蛭魅と菱形幹比古との関係が非常に気になる前回に続く、TVアニメとある科学の一方通行8話!
とある科学の一方通行8話は、蛭魅たちの昔話でしたね。
脱ぎ女ネタが出てきたのも、なんだか懐かしい感じ。
脱ぎ女ネタは、とある科学の超電磁砲4話に出てくる、木山春生とおんなじ。
エステルってそこまで常識が……
なんて笑いどころもありつつ、エステルが
なにを話そうか、ジャム君も迷ってしまうところですねぇ。
恐怖「脱ぎ女」ネタ再来
佐天さんが話していた都市伝説の脱ぎ女ネタが、とある科学の一方通行8話に再来!
ただ、世間知らずなエステルに対する
脱ぎ女には強制的に着せるのが効果的?
脱ぎ女になってしまったエステルに対し、実にあざやかな対応をした蛭魅が取った行動は、服を強制的に着せることでした。
出典:とある科学の一方通行/8月31日放送/TOKYO MX
『ちょっとエステルっち! 何してんの? あんたは伝説の脱ぎ女か!!』
この2人のやり取りに、笑いをこらえきれなかった方も多いでしょう。
脱ぎ女には、強制的に服を着せるのが、効果的な撃退方法なのでしょうか……
この脱ぎ女のくだりは、木山春生先生と御坂美琴や上条当麻たちとのやり取りを見ていないと笑えないので、無料期間を使ってとある科学の超電磁砲4話を確認してみるといいですよ!
脱ぎ女を激写しようとしていた3人組
そんなエステルの脱ぎ女っぷりを見ていた3人組。
結局、都市伝説の女とは違うと落胆していましたが、どこかで見覚えないでしょうか?
そうです。とある科学の一方通行1話に出てきた、
出典:とある科学の一方通行/8月31日放送/TOKYO MX
1話ではあんなにワルに染まっていましたが、8話の時点ではまだごくふつうの学生やってる感じですね。
もしかすると、今後蛭魅の策略で、この3名も悪の道に進むことになってしまうのかもしれませんね。
檮杌(とうこつ)とは
前回は出てこなかったお札ですが、とある科学の一方通行8話では
もっとも、そのお札は、
出典:とある科学の一方通行/8月31日放送/TOKYO MX
この檮杌は
残り3体は8話のアニメ中にも出てきたとおり、窮奇・渾沌・饕餮です。
窮奇、渾沌、饕餮、そして檮杌は、エステルが代々受け継いでいる
すると残りの檮杌は、やはり蛭魅に取り憑いているのか?
それとも別の事柄が考えられるのかは、後述することにしましょう。
現実世界の檮杌
現実世界の檮杌は、次のように解釈されています。
檮杌(とうこつ)とは中国神話に登場する怪物の一つ。四凶の一つとされる。
虎に似た体に人の頭を持っており、猪のような長い牙と、長い尻尾を持っている。
尊大かつ頑固な性格で、荒野の中を好き勝手に暴れ回り、戦う時は退却することを知らずに死ぬまで戦う。
参照:Wikipedia | 檮コツ
これを考えると、「尊大かつ頑固な性格」というのは現実世界の檮杌とアニメに出てきた檮杌は同一に見えます。
また「戦う時は退却することを知らずに死ぬまで戦う」となると、檮杌が蛭魅の体を支配しているのであれば、依代となる蛭魅の体が壊れようとも戦うことをやめないということになるのでしょう。
現実とアニメの設定が同じならば、檮杌が中国神話に登場する怪物だということは、エステルの家系には中国の血筋も混じっているということになるのでしょうか。
パツキン美女なのに?
かなり前のご先祖様が中国系で、今はぜんぜん違う血筋がほとんどということならば、ローゼンタール家が死霊術師として代々受け継いでいる四凶の符も、持っていて当然の一品なのかもしれませんね。
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蛭魅(ヒルミ)の問いの答えは?
TVアニメとある科学の一方通行8話ラストに出てきた、クイズのような問いかけ。
エステルの手から消えていた檮杌の四凶の符が使われたタイミングはいつだったのか、というお話。
出典:とある科学の一方通行/8月31日放送/TOKYO MX
これこそ、とある科学の一方通行8話最大の謎かつ、アクセラレータが出てくる時系列でも問題となってくる部分でしょう。
四凶の符が使われたタイミングは?
その理由として挙げられるのが、
出典:とある科学の一方通行/8月31日放送/TOKYO MX
「うちをレベル6にして」というのが、蛭魅の遺言です。
檮杌の四凶の符をまだ使ってないのに、いくら体に限界が来ているからと言って、「レベル6にして」と言い残して洗浄槽に浮かんでいるとは考えにくくなってきます。
だって、蛭魅はエステルが死霊術師だと知らないんですから。
さらに、友情の花言葉を持つミモザの花とともに、メッセージは残されていました。
「うちに何かあったら、うちのために何かして」という蛭魅とエステルの約束を、第14学区の純喫茶ミモザで行っています。
だからこそ、あえてビデオメッセージの中にも、保存用洗浄槽の中にも、ミモザの花を入れておいたのでしょう。
エステルだけに伝わる秘密の約束ということですね。
ですが、
それでもいいんです、だって蛭魅の心臓は停止しましたから。
そもそも、研究機材Lタイプは肉体を詰めているだけで、自分が死んでから勝手に動いて四凶の符を使うことはできませんし、擬似魂魄の檮杌を生きている間にどうにかして自分のものにしておかないと、ミモザの花を使ったメッセージを残すことができないでしょう。
だからこそ、檮杌の四凶の符が使われたのは、蛭魅が死ぬ前だと考えられるわけです。
まあ、違うかもしれませんけど……
とある科学の一方通行8話の感想
レベル6は誰でも簡単になれる時代が来る、なんて悪どいながらも妹には甘々な研究をしていたのが判明したTVアニメとある科学の一方通行8話。
もし、菱形幹比古が蛭魅の心臓を止めずに腐敗を止める手段を講じられていたら、事態は一変していたような気がしますね。
蛭魅がレベル6に固執するのは、兄をそこまでして喜ばせたいからだったりするんでしょうか。
幹比古なんて裏山……いや、酷いやつなんだ!!
なかなか考察も難しい回に感じましたが、蛭魅とエステルの友情や昔の関係を知るには、欠かすことのできない回になりそうですね。
TVアニメとある科学の一方通行やこれまでのとあるシリーズの見逃し配信も活用しながら、見落としている重要ポイントを毎回確認していきたいですね。
それでは、来週アクセラレータがいる時系列に戻って事件が解決するのか、期待して待っていましょう!
コメント
蛭魅がレベル6に固執するのは、兄をそこまでして喜ばせたいからだったりするんでしょうか。
とおっしゃられてますが、単純に病気で死期が迫っていて死にたくないからではないでしょうか??(まあ死んだらもちろん兄を悲しませるので悲しませないらめでもありますが)「レベル6に不死の能力でもないかな〜って…2年じゃ遅すぎるよ。」的な感じのことを言っていた気がします。
あと兄もヒルミの実験を急いでいないことから兄を喜ばせる=レベル6になるではなかった気がします。単なる考察です!
確かに!
ぱきさんの考察も一理ありますね。
「核でも死なない第一位、さらにその先にあるレベル6。そいつが不死身の能力でもくれたらにゃ~とでも思ってたんだけど…。2年は遠い、遠いよ~。」
要は、レベル6で不死身の能力が授からないか、ということですね。
もしレベル6に到達したら不死身の能力が与えられるのならば、病気のことを隠していても、問題にはならなかったでしょうしね。
ただ幹比古が蛭魅の実験を急いでいなかったのは、かき集めてきた実験体と違って、実の妹をモルモットにするくらいなら、レベル6に誰でも簡単になれる時代が来てから進化させてもいいと考えていたのかもしれません。
現に、ガードマンとともに現れた研究員に「ついに蛭魅ちゃんで実験を進める覚悟を決めたんだな」という歓喜に反し、研究所から、学園都市からですら逃げ出そうとしていましたからね。
まあ、前回までに学園都市内でアクセラレータと対峙することとなったのですから、マッドな感じになっていったのは、妹を失い「どうにでもなれ」感があったのかもしれませんね。
次回に解説編が入るのかも、ちょっと楽しみだったりします。