はじめまして。
今期よりゴールデンカムイを担当させていただきます、マシオです。
ゴールデンカムイ1話、めちゃくちゃ面白かったですね!
隠された金塊を求めてサバイバル&アドベンチャー・・・男心をくすぐられます。
第1話では舞台設定や各登場人物の背景から金塊を探す目的を明らかにする回でしたが、謎が残る回でもありました。
その謎とはズバリ、刺青の暗号は何を示すのか?という事です。
刺青の暗号が示すものとは
ゴールデンカムイを語る上で外せないのがこの刺青の暗号。
出典:ゴールデンカムイ/4月10日放送/読売テレビ
アイヌ民族が隠した埋蔵金のありかを示すもので、この暗号をめぐって主人公である杉本佐一とアイヌの少女アシリパは刺青争奪戦に巻き込まれます。
出典:ゴールデンカムイ/4月10日放送/読売テレビ
この刺青、暗号と言うだけあって一目見ただけでは何を意味するものか全くわかりません。
なので、今回はこんな意味なんじゃないかな~とマシオも皆さんと一緒にアイヌの埋蔵金を探そうと思います!
この暗号を解く前提として押さえておきたい情報は次の2つです。
1つ、刺青の暗号は複数枚をつなげて解読する。
2つ、金塊のありかを指し示すことから地図になっていると考えられる。
これらの情報から暗号を解読していきましょう!
暗号の刺青に掘られた線の意味
暗号の刺青には、線と漢字の二つが彫られています。
まずは二つのうち、線の方から考えていきましょう。
一口に線といっても太い線、細い線、それらが合わさった線などいくつか種類があることがわかります。
地図の上で細かったり、太かったり、それらが合わさったりするもの・・・・あっ!
道路だ!と思ったあなた。残念ながらその可能性は低いです。
何故なら道路というものはずっとそこに変わらずあるものではないからです。
ましてやゴールデンカムイの舞台である北海道は発展途上の地であるため、道路を含めた風景は日々変化していると思われます。
そんな不安定なものを大切な埋蔵金を示す暗号に使うわけにはいきません。
では一体この線が指し示すものは何なのか?
僕はアイヌ民族が生活する際に使用する道と川だと考えています。
アニメではまだ判明していない事実ですが、この暗号を掘ったのはアイヌ人です。
つまり彼は「アイヌの伝統は何があっても途絶えることは無いだろう」と考え、それを暗号のカギにすることに決めたのです。
暗号の刺青に掘られた漢字の意味
第1話で確認できる暗号に掘られた漢字は
「頭」「仏」「元」「貝」「紋」「記」
正直、これだけでは意味が分かりませんね。
ですが線と同じように考えると目星をつけることはできます。
まず、地図上に書かれているものであることから目印のような役割をするものであると推測されます。
僕たちも待ち合わせや人に道を教えるときに目に付く建物やモニュメントを基準にしたりしますよね。
ではこの漢字が建物やモニュメントを指し示すのか?と考えるとそれは違うと思います。
理由は先ほどと同様に、街並みというものは変化するものなので暗号を作った時にあった建物がその後もそこにあり続けるとは限らないからです。
では一体この漢字の正体とは何なのか?
僕はアイヌ民族にとって重要な自然物だと思います。
アイヌ民族は自然をとても大事にする民族で、樹木を神様として信仰したりします。
なので、線の時と同じようにアイヌの伝統を暗号解読のカギとするため、彼らにとって重要な自然物を目印にしたのです。
アイヌの金塊は現在の価値でどのぐらい?
出典:ゴールデンカムイ/4月10日放送/読売テレビ
ここまで複雑な暗号で隠される金塊。
現在の価値に換算すると一体どのぐらいなのかな?と気になった方も多いと思います。
と言うわけで解説していきましょう!
まず、金塊の総量ですがこれは刺青の囚人の
「取られた金は20貫!小樽中の遊郭を買い上げてもお釣りがくるほどの量だ」
というセリフから計算できます。
1貫が3.75kgなので、20貫ですと・・・
3.75×20=75kg!
75kgの金塊ってどのぐらいの価値なんでしょう?
ちょっと想像もつかないですよね。
と言うわけでこちらも計算してみましょう。
金の価格は日々変動するので正確な値を出すことはできませんが、おおよそ5,000円/g程度なのでこの価格で計算します。
75,000(g)×5000=375,000,000
3億7千500万円!
とんでもない金額ですね・・・杉本達が必死になるのもうなずけます。
ゴールデンカムイ1話の感想
物語の基本情報が盛り込まれながらも説明一辺倒にならない、とてもよい1話だったと思います。
これからの杉本たちの冒険によって暗号が解読されていくと思うとみているこちらもワクワクしてきます。
来週は一体どんな展開が待ち受けているのでしょうか?
それではまた次回お会いしましょう。
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