最近、更新が遅れ気味で申し訳ありません。
色々な情報や憶測が飛び交うSNSを監視した挙句、考察が難航したメモ用紙です。
前回の話、ダリフラ16話はグランクレバス制圧から一か月が経ち、コドモたちだけで生活をする13部隊一同。
フランクスに乗らない時間のなかで、一同は自分たちの身に起こる異変に戸惑いながらも、ヒロの一言に救われます。
今回のダリフラ17話は、13部隊に興味を示す9’sがミストルティンにやってきて、ココロの秘密を暴いてしまいます。
そして、ナナの過去や叫竜の姫の登場があり、ミツルとココロの関係性にも進展がありました。
今回は叫竜の姫の考察を中心に行っていき、コドモたちの変化について解説したいと思います。
叫竜の姫、code:001を考察する。
遂に登場した叫竜の姫code:001(cv.釘宮理恵)、本編で彼女が「code:001」であると明言していませんでしたが、エンディングのクレジットにはちゃんと書かれていました。
物語の終盤にかけて、そしてすべての物語のはじまり、根幹に関わる超重要人物だと思しき彼女を紐解く様々な事柄について、まとめながら考察をしていきます。
幼少期のゼロツーの研究
まずはこの研究に関して、物語のなかで明確に説明されていない部分があります。
それは「ゼロツーをどこから連れてきたのか?」という部分です。
ゼロツーは叫竜の血を引いた少女(=人間的要素を持つ者)ですから、ただ叫竜であった彼女を捕獲し研究対象にしたとは考えにくいです。
元々捕えられた(=或いは協力的な)叫竜がいて、それと人間とを掛け合わせた存在がゼロツーであったとするならば。
そのゼロツーを生み出した母親的存在がいるということになります。
だとするならば彼女はcode:002であり、その母のような続柄にある人物こそがcode:001ではないか?という説が浮上します。
なぜcode:001なの?
これにはいくつかの可能性があると思われます。
フランクスそのもの、或いはパラサイトらに必要なのではないか?と筆者が述べてきた叫竜の要素(=黄血球など)、それらの母体だという意味でのcode:001という可能性もあります。
もしくは、彼女もコドモなのではないか?という説もあり得ます。
公式のホームページにも、「コドモは皆コードナンバーで呼ばれる」とあります。
となると、彼女にもひょっとするとパラサイト適正があったりするかも知れません。
仮にそうだとして、同時に搭乗していたステイメンは誰だったのでしょうか。
筆者はフランクス博士がどうやら怪しいと踏み、以下でその理由について述べたいと思います。
フランクス博士と叫竜の姫
そして重要なことの一つですが、どうやらフランクス博士はオトナではないそうです。
ソースは公式発表の雑誌(ニュータイプ6月号)ですが、詳細はご自身で買って読んでみてください。
となるとフランクス博士はコドモ、或いは叫竜であるという可能性しか残されていません。
顔の半分を覆った覆面をよく見ると、なにやらツノのようなものがありますね。
叫竜でなくともこの兆候が表れることはヒロが証明していますね。
出典:ダーリン・イン・ザ・フランキス/5月12日放送/TOKYO MX
とすると、博士は叫竜である。
或いは、叫竜の素養のあるものとフランクスに搭乗した過去があるという説が有力になります。
ということは、ゼロツーはフランクス博士と叫竜の姫との間に生み出された(或いは作られた?)のではないか?
という可能性も出てきました。
とにかく、叫竜の姫女はどちらにしても原点という意味での001がついたものだと推測できます。
9’s(ナインズ)登場とコドモたちの変化
ミツルとココロ、そしてイクノ
9’s登場で加速度的に距離を縮めることになったミツルとココロの描写は今回の話数で重要なポイントの一つですね。
ココロとミツルは共通の秘密である母子手帳を手にした段階で、二人が今後特別な関係にあることは予想していました。
そして今回の話数ではココロの言う「未来に残す」という選択をしたのだろうという描写もありました。
そして気になるのはイクノの反応でした。
冷静、物静かで読書が趣味のイクノのはずが、男女の差異やココロの気持ちに対して、珍しく取り乱しています。
そして終盤で言う「誰にだって、言えないことの一つや二つあるわ」という台詞も意味深ですね。
男女の差異、あるいはココロの選択に反応したところを見受けるに、それらに関することに心当たりがあるのだろうと推測できます。
物語のなかでのモノローグもイクノであり、今回は裏主人公的ポジションにしたいという意図が感じられます。
ナナの過去
ナナの過去シーンと思しきフラッシュバックする光景の一つにこんなものがありました。
出典:ダーリン・イン・ザ・フランキス/5月12日放送/TOKYO MX
これはピスティルと同じ服装に見受けられ、ナナがかつてパラサイトであったことが確定しました。
そして「あの子たちの生活を見たらイライラしてきて」という台詞から、どうやらナナもこの生活(=旧世代的生活)に身に覚えがあるということかも知れません。
また9’sの彼の言う「新しいナナ」というフレーズには、どのような意味が込められているのでしょうか?
彼の言動から推察すると、個体というよりも、思想や思考などの概念としての「ナナ」と呼称している可能性もあり、「ナナ」という別の個体が存在するという意味合いとは考えにくいと思います。
個体や性差、それらに固執しない彼なので、そのように捉えるとするならば、情操や記憶の改変などを指していると思われます。
ダーリン・イン・ザ・フランキス17話の感想
今回の話数で強調されていたのはイクノの扱いだと思いました。
そういえば、キャラクターそれぞれの話のなかに、とりわけイクノがピックアップされた話はありません。
もしかして彼女、ずっと13部隊だった?なんてことはないですかね。
個人的にはここに来てのくぎゅうとあやねるの登場にはビックリしました!
二人の今後の活躍も楽しみです!
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