こんにちは、さぷらです。
「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第2話では、リベンジに燃える
と思いきや、まさかの
華恋と純那は最終的に仲良くなってしまったのに対して、真矢とクロディーヌはピリピリした空気が漂っていました…
今回選ばれなかったひかり、そして華恋達の様子がおかしいと気付いたまひるやばなな…
あ、華恋と純那の口上が聴けたので、他の
それでは「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第3話に参りましょう!
レヴューのシステム
少しずつではありますが、「地下劇場」で行われる「レヴューのシステム」が見えてきました。
メッセージの内容
ひかりに送られた、「オーディション 3日目」を告げるメッセージ。
実はその下には続きがありました。
出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/07月27日放送/TBS
「レヴュー」に選抜されたかいなかに関係なく、メッセージは選ばれた舞台少女全員に送られているようです。
ちなみに選抜された場合はどのような内容で送られてくるのかは不明ですが、最低でも以下の内容が含まれているのではと考えます。
対戦相手、「地下劇場」への案内、開演時間
まず対戦相手を挙げていますが、もしかすると「レヴュー」開始まで知らされていない場合も有り得るため断言はできません。
次に「地下劇場」への入り口は、
ただしひかりと華恋以外に使用している様子が見られないことから、これとは別の入り口が設けられているのかもしれません。
もしくは入り口は一つであり、それぞれ開演時間を設けているために擦れ違うことがないという可能性もあります。
選ばれた舞台少女と現在の順位
2話で登場したパネルは、やはり選ばれた舞台少女のランキングを表すものでした。
そして今回9人の名前と、現在の順位が発覚します。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
前回では真矢の名前と順位のみが確認されましたが、今回はパネル全ての枠に名前が表示されています。
ただ上掛け(うわがけ)を落とすだけでは×
さてここで注目すべきは、華恋の順位が最下位であることです。
今回真矢に負けてしまったとはいえ、彼女は純那に2勝もしている割には、中々厳しい格付けに思えます。
つまりただ相手の
とここで、前回でも触れた「レヴュー」について語るキリンの台詞を思い出してください。
「歌とダンスが織りなす魅惑の舞台。もっとも煌めいたレヴューを見せてくれた方には、トップスタァへの道が開かれるでしょう」
これを踏まえた上で、これまでの「レヴュー」を改めて振り返ってみると、1話、2話共に、最初は純那がひかりと華恋を圧倒しています。
出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/07月20日放送/TBS
また純那の武器は弓矢であり、それを有利な状況で発揮できるように舞台が様変わりしていきます。
このことから「レヴュー」上の舞台は、舞台少女の歌やダンスが優れていると判断されると、その人物に有利な戦況に舞台を変化させていくのではないでしょうか。
そしてキリンは、「上掛け」については「落ちればレヴュー終了」とは言っていますが、決して「レヴューの順位が上がる」と言っているわけではないのです。
「上掛け」を落とすことはあくまで「終わらせるための手段」であり、正に舞台少女として魅惑の舞台を繰り広げない限りは、「トップスタァ」へと登り詰めることはできないのでしょう。
確かに現在1位である真矢が今回繰り広げた舞台は、とても大きく広く高く変化しているように見えました。
2話では2位のクロディーヌとの対戦だったためか、周囲はかなりの広範囲で瓦礫等が散乱し、雨も降っていました。
それだけ彼女が舞台少女として優れているのだということがわかります。
レヴューは複数同時も可能
今回のオーディションは3日目であり、全てのパネルの枠数と同じ9人の舞台少女が出揃ったことから、「レヴュー」は複数同時に行えることがわかりました。
ところで1話では、華恋がひかりと純那の「レヴュー」に飛び入りといった事態が起こっています。
もしかすると基本1対1で行われる「レヴュー」は、今後一つの舞台で複数人同時に行う「乱戦」といった形式で行われることがあるかもしれません。
ばななは全てをわかっている?
さて、文字通り役者が出揃っていく中、ここである疑惑が浮上しました。
華恋達にいつも笑顔で接する大場なな(通称:ばなな)についてです。
彼女は前回でも不審な行動をしていると考察しましたが、今回それがさらに色濃くなってきました。
ばななは関係者か?
まずは結論から述べますが、ばななは「地下劇場」のキリン、もしくは関係者と通じている可能性です。
その理由としては、ばななとキリンにはいくつかの共通点や接点があるのです。
身体的特徴
以下は完全にこじつけからですが、ばななの髪型や色といった身体的特徴が、キリンの身体的特徴と非常によく似ています。
・髪の色はキリンの全身である黄色
・目の色はどちらも緑色
・髪型とリボンによってキリンの正面の形に似ている
・キリンにも尻尾にリボンをしている
・どちらも長身である
これはばなながキリンの特徴に寄せている(=キリンである?)、もしくはばななの特徴を表しているためキリン(=ばななである?)という暗示に見えます。
ばななの台詞
実はばななは、1話で非常に含みのある台詞を発しています。
1話
ばなな「華恋ちゃんったら、まひるちゃんのおかげで起きられたのに。ねえ?」
まひる「わかってくれるのばななちゃんだけだよ~」
ばなな「全部わかってるわ、私はね」
これを踏まえて、「地下劇場」のキリンは登場する度に口にする台詞はなにかを思い出してください。
そう、「わかります」ですよね。
このキリンの言う「わかります」というのは、華恋の状況に戸惑っていることや、ひかりの望んでいること等の心境を「わかっている」と述べているように見受けられました。
しかしキリンは、華恋にこんな台詞を投げかけているのです。
「朝も一人じゃ起きられない。主役になれなくてもいい。そんな方はお呼びではありません」
何故キリンは、華恋が朝起きられず、自分は主役になれないだろうと思っていることを知っていたのでしょうか。
それはばななが、常に華恋達のそばで事の成り行きを見届けていたからとは考えられないでしょうか。
だからこそばななは「全部わかっている」その情報を元にして、華恋達「レヴュー」の行う舞台少女を選び出したのだとすれば、辻褄が合います。
「レヴュー」上でのばなな
そして今回顕著に思えたのは、華恋と真矢の「レヴュー」の他に、クロディーヌと双葉、そして純那達が一瞬映るシーンがあります。
その中で、何故かばななの顔だけがあえて隠されているのです。
出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/07月27日放送/TBS
この日本刀らしき武器を持っているのがばななである根拠は、OPや公式サイト、そしてなによりも上述したパネルの順位に彼女の名前があることで断言できます。
つまり現段階では、もはや隠す必要性はありません。
それをわざわざ隠すということは、ばななは「レヴューに選ばれた舞台少女」であるのと同時に、「その裏方でもあり、影で暗躍している」といった意味合いも込められているのではないでしょうか。
そして今回の3話でばななの身には、来年の
偶然というには、あまりにも出来すぎているように思えます。
以上のことから、ばななは少なくとも「地下劇場」の関係者である可能性が非常に高いと断言します。
それどころか「キリン=ばなな」といった線も、なかなか有り得る話ではないでしょうか。
目的は「スタァライト」のため?
さて、ではばななが「地下劇場の関係者」であるとして、何故このような事態になっているのかについてです。
それはやはり、来年の聖翔祭で行われる「スタァライト」のためではないでしょうか。
舞台の成長を見込んでいる
そこでまずは、改めて華恋達99期生と、演劇作品である「スタァライト」との関りを踏まえることです。
それは今回華恋が、端的な台詞で述べています。
「私達99期生は、三年間スタァライトをやるんだよ。一年ごとに再演して、どんどん舞台を成長させていくの!」
そして先にも触れましたが、今回ばななは役者としてだけでなく、演出や脚本といった裏方にも携わることになりました。
ばななが兼任という決して楽ではない道を選んだのは、去年行われた「スタァライト」よりも、さらに成長した「新しいスタァライト」を作りたいと考えているからです。
つまり「地下劇場」で行われる「レヴュー」は、舞台の成長させるための実験を兼ねているのではないでしょうか。
・選ばれた舞台少女の歌とダンスの向上
・舞台少女による舞台の変化
・舞台少女同士の関係性によるドラマ
脚本に携わる立場としては、「地下劇場」の「レヴュー」はこれ以上ない「ネタの宝庫」であるのは間違いないでしょう。
役者としての立場
かといって、ばななはこうも言及しています。
華恋「じゃあ、ばななはもう舞台に立たないの?」
ばなな「脚本次第、かな」
この「脚本次第」という台詞からは、「レヴュー」の出来次第では自身が「スタァライトのメインをはる」、といった意味合いも含んでいるように感じます。
実際ばななの順位は真矢、クロディーヌに続いて3位に位置しているため、役者としても気を緩めるつもりはさらさらないという、彼女の強い意気込みが感じられます。
純那の行動の変化
今回個人的に目を引いたのは、
出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/07月27日放送/TBS
「キリン」の写真が記載された本や、「UMA極秘ファイル」というタイトルの本が机に拡げられています。
これは「地下劇場」に現れる「キリン」の正体を、科学的観点から突き止めようとしていますね。
これまでの純那は、
・華恋の決めてかかった言葉への反論
・「レヴュー」での容赦のない追撃
・早朝のマラソン、お昼休みのストレッチ
・真矢とクロディーヌを徹底分析
と、あれだけ「スタァへの執着」を見せていた彼女にしては、今までと比較していささか横道に逸れているように思えます。
これは華恋との一騎打ちを経たことで、今まで必死に食らい付こうと躍起になっていた彼女の心に、変化や余裕が出てきたことの表れではないでしょうか。
そしてまだ「トップスタァ」を諦めてはいない様子のため、次の「レヴュー」ではこれまでとは違う、「新たな純那」を見せてくれるかもしれません。
少女☆歌劇 レヴュースタァライト3話の感想
今回は真矢様の口上でしたが、カッコよかったですね!
出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/07月27日放送/TBS
正に真矢様マジ真矢様といった威厳を前に、華恋は敗北を期してしまいました。
圧倒的強さを見せつけられたため、さすがに落ち込みを隠し切れない様子でしたね。
そして今回、「レヴュー」の舞台少女が勢揃いしました!
少しずつではありますが、彼女達の内面も見えてきたため、物語はさらに濃厚さを増しているように感じます。
次はどの舞台少女がどんなレヴューを私達に見せて…いえ魅せてくれるのか、楽しみに待ちましょう!
それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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