さてさて、ひぐらしのなく頃に業10話 祟騙し編 其の弐の考察開幕だぞッ!!
前回は、北条鉄平の魔の手にかかり、沙都子が家に連れ戻されていたわ、悟史の話でレナが妙に暗くなるわ、「これぞひぐらし!」というような展開で幕を下ろしました。
祟騙し編2話となる、ひぐらしのなく頃に業10話では、祟殺し編のような沙都子の壊れっぷりが展開。
このまま沙都子の心は壊れてしまうのか、ひぐらし業では回避できるのか、いまこそ記憶を持ったままだと自称する梨花ちゃんの出番なのではないでしょうか。
これまでのカケラを思い出す手助けになればよいのです。
この祟騙し編がどう展開するのか、またこれまでの時系列も思い出してもらいつつ、ひぐらしのなく頃に業10話の考察も、ジャム君とともに元気に行ってみましょう!
沙都子は元気じゃないですけどね……
沙都子は雛見沢症候群を発症するのか
祟騙し編で気になるのは、やはり「沙都子の雛見沢症候群発症の有無」です。
ひぐらしのなく頃に業10話を見る限りだと、だいぶ祟殺し編に近い展開を見せていましたので、非常に危うい立場にいそうです。
ただ、ジャム君の考察では、ひぐらし業に出てきた祟騙し編に限っていうのであれば、沙都子は雛見沢症候群を発症しないと考えています。
鬼騙し編・綿騙し編でも発症者は微妙だった
ひぐらし業でこれまでに放送された、「鬼騙し編」「綿騙し編」どちらを見ても、正直雛見沢症候群発症者は本当にいたのか、疑わしいレベルです。
前回の考察でも触れたのですが、もしかすると「ひぐらし業に出てくる世界には雛見沢症候群がない」説まであるほどです。
あくまでも仮説の一つだよね。よね。
あくまでも仮説の一つに過ぎないわけですが、鬼騙し編では圭一とレナどちらが雛見沢症候群発症者だったのか微妙なラインでしたし、綿騙し編ではどこからどこまで入れ替わりで真実だったのかすら怪しい雰囲気でした。
もちろん、雛見沢症候群をしっかりと発症しており、ひぐらしのなく頃に業10話のアバンに出てきた圭一の夢のように、北条鉄平をバットで殴り殺してしまう未来が待っているかもしれません。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/12月3日放送/TOKYO MX
「オヤシロさまの祟り」という言葉は、たびたび出てきていますが、「雛見沢症候群」についてはまだ監督(入江)の口からも聞けていませんし、やはり入江機関すら存在しない雛見沢が、ひぐらし業の世界(カケラ)として選択されている可能性は出てきています。
死体…上手に埋められた?…
北条鉄平の死体を埋めたはずの圭一が「死体…上手に埋められた?…」と鷹野さんに聞かれてしまうのが、祟殺し編でした。
ですが、現時点では、まだ圭一は鉄平を殺したいほど憎んではいません。
知恵先生が家庭訪問して、時間稼ぎになっていますしね。暴走を止めるストッパー役にもなるでしょう。
\ウンウン唸っとるんね/
出典:ひぐらしのなく頃に 業/12月3日放送/TOKYO MX
あからさまな嘘でごまかそうとし、知恵先生を追い返した鉄平でしたが、知恵先生のような「まともな大人」ならば、沙都子が虐待を受けている可能性も十分に考えているはずです。
児童相談所に通報しても、沙都子が助けを求めなかった(求められなかった)のは、計算外だったのかもしれませんけど。
祟騙し編3話以降で、鷹野さんに「死体…上手に埋められた?…」なんて聞かれるようだと、沙都子だけじゃなく圭一も危うくなりそうです。
今のところ救いなのが、まだ圭一と鷹野さんが、直接会話しているシーンが出ていないことでしょうか。
会話する機会がなければ、鷹野さんを見てもあまり覚えていないような顔で、大した反応はできませんからね。
沙都子は雛見沢症候群発症しないのが濃厚!?
ひぐらしのなく頃に業10話を見ての感想でもあるのですが、沙都子は雛見沢症候群を発症しないのではないかと思ってしまう言動があります。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/12月3日放送/TOKYO MX
ひぐらし業10話のラストこそ、沙都子はパニックになり、「助けてにーにー」とまで叫びだすほどでしたが、これは祟騙し編も祟殺し編も大差ありません。
語弊を恐れず言うならば、祟殺し編をしていた以前の「ひぐらしのなく頃に」の世界のほうが、沙都子の嘔吐が激しかったような?
そんなはしたなくは、ありませんですことよ!
まあ冗談はおいておいて、沙都子が圭一と距離をとった方法に違いがあります。
祟騙し編では、圭一の手を自分の手で払っただけでしたが、祟殺し編では上級生の圭一を思いっきり突き飛ばしていました。
レナパンでも食らったかのような、吹っ飛び方でしたよ?
パワー的に劣っているため、現状ではまだ不完全ながら肉体の制御はできていると考えられ、火事場の馬鹿力を発揮するほどでもないということです。
自分を完全には見失っていませんので、雛見沢症候群発症の度合いや可能性は、より低そうな状況になっています。
我を忘れて「にーにー」に助けを求めてしまっていますが、一時的なパニック状態なだけで、実際には雛見沢症候群と無関係の可能性が高い気がしています。
雛見沢症候群抑制の注射もない
沙都子は以前の世界(カケラ)では、軽度の雛見沢症候群を発症しており、重症化しないようにするため、毎日注射を欠かさないようにしていました。
祟騙し編のもとになっていそう(なったとは言わない)な祟殺し編の話ではありませんが。
この世界でも、鉄平に連れて行かれ、注射を打たなかったがために、重症化してしまったと記憶しています。
梨花ちゃんは、記憶を持ったままカケラを渡っているという話でしたので、それが真実ならば、そのような世界があったことも知っているはずであり、注射で雛見沢症候群を抑制するシーンがないということは、雛見沢症候群も存在していないか、沙都子がすでに雛見沢症候群を発症していると監督(入江)や梨花に認識されていることもないのでしょう。
Pひぐらしのなく頃に 廻にもそれらしい要素はない
Pひぐらしのなく頃に 廻というパチンコ台があるのはご存知でしたか?
「雅」というオリジナルキャラも出てくるパチンコなのですが、ひぐらしのなく頃にのパチンコシリーズ物で、絵柄は「ひぐらし業」や「ひぐらしのなく頃に礼」などに近くなっていますが、中身としては「ひぐらしのなく頃に」がほぼそのままです。
大当たり中のかくれんぼ(真・身隠しモード)あたりは、ちょっとリングっぽいホラー演出ですけど。
Pひぐらしのなく頃に 廻じゃなくても、今までのパチンコになった、ひぐらしのなく頃にシリーズを打ったことがある方ならば、だいたい分かる雰囲気です。
基本は「ひぐらしのなく頃に」をベースにしたストーリー展開、本来は話が進むはずなのに、ハズレを演出するために話が止まってしまう、なんてちょっと違った世界(カケラ)も見ることができます。
基本が「ひぐらしのなく頃に」ですので、いくらオリジナルキャラの「雅」がいるとは言っても、「ひぐらしのなく頃に業」の世界観までは取り込んでいないようです。
ただ!
面白いから、パチンコ屋さんに入れる年齢で、お財布にと時間に余裕があったら、ぜひ打ってみて!
ジャム君は、いっぱい負けてます(爆)
Pひぐらしのなく頃に 廻だと、ひぐらし業のことには触れられていないと考えられるので、考察の足しにはならないかもしれません。
また、パチスロひぐらしのなく頃に祭2というのも、デビュー予定です。
まだ情報が出揃っていませんが、こちらも「ひぐらしのなく頃に業」ではなく「ひぐらしのなく頃に(解)」そのものをベースにしているようですので、ヒントにはならないかもしれませんね。
その代わりにと言ってはなんですが、まだ1期のひぐらしのなく頃になど未見の方や、ひぐらしのなく頃に業を見逃してしまった方は、見逃し配信サイトで何度も見返すことで、なにかヒントが掴めるかもしれません。
ヒントを掴んでよさそうな考察が浮かんだら、ぜひともコメントで教えてくださいね!
沙都子への虐待は行われているのか
なんだか、北条鉄平は悪者として話が進んでいましたが、ここで逆転の発想。
前は噂されていたように、沙都子や悟史を虐待していたのかもしれませんが、現在の鉄平(祟殺し編時点の鉄平)も虐待しているとは限りません。
知恵先生を嘘をついて追い返したように見えた鉄平でしたが、登校した沙都子も「風邪」と言っていたように、実際に風邪でウンウン唸っていたことを否定する要素は出ていないでしょう。
北条鉄平はいい人説
沙都子の様子を見に行くため、沙都子の家に家庭訪問した知恵先生でしたが、鉄平にはあしらわれて追い返されたように見えました。
ですが、これまでの鉄平と言えば、沙都子の家に友人を連れ込み、自分は呑気に麻雀をしながら酒やツマミを買い出しに行かせるクズ。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/12月3日放送/TOKYO MX
それなのに、ひぐらしのなく頃に業10話では、知恵先生の家庭訪問に、一応とは言え顔を出すことをしていましたし、追い返したあとに見える沙都子の家の周りには、鉄平のバイクと知恵先生の自転車しか乗り物がありません。
もし麻雀仲間でも来ており遊び呆けているのであれば、その友人たちの自転車やバイクがあってしかるべきでしょう。
そんなものもなく、「沙都子は風邪だ、明日行けるかは明日にならないとわからない」という発言は本音であり、子育てが単純にヘタで学校への連絡を入れ忘れていたり、沙都子に一晩中つきっきりで看病していて疲れていたがために、イライラしていただけだったりしたのかもしれません。
実際、風邪を引いたら、「明日来られるのか」なんて聞かれても、明日になって体調を見なければわかりません。
圭一に頭を撫でられそうになってパニックに陥るほどひどい状況だったのならば、より「明日にならないとわからない」と発言するしかなくなります。
魅音の言葉や、これまでの経緯から、「北条鉄平は悪者」という風潮があるのは確かですが、改心して「いい叔父さん」になろうとしているかもしれませんよ。
それこそ、崖から転落してしまった義理の父親みたいにね……
買い出しもクズ的行動でないとしたら?
今回、沙都子にさせていた買い出しも、鉄平のクズ的な行動ではなく、必要な買い出しで、学校より優先させたもしくは学校のことを忘れてしまっていたとしたらどうでしょう。
子育てなど、いきなりできるようなものではありません。
しかも、沙都子も年頃の女の子。男の鉄平では、扱いにも困りがちでしょう。
そこで、まずは自分のペースで手伝いを頼んでみて、大変そうだったら手を引くつもりが、沙都子がそんな鉄平の優しさに辛いとは言い出せず風邪でぶっ倒れ、しまいにはパニックに陥るほどひどい状況になってしまった可能性だってあります。
出典:ひぐらしのなく頃に 業/12月3日放送/TOKYO MX
にーにー(悟史)が帰ってきたときに、立派になったと思ってもらうために、ついつい鉄平は大変ではないかと聞いているのに我慢をしてしまった結果かもしれませんしね。
これまでのひぐらしシリーズで、クズエピソードが多すぎる北条鉄平ですが、善人として見ようとすると、意外とひぐらし業の世界ならばあり得そうな展開ではないでしょうか。
ひぐらしのなく頃に業10話の感想
ひぐらしのなく頃に業10話では、祟殺し編と同じく沙都子のパニック展開で終焉でしたが、もっと嘔吐物がリアルになってるか、このすば風にキラキラ光りまくってるかと思ってたよ!
ガッカリだよ!
まあ、そんなところに力を入れるなら、もっとかわいい梨花ちゃんとかに登場してもらいたいですけど。
しかし、アバンに出てきた圭一の夢は、なかなか物騒ですね。
本当にならなければいいですが。悪人として知っていると気持ち悪いけど、善人な鉄平であってほしい!
虐待なんかに走らず、財産も奪ったりせず、平和に一緒に暮らそうというのであれば、温厚な間宮リナも加わっていい家族になれそうなんだけどなぁ。
でも、そんな鉄平たちより、梨花ちゃんと一緒に暮らすのを選ぶかな?
それとも、やっぱり家族団らんを選ぶのかな?
ひぐらしのオチとしては弱い気がしますが、そんなIFストーリーも見てみたいので、鉄平には本気で優しくあってもらいたいものです。
結果はどうなるのか、次回の放送とともに、皆さまからの考察もお待ちしています!
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