アニメ消滅都市12話(最終回)の考察＆感想！ユキがタクヤを忘れた理由と選んだ世界

ついに最終回を迎えた、アニメ消滅都市12話！

「世界を選べる」というユキ、どうなっていくのか非常に見ものでしたね。

まだスマホアプリは別のお話が用意されていますが、これはこれでジャム君、いい終わり方だったと思います。

前回はロストへ行こうとしたタイヨウを背後から撃とうとしたスズナでしたが、ものの見事に失敗。

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さらには、ようやく会えた父・ダイチは完全にマトリックス風の化物になっているという……

まあふつうの人間型していたら、「お前、なんで戻ってこないんだ？」という疑問に至るわけですけど。

さてさて前置きはここらへんにして、最終回となるアニメ消滅都市12話の解説と考察、そして感想の世界にGO GO!!

世界を選ぶことのできるユキ

ダイチが消滅都市1話でユキをロスト呼び寄せた理由が、ユキにこのことを伝えたかったんですね。

(C)Wright Flyer Studios／消滅都市製作委員会

出典：消滅都市/6月23日放送/TOKYO MX

ユキは死んでいるのではないかと考察したこともありましたが、ちょっと違った模様。

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「じゃあ、どんな世界を選べるんだ」

というのが、今回12話の中で語られていた部分ですね。

ロストが起こった世界と起こらなかった世界

ユキが選択できる世界は「ロストが起こった」現在の世界と、「ロストが起こらなかった」可能性の世界です。

ロストが起こらなかった可能性を持つ世界では、ユキだけでなく、何万人もの人が幸せを掴むことができています。

ロストに巻き込まれていたはずの人も、その関係者も、そしてラクーナケミカルの人体実験が続いたために消されてしまった人々もです。

(C)Wright Flyer Studios／消滅都市製作委員会

出典：消滅都市/6月23日放送/TOKYO MX

幸せをつかめる「ロストが起こらなかった世界」では、タイヨウ率いるラクーナケミカルの人体実験は明るみに出て、ツキも一緒にあっけなく逮捕されていました。

その影では、カイバラやタクヤが駆け回っていたんでしょうけどね。

ユキ本人にも、もちろんメリットはあります。

(C)Wright Flyer Studios／消滅都市製作委員会

出典：消滅都市/6月23日放送/TOKYO MX

現実にはもうすることのできない誕生日のお祝いを、家族で仲良く笑顔でしていました。

ロストというムダな災害が起こされなかったからこそ、不幸せになる人間が何万人もいなくなった世界がいいのか、ロストが起こり悲しみを背負う人が何万人もいる現実世界がいいのか、その選択をダイチはユキに委ねたのですね。

ダイチの選択肢はひどくない？

ジャム君の勝手な感想でもあるのですが、自分の娘に対し「どっちの世界にする？」なーんてひどいと思いませんか。

だって、ユキの選択ひとつで今とまるで違う世界になってしまうかもしれないんですよ？

確かに何万人もの人々にとっても幸せであろう世界ではありますが、逆にロストで消えてしまったからこそ「あいつ帰ってこなくてよかった」という家庭だってあるかもしれませんよね。

家庭内で暴力を振るわれてる家庭とか、潜伏していた凶悪犯がいたとか。

もしユキが、自分の幸せだけを願い、世界の選択をしてしまったら、何万人もの人に比べれば少数でも不幸になる人が出てくる可能性は高かったでしょう。

幸せなイメージだけを連想させ、「さあどっち？」と迫るダイチは、意外とタイヨウよりひどいやつなのかもしれません。

ユキがこの世界を選んだ理由

ユキが選んだ世界は、「ロストが起こった」世界でした。

つまりは、現在の世界ですね。

(C)Wright Flyer Studios／消滅都市製作委員会

出典：消滅都市/6月23日放送/TOKYO MX

不幸になる可能性のある人間がいるとはいえ、どうしてユキは何万人もの人が幸せになる世界でなく、現在のこの世界を選んだのでしょう。

選んだのではなく勝手に決まったのでは？

ユキはダイチの出した選択肢に対し「選べない」と答えていました。

ロストで悲しみにあふれてはいますが、新しい命も生まれていますし、どちらかの世界を否定することはできないと選択をためらっています。

にもかかわらず世界が続いており、ロスト対策プロジェクトチームが発足するにまで至っているということは、ユキはどちらの世界を選択するでもなく、選択できなかったために現在の世界が続いていると考えられないでしょうか。

(C)Wright Flyer Studios／消滅都市製作委員会

出典：消滅都市/6月23日放送/TOKYO MX

要するに、ユキとタクヤが脱出したあとの世界は、元のまま勝手に続いている世界ということですね。

タイヨウの暴走によりダイチがロストの内側からロストの膨張を抑える力が失われ、国家・民族の壁を超えて（という名目で）プロジェクトチームを立ち上げていると推測されます。

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ユキがタクヤを忘れた理由は？

ロストから死に物狂いで生還することができたユキとタクヤですが、元の生活に戻ったように見えるユキはタクヤの記憶をすっかり失っているようでした。

アニメ消滅都市12話でも、脱出時にはあんなピッタリくっついていたのに！！

(C)Wright Flyer Studios／消滅都市製作委員会

出典：消滅都市/6月23日放送/TOKYO MX

あれか、リア充特有スキルなのか。

ジャム君には一生縁がないってやつなのかぁ！！

ロスト侵入の負荷が高かった説

タクヤにも相当負荷はかかっていたようですが、記憶を失うほどの負荷ではありませんでした。

むしろ、脱出後に「ユキのリボン」を持ち去りその場を離れるほど、体力的な余裕は残っていたと考えられます。

ユキを助けに来てくれた怪盗団員たちが駆けつけたとき、ユキはすでにリボンを付けていませんでしたし、余力のあるタクヤが持ち去った線も高いでしょう。

ロストに行き波動性物質にさらされると「記憶を失い、死に至る」という問題がありましたので、ユキの方が記憶への障害が高く出てしまい、タクヤのことを忘れてしまったのかもしれません。

忘れたフリをしている説

ユキがタクヤのことを忘れていなければ、ギークがロスト対策プロジェクトチームの一員になっていたように、タクヤもずっとユキの周りで半強制的に拘束され続けるでしょう。

タクヤは運び屋という仕事をしていますので、金さえ支払われれば一時的に子守りのマネもするかもしれませんが、ずっと自分の周りに縛り付けておくのは邪魔になると考えたのかもしれません。

タクヤは今も遠巻きに監視の依頼が入っているのか、たまたま通りかかっただけなのか、個人的に気になっただけなのかはわかりませんが、ユキのことをしっかり覚えています。

(C)Wright Flyer Studios／消滅都市製作委員会

出典：消滅都市/6月23日放送/TOKYO MX

ユキもタクヤが去ったあと、残されたリボンを見て気づいたことがあるようですから、「まだ見守ってくれていた」ですとか「これがサヨナラの合図」ですとか、忘れたフリをしていたユキなりに気づいたことがあったのかもしれませんね。

タクヤがロストから帰還していない説

ユキとタクヤは一緒にロストから脱出してきたように見せていましたが、回答団員たちに発見されたのは、倒れていたユキです。

やましいことがないのに、なぜタクヤはユキから離れなければならないのでしょう。

(C)Wright Flyer Studios／消滅都市製作委員会

出典：消滅都市/6月23日放送/TOKYO MX

またエイジたちが立ち上げていたプロジェクトチームで話していたユキの記憶ですが、「タクヤという運び屋がいたこと自体覚えていない」と言われているだけで、「タクヤがどうなったのか」には触れられませんでした。

ギークの表情としてはユキに対して向けているとも考えられますが、実のところタクヤだけロストから戻ってきておらず悲しんでいるとも考えられます。

消滅都市12話の最後に出てきたタクヤは、ユキが無意識のうちに「タクヤが来てくれた」と思ったための幻か、エイジたちには悟られずひっそり帰還してきたタクヤがユキにだけ合図していったとも思えるシーンです。

アニメ消滅都市12話(最終回)の感想

ついに終わってしまいました、アニメ消滅都市！

1クール12話で終わってしまうなんてもったいない、ぜひ2期もやってもらいたいですね。

ユキの今後でもいいですし、別人視点の話でもいいですし、意外と主人公を変えるだけでも面白そう。

アニメ消滅都市はひとまず終了ですが、FODで見返すこともできますし、スマホゲームも楽しめますので、まだまだ期待できそうなコンテンツです。

すごく気になる消滅都市のスマホアプリ

消滅都市はもともとスマホゲーム原作だったのですが、最終回を迎え、ジャム君ようやくプレイすることができますよ！

ほら、ゲームの感想サイトじゃないですし、初見アニメの解説と考察に影響が出ると困っちゃうんですよね……

しかもAmazonに欲しいアプリがある場合、Amazonコインで課金ができるので還元率が高くおすすめ！

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「課金するかな」というアプリをプレイする際には、Amazonコインが使えるAmazonアプリストアからダウンロードできるか確認すると、断然お得ですね。

もちろん、消滅都市0.はAmazonアプリストア対応です。

最近ではソシャゲで、親のクレジットカードを使い課金しすぎる社会問題も起こっているので、Amazonギフト券を使っての制限ができるのは親御さんとしては見守りやすいところ。

友だちへのプレゼントはもちろん、自分での使いすぎ防止という観点でも、Amazonギフト券とAmazonコインの併用は大人にも効果が出ることでしょう。

そんなAmazonアプリストアで残念なのが、iPhone（iOS）非対応なところですね。

日本国内のシェアは非常に大きいiPhoneやiPadなだけに、Android系じゃないと使えないというのは改善を求めたいところです。

iPhoneユーザーだってお得にソシャゲしたいよ！

ジャム君、Androidユーザーですけど……
Xperia 1ほしいなと思ってますけど。

それに、AmazonアプリストアはAndroid/iOS双方の公式ストア対応のアプリすべてをカバーしているわけでもなく、一部しかカバーがありません。

そのため消滅都市で一番新しいAFTERLOST – 消滅都市が楽しめないのは残念極まりないですね。

ただ今あるアプリで、「絶対課金するぞ！」という意気込みのアプリがあれば、Amazonアプリストアからダウンロードしてみてもいいと思いますよ。