少女☆歌劇 レヴュースタァライト2話の考察!トップスタァを巡る戦い

少女☆歌劇 レヴュースタァライト キリン パネル 少女☆歌劇 レヴュースタァライト
(C)Project Revue Starlight
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こんにちは、夏に負けてしまいそうですが、視聴アニメを捌くことだけはなんとしてもやり遂げたいさぷらです。

先週の「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第1話では、舞台少女ぶたいしょうじょである華恋かれん達の日常と、それぞれの夢のためにと奮闘して戦いに身を投じる両方を目にすることになりました。

どちらも甲乙つけがたく、最初から最後まで堪能した30分でした!

しかし、オーディションとはいえ、純那じゅんなやひかりがどうなっているのか、非常に気になります…

それでは「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第2話に参りましょう!

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前回をおさらい

まずは2話について述べる前に、前回収まりきらなかった用語注目する点等を、おさらいを兼ねてご紹介します。

「スタァライト」の展開上、今後重要になるであろうと私は睨んでいます。

髪留めと東京タワー

タイトルだけだと全く統一感がありませんが、この「髪留め」「東京タワー」華恋かれんとひかりにとって大変重要な要素です。

華恋は赤い王冠を、ひかりは二つの星を繋げた「髪留め」をそれぞれ身に着けています。

それは幼い頃(少なくとも12年前)に訪れた「東京タワー」で購入したものらしく、お互い今日まで大切に持っていました。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト 愛城華恋 神楽ひかり 東京タワー

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出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/07月13日放送/TBS

その様子からは、二人の友情を繋ぐ大切な「絆の形」であるということがわかります。

ただしこの二つは上記の意味とは別に、「謎の部分」も秘めています。

華恋が夢(?)の中で突き飛ばされたり、何故か「地下劇場」にあったり「レヴュー」参戦のための燃料にされたり、といった具合にです。

二人の絆に変化が起こる兆しなのか、あるいは別のなにかを意味しているのか、今後注目すべき点です。

謎だらけのキリン

ひかりと純那じゅんなのバトルに戸惑う華恋に、いつの間にいたのか実に渋い声をお持ちのキリンが現れます。

このキリンの登場によって、この「地下劇場でのルール」が説明されます。

レヴューとトップスタァ

まずキリンは、「レヴュー」「トップスタァ」について語っています。

「歌とダンスが織りなす魅惑の舞台。もっとも煌めいたレヴューを見せてくれた方には、トップスタァへの道が開かれるでしょう」

ひかり達の状況とキリンの言葉を素直に受け止めるならば、「レヴュー」「舞台上でのバトル」「トップスタァ」はそのままの意味合いである「主役を演じる役者」を指していると思われます。

星のティアラ

激戦を繰り広げるひかり達の他に、舞台上には「星のティアラ」と呼ばれるものが高い場所に安置されています。

キリンが言うにはそれを手にするものが「トップスタァ」になるということから、それを「象徴する証」の役目を担っているのでしょう。

上掛け(うわがけ)

そしてこの「レヴュー」の勝敗を分けるのが、相手の上掛けを落とせるかいなかであるということです。

結果は華恋が飛び入り参戦にしたことによって、純那の上掛けが落とされてしまいました。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト 星見純那 上掛け

(C)Project Revue Starlight


出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/07月13日放送/TBS

上掛けを落とすことで負けになるというルールは、まるでハチマキや帽子を奪い合う騎馬戦といった、運動会で行われる競技の印象を受けます。

同じ学校という中で行われていること、そしていささか強引、かつ乱暴な手段には見えますが、同じ条件下で勝負しているという点で共通しています。

ポジションゼロ

一方勝利した華恋は、剣を突き立て、「ポジションゼロ!」と叫びます。

その剣を突き刺した床には、T字にポイントされた印があります。

この印はひかり達が「レヴュー」を行う前、字幕で「地下劇場 センターバミリ」、「通称:ポジションゼロ」と紹介しています。

これは舞台や演劇等でよく使用される、「ばみり」のことかと思われます。

舞台上や稽古場、スタジオなどには、床面や壁面などあらゆるところに、様々なテープが貼られています。

これは、本番中の俳優の立ち位置や、道具の置き場所をあらかじめ決め、俳優のスタンバイや道具の転換をスムーズに行うために貼られたテープです。

そして、このあらかじめ立ち位置などを決める行為を「ばみる」そこに貼られたテープのことを「ばみり」と呼びます。

引用:「舞台・演劇用語」

その「ポジションゼロ」に堂々と立つ華恋の姿は、「レヴュー」に勝利し、「トップスタァ」への第一歩を踏み出したことを暗示しているように見えます。

キリンの担う役割

最後にキリンについてですが、とにかく謎です、ゆえに不気味さも感じます。

キリンといえば純那が受け取ったメッセージには、キリンを模したロゴが使用されいていましたね。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト オーディション メッセージ

(C)Project Revue Starlight


出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/07月13日放送/TBS

となるとキリンが上記のメッセージを送ったということになるのでしょうか。

少なくとも彼(?)によって華恋達「レヴュー」ルール説明ジャッジを下しているため、開催者や審判といった「公平な立場の存在」であるように思えます。

今後の「スタァライト」により深く関わって来ることは間違いないでしょう。

「メインキャスト」というよりも、「トップスタァ」を決める戦い

さて、おさらいを含めた1話と、今回の2話で改めて考察する必要が出てきました。

まず前置きとして、「地下劇場」で行われる「レヴュー」とは、「スタァライト」のメインキャストを決めるためのオーディションだと前回考察しました。

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今はまだ「序の口」の域

しかし今回の2話では、キリンは華恋に向けてこんな台詞を口にしています。

「愛城華恋さん。あなたのオーディションへの参加が認められました」

つまり前回行われた華恋の勝利は、「地下劇場」で行われる「レヴュー」への参加を認められただけの、いわゆる「序の口」であったことがわかります。

そして「スタァライト」のメインキャストを決めるというよりも、参加を認められた舞台少女ぶたいしょうじょ「トップスタァ」を目指して戦うという意味合いの方が強いように思えました。

だからこそ、「歌って、踊って、奪い合いましょう」とキリンは論じているのでしょう。

9つに分かれたパネル

その根拠として挙げられるのが、キリンが見上げていた謎のパネルです。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト キリン パネル

(C)Project Revue Starlight


出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/07月20日放送/TBS

そのパネルに華恋純那の名前が表示されると、二人に「オーディション 2日目」のメッセージが届きます。

選抜方法は舞台少女の意志?

華恋と純那の元にメッセージが届く前、二人はそれぞれオーディションへの想いを述べています。

華恋「一緒にスタァになるって、あの夢を、本物にするためっていうか…とにかくひかりちゃんと、スタァライトしたい!

純那「私自身の煌めきで、立てるかもしれない。 ~(省略)~ なれるかもしれないの、私がスタァに!

華恋はひかりとの再会や純那との会話で「スタァライト」への「渇望」を思い出し、そして純那は真矢まやとクロディーヌという「二人の天才を超えたい」という「渇望」を秘めています。

それに応じる形で二人が「渇望のレヴュー」に選ばれていることから、オーディションの対戦相手は舞台少女が抱える想いに反応して選抜されているように見受けられます。

天堂真矢 VS 西條クロディーヌ

そして今回の2話では、華恋と純那による「レヴュー」の他に、天堂てんどう真矢まや(通称:真矢様)と西條さいじょうクロディーヌ(通称:クロちゃん)の勝敗も描かれました。

二人の「レヴュー」は華恋達と同時進行で行われていたのか、はたまたオーディション3日目以降のものなのかは不明です。

純那も言及していたことですが、去年の「スタァライト」の主演を演じた実力を持つ真矢とクロディーヌは、とても大きな存在感を醸し出しています。

いずれこの二人とも華恋達が戦うことになるのは確実かと思われます。

ランキング形式になっている?

またパネルは9つに分かれており、上から順にそれぞれ数字が割り当てられています。

それを見て即座に思いつくのは、ランキングの形式ではないでしょうか。

パネルに名前が表示され、「レヴュー」という舞台上で「歌って、踊って、奪い合う」というのであれば、その勝敗によってパネル上でのランキングが変動する、ということではないかと考えます。

現に上述した真矢とクロディーヌの勝負では、まるで当然というように、一番上に真矢の名前が表示されていました。

となると、現時点での「トップスタァ」に一番近い位置にいるのが真矢なのでしょう。

ではクロディーヌや華恋、ひかり、純那の順位はどの位置にあたるのかですが、

・クロディーヌ … 真矢と同等の実力から2位、もしくは3位の上位

・華恋 … 実力は凡人な様子から当初は最下位あたりで、純那に二度勝利したことで順位が上がってる可能性が高い

・ひかり … 実力もあることから上位にいるとも考えられるが、勝っても負けてもいないため一番どの位置にいるのかわかりにくい

・純那 … 華恋に二度敗北していることから最下位、もしくは7、8位といった低い順位

推測の域ですが、それぞれこの辺りにいるのではないでしょうか。

ただし上記の4人だけでなく、他の舞台少女が既にオーディションに参加している可能性もあるため、あまり当てにはなりません。

華恋とひかりと、その周囲

前回の1話ではひかりの転入によって華恋達8人に影響が見られた回でしたが、今回は華恋の飛び入り参戦によっての影響が現れているように感じました。

華恋に降りてほしいと望むひかりの意図とは?

前回のラストでは、涙を流しながら「バッ華恋!」と怒鳴っていたひかり。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト 神楽ひかり

(C)Project Revue Starlight


出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/07月13日放送/TBS

その様子からは華恋に参加してほしくないように見受けられましたが、やはりその通りだったようですね。

「選ばれなかったのは、きらめきが足りないから。そんな人が、私達のオーディションを邪魔しないで!

キリンに独断で華恋を降ろすように嘆願したり、メールを受け取ったわけでもないのに邪魔するなと言い放ったり、随分と辛辣な印象を受けます。

華恋との夢を叶える気がなくなった?

前回でも述べていますが、ここで改めて公式サイトでの華恋とひかりそれぞれの夢をご紹介します。

愛城華恋 夢は「ひかりちゃんと一緒に舞台に立つこと!

神楽ひかり 夢は「華恋と一緒に舞台に立つこと

引用:TVアニメ『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』公式サイト

二人には「一緒の舞台に立つ」という共通の夢を掲げていますが、今回ひかりは華恋を「邪魔」だと一蹴しています。

もはやひかりの中では、華恋との夢を叶える気持ちがなくなってしまったために、辛辣な態度を取っているのでしょうか。

「トップスタァ」による特権狙いか?

あるいはそれとは逆で、華恋との夢を叶えるために「レヴュー」に参戦しているとは考えられないでしょうか。

例えば「トップスタァ」になることで、その証である「星のティアラ」を手に入れるのと同時に、なんらかの恩賞特権が約束されているのかもしれません。

それを利用して、自分が「トップスタァ」となったあかつきには、「華恋と一緒の舞台に立つ夢」を叶えようとしている。

「煌めきが足りないから選ばれなかった」と言っているように、今の華恋では到底一緒に叶えられないと判断しての行動とも考えられます。

また華恋が「レヴュー」に参戦することに反対しているのは、負けのリスクが常に付きまとうため、なおさら夢を叶えられなくなると考えたのではないでしょうか。

もっとも今回のオーディションで、華恋は正式に「レヴュー」への参加を果たしてしまいます。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト 神楽ひかり 露崎まひる

(C)Project Revue Starlight


出典:少女☆歌劇 レヴュースタァライト/07月20日放送/TBS

ひかりが部屋で一人(実際はまひるもいますが)「ごめん、華恋」と呟いた言葉には、目的を果たせなかった無念や後悔が読み取れます。

華恋に続いてまひるも参戦か?

華恋とひかりでそれぞれの考え方が見え隠れする中、まひるの心中も少しずつ見えてきたように思えます。

当初からひかりの登場をあまり歓迎していない様子でしたが、突然同室になったこと、ひかりと華恋の間に自分のあずかり知らないなにかがあったことで、今後彼女の行動になにかしらの変化が予想されます。

それこそ、「レヴュー」への参戦という可能性がぐっと高まったように思えます。

ばななの掴みどころのない行動

まひるも気になりますが、実をいうと大場だいばなな(通称:ばなな)の行動も気になってはいます。

もともと誰とでも分け隔てなく接することができる性格のようですが、その行動には「相手に探りを入れている」ようにも見えるのです。

それが顕著に表れているのが、突然ひかりにプリンを差し入れをしたこと、ダンスの相手にひかりを選んだことの二つです。

思い詰めていた純那のためからの行動か、単純に人を観察・分析をしてしまう性質なのか、あるいはその両方でしょうか。

まひるもばななもOP等で武器を手に戦っていることから、「レヴュー」への参戦は確実かと思われますが、その理由がなんのためにであるのかが注目すべき点です。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト2話の感想

とりあえずですが、純那がいたことにホッとしています…

負けてしまったことでいなくなっていた…なんてホラーな展開はあまりにも悲しすぎるので。

それどころかめげずに華恋にリベンジし、負けてしまってもまた挑戦すると言ってのけた姿は素直にカッコいいと思いました。

今回は華恋との真っ向勝負であり、自分の思っていることを吐露できたからこそ、その表情は清々しいものでしたね!

思わず「頑張れじゅんじゅん!」と贔屓してしまいたくなる程です。

他の舞台少女も次々と参戦するようなので、次回も期待しましょう!

それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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