ダーリン・イン・ザ・フランキス13話の解説&考察!オトナになる条件

ダーリン・イン・ザ・フランキス 赤い鬼と絵本 ダーリン・イン・ザ・フランキス
(C)ダーリン・イン・ザ・フランキス製作委員会
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2クール目に突入しましたね。

引き続き、わたくしメモ用紙が担当いたします。

今後も一緒に解説&考察、ダーリン・イン・ザ・フランキスを楽しんでいきましょう!

今回のダリフラ13話には、ヒロとゼロツーの過去が盛りだくさんですね。

あらゆるピースが出揃い、ようやく彼ら彼女らは対峙すべき敵を見定める頃合いでしょうか。

前回の話は、ゼロツーの検査のため、一同でガーデンを訪れることになった13部隊。

叫竜化の進むゼロツーは、数多の叫竜を倒して人間になるのだと、なかば強引にストレリチアを操ります。

今回の話はその続き、暴走するゼロツーと搭乗中、深い意識の繋がりの中で徐々に蘇る過去の記憶の話。

赤い鬼の少女と特別研究対象であったヒロの邂逅から、その少女との記憶と、彼女がゼロツーであったと思い出すヒロ。

浮上する記憶操作やかつてのゼロツーの仕打ちを受け、いまいる組織に不信感を抱いたに違いありません。

今回はこの記憶操作というワードから、オトナになる条件を考察してみました。

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パラサイトとコドモについて

黄血球のもたらすもの

ガーデン内部、幼少期のシーンにて、泣けないコドモと泣いているイチゴの描写があります。

ダーリン・イン・ザ・フランキス 幼少期のイチゴ
出典:ダーリン・イン・ザ・フランキス/4月7日放送/TOKYO MX

泣けないというよりも、感情を表す喜怒哀楽が欠如している、或いは感受性そのものが後退しているようなコドモたち。

「注射いっぱい打てばいのかな?」

イチゴのこの台詞から察するに、そのコドモは注射(=黄血球の投与)を受けて、それらをなくしてしまったものだと見受けられます。

ネガティブパルスとポジティブパルス

というエネルギー反応のワードは、これらの喜楽と怒哀からきているものだと推察されます。

黄血球を増加させてなお、それらを備え持つ素養のある者、その豊かさこそが、パラサイト適正が高く、また能力値も高いものにするのだと推察できます。

ナンバーの意味するもの

作中で、code:xxxのナンバーが早いほど、パラサイト適正が高いのだというやり取りがあります。

なので、13部隊間で「二けた組」と呼ばれていた人たちは、その分野において長けているということでしょう。

しかしながら、ゼロツーのcode:002を考えるとどうでしょう。

極めてパラサイト適正が高いのは伺えますが、それでも002です。

叫竜の力をもってしても、この上にいるcode:001の存在があるというのはどうでしょう。

code:001の可能性

考えられる可能性を以下の通りにまとめてみました。

1、code:001は不在である。

code:001は永久欠番のようなもの。

いまだかつて現れず、これらから現れる最大の敵になりうる存在に与えられるナンバーだという可能性があります。

彼の地へと赴き、その001の完成こそがAPEの目的なのではないかという考え方もできます。

2、code:001はフランクス博士。

フランクスを作ったその人であるフランクス博士を基準に作られているのだとすれば、この説もありえると思います。

3、code:001は叫竜そのもの。

叫竜の血を引いているゼロツー以上の存在と考えると、その線もありえるのではないかと思えます。

4、code:001はゼロツーのような叫竜の血を引く者。

ナインズを「一桁組」だと仮定すれば、ナインズの誰かなのかも知れないという説です。

以上が考えられる可能性です。

番号が若いほどパラサイト適正が高いとこのタイミングで伝えたのは、ゼロツー以上がいますよ。

というサインの一つでもあると思います。

はじめりの庭/ガーデン

絵本に倣った少女、ゼロツーのダーリン

本編全体をかけて語られる幼少期のゼロツーとヒロとの出会いですが、全てはED(絵本)を参照していただければわかると思います。

はじめて手にした綺麗なもの、その絵本のなかに、ゼロツーが人間になるための手段として取った行動すべてが記されています。

ダーリン・イン・ザ・フランキス 赤い鬼と絵本
出典:ダーリン・イン・ザ・フランキス/4月7日放送/TOKYO MX

作中でもエンディングでも消えているある一部分。

ここに入るワード、これは恐らく「ダーリン」なのだと思います。

ゼロツーの行動や一人称ボクなど、ハチミツ(甘いもの)を舐めるのが好きなのも、すべてヒロから教わったものでした。

そんなヒロが読んでくれた絵本に書かれていた「ダーリン」を、ゼロツーだけは覚えていたのでしょう。

オトナになる条件は記憶の操作?

ヒロが記憶を操作されていることがわかり、ミツルの約束を忘れていた理由が明らかになりました。

その他にもゼロツーに関する記憶などが蘇ったわけですが、記憶の操作という手段が明確になったおかげで、コドモとオトナについての説明が合致する部分が出てきました。

第12話に登場したラボの人間の声を小清水亜美こしみずあみが担当していました。

小清水亜美さんと言えば、ナオミ役だった方です。

ここで敢えて兼ね役として登場しただけなのか、疑問に思った方も多いと思います。

しかし、記憶の操作ができるとわかったこととガーデン内のオトナが顔を覆っているという点を考えると、どうやら怪しい。

ひょっとすると、コドモだった記憶を消されているのではないか?と推察することができます。

ゾロメ回の「会ったことがあるような気がする」というゾロメの台詞と、それを覚えていないオトナという構図も相まって、この説はかなり有力に思えます。

ダーリン・イン・ザ・フランキス13話の感想

記憶操作はやはり行われていましたね。

フランクス博士があんなに研究熱心だったとは…。

皮肉ですけどね!!!

あんなに酷い実験を嬉々として行えるなんて、やはりマッドサイエンティストでした。

しかし、code:777は出てこないんですかね?

撮影の協力にカラーがあるもので、つい意識してしまったのは私だけでしょうか?

次回以降は恐らく、組織への不満が口にする誰かがいてもおかしくないと思います。

見守っていきましょう!

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