がより強くなっているように感じる。
今までは剣術に興味があり、“楽しんでいた”可奈美から、荒魂退治の任務“刀使ノ巫女”としての自覚が芽生えているようにも思える場面。
刀使ノ巫女2話の感想
姫和の突然の行動の理由が明かされた今回。
誰も疑わない真実に、これからどう向かっていくのか。
マイノリティ(少人数)がマジョリティ(大多数)に向うには戦略と協力者が必要なので、この二人に協力者が増えていくことを願います。正義が貫ける世界を、このアニメで見れたらいいな。
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