猫騙し編3話にして梨花ちゃんのカウントが、すでに残り1回となってしまっている、ひぐらしのなく頃に業16話 猫騙し編 其の参。
ひぐらし業の担当、ジャム君です。
前回、ひぐらしのなく頃に業15話では、4人の凶行により、残機が5もあったのに、一気に残機が1まで追い詰められてしまいました。
正直、赤坂にまで敵に回られた世界(カケラ)では、梨花一人の力ではどうにもならない感が強い気がしてしまいます。
本編の考察を進めているわけですが、その記事とは別途、単発的な考察として突拍子もないかもしれない、「ひぐらしのなく頃に業とこれまでのひぐらしシリーズの違い」を考察しましたので、ひぐらし業本編とともに、そちらもよろしくお願いしますね。
そんなひぐらしのなく頃に業16話ですが、アバンからクライマックス感爆発で、沙都子が梨花を襲う展開に!
ひぐらしのなく頃に業16話の考察ポイントは、以下のとおり。
- 沙都子が梨花を襲っていた理由
- 鷹野は信頼できる人物なのか
- 鷹野はなにを話したかったのか
- 「業」が指す意味
今回、ひぐらしのなく頃に業16話の考察は、このあたりを中心に進めていきましょう。
沙都子が梨花を襲っていた理由
ひぐらしのなく頃に業16話で衝撃的だったのが、まずは正直「空気」だった沙都子が、梨花を綿流ししていたところ。
しかも、重い催事用の鍬を持ち出して腹を裂き、腸を引きずり出す、まさに悪魔の所業。
まあ悪魔なのは、どの世界(カケラ)の雛見沢症候群発症者らしき言動をする人物たちにも、言えることなんですけれどもね。
本来出会わない沙都子だった説
ひぐらし業16話のアバンから出会うことになった世界(カケラ)の沙都子は、首をかいて梨花の腸を引きずり出すという、まさに雛見沢症候群発症を疑わせる気配はしていました。
ですが、少なくともここに出てきた沙都子は、雛見沢症候群を発症していなかったと考えています。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/1月22日放送/TOKYO MX
雛見沢症候群の特徴である首のかゆみなのか、首を引っかいていることは伺えますが、前回出てきた4人の犯人たちのように、突拍子もない妄想に駆り立てられ、凶行に及んでいるわけではありません。
たしかに、オヤシロさまに巫女を代わるように言われたと、あり得ない話をしていましたが、それすなわち梨花を綿流しすることには至らないでしょう。
だって、仮に羽入(オヤシロさま)が沙都子に「梨花の代わりに巫女をするよう」言ったとしても、そう言われたと梨花を巫女から降板させて、沙都子が新たな巫女になればいい話です。
沙都子が梨花をわざわざ手にかけ、催事用の鍬まで持ち出して、腸を引きずり出す必要など皆無です。
梨花と一緒に暮らせるなら
\ほかになにも必要ありませんのよ/
出典:ひぐらしのなく頃に 業/1月22日放送/TOKYO MX
沙都子が「私はこの雛見沢で梨花と一緒に暮らせるなら、ほかになにも必要ありませんのよ」と言ったとおり、これが沙都子の本音であり、梨花がこれまでの世界(カケラ)で気づいてあげられなかったことと考えられます。
ひぐらしのなく頃に礼でも出てきたことがあった「賽殺し編」のように、実際存在するカケラながら本来は体験することのなかった出会うことのない沙都子に出会っていた可能性が浮上してきます。
賽殺し編では、梨花が母親殺しをする「夢を見せられた」ことになっていましたが、実際に梨花がやってしまったことにほかなりません。
賽殺し編のように、本来出会うことのない世界(カケラ)を見せられ、梨花が忘れている気持ちを取り戻させる意味があったのではないでしょうか。
沙都子が注射をしたのは本当に痛み止めか
ひぐらしのなく頃に業16話で沙都子が梨花に「痛み止め」だと言って注射していた薬ですが、あれは本当に痛み止めだったのでしょうか。
結論から言ってしまうと、ラベルだけを見たら麻酔薬であり、広義では「痛み止め」です。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/1月22日放送/TOKYO MX
沙都子が持ってきた薬瓶には「カタラール静注用200ml」と書かれているように見えますが、現実世界で使われている薬としては「ケタラール静注用200ml」がモデルになっていると思われます。
ケタラール静注用の効果は、鎮痛作用のある麻酔薬として使われています。
ケタラール静注用
鎮痛作用を有し、手術のとき、麻酔として痛みを抑えたり、激しい痛みを抑えます。
通常、手術などの時に麻酔として使います。
引用:くすりのしおり
ただし、あくまでも「ラベルが正しかったら」の話であり、ラベルが張り替えられていたら、中身はわかりません。
また監督(入江)から入手している、もしくは診療所から盗み出したと思われますが、毎日注射をしている沙都子であっても必要のない薬であるため処方されることはなく、薬局で手軽に買えることもありません。
とすると、この薬がH173ではないとしても、沙都子は惨劇を引き起こす際の痛み止めとして梨花のために、あらかじめ違法な手段で薬を手に入れていたことが伺えます。
痛み止めとして使う優しさにも見えますが、痛み止めを使ってできるだけ長く生かしたまま腸を引きずり出すという、サイコな沙都子だったのかもしれません。
ケタラール静注用の副作用に夢がある
余談として、沙都子が梨花に注射しようとしていたカタラール静注用(現実世界ではケタラール静注用)には、副作用として「夢」の発生があります。
主な副作用として、頭痛、夢、発疹、吐き気、嘔吐、食思不振、発熱、発汗、悪寒などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
引用:くすりのしおり
最悪のケースを想定すると、ひぐらしのなく頃に業16話のBパートで平和そうに見えていた世界(カケラ)は「夢オチ」という可能性が浮上するでしょう。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/1月22日放送/TOKYO MX
指パッチンで別の世界に飛んだように見えてはいましたが、ケタラール静注用を沙都子に使用されたあとの世界ですので、腸を引きずり出されている間に幸せそうな夢を見ているだけかもしれません。
そう考える理由として、梨花は「あと5回。あと5回だけ頑張って、それでダメなら……」と、ひぐらしのなく頃に業14話で言っていました。
沙都子に綿流しされていた世界が5回目であり、平和で幸せそうな世界は6回目の世界です。
約束破るの(・A ・)イクナイ!
ただ先述のとおり、本来出会うことのなかった世界としてノーカウント扱いならば、今いる平和そうな世界が5回目の世界。
夢オチとして、沙都子に綿流しされているところに戻らないことを、祈るばかりです。
6回目の世界の鷹野は信頼できるのか
5回目の世界で綿流しされ、6回目の世界に進んでいるように見えている梨花ですが、そこに出てきた鷹野は信頼してもいいのでしょうか。
鷹野自身から、なにか話があるようでしたが、悪いニュースでないといいのですが……
鷹野が梨花としたい話とは?
富竹の視線の先から現れた鷹野でしたが、意外なことに「ちょうどよかったわ。私も梨花ちゃんと話がしたかったの」と、鷹野側からも梨花に用事があった様子。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/1月22日放送/TOKYO MX
果たして、鷹野は梨花に、なんの用事があったのでしょう。
富竹の視線の先から現れ、隣に富竹がいるところで口に出そうとしているのですから、それほど悪いニュースではないと思うのですが。
梨花を綿流ししたい
最悪なケースが、富竹もグルになって、梨花を綿流ししたいと言い出すケースです。
梨花がカウントを始めてから5回目(前回)のカケラで、沙都子が毎日注射をしていることが明らかになっていましたから、この世界にも軽度の雛見沢症候群を抑制するための薬や入江機関があると考えておくべきではないでしょうか。
鬼騙し編のように、入江診療所が改装(休診)状態になってしまうと、地下の施設にも影響して、抑制ができなくなってしまうのかもしれません。
これまでのひぐらしシリーズでは、成功もしくはもう少しで成功しそうなカケラで、富竹が生きているときに限って言えば、鷹野に富竹が買収されることなどありませんでしたが、「看護師姿の写真を撮らせてあげる」と餌をチラつかせて、籠絡したかもしれません。
さすがにないと信じたいですけど……
鷹野に惚れてる富竹のことだし、鷹野の手先になっている可能性もあるわね
祭具殿に入れてほしい
圭一と詩音が奉納演武を抜け出し祭具殿に入らなかったことに安堵していたひぐらし業16話の梨花でしたが、富竹と鷹野は別です。
富竹と鷹野に関しては、ひぐらしのなく頃に業16話の梨花のナレーションで、間違いを起こしていない幸せな世界を築いていることを語られていませんでした。
この富竹と鷹野は、綿流しの夜に祭具殿の錠を破って侵入した犯人であり、そのときに居合わせた圭一と詩音も巻き添えという形で禁忌を犯すことになった、重罪人でもあります。
しかも、祭具殿の錠前は、梨花が祭具殿を管理しやすいよう、重く頑丈なものから、破りやすい簡易的なものに付け替えられている世界と考えられ、別段梨花に断りをせずとも侵入は可能だったでしょう。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/1月22日放送/TOKYO MX
ですが、「幸せな世界の一部」として、一応は古手家当主であり祭具殿の管理者である梨花に、「祭具殿の中を見せてほしい」と祭具殿への進入許可を得ようとしたとも考えられます。
オヤシロさまの生まれ変わりの古手家当主が許したとなれば、御三家の中でも発言力が弱くとも、「侵入された」のと「見せてあげた」のとでは、全然違った結末になるでしょうからね。
ひぐらしのなく頃に礼の「昼壊し編」では、やむを得ない事情とはいえ、儀式には関係ない魅音と沙都子も祭具殿に入ることになっていますし、勝手に入って村人の怒りを買うようなことがなければ、梨花のさじ加減ひとつなのだと思っています。
聖ルチーア学園を紹介したい
今すぐという話ではありませんが、梨花が中学生になるときには、全寮制の聖ルチーア学園を紹介し、そこに通ってもらいたい、という話をするのかもしれません。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/1月15日放送/TOKYO MX
実際、前回のひぐらし業15話には聖ルチーア学園で楽しそうにしている梨花のささいな幸せが描かれていましたし、ひぐらし業16話にも聖ルチーア学園の制服を着ている梨花が出てきていました。
ただ、聖ルチーア学園に行くということは、雛見沢を離れるということにほかなりません。
沙都子に綿流しされた世界が真実であろうとなかろうと、梨花には沙都子の言葉が残っているでしょうから、雛見沢を離れる話にホイホイ乗るとは考えにくいでしょう。
結局鷹野は信頼してもいいのか
何もかもがうまく行っているこの世界だからこそ、今の鷹野は最終的に信頼するにしても、すぐには信用すべきでないと考えます。
猫騙し編の時系列を見てもらえばわかるとおり、鷹野に声をかけられたのは綿流しの夜ですので、昭和58年6月19日のことです。
運悪く、綿流し当日に殺される世界もありましたが、ひぐらしのなく頃に業15話と16話に出てきた悪夢の5回を除けば、綿流し当日からあと数日のタイムリミットがあります。
軽トラを盗んで行方をくらませていた、信頼できるのかよくわからない富竹と鷹野の言葉を鵜呑みにする前に、昭和58年6月を脱した経験を持つ(もちろん別世界のですが)部活メンバーに意見を求めてからでも遅くない気がします。
最終的には信頼できると踏めるキャラに鷹野がなる可能性も高いですが、ひぐらしのなく頃に業16話になるまで、ろくに登場してこなかったため、信頼に足るのか梨花自身の目だけでなく、第三者の目も借りて、よく吟味する必要があるでしょうね。
「業」が指す意味とは
今さらではありますが、ひぐらしのなく頃に業の「業」がどのような意味を持っているのか、考察しておきましょう。
ごう【業】ゴフ〘名〙
①仏教で、未来に報いをもたらす善悪の行い。また、前世での善悪の行いによって現世で受ける報い。「─が深い」「─火・─苦」「因─・非─」
②理性ではどうすることもできない心の働き。「─を煮やす(=物事が思うように運ばなくていらいらする)」
引用:明鏡国語辞典
意味としては後者、「理性ではどうすることもできない心の動き」が近いのではないかと思われます。
早く出たいって
\なんて恩知らずな/
出典:ひぐらしのなく頃に 業/1月22日放送/TOKYO MX
梨花が抱いていた「私、こんな田舎臭い村、早く出たい」という気持ちも、いわば理性ではどうすることもできない心の動きです。
田舎に住む者の都会への憧れ、貧乏人の金持ちへの憧れ、現実にもいろいろありますよね。
それらを「業」と呼び、ひぐらしのなく頃に業では、主に梨花の抱く「業」を暴いていく、というタイトルなのではないでしょうか。
もちろん、それぞれのカケラで、それぞれのキャラの「業」も、こっそりと暴かれているのだと思いますよ。
ひぐらしのなく頃に業16話の感想
ひぐらしのなく頃に業16話(猫騙し編3話)では、沙都子が巫女を代わり、梨花を綿流しするという衝撃展開のアバンに驚きでしたね。
しかも、いつも注射しているってことは、少なくともあの沙都子がいた世界(カケラ)では、沙都子に入江機関から軽度の雛見沢症候群を抑えるための薬が渡されていると思われ、ほかの世界にも入江機関がある可能性が高まったような気がします。
唯一、鬼騙し編では、入江診療所が改装中という話でしたから、鬼騙し編の世界(カケラ)には入江機関がなかったか、改装を装うような大規模な撤収もしくは機材の搬入などがあったのかもしれません。
入江京介(監督)自身はたびたび登場していますし、お魎からも「先生」呼びされていましたので、最低でも近年までは診療所をやっていたと思うんですけれどもね。
まあ、今回のドッキリびっくり賞は、沙都子で間違いないでしょう。
梨花に、雛見沢のことを思わせる、いいきっかけになればいいのですが、聖ルチーア学園の誘惑に負けることなく雛見沢にとどまることができるかも、注目したいところです。
それでは、また次回お会いしましょう!
コメント
鷹野のマニュアルは仮説止まりと思ってましたが、
案外、そうでもないのかもしれません。
梨花が死亡して48時間後に発症者は状態が悪化し、
L5になるとなっていたものの、
綿流し編や目明かし編みたいに鷹野の仮説が外れたところもありますが、
もしかすると、感染者がL5になるのは女王感染者の梨花が死ぬ事じゃなく、
女王感染者である梨花が生きたまま雛見沢を長期に離れる事、
もしくはそう言う意思を持つ事で雛見沢症候群そのものが女王感染者を
外に出さない為に感染した相手を悪化させ、梨花を殺すように仕向けるのかも知れません。
鷹野の仮説が全て正しい訳ではなく、けれども、全て間違っていたわけでもない可能性です。
沙都子については、オヤシロ様のお告げと言ってましたが、
これが5年後の沙都子が受けたお告げか、梨花の知る沙都子が受けたお告げかが大事だと思います。
5年後の沙都子が受けたのなら、確実に沙都子はループしている事になりますし、
梨花の知る沙都子なら、沙都子はループしてなくお告げを真に受けた存在になりますから。
上記の場合なら、梨花が去った事でいなくなった女王感染者の代わりに
沙都子が雛見沢症候群そのものに新たな女王感染者として祭り上げられたのかもしれませんし、
梨花と離れたくないだけの為に暴走した可能性も捨てきれません。
ただ、一番、雛見沢に囚われているのは沙都子とは思います。
いつまでも雛見沢で幸せな日々を過ごしたいのはわかりますが、
梨花を雛見沢に縛って良い理由にはなりませんし、
梨花とは別ベクトルで雛見沢に縛られている1人の少女という感じがしました。
もしかすると業は、梨花と沙都子の両者が雛見沢という名の
鳥かごから飛び立つ為の物語なのかも知れません。
梨花だけだと沙都子が惨劇の実行犯として動いて惨劇が起こり、
梨花が雛見沢に残る選択をすると平和かも知れませんが根本的な解決にはなりません。
梨花と沙都子の2人が雛見沢から本当の意味で外に出る事が重要な気がしてきました。
沙都子がループ(タイムリープかタイムトラベルか、梨花のようなカケラ渡りかはひとまず置いておいて)している節は見受けられましたね。
それが沙都子の被害妄想で、梨花がオヤシロさまの生まれ変わりだと間近で感じていたための雛見沢症候群だと言われればそれまでなのですが、「なぜ梨花が聖ルチーアとまで特定せずとも、雛見沢を離れたいことを知っていた?」というのは、大きな疑問点ですね。
書き足りない部分でもあるので、後ほど追記もしくは別記事として、その点を考察してみようかと思います。
もし鷹野の仮説が半分正解で、女王感染者の梨花が雛見沢を長期間離れる、もしくは離れたいと願うことで雛見沢症候群が発症しているのだとすると、雛見沢を離れようとしない梨花がいる今の猫騙し編では、今後(H173のような人為的なものを除き)雛見沢症候群に悩まされることがない気もします。
ただ、沙都子の様子だと、入江機関は存在していそうですし、毎日注射をしているということは、意図せずH173が完成し、バイオハザードのように手に負えない細菌テロのような形で、襲いかかってくるかもしれませんね。
それを知らせるための鷹野と富竹だったりして!
ただそうなると、沙都子がループするための基盤が崩れてしまうため、毎日の注射をしている沙都子だからこそ耐えられる程度でないと、未来から帰ってこられなくなってしまいます……
そんなことがない世界のみからループしてきていた沙都子ならば納得ですが、少なくとも猫騙し編は一から見直さないといけないかもしれませんね。
(ちゃんと見直してから沙都子ループの記事は書かせていただきますので、ご安心を)
執筆完了しました。
ひぐらしのなく頃に業の考察!沙都子ループ説の真相は?
めちゃくちゃ突拍子もないのですが
これが実はひぐらしのなく頃にでなくうみねこのなく頃にの前日譚だったりして?
この後バッドエンド分岐でうみねこのなく頃にのベルンカステル化に繋がるのでは?
とか考えたり
(ひぐらしリメイクと見せかけての業のような)
つまるところ所々にある伏線を回収する気はないのではないか?
(5回のコンティニュー自体もしもを簡単に示しただけで特に本編には関わりない、もしくは伏線の一つだけを散りばめてる感じ)
時々梨花のリアクションに違和感を感じ
(うみねこにおけるメタ戦人のような)
羽入と話してるのがミスリードの可能性
まるで原作クリア済みの梨花のようで、解答編初期のようでリアクションがバラバラ?
時々羽入サイド梨花とフレデリカが古手梨花を使ってコマ遊びしてるような
(ひょっとしたら原因自体を作ってるのがフレデリカ憑依の梨花なのでは)
原作の戦いがフレデリカ(古手梨花)とラムダデルタ(鷹野三四)の運命サイコロ合戦なら今回はハッピーエンド梨花とバッドエンド梨花の戦いなのかな?と感じました
長文失礼致しました
ま、まさか、前日譚としてうみねこの売り込みだとっ!(違う
ベルンカステルは魔女となり、雛見沢を何度も繰り返す以上に長寿と言いますか死なない存在ですので、バッドエンド突入するとベルン化、ハッピーエンドなら聖ルチーアでもなんでも好きな人生が待っているのかもしれませんね。
語り手として高みの見物をしたがるフェザリーヌのことを考えると、鷹野がフェザリーヌ、ループしていそうな沙都子がラムダデルタ、梨花がベルンカステルあたりも適役かもしれません。
口先の魔術師として動けている時の圭一は、戦人ポジションとか?
うみねこも、ミステリーに見せかけてミステリーではなかった物語ですので、よく言われる羽入とフェザリーヌのつながりのように、どこかで接点があり、ひぐらし業に影響を及ぼしていても不思議はありませんよね。
OPでも、フェザリーヌっぽい影が笑っていますし、2クールなのにあえてOPもEDも変えてきませんし、何か秘密がありそうです。
正直、16話の過剰なゴア表現はよろしくないと思いました。
今後の放映そのものに悪影響を与えかねない。
コロナ問題でマスコミが深夜アニメの表現にまで口を出す暇が無いのを良いことに、やり過ぎであります。
考察とは関係ないですが、ちょっと今回は酷すぎたのでもの申したくなりました。失礼しました。
ひぐらし業16話の梨花は、自主規制で隠されてはいたものの、生々しいシーンが多かったですね。
初代ひぐらしの、圭一のバット殴打のシーンよりひどい。
もうちょっと(話がおかしくならない程度に)表現をマイルドにして、円盤で本領発揮でも良かった気はします。
そんなことが原因で放送中止になったら、意味がありませんものね。
ただ、あれで放送できた以上、一応は放送倫理等に適合した、お風呂の湯けむりや不自然な光などと同じような感覚のセーフな表現なんだと思います。
もともとひぐらし自体が、血なまぐさい惨劇のお話ですので、制作陣もそのあたりは慎重に取り扱っていると思いますよ。
(見ていてどう感じるかは、また別の話になってしまいますが)
16話、冒頭からやってくれましたね。
これまで怪しげに描かれていた節のあるサトコが、まるで本命の黒幕のような演出……惑わされましたが、逆にこれまでのサトコの演出がミスリードを誘うトラップである確信が高まりました。
『ひぐらし……』『ひぐらし……解』と連なる本編の軸は、恐らくブレて居ません。
①ひなみざわと言う地域
②梨花、圭一、レナ、サトコ、魅音、詩音という主人公達。
③綿流しの祭りと惨劇
④ひなみざわ症候群という疫病
⑤それを利用しようと目論む、真の黒幕の存在……。
……振り返って見ると、悲劇・惨劇はひなみざわ症候群にかかった誰かに寄って起こり、その殆どは主人公達でした。『……業』では、これまでの本編では発症しなかった人達までが惨劇を生んでいますが、黒幕となる人物は決して発症しません。それを利用する側に居るからです。
16話冒頭からのサトコは、理性的な言動も見られながらも、やはり首を掻き、残虐な行動を起こします。
つまりは発症した(させられた)者であり、黒幕ではあり得ないと推察出来ます。
最後の場面で出会った(久しぶりに登場した)鷹野……。
彼女はこれまでも、一度も発症していませんし、今作でも失踪すれども死んだ描写は皆無です。
やはり怪しさでも本命であると見ています。
おっしゃるとおり、沙都子の演出がミスリードを誘うトラップの可能性も高そうですね。
鷹野と富竹に関して言うと、いつもの世界ならば富竹は真っ先に死んでいますし、鷹野は失踪(焼死)に見せかけて黒幕として潜んでいるだけですし、何かこれまでの世界と違う感じがします。
それもミスリードを誘う罠という可能性もあるのですが、「死亡:失踪」が「1:1」で起こっていた今までの鬼隠しと、ひぐらし業で発生しているように見える鬼隠し(綿流し)は、ベースとなる条件が違うように思えてなりません。
これまでどおり鷹野が黒幕で、オヤシロさまの祟りに見せかけることにあまりこだわりを持たない鷹野なのかもしれませんし、山狗のような部隊が東京から指示を受け、鷹野を介さず利用しているのかもしれないですね。
軽トラで失踪したことはあれど、被害者の名前として挙がってこない鷹野ですから、意外にも「鷹野と富竹にも不幸がない世界」を紡ごうとして、妙な被害状況になっているのかもしれませんね。