ついに綿騙し編 其の壱が始まる、2020年ひぐらしのなく頃に業5話、いざ開幕ッ!!
前回までやっていた鬼騙し編では、1話の時点ではひぐらしのなく頃にのリメイク版かと思わせておいて、ジャム君は見事に騙されましたが、2話からは「ひぐらしのなく頃に業」とタイトルも改め、新作ストーリーであることが明かされていますよね。
正直、鬼騙し編の世界(カケラ)で梨花ちゃんが脱出に成功することはないと思っていましたが、まだまだひぐらし業には秘密がありそう。
そんなひぐらし業5話の考察ですが、ストーリーとしては、「綿騙し編」と「綿流し編」に今のところ大差はないようです。
超重要なポイントでの分岐はありましたけどね。
綿騙し編が始まったばかりですが、ひぐらしのなく頃に業5話の考察として、進めていきましょう。
「綿騙し編」と「綿流し編」の違い
2020秋アニメのひぐらしのなく頃に業で使われている「綿騙し編」と、2006年放送ひぐらしのなく頃にで使われた「綿流し編」は何が違うのか。
前置きとして確認しておくと、もうご存知だとは思いますが、「ひぐらしのなく頃に業」と「ひぐらしのなく頃に」は、サブタイトルや中身の世界は似せてきていますが、まったくの別物です。
正直に言いますと、これはステマでもなんでもなく、2006年に放送された「ひぐらしのなく頃に」も見ておいたほうが、圧倒的に楽しめます。
できるならば、「ひぐらしのなく頃に解」まで見ておくと、答え合わせ付きで、ひぐらしの世界観がわかりやすくなるかもしれないですね。
ただここでは、綿流し編未見の方でもわかりやすいよう、綿騙し編との違いを挙げていきますね。
そもそもの世界(カケラ)が違う
くどいようですが、「綿騙し編」の世界(カケラ)と「綿流し編」の世界(カケラ)は、まったく異なる世界(カケラ)にいることになります。
これは、「鬼騙し編」と「鬼隠し編」の構図と同じですね。
そのため、当然のことながら、「発生する細かな事象」や「物語の結末」も、変わってきてしまうものです。
綿流し編では、圭一が詩音と出会ったものの、初めは「自称妹の魅音」と勘違いしている日常パートから始まり、鷹野三四・富竹ジロウとともに圭一と詩音も古手神社の祭具殿に入ってしまうところから、状況は変わってしまいました。
祭具殿に忍び込んだあと鷹野三四と富竹ジロウが鬼隠しにあってしまったことや、梨花ちゃんが「祭りの晩になにか悪いことをしましたか」なんて聞くものですから、また圭一がおかしくなるのかと思いきや、狂ってしまったのは圭一ではなく魅音に変装した詩音です。
姉猫はとても怒っています。
妹猫が悪いことをしたので、とっても怒っています。
このあたりの結末が、綿騙し編と綿流し編で決定的に違ってくると考えられる部分で、梨花ちゃんも含めて殺されてしまうのには変わりなくとも、変装なんて回りくどいことをせずに詩音が雛見沢症候群にかかり襲ってきたり、入れ替わりトリックで逆に魅音が襲っていたり、なんて世界がひぐらしのなく頃に業で使われる「綿騙し編」なのかもしれませんね。
入れ替わりトリックは健在そう?
ひぐらしのなく頃に業5話(綿騙し編 其の壱)を見ましたが、綿流し編を踏襲した姉妹の入れ替えトリックは使われそうな感じですね。
それを決定づけそうなのが、ひぐらし業5話に出てきた、圭一が詩音にもらったお弁当!
出典:ひぐらしのなく頃に 業/10月29日放送/TOKYO MX
お昼にカレーを食べられず、お腹が空いていたことは、学校にいた人物しか知らないはずなのに、詩音が差し入れを持ってくるのはおかしいですし、たとえ魅音に聞いて持ってきたとしても、もっと遅くならないとお弁当を作って持ってこられないでしょう。
圭ちゃんのためなんかじゃないんだからねっ!
それに、姉妹で情報共有しており、圭一から人形をもらったことを嬉しがっていた魅音のことを応援することはあっても、やはり詩音が「私も嬉しかった」と漏らすのは、苦しい気がします。
魅音のことを応援しており、圭一から人形をもらえて喜んでいたことに妹として喜びを感じたとしても、魅音が好きな相手に直接口を滑らせ、かつ「私も嬉しかった」なんて言われてしまうと、詩音として扱うのが苦しくなってしまうでしょう。
ですが、詩音も圭一のことが好きで、ガサツな姉だろうと女の子扱いしてくれるようならば、口を滑らせるのもわかる気がします。
そうすると、ひぐらし業の綿騙し編でも、双子の入れ替えトリックは朝から使われており、弁当を差し入れたのは実は見た目どおり詩音で学校にいた魅音も詩音だったと考察できます。
人形を渡して最悪のシナリオは回避
綿流し編では、おもちゃ屋のおじさんからもらった人形をレナに渡してしまい、魅音のことを女の子扱いしなかったために魅音が傷つき、詩音に泣いて電話をしていたことで、世界は狂いました。
どの世界であっても、おもちゃ屋のおじさんからもらった人形を、魅音ではなくレナに渡してしまうと、ゲームオーバーだったのが、これまでのシナリオです。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/10月29日放送/TOKYO MX
綿騙し編の世界(カケラ)では、魅音に人形を渡すことに成功していますので、即バッドエンドのシナリオは回避していると考えてもよさそうです。
ただ、この状況を作ったのは、梨花ちゃんのひと言があったから。
誰だってきっと照れたりしないで
\素直に受け取ってもらえますですよ/
出典:ひぐらしのなく頃に 業/10月29日放送/TOKYO MX
梨花ちゃんが圭一にアドバイスしたのは、これまでの世界(カケラ)を渡ってきて、ここで人形を魅音に渡さないと失敗することを知っているからでしょうね。
問題となりそうなのは、本来「圭一が自分で」気づいて魅音に渡すはずだったはずの人形を、アドバイスによって渡してしまった点。
圭一が、魅音だけではなく、人形を魅音に渡せる圭一なら気づけたはずの人の気持ちに気づけず、地雷を踏み抜きバッドエンドのフラグが立ってしまったような気もします。
人は見かけによらない
ひぐらしのなく頃に業5話で、圭一にレナが話していた、「人は見かけによらない」というお話。
沙都子は甘えん坊、梨花ちゃんは大きくなったらすっごい美人の小悪魔みたいな女性になる、魅音はすっごい女の子らしいとのこと。
沙都子と魅音に関しては当たっている気がしますが、梨花ちゃんに関しては、ひぐらしの世界だと大人になってくれないので、将来どんな姿になるのかはわかりませんね。
考え方によっては、猫かぶりな梨花ちゃんは、表面上は「天使」ですが、見かけによらず「悪魔」ですし、当たっていると言えば当たっているかも?
それに、このひぐらし業の世界が梨花ちゃんのせいで生まれた、ということの布石なのかもしれません。
レナの裏の顔は?
人は見かけによらないという話をしていて、圭一も気にしていた、レナの裏側。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/10月29日放送/TOKYO MX
圭一の評価は「ときどき悪ふざけがすぎるけど、基本的におしとやかで親切で優しい、理想的な女の子」
これがレナの表の顔で、圭一が考えるとおり逆なのだとしたら「ふざけてはおらず、不親切で厳しい、女の子」であり、レナではなく玲奈を指しているように思えます。
もちろん、綿騙し編のレナにも、このような裏の顔はあるのでしょうが、それが引き金となって惨劇を引き起こすか否かは、父親と間宮リナとの関係にかかっていると考えるのが自然ですかね。
鬼ヶ淵死守同盟は健在
雛見沢には、ダム戦争を戦い抜いてきた、鬼ヶ淵死守同盟があります。
鬼ヶ淵死守同盟にはスローガンが掲げられています。
一人に石を投げられたら二人で投げ返せ。
二人に投げられたら四人で。
八人には十六人で。
そして千人が敵なら村すべてで立ち向かえ。
一人が受けた辱めは、全員が受けたものと思え。
一人の村人のために全員が結束せよ。
それこそが、盤石な死守同名の結束なり。
そんな考えを持って集まっていた村人がいたからこそ、圭一のピンチに助けに来てくれる村人がいたわけです。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/10月29日放送/TOKYO MX
まあ、詩音が怖い顔をしていましたので、村人が集まらずとも葛西なり組の若いのが来て、詩音の意向で不良は追い払われたでしょうけどね。
この鬼ヶ淵死守同盟は、綿流し編だとこのシーンしか活躍の場はありませんでしたが、綿騙し編ではまだまだわかりません。
綿騙し編では、いきなり沙都子のもとに北条鉄平が帰ってきて、児童相談所に駆け込むことになり、相談の邪魔をするのも鬼ヶ淵死守同盟という可能性も捨てきれませんからね。
ただ、順当に行くのであれば、綿流し編をなぞるように見せかけておいて、ラストに向かうにつれてちょっとずつ世界が変わっている程度の、意地悪展開な気はします。
そう考えると、沙都子が鉄平に怯えることになるのは祟殺し編に見せかけたお話で、死守同盟の邪魔は入らない線のほうが強そうでしょうか。
綿騙し編で雛見沢症候群を発症するのは誰?
ジャム君は綿騙し編で雛見沢症候群を発症してしまうのは、園崎詩音と予想します。
前回の鬼騙し編では、見たとおりレナが雛見沢症候群を発症したのではという観点から考察していましたが、見かたを変えれば圭一が雛見沢症候群を発症していたとも考えられ、鬼隠し編の発症者同様に処理されているとも考えられます。
そう考えてみると、今回の綿騙し編でも、最終的に雛見沢症候群を発症してしまうのは、過程はどうあれ詩音なのではないかと。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/10月29日放送/TOKYO MX
双子の入れ替えトリックを使って、魅音が発症して詩音たちを殺しているように見せかけられているのに、実際には詩音が発症しているだけだったり。
祭具殿には入らなかったのに、鷹野三四と富竹ジロウは鬼隠しにあい、祭具殿の中に実は興味を持ってしまっていた詩音が疑心暗鬼に駆られたり。
どんな形であれ、梨花ちゃんは発症者ではないでしょうし、沙都子は発症に至るストレスが足りなそうですし、鬼騙し編で疑惑の目を向けさせた圭一とレナを連続で再び発症者として使うかと言われると、使わない気がします。
そうなると魅音も怪しくなるのですが、魅音は圭一にアドバイスを与えた梨花ちゃんのおかげもあり人形はもらえているので、その点での不満はないでしょう。
となると、怪しいのは詩音となってしまい、綿流し編同様の双子の入れ替えトリックで騙しにかかってくるのか、それを知っている視聴者を騙しにかかってくるのか、今後も目が離せません。
ひぐらしのなく頃に業5話の感想
ひぐらしのなく頃に業5話、綿騙し編 其の壱でしたが、綿流し編とやっぱり違ってひぐらし業の綿騙し編も考察のしがいがありそうです。
今回一番良かったシーンは、梨花ちゃんの助けがあったにせよ、圭一が魅音に人形を渡せたところですね。
これが綿流し編だと思うと違和感がありますが、見ているのは綿騙し編。この先、何が起こるかわかったものではありません。
ジャム君なりに考察してみましたが、異論や反論、情報提供などありましたら、コメント欄も設けていますので、ひぐらし業ネタで埋め尽くしていってくださいね!
ではでは、また次週も楽しみに待ちましょう。
本当にこれでいいのかしら。
コメント
意外と魅音がウェイトレスだった…なんてオチは流石になさそうですけど、
今期四話分を含めて考えてみたら、疑心暗鬼になる人が対になってるので、
双子トリックを使いながらも、魅音が発症し、詩音を殺してしまうなどがありそうな気がします。
ひぐらしの展開が楽しみです。
魅音・詩音が逆、圭一・レナが逆、沙都子・梨花が逆なんていうのは、ひぐらしシリーズで業から入っていてもわかりやすいですし、全ストーリー逆パターンで仕込まれるかもしれませんよね。
双子入れ替えトリックも、今回ばかりはどこから魅音が詩音だったのか、実はウエイトレスは魅音で罪を着せたのか、徐々に明らかになっていくとともに、発症していそうな人も定まりそうですね。
業だと、「こいつが怪しい」と睨んだものすら騙してくる叙述トリックなのかもしれませんし、以前の情報に凝り固まっていない人ほど真相にたどり着けたりして。
綿流し編1話のEDのキャストには魅音、詩音の名前がありましたが、綿騙し編では魅音の名前しかありませんでした。
これは今回登場したのは全て魅音だった、とは考えられないでしょうか?
確かに、キャスト面から考察すると、詩音の名前はありませんでしたね。
魅音はそこまでするほど圭一のことが好きなのか、それともこのカケラでは今までにない何らかの力が働いているのか。
次週以降、魅音・詩音で並んで現れたあと話を聞けるようならば、このトリックの謎も解けるかもしれませんね。
ゲーム大会の時点で既に詩音。
人形あげたのは詩音、つまり弁当も詩音が人形もらって嬉しくて渡した。
魅音は人形をもらっていない(圭一を詩音に取られた)から発症。
みたいなこと考えてました。
ひぐらし業の綿騙し編では、綿流し編を知っている視聴者を騙して、全部詩音というのもあり得そうで怖いですねぇ。
5話の中では、まだ否定する要素の一つもありませんし。気になるのは、スタッフロールくらいでしょうか。
どちらかにだけ胸にほくろがあるとか、なにかの仕草をするときに無意識で逆になっているとか、「あ!」っと気付ける要素がないと、どちらか見分けるのは難しいですね。
そもそも双子が入れ替わってない(魅音=真魅音/詩音=真詩音のまま成長)は流石に無いですかね。
綿流しでの生活環境を真詩音が真魅音を融通したように綿騙しでは逆にと言うか本来あるべき姿としての世界。
ただ、発症するのはやっぱり、姉である魅音かなって思いますが。
アニメでは触れられていなかったような気がしますが、魅音と詩音がそもそも(もっとずっと前に)入れ替わっていた、という話でしたからね。
7話では、すでに世界が終わりそうになっていますが、どんなトリックが使われていたことやら┐(´ー`)┌
解決編をやってもらえないと、消化不良になりそうですね。