アニメガタリズ12話(最終回)の解説&考察!1話に戻った意味と一瞬の画面

アニメガタリズ ED クリスマス サンタコス アニメガタリズ
(C)DMM.futureworks/JY Animation・咲鐘湖学園アニメ研究部
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メリークリスマス!

アニメガタリズも最終回、ジャム君が楽しみにしていたアニメも続々と終わっていってしまいますね。

前回は未乃愛みのあたちの世界がアニメの世界に飲み込まれつつあり、裏切った中野先輩が呼び寄せたのか、森井監督が現れるカオスっぷり!

顔が変わったりバリアを張れたり、世界がとにかくおかしい、というものでした。

最終回となる今回は、30分でそんなカオスな世界を正常化できるのか、楽しみなところです。

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ベレー帽と共に現れる監督

最終回にしてようやく、あの怪しかったベレー帽の力がどんなものであるのか、明らかになってきます。

そのベレー帽は森井ケンシロウ監督の手に渡っているのが判明していたわけなのですが、12話登場早々に消えてしまうことに!

アニメガタリズ 森井ケンシロウ 監督 消える

(C)DMM.futureworks/JY Animation・咲鐘湖学園アニメ研究部


出典:アニメガタリズ/12月24日放送/TOKYO MX

ナレーション「アニメ世界のベレー帽をかぶるこの番組の世界観を私物化しようとした男。
だが…世界を私物化するにはその器はあまりにも……残念だった!
結果彼はアニメからも現実からも拒絶され、存在そのものが消しされられた」

監督・・・何をしに出てきたんだ!(爆)

1話で伏線っぽくベレー帽を拾っていたわけなのですが、前回11話でラスボス風に出てきたくせに、即消えてしまうこの理不尽さ。

このベレー帽は「持った人が消えてしまう」のかと言うと、そんなことはありません

ベレー帽の能力

ベレー帽の力は、ネコ先輩が言っていたとおり「アニメ世界と現実世界を繋ぐ」ものです。

現実世界ではベレー帽をかぶってアニメを作り、アニメ世界ではあれを使ってもらいアニメ世界から自分を使ってもらう、といった繋がりがあると考えられます。

アニメ制作にはアニ研部員も取り組みましたが、多大な時間と費用、また人員を要するのが普通であるため、ネコ先輩は「大いなる力の源」という表現をしたと考えれば自然ですね。

さらにはあのベレー帽にはただのアニメ制作だけでなく、現実世界をアニメ世界で飲み込んでしまうほどの力も有しているため、そのような表現をしたとも考えられます。

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オーロラ先輩がベレー帽に執着した理由

中野先輩(オーロラ先輩)はベレー帽にご執心だったようですが、その理由も最終回でより明確にされていました。

以前から「オーロラ」と呼ぶな、とオーロラと呼ばれることに嫌悪感を抱いていた様子ですが、単純に「名前の設定が気に食わない」のがその理由ですね。

監督がかぶっていた例のベレー帽をかぶれば、森井監督がアニメガタリズの世界観をこんな風にしてしまったように自分の名前くらい変えられると信じているようですが、それは甘いお話だったというのが裏切ったオーロラのオチですね。

一瞬だけ見えた画面の表示は?

12話作中では一瞬だけ見えた「なんでこんなことになったのか」という素朴な疑問に対するネコ先輩の答えがこちら!

アニメガタリズ ネコ先輩 未乃愛 開かずの扉

(C)DMM.futureworks/JY Animation・咲鐘湖学園アニメ研究部


出典:アニメガタリズ/12月24日放送/TOKYO MX

未乃愛「ネコ先輩のせいじゃないですかぁ!」

なんて言ってましたけど、これは双方に問題がありますよね。

比率で言えばアニメ世界の住人で、より慎重に行動しなければならないとわかっているネコ先輩が悪いことには変わりないのでしょうが、興味本位で開けている未乃愛も未乃愛だと思うジャム君です。

ただこの笑いどころと思うような一瞬のシーンなのですが、これは後のシーンでの重要な部分ともなり得ると考えています。

アニメ世界の住人にはベレー帽は使えない

アニメ世界の住人である中野先輩(オーロラ先輩)やネコ先輩には、ベレー帽を使って現実世界をアニメ世界で飲み込ませてしまうようなことはできません。

そこまでひどい使い方でなくとも、そもそもベレー帽の能力自体を利用できないため、普通のベレー帽としての役割しか果たしません。

アニメガタリズ オーロラ 未乃愛

(C)DMM.futureworks/JY Animation・咲鐘湖学園アニメ研究部


出典:アニメガタリズ/12月24日放送/TOKYO MX

本来裏切り者として中野(オーロラ)は未乃愛みのあに絶対にベレー帽を渡してはならないのですが、アニメ世界の住人にはベレー帽が使えない

異常な世界に飲み込まれていない人間が未乃愛しか近くにいない、となれば渡して使ってもらうしかありません。

まあ正直なところ、言いくるめるのもチョロそうですしね。
願いはかないませんでしたが(笑)

飲み込まれる世界の行方

アニメに飲み込まれていく世界を、ベレー帽の力ですんでのところで止めることに成功した未乃愛みのあ

なのですが、その後の生活は「あの事件は何だったんだろうね」というものではなく、1話の時系列から未乃愛の知識は増えたままでリスタートしています。

うん。リゼロでリンガ売りのおっさんの前に戻ってきた感?
未乃愛は生きてたはずですけど。

アニメ飲み込まれそうになった世界と未乃愛たちが今いる世界、果たして同じ世界と言えるのでしょうか?

未乃愛が1話に戻ってきた理由

はっきり言ってチート行為ですよね。
記憶を引き継いで過去に戻っている状態なんですから!

で、未乃愛が1話に戻ってきた理由なのですが、ジャム君は3つ理由を考えています。

みのあの世界と現実世界は別物

さて、ちょっと前に見た画像を思い出してください。

アニメガタリズ ネコ先輩 未乃愛 開かずの扉

(C)DMM.futureworks/
JY Animation・咲鐘湖学園アニメ研究部


出典:アニメガタリズ/12月24日放送/TOKYO MX

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これはネコ先輩のイメージ図で未乃愛に伝えたものだと思われるのですが、「みのあの世界」と書かれているんですよね。

未乃愛にわかりやすく伝えるためそうしたのかもしれませんが、決して「現実世界」とは書いていないんです。

つまり今まで中野(オーロラ)や森井監督が出てきていたアニメガタリズの世界は「未乃愛が作り出したアニメ世界の一部」と考えることもできるのです。

今のみのあの世界が崩壊してしまい現実世界に引き戻されたため、記憶を引き継いで1話の時系列に戻ったと考えれば筋は通ります。

ネコ先輩とオーロラからのクリスマスプレゼント

アニメガタリズ12話が放送されたのは12月24日。

最終回へのプレゼントという意味も込め、クリスマスプレゼントを贈ってくれたと考えることもできます。

リアルな季節感で語れば、ですけど。

部長の引き継ぎの話時期アニメ何を見るかという話も出ていましたので、同じような時期である可能性もありますが、明確に「今日は何日か」までは描かれていません。

よってクリスマスプレゼントがジャストに贈られてくるという線はちょっと薄いですが、ちょっとしたプレゼントという可能性はあるかもしれませんね。

中野は、オーロラよりも驚くような名前にされていましたが(爆)

一応、エンディングの企画の中にもドゲザエモンとして名前が挙がっていました。

採用されなくてよかったね、オーロラ!

これも監督の陰謀

あまり考えたくないものなのですが、出オチですぐ消えてしまった森井監督の陰謀で、またアニメ世界に飛ばされているのが未乃愛なんじゃないかと。

おっと、アニメガタリズ自体アニメだし…とかいうツッコミはなしですよ!

1話の時系列に戻っても未乃愛は何の不思議も感じていなそうでしたし、部室にネコ先輩の代わりとも言えるような新キャラがいても、何の紹介もなく驚く素振りもなく12話は終わってしまいました。

ということは・・・

またどこかからベレー帽が出ていってしまい、良からぬことを企んでしまった監督がいても、何の不思議もありませんね。

次週?

メリークリスマス!

というネコ先輩のお言葉で始まったエンディングトーク。

みんなクリスマスバージョンの衣装で可愛いですね~。

アニメガタリズ ED クリスマス サンタコス

(C)DMM.futureworks/JY Animation・咲鐘湖学園アニメ研究部


出典:アニメガタリズ/12月24日放送/TOKYO MX

で、ネコ先輩のお言葉が次週って!!

来週やるんですか?
マジですか!!!?

今までは一応次回予告のシーンだったはずなのですが、それには触れられていないんですよね。

やるとしたら総集編か後日談?
でもネコ先輩の冗談の可能性も・・・

次週はやらないと思われる

次週もやるような雰囲気を見せていたネコ先輩のお言葉ですが、ジャム君の予想では次週の放送はありません

テレビ欄でも「終」マークが打たれているので、アニメガタリズ13話としてのお話にはならないんじゃないかと思っています。

やるとしたら総集編のような立ち位置のお話か、監督がちょっとしか出ていなかったので監督が出しゃばってきているお笑い要素の強いガタリズが見られるのではないでしょうか。

コメントをいただいたため追記 12/25

アニメガタリズ ED クリスマス サンタコス テロップ

(C)DMM.futureworks/
JY Animation・咲鐘湖学園アニメ研究部


出典:アニメガタリズ/12月24日放送/TOKYO MX

クリックで拡大

また終わる直前に「ご視聴ありがとうございました」と出てくるんですよね。

これもフェイクでガタリズ的に何か来週仕掛けてくる可能性もあるのですが、大晦日ですからねぇ。
大人の事情で難しいかも?

やるとしたらネットの海だけに流れてくる何かかもしれません。

追記ここまで

今期アニメであったこと

今期のアニメだと、「もう最終回なの?」というのがネト充のススメでありました。

ただそのアニメでも10話が最終回だったのですが、その後に放送されたのは総集編に近いものです。

とすると、12話まで放送されたアニメガタリズで13話構成にするとしても、最後は大晦日12月31日放送になってしまいます。

それにさすがにギリギリまで作っているとは考えたくないですが、制作現場から考えても総集編がいいところなのかな、というのがやはりジャム君の考えですかね。

あ、でもアニメガタリズのイベントは控えていますので、それはまた別のお話ですかね。

アニメは2期に期待したいところです。

アニメガタリズ12話(最終回)の感想

アニメガタリズも終わってしまうと、いよいよ寂しさが本格化しますね。

次期アニメは何を見るか、本格的に決めないとマズい時期ですよ!

ただ本当に最終回なのか、ネコ先輩の冗談ではなく何か隠し玉があるのかはお楽しみでもあるので、冬アニメの情報とともにアニメガタリズの情報もこまめにチェックですね!

【2018年】冬アニメ発信予定発表!解説&考察&感想記事にご期待を
まだ2017年の秋アニメが放送中ではありますが、来期放送となる2018年の冬アニメで取り扱う予定の記事が決定してきております。 追加や変更となる可能性もありますが、アニメティップ情報館で1話から取り扱うアニメは以下のものです。 解説や考察、...

一応冬アニメ、本ブログで扱う予定の作品は、随時更新していっております。

でもオーロラ先輩の名前にドゲザエモンって、急に言われたとはいえ、もう少しマシな名前は思いつかなかったんですかねぇ。

さすがに可哀想すぎるぞと思ったジャム君でした。

コメント

  1. とおりすがり より:

    ニコ生で見ていた時は、エンディングトークのイラスト右下に「ご視聴ありがとうございました」と書かれていたので(ガタリズのフォントで)、間違いなくネタだと思っていたのですが
    後で他のサイトなどを見ていたらその文字がないんですよね
    見間違えたのかなー

    • ジャム君 より:

      コメントありがとうございます!

      サイトでは利用していなのですが、ネコ先輩の周りをサンタコスで囲んでいるところですよね。
      ご視聴
      ありがとうございました

      と2行に分かれて右下に入っていますので、見間違えではないですよ!

      わかりやすいよう修正させていただきました!

      それもあるので次週はネタだと思いたいのですが、ガタリズ的に大晦日の特番を飲み込んできたり、ネットの海だけで放送をしたり、なんてこともあるかもしれませんね。

  2. 匿名 より:

    「来週は『行く年来る年』」って言ってたでしょ。
    大晦日の民放特番知らないの?
    リテラシー低すぎ。

    • ジャム君 より:

      コメントありがとうございます。
      大晦日の民放特番ですか、チェックが足りず申し訳ありません。

      ただ「ゆく年くる年」ネタに関してはNHKのものをTOKYO MXが流すとも思えず、「年末にもやるよ?(ネタ)」だと受け取っていました。
      実際TOKYO MXでは同時間にFateの大晦日特番があるようですので、12話で最終回の2期待ちかな~と思っております。
      「くる年」にもかかってきますからね!

      また何か至らぬ点がありましたら、ツッコミでもお待ちしております。

  3. 岩田秋 より:

    最後の唯のウインクの意味は分かりますか?
    私はいま考え中です。

    • ジャム君 より:

      唯の行動を見返してみると、
      1話「ハードル」、2話「準備運動」、3話「高跳び」、4話「クラウチングスタート」、5話「見えそうで見えない」、6話「お風呂で笑顔」、7話「膝の裏」、8話「かけ声」、9話「ズルして高跳びetc…出番多数」、10話「OP乗っ取り」、11話「唯ッチング」、12話「ウインク」
      といった感じで、唯の行動はアニメ本編の展開や状況、アニメ研究部の活動内容や未乃愛が気づきつつあるオカシサを暗示しているような気がします。

      最後に出てきたウインクは、多くがアバンに出番を用意されている唯にとって締めの舞台というのもあり、アニ研がもとどおり、ごくふつうの世界に戻れて「よかったね」ということをいいたい気がしますね。
      合っているかはわかりませんが・・・

      最後の最後に出てきて、「黒幕は実はワタシ」的なウインクだったら、なんだか怖いです^^;

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