初めましてとこんにちは、さぷらと申します。
2020年冬アニメでは、「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」を担当させていただくことになりました。
通称「防振り」と呼ばれる今作品、タイトルだけならビビりな主人公かと思いきや…
防振り1話からやることは割と豪快なお嬢さんでしたメイプルって子は。
ともあれ早速参りましょう、どうぞよろしくお願いいたします！
また主人公のメイプル同様、ゲームシステム等の知識に疎い仕様となっておりますのでご容赦ください。
「NewWorld Online」というゲームについて
まず前提として「防振り」の世界には、「NewWorld Online（以下：NWO）」というゲームが存在します。
(C)2020 夕蜜柑・狐印／KADOKAWA／防振り製作委員会
出典：痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。/1月9日放送/TOKYO MX
このゲームは「VRMMO」のシステムを使用しており、プレイヤー自身がゲーム世界を現実のように体感することができます。
有名どころでは「ソードアート・オンライン」等、VRMMOを取り入れたアニメ作品は多岐に渡ります。
触覚・味覚の再現に対応
通常のゲームをプレイする上で視覚・聴覚は必須ですが、「NWO」では触覚や味覚にも対応しているようです。
主人公の
それを介することで、触覚では痛覚や温度等を感じ取ることができるようです。
だからこそ楓は「痛いのは嫌」なのでしょう。
味覚も毒竜を「ピーマンの味」、毒のブレスを「辛みがある」といったように再現度の高さが表れています。
嗅覚も対応しているか？
嗅覚については不明ですが、この分だと対応していると思われます。
それは温度や味といったハード機器を装着していない箇所の体感を受けているためです。
そして味覚がはっきりしているということは、「NWO」で食事することが可能と考えます。
となれば嗅覚もまた欠かせない要素であると言えるでしょう。
ゲーム用語
当然ですが、「NWO」ではゲームの専門用語が度々用いられます。
(C)2020 夕蜜柑・狐印／KADOKAWA／防振り製作委員会
出典：痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。/1月9日放送/TOKYO MX
・STATUS（ステータス）…プレイヤーの設定や能力、経験値等の総称
・HP（ヒットポイント）…プレイヤーの体力量を表した数値
・MP（マジックポイント）…プレイヤーの魔力量を表した数値
大まかですがこのような意味合いであると解釈します。
パラメーター
中でも今回特に取り上げられたのはPARAMETER（パラメーター）、すなわち「能力値」でしょう。
STR（ストレンジ）は「強さ」、AGI（アジリティー）は「素早さ」です。
そして楓が一番重要視したのが、VIT（バイタリティー）の「防御力」です。
ちなみに他のDEX（デクスタリティ）は「命中率」、INT（インテリジェンス）は「魔法の強さ」と思われます。
主人公・メイプルについて
それでは楓のプレイヤーキャラ、メイプルについて触れていきます。
(C)2020 夕蜜柑・狐印／KADOKAWA／防振り製作委員会
出典：痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。/1月9日放送/TOKYO MX
タイトルの通り、楓は「痛いのは嫌」という理由でVITにポイントを極振りしてしまいます。
そのため「固いだけで弱くてのろのろ」という残念仕様なメイプルが誕生します。
本来ならばやり直すところなのですが、彼女はこのままプレイすることにしました。
戦うのではなく戯れる！
しかしその残念仕様でいざモンスターと対戦すると、メイプルはスキルやアイテム等を次々と獲得していきます。
「VITが二倍…ってことはVIT256！？ ウサギさんと遊んでただけなのになあ」
むしろモンスター側に頑張らせるという鬼戦法…
モンスターと戦うというよりは戯れながらレベルを上げていきます。
大胆かつ贅沢に！
またメイプルは、ダメージ回避に重点を置いている割にその行動は大胆の一言です。
フォレストクインビーでは甘んじて毒を被ったり、毒虫だらけの森で3時間以上寝こけたり。
そして準備もそこそこに一人でダンジョン攻略に向かってしまうのです。
加えてクロムから譲ってもらったポーションを惜しむことなく全部使ってしまい、終いには毒竜を食べ尽くすという荒業。
この調子だと今後の展開でも、メイプルの行動如何で大きく左右されると見ています。
どこまで通用するのか？
そんなメイプルの戦闘スタイルは、果たしてどこまで通用するのでしょうか。
今はよくても、いずれどうにもならない局面はこれからも訪れるはずです。
例えばVITを優に超える圧倒的強さの敵では消耗は避けられません。
質よりも量と大多数の攻撃や、毒等の特殊効果による場合もそうです。
もしくはメイプルと同じように防御に特化した敵の場合は膠着状態となって倒せません。
その時メイプルは軌道修正するのか、あるいはそれでも独自路線を貫くのかは注目すべき点です。
獲得スキルとアイテム
今回の防振り1話でメイプルが獲得したスキルとアイテムは以下の通りです。
| スキル | 【1日目】絶対防御／毒耐性・小→毒耐性・中／ 【2日目】シールドアタック／毒耐性・大→毒無効→ |
|---|---|
| アイテム | 【1日目】フォレストクインビーの指輪 【2日目】闇夜ノ写／黒薔薇ノ鎧／新月 |
…メイプルは強固なだけでなく、強運を引き寄せるのが人並み以上だと感じるラインナップです。
そういえばVIT特化のオーダー盾は約100万ゴールドからとイズが言っていました。
おそらく2日目に獲得したレアアイテムはそれ以上の価値であるのは間違いないでしょう。
やばい大盾使いで話題になる
初日を終えたメイプルがログアウトした後、ある場所で奇妙な話題が浮上します。
(C)2020 夕蜜柑・狐印／KADOKAWA／防振り製作委員会
出典：痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。/1月9日放送/TOKYO MX
匿名で次々とコメントできる様子から、場所は電子掲示板のようです。
そこでNWOプレイヤー達はこぞって、「やばい大盾使い見つけた」という内容で談笑します。
このやばい大盾使いとは言うまでもなく、メイプルのことを指しています。
コメント内容に書かれた行動や身体的特徴から、まず間違いありません。
クロムがコメント
そしてその情報の発信源は、トッププレイヤーの大盾使い・クロムでした。
彼はメイプルが毒虫の中で熟睡するという光景を目にして思わず書き込んでしまったようです。
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出典：痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。/1月9日放送/TOKYO MX
その後偶然にも、話題の張本人であるメイプルに話し掛けられてしまいます。
クロムからすれば思わぬご縁であり、「やばい大盾使い」の話題は彼を中心に今後も尽きないでしょう。
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楓の友達・白峯理沙（しろみねりさ）
さて、楓を「NWO」に誘ったのは
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出典：痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。/1月9日放送/TOKYO MX
二人の会話から見るに、同年代の友達のようです。
とんでもない実力者？
そんな彼女の部屋には、トロフィーと楯が置かれています。
どちらもゲームに関するものらしく、「優勝」の文字が記されています。
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出典：痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。/1月9日放送/TOKYO MX
つまり理沙はただのゲーム好きというだけでなく、優勝してしまえる程の実力者ということです。
もしかすると既に「NWO」でも、その実力を如何なく発揮しているのかもしれません。
…これでメイプルとパーティを組もうものなら空恐ろしい二人組が誕生するのでは？
他のプレイヤーにも注目
さて、メイプルに親切なクロムやイズはもちろん、他のプレイヤーにも今後注目です。
男女3人組パーティ
メイプルが最初に声をかけた金髪の少女・フレデリカは、ドラグとペインというプレイヤーとパーティを組んでいるようです。
(C)2020 夕蜜柑・狐印／KADOKAWA／防振り製作委員会
出典：痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。/1月9日放送/TOKYO MX
フレデリカを挟んで左側恰幅の良い男性がドラグ、右側白い鎧を着た男性(？)がペインです。
彼らの会話からして、「NWO」を熟知している様子が窺えます。
トッププレイヤーな有名人？
もしかすると彼らはクロム同様、トッププレイヤーである可能性が高いと見ています。
そんな有名人であれば、メイプルとはいずれまた出会う機会が訪れるでしょう。
例えば複数のパーティと一緒にクエストを攻略するとかでしょうか。
あとはPvPといったイベントがあれば、そこでバッタリといった展開はありそうです。
OP・EDにもまだまだいるよ！
そして忘れてはいけないのが、OPやEDに登場するキャラクター達。
もしかするとNPCが混じっているかもしれませんが、大半がプレイヤーであると見ています。
果たしてメイプルとどんな出会いをするのか、本編での登場に期待です。
防振り1話の感想
「…なにやってんだ、あれ？」
ええさぷらもクロムと同じ気持ちになりました、モンスターが出る森で熟睡なんてって。
そして予測できますか、攻撃できないなら毒竜食べちゃおうって。
どうせなら一番最初のウサギさんの方がりんごのあれみたいで美味しそう…おっと失礼。
ただ当のメイプル本人はあまり深く考えずにやってのけているんですよね。
ゲームにあまり詳しくないが故の、「とりあえずこうする」的なあれで。
今はまだ一人ですが、交流も仲間も増えてくるとどうなっていくのか！？
予想の斜め上な展開続きで、次になにをしでかすのか楽しみで待ちきれません！
それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました！
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