メモ用紙です、クライマックス感が出てきましたね。
残すところ僅かですが、今回のダーリン・イン・ザ・フランキスもしっかりと解説と考察をしていきます!
前回のダリフラ20話、スターエンティティの起動を任に受けたストレリチア。
しかし叫竜の姫に行く手を阻まれ、彼女の守ってきた装置の起動と共に、空より飛来するVIRMとの交戦が始まる。
そして今回のダリフラ21話、叫竜の姫と爆弾と化したスターエンティテイのなかに閉じ込められたヒロ。
ゼロツーを筆頭に、13部隊は結束してヒロの安否確認に向かい、これを救出しストレリチアアパスを起動させる。
今回は前半後半にそれぞれ解説と考察をしていますので、AパートとBパートに分けて進めていきます。
前半~Aパート~
スターエンティティとは
世界を脅かすとVIRMが言うスターエンティティ。
スターエンティティについて補足的な解説を加えておきます。
このスターエンティティが「生命の塊」と表現されることについて、疑問を覚える方もいらしたかも知れません。
叫竜の姫の説明にもある通り、かつて存在した叫竜人は二通りの変化を遂げています。
それはエネルギー源であるマグマ燃料そのものになる者と、戦いに特化した叫竜のコアになる者。
スターエンティティも当然叫竜たちの兵器になるので、これは叫竜人たちの塊であるとも言えます。
それ故に、VIRMはスターエンティティを「生命の塊」と表現したものと考えられます。
ココロの視線
今回、映像面で気になったのはこのシーンでした。
出典:ダーリン・イン・ザ・フランキス/6月16日放送/TOKYO MX
ヒロとゼロツーの様子を伺いにグランクレバスへと向かう13部隊のなかで、唯一ココロだけ何かに後ろ髪を引かれています。
次のカットから察するに、ココロの視線の先にあったのはナインズ。
これが意味するところはなんでしょうか?
ココロとナインズの関わりといえば、ダリフラ17話の母子手帳の件があります。
ココロがナインズに対して抱いている感情は、どちらかというとマイナスでしょう。
なぜならば、ナインズはココロとミツルの件を摘発した張本人であり、記憶操作をされるきっかけにもなりました。
しかし、記憶の操作の後にココロがナインズに気を引かれているということは、それは関係ない可能性が高いです。
では、ココロの目にどのようにナインズが映ったのか?というのが問題です。
ナインズの変化は、司令塔であるパパと仲間を失ってしまい、寄る辺をなくしてしまっているという状態です。
ココロの変化は、記憶を操作され、赤ちゃんを身ごもっている(可能性が極めて高い)状態です。
以上のことから筆者が考えるのは、ココロの母親としての感情の芽生えと、それに伴う寄る辺をなくしたナインズへの憐みだと推測します。
簡単に言ってしまえば、ココロはナインズを心配しているのだろうと推測できるということです。
ナインズの今後のついて、わからないように敢えて作られているといくことは、そこにも注目すべきでしょう。
後半~Bパート~
ゼロツーの正体
「あいつ、僕のこと”まがい物”って言ってた。どういうこと?」
この台詞からわかることは、ゼロツーは自分自身について詳しくないということ。
これが意味するのは、かつてのゼロツーの「未来に残すという選択はできない」という台詞に対する信憑性が低いということを示しています。
もしかすると、ゼロツーとヒロの間にも、未来に残すという選択ができるのかも知れません。
白髪化するイクノ
グランクレバス内部、道を切り開くために全力を出したイクノの頭髪が白髪に大きく変化するシーンがあります。
出典:ダーリン・イン・ザ・フランキス/6月16日放送/TOKYO MX
この変化については作中で語られていませんが、この兆候が見られたのはミクとイクノ、そして26部隊隊長でした。
この変化の由縁を推測するに、まずフランクス=叫竜という事実があります。
このフランクスとの繋がりを深めることは、叫竜との繋がりを深める行為でもあります。
マグマ燃料に、フランクスも元をただせば叫竜とあれば、繋がりを深めた果てには叫竜人に近づいていくのではないか?と推察できます。
唯一の叫竜人である叫竜の姫の毛髪も、同じく白髪になっているというのが理由になります。
ダーリン・イン・ザ・フランキス21話の感想
個人的には意外とあっさりとVIRM撃退を果たしたなと思いました。
それはつまり、まだ解決できていない問題があるということで、その後の話数はそれに使われるわけですが…。
どの謎が解けるのでしょう!楽しみです!
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