こんにちは、さぷらです。
キャロチュー20話は、エゼキエルが反ヴァレリーの主張をしていたり、タオが捕まってしまったり、ヴァレリー陣営が動きを見せたお話になっていました。
そして前回は、あのタオが、素晴らしくカッコよく見えたお話です。
おかげでアンジェラ姫はもう怖いものなしでステージを席巻する姿は最強です、正に歌姫!
一方キャロル&チューズデイは、そんなアンジェラに別の意味で後押しされたみたいですね。
あえて座り込んでのんびりと歌う2人は、数十万人もの観客を前に怯むことなく堂々と歌っていましたから。
それでは「キャロル&チューズデイ」第20話、参りましょう!
反抗するエゼキエル
まずはエゼキエル、彼は10年前に地球の難民キャンプで、キャロルと一緒に苦楽を共にしたアメルでした。
出典:キャロル&チューズデイ/9月5日放送/フジテレビ
名前欄には彼の本名である「
その後エゼキエルは逮捕され、火星の不法移民者であったことが発覚します。
エゼキエルは移民難民への見せしめ
つまりエゼキエルは、チューズデイの母・ヴァレリーが政策として挙げている移民難民問題の対象ということです。
これはガスの言葉通り、移民難民を擁護する側(ひいてはハミルトン派)への見せしめと思われます。
マーズ・グラミー新人賞にノミネートされる程の彼の知名度や影響力を考えると、ヴァレリー陣営としては危険と判断してもおかしくはありません。
最後の悪あがき?
しかし移民管理局が押し寄せた時も、連行される映像でも、エゼキエルの表情は取り乱した様子が一切ありません。
出典:キャロル&チューズデイ/9月5日放送/フジテレビ
もともとエゼキエル自身が移民ビザの更新切れや、移民難民問題が取り沙汰されていることを実感していました。
つまり、いずれ自分が捕まってしまうのは時間の問題と考えていたでしょう。
となると最初からわかっていた上で最後の悪あがきとして、ヴァレリー陣営に喧嘩を売る曲を発表したと思われます。
それが裁かれる行為だとしても、何年間も燻っていた怒りややるせなさをどうしても吐き出したかった様子が窺えます。
親友・キャロルへの想い
前回のキャロチュー19話で、何故エゼキエルがキャロルを無視したのかを考察しました。
その結果は、やはりというか彼女を変に巻き込ませないための配慮でした。
だからこそ、「もう会わない方がいい」と告げたのだと思われます。
ただ最後に一度だけ、キャロルにはアメルとして話をしたかったというのもあったのでしょう。
タオがアンジェラに残したレプリケーション
キャロル&チューズデイ20話で逮捕されたタオがラボに残していったものは、アンジェラのレプリケーションでした。
出典:キャロル&チューズデイ/9月5日放送/フジテレビ
このレプリケーションとは「
ダリアはAIに寸分違わず歌うようにとアンジェラに指示しますが、当のアンジェラはこれに納得せずこじれてしまいました。
AIはアンジェラでなくともよかったのでは?
ただいささか疑問なのは、何故指示するAIをアンジェラ自身にしたのかです。
指示する通りにであれば、それこそプロデュースする側のタオ自身をコピーしたものでもよいはずです。
むしろその方が、アンジェラはまだ納得したように思います。
反抗的な態度を取りつつも、アンジェラはタオにだけは本音や弱さを吐露するだけの信頼を向けています。
超えられるものなら超えてみろ?
ということはあえてアンジェラにしたのは、また別に理由があるのかもしれません。
出典:キャロル&チューズデイ/7月18日放送/フジテレビ
またダリアのいうように、本当にAI通りに歌うことが正しい方法なのでしょうか。
それこそ、「超えられるものなら超えてみろ」といったタオなりの発破をかける意味合いがあるとか。
…その方がアンジェラの闘志に火が点いて俄然やる気になりそうですよね。
キャロル&チューズデイのクライマックスに向けて
「キャロル&チューズデイ」の物語も残りあと数話、そろそろ確信や決着する展開が待っているでしょう。
今から全話見返すのは大変という方でも、キャロチューの音楽は素晴らしい物ばかりなので、聴き逃しは厳禁です。
キャロチューのクライマックスに向けて非常に気になるのは、以下の2つかと思われます。
少女達の共通点
キャロル、チューズデイ、そしてアンジェラの3人の今後は、全ての話において重要であることは間違いありません。
その中で彼女達が共通している点が、なんらかの形でヴァレリー陣営に関係していることです。
出典:キャロル&チューズデイ/7月11日放送/フジテレビ
キャロルは難民やアメルのことで、チューズデイは母親のことで。
そしてアンジェラも、タオを奪われてしまったことにより盤石だった体制が危うい事態です。
どれもヴァレリー陣営が少なからず関わっている問題です。
ヴァレリー陣営はキャロチューのラスボスか?
つまりクライマックスの見せ場として、3人はヴァレリー陣営と対峙する可能性があります。
もっともキャロルとチューズデイは運命共同体なので、一緒に立ち向かうでしょう。
…まさかのまさかで、そこにアンジェラが加わるかもしれませんね。
ボッチになっちゃったし。
『奇跡の7分間』は間近に迫っている?
もう一つは、この物語の核ともいえる『奇跡の7分間』です。
改めて『奇跡の7分間』とはガス曰く、火星の歴史に刻まれる程の出来事であり、そこにはキャロルとチューズデイが大きく関わっているとしています。
クライマックスまで残りわずかとなった今、その瞬間は間近に迫っているでしょう。
2人が人前で歌う場所としてはマーズ・グラミーが控えているので、もし奇跡が起こるとすればこの時でしょうか。
なにしろキャロチュー2話で、2人にとって初めて人前で歌った始まりの地であるからです。
キャロル&チューズデイ20話の感想
エゼキエル、もといアメルは思い切ったことをしましたね!
でもキャロルとの会話でわかるのは、昔から変わらない彼の優しい一面だったと思います。
このまま「さよなら」なのでしょうか、せめてもう一度2人には話をしてほしいです…
で、Black_Knight問題が解決した途端、今度はタオがピンチ!
さらにダリアご乱心で倒れてアンジェラまたピンチ!
まさかここまでアンジェラに辛辣な展開が続くとは思ってなかったので観ててツラいです…
立て続けに傷付けられた彼女は、それでも歌うことができるのか?
それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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