こんにちは、さぷらです。
「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第4話では、ひかりと
まさか東京観光をするとは思いもよらなかったので、とても新鮮な気持ちで観ていました。
ところで、いま季節は夏休み。
せっかくだからと「聖地巡礼」をしてみようかと思ったそこのあなた。
華恋は
この時期に「華恋ルート」は大変危険です、安心安全の「ひかりルート」で東京を回るのをおススメします。
それでは、「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第5話に参りましょう!
露崎まひるについて
今回は文句なしの主役、
まひるはまひるで、他の
まひるを形成するもの
ではまず、まひるとはどのような女の子なのかから見ていきます。
彼女を形成するものとしては、今回判明した「家族」が大きく影響しているでしょう。
出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/08月10日放送/TBS
まひるの家族は、祖母、両親、そして自分と弟妹の六人姉弟となっています。
また彼女は、弟妹の背格好からみるに、「一番上の長女」であることがわかります。
そしてここで着目すべき点なのが、彼女が「典型的な長女の特性」を持っていることです。
今回はその中でも、まひる自身から特に強く出ている一面を列挙します。
・真面目で世話焼き
・自分よりも他人を優先する
・なにかと我慢しがち
まひるは祖母のすすめによって、幼少の頃から演劇に真面目に取り組み、その実力を身に着けていきます。
また彼女は長女として、おそらく弟妹の世話をずっと見てきたであろうことから、その流れで華恋についてもずっと面倒を見ていたのでしょう。
そしてひかりだけでなく、他の女子と華恋が親密になっていくことを良しとはしないものの、我を通すことは悪いことだと戒め、ずっと我慢し続けていました。
舞台少女としての実力と感性
そして今回、その内包するまひるの「想い」がついに弾けてしまい、「
それどころか他の舞台少女達の「レヴュー」にまで乱入し、多少なりとも影響を及ぼしています。
出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/08月10日放送/TBS
これはまひるが、それを行えるだけの実力と感性を持っているからこそなせる業なのでしょう。
さすが「3日目のランキング」では、「レビュー」をこなす数で勝っているはずの華恋や純那よりも上の、6位に位置していただけのことはあります。
まひるの「レビュー」は夏の風物詩
ではそのまひるが繰り広げた「レヴュー」なのですが…
断言します。今回の演出は間違いなく、「今熱戦中の甲子園」にかけています。
その根拠は弾幕が下ろされる直前、まひるの愛用する猫のキャラクターが砂を掻き集めていたからです。
これは「甲子園の風物詩」である、試合終了後に高校球児達が持ち帰る「甲子園の土」から来ています。
まひるも、甲子園で活躍する高校球児も、同じ「高校生」です。
どちらも「高校生」という立場でしか味わうことが出来ない、「一瞬のきらめき」であることを表しています。
まひるのきらめきとは?
今回華恋との対決でまひるは、「華恋がいてこそ自分はきらめくことができる」と訴えています。
しかしそれを真っ向から否定したのは、その「きらめき」の核である華恋本人でした。
「私、まひるちゃんの暖かい歌が好き。お日様みたいなダンスも好き。優しくて、ほが、ほが…それ! 朗らかなお芝居も大好き!」
華恋は続けて、「なりたいもの、目指したいものがあるからこそここにいるのだろう」とまひるに問いかけています。
これは正にその通りで、まひるは難関である
出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/08月10日放送/TBS
そこに至るまでの「暖かい歌」も、「お日様みたいなダンス」も、「朗らかなお芝居」も全て、彼女が今まで培ってきたものによって得た、彼女自身が作り上げてきた「努力の結晶=きらめき」です。
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オーディション4日目
さて、今回のオーディションは「4日目」になります。
「1日目」… ひかりvs
「2日目」… 華恋vs純那、ひかりはお休み
「3日目」…
どうやらひかりが家出した日と、その翌日に行われたであろう「伝説のしごき」の日は、オーディションは行われなかったようですね。
そして「4日目」は、華恋vsまひる、真矢vs双葉、香子vs純那、ひかりvsクロディーヌ、ばななはお休みとなっています。
思えば誰が誰と「レヴュー」を行っているのかがはっきりしたのは、この「4日目」が初めてになります。
華恋の進化
5話はまひるが圧倒的な存在感を醸し出していましたが、それを正に「逆転ホームラン」で引っ繰り返したのが華恋です。
前回ひかりとのやりとりを経て、華恋は改めて「レヴューへの意欲」に燃えています。
それは学園での生活態度からも顕著に表れており、後述でも触れますが、裏方のB組の生徒達に新たな印象を与えています。
また「レヴュー」では当初、まひるに押され気味だった華恋ですが、ここで注目なのはひかりとクロディーヌの「レヴュー」上でそこから持ち直しているのです。
これは前回でも触れたことですが、やはり華恋はひかりと一緒に挑むことこそが、なによりの強みであると感じます。
そして華恋はついに、最下位だった9位から7位にランクアップしました。
この結果は、華恋に舞台少女としての実力が身に着いてきたなによりの証拠です。
ばななの見解
今回「4日目」でお休みとなったのは、ばななでした。
その日ばななは俳優A組としてではなく、脚本に携わる裏方B組として、来年行われる「スタァライト」のキャストについて話し合っていました。
出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/08月10日放送/TBS
ちなみにばななと話していたB組の二人は、左が眞井霧子、右が雨宮詩音という名前だそうです。
これはEDのクレジットや、演じていらっしゃる声優さんからの情報です。
ばななとしてはメインキャストである「クレール」と「フローラ」を、実力としても申し分なく、前回でも演じている真矢とクロディーヌで起用したいと考えているようです。
しかしB組の二人は、以下の見解を述べています。
霧子「
大場 さん、一年の時の私達のスタァライトは、確かによくできてたと思う。でもそれは、一年の割には、よ?」詩音「舞台を育て進化させていく。それが私達、裏方の使命よ。あなたも裏方の勉強をするなら、常に挑戦する意識を持ってね」
二人の見解を受けて、ばななにしては珍しく複雑な表情を浮かべていました。
そこから読み取れるのは、俳優の立場と裏方の立場とでは、「見解が全く違う」ことに戸惑っているように見えます。
勿論「二足のわらじ」をするからには、決して容易にこなせるわけではないと承知していたはずです。
しかしそのばななが思っていた以上の「違い」を見せつけられてしまい、黙り込んでしまったように思えます。
もしかすると「4日目」の「オーディション」がお休みになってしまったのは、この出来事があったからではないかと見ています。
というのも以前にも触れた話なのですが、「オーディション」の「レヴュー」に参戦は、舞台少女の意志によって選ばれているように見えるからです。
2話で見せた華恋や純那の意志、そして今回主軸となったまひるも、華恋やひかりに対しての「強い想い」が爆発した瞬間にメッセージが届いています。
ばななはB組との見解の違いに「戸惑い」、そして「迷い」が生じてしまったために、今回は外されてしまったのではないでしょうか。
少女☆歌劇 レヴュースタァライト5話の感想
まひるの「レビュー」が野球演出になっているのも面白いですが、個人的にはきらめきを紙吹雪で表現しているのがとても好きです。
彼女の心中はこれまで丁寧に描かれていたので、ハラハラしつつ共感できる点もあったように感じます。
しかし今回華恋と正面からぶつかったことで、まひる自身のこれからの成長に繋がったかと思います。
それにしても前回のひかり家出騒動でも思ったことですが、みんな手放しで優しい女の子達です。
だからこそ、みんな頑張ってほしいです!
それこそ今頑張っている高校球児達のように、みんな頑張る姿はとてもきらめいています!
それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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