転生したらスライムだった件(転スラ)9話の考察!オーガに武士道あり

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©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
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こんにちは。

先週の転スラ8話、皆さま涙腺崩壊したでしょうか自分は見事になりましたさぷらです。

同じ世界で、同じ国の出身で、同じ事柄を知っているからこそなのでしょうが、短い間にこんなにも心を通わせたリムルとシズはなんて素敵な二人なんだろうと思いました。

「ぼくはわるいスライムじゃないよ?」を一緒に言い合うシーン、本当に好きです。

失ったものは大きいですが、得たものもまた大きいのは確か。

リムルは転生した世界で、次にどんなものを私達に見せてくれるのでしょうか?

それでは、「転生したらスライムだった件」第9話に参ります!

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今週のスキル

今回は始めにリムルのスキルから。

彼は新しく獲得したものと、既に使用しているものを改めて検証していきます。

擬態の黒霧

スライムから人型への擬態と、イフリートの保有スキル「分身体ぶんしんたい」を確認した時とで、リムルは黒霧くろぎりの有無に気付きます。

そこで大賢者だいけんじゃの補足。

「解。本体より体積の大きな存在へ擬態する場合、不足分を魔素まそを消費して作った黒霧で補います」

リムルが人型の基となったシズよりも、やや幼い姿であることや髪と目の色が違うのはそこから来ているのでしょうか。

また彼は男性と女性それぞれに近付けた擬態を検証していましたが、他にも赤ん坊や年寄りといった見た目の年齢を変えることもできそうです。

シズの仮面

またリムルはシズの仮面を、破損した部分を修復して彼女の形見としました。

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出典:転生したらスライムだった件/11月27日放送/TOKYO MX

魔法抵抗という特殊性からか、さすがのリムルでも修復に時間がかかったように見受けられます。

材料は魔鉱石まこうせき魔鋼塊まこうかい等を使用しているのでしょうか。

通常の修復、例えばカイジン達だとさらに時間が掛かるかもしれませんね。

ユニークスキル「変質者」

そのシズからも、リムルはスキルを獲得しています。

ユニークスキル「変質者へんしつしゃ…確かに字面じづらだと思わず二度見していまう程のインパクトですが、リムルの説明によると中身は至って真面目なものです。

「その能力とは、統合分離。様々なスキルを統合し、新しいスキルへと進化させ…つまりは、新しい能力がポンポンと獲得できた」

同じユニークスキルである「捕食者ほしょくしゃとは、似て非なるもののようです。

たとえるなら「捕食者」が「調理」、「変質者」が「料理」といったところでしょうか。

「調理」と「料理」 の違いとは : 違いがわかる事典
調理と料理の違い・使い分けを解説。調理も料理も同じ意味で使われる言葉だが、調理よりも料理の方が意味は広い。

「捕食者」によって食材スキルを切る・焼くといった調理を行い、「変質者」によっていくつかの食材スキルをかけ合わせて一品の料理を完成させる…そんな印象を受けます。

エクストラスキル「黒炎」

その結果完成させたのが、エクストラスキル「黒炎こくえんです。

大鬼族オーガの姫が周囲の魔素を掻き集めたものではなく、リムルの魔素のみで「黒炎」を構成させていることに驚いていましたね。

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©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会


出典:転生したらスライムだった件/11月27日放送/TOKYO MX

単純に考えて黒蛇くろへびの黒霧(というより魔素まその塊?)と、イフリートの炎とをかけ合わせたものでしょうか。

ちなみにですがリムルは力を誇示するために岩を砕いていましたが、あれは「黒炎」ではなく、転スラ6話で見せた黒稲妻くろいなずまだと思われます。

左手で「黒炎」を維持しながらの「黒稲妻」であるため、彼の魔素の保有量がとてつもないことを如実に表しています。

エクストラスキル「超速再生」

ところでですが大鬼族オーガ達との戦闘で、リムルは一度右腕を落とされてしまいます。

しかしその腕を、エクストラスキル「超速再生」でなんなく修復します。

…確か転スラ1話では固有スキル「自己再生」だったはずなのですが、いつの間にか再生スキルまでも進化しているようですね。

大鬼族

さて、今回の転スラ9話でついに登場した大鬼族オーガについて。

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出典:転生したらスライムだった件/11月27日放送/TOKYO MX

彼らは名を持たずとも、名持ちのゴブリン達を圧倒し、連携してランガと互角に渡り合っています。

さすが豚頭族オーク蜥蜴人族リザードマンとの覇権争いを行っていただけのことはあるようです。

日本的な要素

そしてその身形みなりや言葉は、リムルも言っていたように日本的な要素を多分に含んでいます。

いったいそれらはどこから派生したものなのでしょうか。

類似した世界

一つは私達のような現実世界と、転スラの世界が類似しているという点です。

魔物だのなんだのとファンタジー要素がある時点でなにをと思うかもしれませんが、逆にいえばそれを差し引いてみるとどうでしょうか。

実際に転スラの世界には、ブルムンド王国やイングラシア王国、武装国家ドワルゴンといったように、これらは全て国という体制を取っています。

つまり私達の世界、正確には「現実世界で起こった人間の歴史」と同じような世界構成が、転スラの世界に存在しているのではないでしょうか。

また西洋の文化が根付いているように、東洋の文化もどこかで根付いていたとしても差し支えないでしょう。

魔物でありながら人間に近い容姿、そして知恵を持つ大鬼族オーガであるなら、文化的な要素を身に着けてもなんら可笑しくはないと考えます。

昔の日本人からのものか?

そしてそれらが一から作られたものではなく、異世界人いせかいじんによってもたらされたものであれば信憑性は増します。

既にシズや彼女の教え子という、リムルとは時代の異なる日本人、もしくは日本について知っている異世界人の存在が確認されています。

大鬼族オーガ達が身に着ける着物、武器であるといった日本ならではの装備品

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©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会


出典:転生したらスライムだった件/11月27日放送/BS11

また頭領の息子をわか、集落を「里」、魔法を「妖術」といったように、彼らの台詞はところどころで日本ならではの言い回しをしています。

これらから推測するに、江戸時代戦国時代といった、さらに大昔からやってきた日本人によってもたらされた可能性も有り得るでしょう。

圧倒的な力の差を見せつけられてもなお立ち向かっていくその様は、まさに日本の武士と言えないでしょうか。

そしてそれらの要素を絶やさずに今日まで残してきた大鬼族オーガ達の、志の高さが窺えます。

人型に近いのはもしかすると…

ちなみにですが大鬼族オーガ達がリムルの想像よりも人型に近い容姿をしていることについて少しだけ。

もし前述したようにかつて大鬼族オーガ達が異世界人と交流があったとすると、その彼らとの間に子供を儲けたことがあるのかもしれません。

名がなくとも知恵がありそれを生かした行動や主義を取るのはそこから起因していると考えると、頷ける点は多いのではないでしょうか。

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今は亡きシズの心残りである子供達に会いに、人間の国・イングラシア王国へ向かうリムル。途中立ち寄ったブルムンド王国では、冒険者登録や、ブルムンド王との極秘会談を行い、人間との交流の難しさを思い知ることに。

転生したらスライムだった件(転スラ)9話の感想

リムルの探究心は続くよ何処までも!

擬態であれやこれやと試しているのも面白かったですが、食べることへの拘りもやっぱりあったんですね。

私もリムルと同じような境遇になったらきっとお米を恋しく思います…ってかゴブタそれセクハラや。

そしてようやく大鬼族オーガ達の登場です!

ここに至るまで2ヶ月弱…長かった。

既にOPEDでそこかしこに出張っていたので本当に待ち遠しかったです!

次週まで待ちきれないあなたには、スマホアプリで暇つぶしもおすすめ。

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今は険悪から和解、そしていずれはリムルととても親密になっていくようですが、そこに至るまでの過程を観ていくのがこれから楽しみです!

それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

コメント

  1. 匿名 より:

    変質者によってリムルのスキルはいろいろ変わっているのですが、省略するようです。
    大賢者が淡々と物凄い量のセリフでスキルを変えていくシーンだったんですが。
    これ以降、スキルを集めて変質させていくのは大賢者の趣味のようなものになります。
    大賢者に感情は「まだ」無いはずなんですけどね。
    あくまでも「無いはず」であってアニメでも声に感情的なものが見えますが。
    ちなみに黒稲妻は黒雷になっています。

    オーガですが、リムルのイメージ通りのオーガも存在するようです。小説にも登場したことはありませんが。

    子鬼族(ゴブリン)
    人鬼族(ホブゴブリン)
    大鬼族(オーガ)
    と進化しますが今いるゴブタなどのホブゴブリンは進化せずに強くなっていきます。
    リムル配下のモブのホブゴブリンにはこの先オーガに進化するのもいるようですがモブのままで出番はありません。

    • さぷら より:

      初めまして、この度はコメントをありがとうございます!

      大賢者、あのシーンでそんなお仕事をされていたのですね!
      趣味ですか…なんだかアニメでは今の時点で楽しんでやっていってしまいそうです。
      黒稲妻→黒雷に変わっているというのは、今後アニメで補足してほしいところです。

      なるほど、いまだリムルの集落に合流していないゴブリンがいるように、別の場所で生活するオーガもいるのですね。
      そしてゴブリン→オーガという進化もある!
      転スラならそこに焦点を当てても面白いお話ができそうですね!

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