みなさんこんにちは!
ヴァイオレット・エヴァーガーデン担当のあっきーです!
前回の第一話では主人公ヴァイオレットがホッジンズに連れられ「自動手記人形」としてお仕事を始めるところで終わりましたね!
「自動手記人形」として働き始めたヴァイオレット。
お仕事を始めたヴァイオレットの出自や周りの人間模様が動き始めた第二話の解説と考察をしていきたいと思います!
ヴァイオレットの出自判明?
出典:ヴァイオレット・エヴァーガーデン/1月18日放送/TOKYO MX
第二話冒頭では4年前の戦時中まで話を遡ります。
そこでギルベルト少佐の兄であるディートフリート・ブーゲンビリア(CV.木内秀信)が少佐に昇格祝のお祝いを渡すシーンがあります。
ディートフリート「北東戦域で拾った」
そこで初めてギルベルト少佐はヴァイオレットと出会います。
第一話のエヴァーガーデン家にて自身の事を「天涯孤独」と表現していたヴァイオレット。
その事実に加え「拾われた」という事実が判明したとなると恐らくヴァイオレットは戦災孤児なのではないでしょうか。
ですが何故少佐の兄はわざわざヴァイオレットを「拾った」のでしょう?
年端もいかない普通の女の子をわざわざ軍に連れて来るとも思えないのでまだまだヴァイオレットには秘密が隠されているのではないかと思います。
果たしてヴァイオレットにはどんな「秘密」が隠されているのか僕なりに予想してみました。
ヴァイオレットは何らかの「種族」の末裔?
第一話の記事でも少々触れましたが、ヴァイオレットに何らかの特殊な力があると仮定して、果たしてその力とはどのようなものなのかを予想してみました。
予想として挙げられるのは、ヴァイオレットが何らかの「種族」の末裔であるのではないかという線です。
少佐の兄が「北東戦域」でヴァイオレットを拾ったと言っていましたが、果たしてたまたま「北東戦域」でヴァイオレットと遭遇したにすぎないのでしょうか?
ここで「北東戦域」というワードとある種の地域性の様なものを結びつけて考えた時、北東戦域にしか生存していない種族の様な者たちがいるのではないかという可能性です。
あくまで道具として使えと少佐の兄は言っていたので、ヴァイオレットになにか特殊性があるのは間違いないでしょう。
そしてその「特殊性=地域独特」の種族の力なのでは?
ということです。
その一族達の末裔がヴァイオレットなのではないかというのが僕の予想です。
コンプレックスを抱くエリカ?
第二話から本格的に登場しはじめた先輩自動手記人形のエリカ・ブラウン(CV.茅原実里)。
第二話終盤で同じく先輩自動手記人形のアイリス・カナリー(CV.戸松遥)がホッジンズに対しヴァイオレットにはこの仕事は向いていないからやめさせるよう説得している際、エリカがそれを止めようとするシーンがあります。
出典:ヴァイオレット・エヴァーガーデン/1月18日放送/TOKYO MX
確かにタイプライターの操作は格段にうまく正確性があるが、クレームを付けるお客様を力技でねじ伏せたり、依頼者の気持ちをあまりにストレートに表現しすぎたりするヴァイオレット。
一話目から度々登場するこの「タイプライター」という機械ですが現代では目にしたことがある人は少ないのではないでしょうか?
これは現在のパソコンのキーボードが全盛する以前に流行した、文字盤を紙に打ち付け文字を印刷するための機械のことです。
一部のレトログッズマニアの間ではまだ需要が高いものの、日常生活ではめったに触れる機会はないかもしれません。
エリカ「…向いてないわ。第一、貴女どうしてこの仕事が良いのよ?」
エリカ自身もこのようにヴァイオレットに言い放っていますが、それでも彼女をかばいます。
その理由について、エリカは自身の心境を「自動手記人形に向いてないのは私の方だ。だからムキになって彼女をかばってしまった」とナレーションしています。
カトレア「それから彼女がエリカ。彼女も私もドールは前からやっていたけど、ウチの会社自体出来てまだ日も浅いからみんな新入りみたいなものよ」
エリカ「全然違うと思います」
他にも、先輩ドールの紹介を一番の売れっ子ドールであるカトレア・ボードレール(CV.遠藤綾)からヴァイオレットが受けているときに、エリカは上記の様なセリフをつぶやきます。
カトレアは聞き逃していたようですが、同じ経験者であるにもかかわらず、カトレアと自分の差異にコンプレックスを抱いているからこそ上記の様なセリフが出てきたのではないでしょうか?
また、ヴァイオレットと二人でいる際、訪れたお客さんがカトレアを指名したかったという事を知った時にも残念そうな表情を浮かべていました。
このように、自動手記人形としてまだあまり自信を持てていない様子のエリカですがヴァイオレットの出現によって徐々に心境に変化が現れていくのではないでしょうか?
主人公・ヴァイオレットだけでなくその周りの人間関係にも今後注目していきたいですね。
少佐に隠された秘密
出典:ヴァイオレット・エヴァーガーデン/1月18日放送/TOKYO MX
ホッジンズ「あいつはもう…戻って来ない」
第二話の終盤で、飲食店の様な所でカトレアと話をしているホッジンズ。
そこでカトレアからヴァイオレットの言う「少佐」とは誰なのかと尋ねられます。
そこでホッジンズは少佐の事を「良いとこの坊っちゃんの割には骨のある奴だったよ」と話します。
前回の第一話から少佐の現状に関してはもう命を落している線が確実だと予測していましたが、ホッジンズの口からハッキリと伝えられる事はありませんでした。
しかし今回のホッジンズの「だった」発言は明確に少佐が命を落とした事を伝えているのではないでしょうか。
ですが何故ホッジンズは少佐の事をここまでヴァイオレットに隠すのでしょうか?
遅かれ早かれバレてしまうことなのですから、辛いでしょうがハッキリとヴァイオレットに伝えるのが筋なのではないでしょうか。
恐らくですが、少佐はただ単に命を落としたわけではなく、命を落とすことになったその理由にまだ描かれていない何らかの秘密が隠されているのではないかと考えています。
少佐に隠された秘密とは何なのか?
僕なりに予想してみました!
少佐は軍内部の争いに巻き込まれていた?
第一話の終盤付近に一瞬だけですが、傷つくヴァイオレットをただ見ているだけのホッジンズの描写があります。
少佐と親しいホッジンズが公的な扱いとしては少佐の部下であるヴァイオレットをその様な状態で放置していたということは、おそらくホッジンズでも抵抗できない圧力によりそうするしかなかったということでしょう。
ではその抵抗できない圧力とは何か。
それは「軍の上層部」なのではないでしょうか。
実際、ホッジンズは軍をやめ会社を立ち上げたのと同時にヴァイオレットに就職先や寝床を提供したりと手助けをはじめます。
これは軍から解放されたということが大きいのではないでしょうか。
ホッジンズは今度こそ助けになりたいという意思表示もしています。
このようなホッジンズの猛省っぷりは少佐への罪滅ぼしのようにも見て取れるのではないでしょうか。
これらの事を踏まえた上で軍の上層部と少佐に何か因縁があった可能性は否定できないでしょう。
少佐と少佐の兄の関係性
第二話冒頭で少佐の兄と父親が不仲であるとわかるシーンがありますよね。
少佐自体は父親とは不仲ではなさそうといった印象を受けますがもしかするとこのような家庭事情が少佐にも少なからず影響しているのではないでしょうか。
そもそも実の弟である少佐に人間(ヴァイオレットの正体が人間であるかどうかは不明ですが)を贈ったりするでしょうか?
一見それほど仲が悪くはなさそうな少佐と少佐の兄ですが、よくよく考えてみたら少佐の兄の行動は常軌を逸していると思いませんか?
そして憎んでいる父親と親しい少佐へ不満を抱き戦時中という絶好の機会を利用し少佐を狙った…という可能性もあるかもしれません。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン2話の感想
今回の第二話では自動手記人形として働き始めたヴァイオレットとその周りの人間模様が本格的に描かれはじめましたね!
それに加えてヴァイオレットの出自に関する秘密や少佐の兄の回想シーンが登場したり…。
まだまだ隠されている秘密が多そうですね。
今後も回想シーンと現状がリンクしていく形で物語が進行していくのでしょうか?
また、前回に引き続いてですがラストシーンのホッジンズが少佐について語るシーンと悲しそうな音楽、からのタイトル回帰にウルっと来てしまいました(泣)
あの音楽は反則ですよね(笑)
以上!ヴァイオレット・エヴァーガーデン2話の考察と解説でした!
コメント