アニメ消滅都市7話の解説&考察&感想!タクヤも死んでいる?ヒナコが語る真実

消滅都市 タクヤ タマシイ 希望の光養護学園 消滅都市
(C)Wright Flyer Studios/消滅都市製作委員会
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アニメ消滅都市7話、リアタイで見逃して、しょんぼりなジャム君です。

いいもんいいもん、録画しておいたの見たから!

どうしても見逃しちゃった方は、FODプレミアムを使えばいいんですからね。

しかも8話まで先行配信してるだなんて、入れる方は入らにゃ損ってなもんです。
(ジャム君は考察のために、あえてFODでは見ていませんが)

さてさて、前回消滅都市6話では、怪盗団Xとも衝突していたユキの弟・ソウマをこちらの手に引き戻すことができていました。

スズナが特殊能力持ちだということで、あえて邪魔立てがなかったのは、ラクーナケミカルの意志のような気もしますけどね。

意識を取り戻したソウマの動きが気になってしまいます。

そして今回、アニメ消滅都市7話では、タクヤやヨシアキも関係していた「希望の光養護学園」をクローズアップ!

そこに現れたタマシイたちは、いったい何を伝えたかったのでしょう。

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カイバラは裏切り者なのか

現在は消息不明になってしまっている、ユミコやコウタが所属している探偵事務所の所長・カイバラ

消滅都市7話では、ギークが夜のお店でおいたをしてしまったところタクヤが「俺が払う」と10万円の罰金を払おうとしたところ、スーッと現れデカい取引をネタに、怖い兄さんたちを引っ込ませていました。

要するに、タクヤとギークの「恩人」でもあるカイバラですが、希望の光養護学園にもなぜか姿を見せていました。

消滅都市 希望の光養護学園 カイバラ 園長

(C)Wright Flyer Studios/消滅都市製作委員会


出典:消滅都市/5月19日放送/TOKYO MX

タクヤに希望の光養護学園の潜入調査を命じたのはカイバラだってのに。

園長とも親しげにしておりましたが、もしやカイバラって裏切り者、ラクーナケミカルの手の者だったりするんじゃないでしょうか。

ラクーナケミカルとつながっている説

探偵事務所の所長をしていたカイバラですが、今回ラストでユキが写真を指差し「研究所で見たことがある」とされていたのは、希望の光養護学園の園長でした。

タクヤやユミコにも確信に近い何かがあったようですが、消されたのではなくかくまわれているほどの人物ならば、カイバラは人知れず海に浮かんでいるか、同じく匿われているか、何かしらラクーナケミカルとのつながりがある方が自然です。

消滅都市7話のアバンで、ギークが昔してしまったおいたでしたが、怖いお兄さんたちを軽くあしらう様は、大物感を漂わせていますしね。

消滅都市 カイバラ 警察には黙っておいてやる

(C)Wright Flyer Studios/消滅都市製作委員会


出典:消滅都市/5月19日放送/TOKYO MX

単なる探偵なら、いかついお兄さんたちに向かって「警察には黙っておいてやる」なんて、大きな取引を邪魔しないアピールなんてしたところで、何の役にも立たない交渉術です。

だって邪魔されたくないなら、無理にでも黙らせればいいわけですからね。

そんな脅しが通用する人物ではないとわかっていたからこそ、カイバラの一声でギークのおいたは、なかったことにしてもらえたのでしょう。

お兄さんが「大きな取引」を邪魔されたくない心も持っていたものの、おとなしくカイバラの言いなりになったのは、やはりバックにラクーナケミカルのような巨大組織がついていると考えるのが自然に思えます。

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請求書の小ネタ

ボコられ、ギークにとってはいいお勉強になった一夜だったわけですが、そのときにお兄さんが提示してきた請求書がこれ。

消滅都市 サービス料 10万円 クレジットカード

(C)Wright Flyer Studios/消滅都市製作委員会


出典:消滅都市/5月19日放送/TOKYO MX

小さな字で、確かに従業員へのタッチについて書かれていましたね。

いかなる理由であれ、従業員と接触した場合、サービス料として金十万円申し受け致します。
クレジットカード決済の場合、手数料としてtax10%を頂戴いたします。

ギークはお触りしてしまったため、「サービス料10万払え」と脅されていたってわけですね。

確かに小さな文字ではありましたが、ルールはルール、守らないギークと高すぎると文句を言うタクヤの方が実際にはおかしいシーンです。

あそこまで露骨な請求をするお店は絶滅危惧種レベルでしょうが、夜のお店でのお触りは厳禁ってのが現実世界でも消滅都市の世界でも同じだと描かれているところと言えます。

そして三井住友VISAカードのような有名なクレジットカードでも同じなのですが、「クレジットカード払いだから料金上乗せ」という「手数料」システムは、クレジットカード会社が認めていません。

ギークが行っていたようなお店に行ったことがある方なら目にしたこともあるでしょうが、何割か上乗せして請求されるんですよね。

その理由は、お店がクレジットカード会社のカード決済利用料を負担しているから。

さらに言うと、現金支払いならばすぐに現金としてお店に入り、従業員の給料にも店の運転資金にもできますが、実際にクレジットカード会社からお金が振り込まれるまでタイムラグがあるため、夜のお店では大半が手数料システムを採用しているんですね。

10%って設定は、結構良心的なお店だと思いますよ。
その分、お触りが「いかなる理由であれ」と厳しい印象ですが(笑)

たとえば、手相占いが得意ってお話になって、単純に手相を見るために手に触れただけでも、「従業員に触れる」行為として抵触してしまうため、因縁をつけることは可能なわけですね。

現実にはそこまで厳しいお店はないと思いますが、ギークにはいいお勉強になった一夜だったんじゃないですかね。

請求書1枚にも、意外と小ネタが隠れていたりするわけですね。

あ、ちなみに、そういう手数料を取っているお店、現実世界ではカード会社に密告しちゃうと契約違反ですので、お店は利用停止処分になったりします。

ただ、夜のお店ではサービス料としてクレジットカード払いだと上乗せ料金が基本ですので、もし遊びに行かれることが将来的にでもあるなら、現金を持ち歩くのをおすすめしますよ。

単に顔が広い人だった説

話を消滅都市7話メインに戻しまして、カイバラが園長と親しげにしていたのも、夜のお店のお兄ちゃんを黙らせたのも、単に顔が広い人だったケースもあるでしょう。

ギークとタクヤがもめていたお店でも「警察には黙っておいてやる」と、リョウコのような警察関係者ともつながりがあったため、取引を邪魔されたくないがゆえに黙らされたとも考えられます。

だって、カイバラが部屋に入ってきたとき「けじめ」がどうのと怖気づく様子はなかったですし、「デカい取引」のことさえ耳打ちされていなければ、「すっこんでろ」で済まされていた可能性もあります。

ただ周りのチンピラは知らなかったようですが、ボス級のお兄ちゃんはカイバラのことを「さん」づけで呼んでいましたし、顔見知りだったのは確かです。

しかも、カイバラの方が立場としては有利な感じ。

園長との会話も、自分が送り込んでおきながら「うちの若いやつが悪かったね!」とタクヤに潜入調査の罪をなすりつけ謝っているシーンだとすると、ただ顔が広い人という線も捨てられません。

顔が広くても、ラクーナケミカルのような組織とは無関係、むしろ敵対関係にあったのだとしたら、行方不明になっている理由も説明できそうです。

探偵業が故、ラクーナケミカルの調査をしてしまい、危ない情報を手にしてしまったため、ツキやスズナに消された可能性もあるでしょう。

シュンペイのように、すぐ見つかるよう海に浮かんでいないのは、「すぐ見つかるところに捨てたらまずい」からかもしれません。

ヒナコは何を伝えたかったのか

希望の光養護学園で先生をしていたヒナコ。

タマシイになってまで、希望の光養護学園に潜入してきたタクヤたちの前に現れていましたが、何を伝えたかったのでしょう。

消滅都市 ヒナコ 希望の光養護学園

(C)Wright Flyer Studios/消滅都市製作委員会


出典:消滅都市/5月19日放送/TOKYO MX

最後に残した「巣箱のお掃除」として、裏帳簿のありかを伝える以外にも、わざわざ子どもたちも巻き込んで現れたのには、意味がありそうです。

「タマシイ≠死人」か?

希望の光養護学園に出てきたタマシイの中には、タクヤも含まれていました。

消滅都市 タクヤ タマシイ 希望の光養護学園

(C)Wright Flyer Studios/消滅都市製作委員会


出典:消滅都市/5月19日放送/TOKYO MX

タクヤ本人も目撃していますし、いっしょに潜入していたヨシアキやケイゴも目撃しているのですが、タマシイであるタクヤがいることに、なんの疑問も抱いていませんでした。

ということは、今までロストに巻き込まれた死人がタマシイとして顕現していたのかと思っていたのですが、「死人でなくともタマシイとして現れることができる」という証拠とも言えそうです。

タクヤは本当に生者?

ただ「タマシイ≠死人」が成り立つのは、あくまでも「タクヤが本当に生きていれば」というお話であり、実はサーカスに行ってロストに巻き込まれた死人がタマシイらしからぬ行動をしているとなると、一気にタクヤ死亡説に傾いてしまいます。

ヒナコたちが見せていた学園でのひとときですが、そこにタクヤもタマシイとして参加していたとなると、ヒナコからのメッセージとして「お前はすでに死んでいる」といったケンシロウのような意味合いがあったのかもしれません。

OPテーマ「答」にある答え

以前にも、TVアニメ消滅都市のOPテーマ曲「答」に隠された真実があるんじゃないかと、考察していましたね。

歌詞の他の部分にも注目してみましょうか。

終わらない想いの先で 辿り着く“答”
意味の無いまがい物だって あなたが嘆き叫んでも

引用:TVアニメ「消滅都市」OPテーマ|答

「終わらない想い」というのは、消滅都市7話でヒナコたちが出てきていたこと、消滅都市3話ではSPR5のユアが同じシーンを繰り返していたことといった「やり残した、思い残した」ことを指しているんでしょうね。

「辿り着く“こたえ”」は、読んで字のごとく、調査をするなりタマシイと接するなり研究するなり、何らかの「答え」を導き出せたと思われます。

その答えが、正解か不正解か、そこまではわかりませんけどね。

意味ありげなのが、「意味の無いまがい物」というフレーズでしょう。

消滅都市において、まがい物トップに立てるのは「タマシイ」なのではないでしょうか。

歌詞を言い換えるならば「タマシイなんて意味がない偽物だ」と嘆き叫んでも、タマシイが存在する事実に変わりはないし、タマシイになってしまった事実もまた変わることがない、と受け取れます。

するとタマシイとして顕現していたタクヤは、やはりすでに死んでいる人間だと、OPテーマ曲もヒナコたちも伝えたかったのでしょうかね。

むしろタクヤだけじゃなく、ギークもエイジもケイゴも、生きていそうに見えて、生者に見える人間は全員タマシイなんて展開もあるやもしれません。

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アニメ消滅都市7話の感想

いやー、希望の光養護学園にいた子どもたち、変な薬飲まされてるわ、変に優秀だと特別クラスに入れられちゃうわ、虐待どころの騒ぎじゃない怪しい施設でしたねぇ。

園長は「尽くして当たり前」精神でしたし、裏帳簿をつけるような金の流れもありましたし、ユキも見たことがあるってことは、言い逃れできないような悪人でしょうか。

それとも、実のところはヒナコのように子どものことを思っており、希望の光養護学園を存続させるためにやむなく協力していたのか?

海に浮かんでいるような人間じゃないってことは、やむなく協力しているわけでなく、積極的に使える子ども探しをしていたと考えるほうが自然ですけどね。

次回アニメ消滅都市ではどんな新情報が出てくるのか、楽しみでなりませんね!

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