初めまして!
2018冬アニメからスロウスタートの担当になった、Tatsunokoです。
この記事にはネタバレ要素がありますので、知らずに楽しみたい方はブラウザバックをお願いします。
記事を書いて公開して頂けるというのは初めてで不慣れな所もあると思いますがよろしくお願いします!
なぜ スロウスタート?
ほのぼの日常系に見えるこのアニメ。
ですが、スタートは分かりますが、前にスロウがついています。
花名「中学浪人で1年遅れのスロウスタートだけど」
スロウスタート/1月7日放送/BS11
この物語の主人公はただの高校生ではありません。
中学浪人で知り合いは皆、現在高校2年生なのです。
1話を最後まで視聴すれば題名の意味もしっくり来ます。
アニメと原作の違い
ちなみにアニメではCパートの最後にカミングアウトしていましたが、似たような構成を挙げますと「がっこうぐらし」の第1話などがあります。
ちなみに、原作ではかなり始めの方で中学浪人であることが判明していたので、ここがアニメと原作との大きな違いですね。
他には志温さんがカメラで制服姿の花名を撮ったり、入学式後の教室に向かうシーンなどアニメオリジナルの部分が追加されています。
2話以降にアニメオリジナルの話が追加される可能性もありますね。
高校入学前から一人暮らし?
従姉妹の志温さんが管理人の「てまりハイツ」に暮らしています。
高校に寮があるという事なら別ですが、高校までは自宅から通学というのが一般的ではないでしょうか?
しかし、中学浪人をしたとなれば話は別です。
理由は花名の暗い過去
中学浪人の結果、1年遅れで高校に入学したとして、先輩となっている元同級生とどう話せばよいのでしょう。
同じ高校に通学しているのですから、必ず関わる事になります。
1つ年上とバレたら周りは彼女とどう接しればよいのでしょう。
大学浪人や就職浪人は中学浪人と比較したら、経験者もいます。
乗り切る道も舗装されているでしょう。
ですが、現代社会では中学から高校はほぼ、義務教育の延長のようなものになっています。
彼女にとっては茨の道です。
原作1巻では、中学浪人となった彼女はひきこもりになると発言しています。
「とにかく!もうお外にも学校にも行かない!ひきこもりになるの!」
出典:スロウスタート 1巻(まんがタイムKRコミックス)
お母さんは引きこもり以外の別の道を提案します。
「花名のこと知らない人ばかりの環境からなら やり直しできるでしょう?」
出典:スロウスタート 1巻(まんがタイムKRコミックス)
両親の計らいで「てまりハイツ」に入居することになるのです。
交通安全の絵馬と中学浪人
自己紹介で誕生日という事を榎並先生に暴露され、今日が誕生日という事を同級生達は知ります。
自己紹介の後にたまて達が近づいてきます。
3人から受け取った誕生日プレゼントの交通安全の絵馬。
駅前で配られていた物だそうですが、携帯に3個を全て付けました。
花名にとっては大事な物です。
原作では絵馬を受け取るシーンが少ない
「てまりハイツ」に帰った後に志温さんと2人で誕生日会が開かれます。
この際に誕生日プレゼントとともに同じ絵馬が渡されます。
出典:スロウスタート/1月7日放送/BS11
実はこのシーンは原作には登場しません、ということはアニメオリジナルという事です。
ここからは筆者の憶測です。
誕生日会としてならネギの傘だけでも良かったはずです。交通安全の絵馬を強調したかったということでしょうか?
この時期は受験が近いです。もしかしたら、受験が近い人達を応援するためのシーンだったかもしれません。
だとしたら、なんだか暖かい気持ちになりますね。
花名の本当のスタート
花名は初日は本当に大変でした。
1年ぶりの学校生活に全く知らない同級生、どんどんグループも出来上がっていきます。
第1話の教室に初めて入るシーンでは先生に急かされて入っています。
尻込みして、彼女は自分の意志で入ることが出来ませんでした。
「ややっ、昨日誕生日の。」
2日目も入口の前で立ち止まってしまいます。
ですが、昨日とは違いしっかりと冠たちに挨拶をしました。
出典:スロウスタート/1月7日放送/BS11
「花名ちゃん」
「誕生日のインパクト」
「いや、知ってるから(笑)」
そこには自分の名前を憶えてくれているたまてに冠、栄依子がいます。
友達です。
彼女は自分の意志で中に入っていきます。
ここで彼女は本当にスタートを切りました。
スロウスタート1話の感想
アニメが放映されるという事で慌てて原作を買ったりした、にわか勢です。
感想としては、とてもかわいかったです。(語彙貧困)
そして何よりも、志温さんが大きい!
何がとは言いませんが(笑)
動きに力が入っていました。作画も滑らかでしたね。
制作スタッフも表現するのに苦労したみたいです。
篤見 私もすごく楽しみです。とくに志温ちゃんがどう映像になるのか(笑)。
井上 あーっ、そこは私も気になります(笑)。
―原作だと、マンガの枠線に乗っかってたりしますからね(笑)。
橋本 すごいプレッシャーをかけられた(笑)。あれをいったいアニメでどう表現したものか……そこも注目ポイントということで(笑)。
参照:原作 篤見唯子 × 監督 橋本裕之 × シリーズ構成 井上美緒 スペシャル座談会
個人的な事ですが、花名の父親役の声優さん(CV:小山力也)が「Fate Zero」の衛宮切嗣役と同じだったので父親役が似合うなぁと少し笑ってしまいました。
まとめですが、ただかわいいだけなら他にもあるのですが、このアニメは一味違いました。
中学浪人した主人公が新たな地でスタートを切る。
これにかわいさが付加されるのですからこれからも見ないわけにはいきませんね。
次話に期待です。
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