「とある科学の一方通行6話の時間だぜェ！」
というアクセラレータのお言葉もいただいたところで、TVアニメとある科学の一方通行6話、今週もジャム君とともに楽しんでいきましょう！
黄泉川が大ジャンプでDA兵を追い詰めていった前回、ジャム君はOPとEDの考察もさせてもらいました。
ちなみに動画付きです。
個人的には曲は「Shadow is the Light」が流れるOP、映像的には「Parole」が流れるEDが好みなのですが、皆さまはいかがでしょう。
黄泉川はミサカ
そしてとある科学の一方通行6話では、変態のナルたち統括理事会の始末屋・
アクセラレータがミサカ妹を助ける前に、暗部にやられてしまわないかも不安なところではありましたけど。
さてさて、そろそろ本題に移りましょうかね。
始末屋・スカベンジャーが先生を恨む理由
統括理事会から依頼を受けDA兵殲滅をしに来ていた4人組の始末屋・
TVアニメとある科学の一方通行6話の中でも、スカベンジャーが先生を恨む理由は話されていましたが、ここで復習しておきましょう。
学園都市の現状を憂いている
始末屋・スカベンジャーは、4人とも「先生を殺せる」と、ミサカ 一〇〇四六号やエステル・ローゼンタール、禍斗を守る黄泉川を敵視していました。
その理由が、「学園都市をちゃんと管理できない、先生（大人）が悪い」ということです。
(C)2018 鎌池和馬／山路新／ＫＡＤＯＫＡＷＡ／PROJECT-ACCELERATOR
出典：とある科学の一方通行/8月17日放送/TOKYO MX
自分たちが始末屋として働くのもそうでしょうし、DA兵のような組織がいるのもそうでしょうし、統括理事会が私利私欲でも動いているのも含まれているでしょう。
それらの先生（大人）が学園都市の現状を生んでいる諸悪の根源であり、全員ペシッとして総入れ替えすれば、少しは学園都市も住心地がよくなると考えているのがスカベンジャーと言えると考えられます。
とくに先生で言うところの教頭や校長、統括理事会メンバーやそのトップに君臨するアレイスター＝クロウリーを入れ替えしたいと考えているようですね。
DA兵殲滅任務は統括理事会からのもの
ここで忘れてはならないのが、もともと始末屋・スカベンジャーに依頼をしたのは、統括理事会メンバーの一人、
スカベンジャーの活動費は亡本以外からも依頼があれば出ていたでしょうが、あそこまで大暴れするとなると、アンチスキルなり統括理事会なり、バックに権力ある先生（大人）がいないと、暗部として成り立たないでしょう。
(C)2018 鎌池和馬／山路新／ＫＡＤＯＫＡＷＡ／PROJECT-ACCELERATOR
出典：とある科学の一方通行/8月3日放送/TOKYO MX
実際、4話に出てきた亡本と電話をしている女性研究員のシーンで、こんな会話をしていました。
「いいんですか？ 毎度のことですが、一度世に放ったらもうどうにもできませんよ」
つまり、亡本からの依頼は、この研究所へ複数回行われていたことになります。
彼女たちは諸悪の根源である先生を恨んではいましたが、仮にその先生を全員ペシッとしてしまったら仕事がなくなり、たちまち解散です。
「学園都市が住みやすくなればそれでいい」という考えなのかもしれませんけど。
報酬に興味がないわけでなく、むしろボーナスや任務失敗時の違約金まで気にしていましたので、諸悪の根源であろうと仕事をくれる先生は気軽にペチッとできないことでしょう。
始末屋・スカベンジャーメンバーの能力は？
4人組の始末屋・
アニメだけでなく、原作も読んでいる方は、ニヤニヤしながら読んでいただいても、コメントいただいても構いませんよ（笑）
リーダー
リーダーはとある科学の一方通行4話で能力を発揮していたとおりで、攻撃向きには見えませんね。
(C)2018 鎌池和馬／山路新／ＫＡＤＯＫＡＷＡ／PROJECT-ACCELERATOR
出典：とある科学の一方通行/8月3日放送/TOKYO MX
リーダーが使っていたのは、このときにはDA兵を追跡している能力と思われる、劣化版AIMストーカーだと考えています。
ただAIMストーカーと違うのは、前にも考察している点がありますが、
- AIM拡散力場を発生させる能力者限定ではない
- 一度対象の近くに行く必要はない
- AIMストーカーよりは捜索範囲が狭く世界中には及ばない
- 空を覆う目で捜索対象に気づかれる恐れがある
こんな感じではないでしょうか。
DA兵のような非能力者を相手にするのであれば、AIMストーカーより使い勝手がよさそうですが、全体的な能力としてはやはり、劣化版AIMストーカーである感じが否めません。
まあ、滝壺は副作用モリモリの
清ヶ（せいけ）
清ヶは前回DA兵の兵器・タランチュラを弄んでいたとおりです。
(C)2018 鎌池和馬／山路新／ＫＡＤＯＫＡＷＡ／PROJECT-ACCELERATOR
出典：とある科学の一方通行/8月10日放送/TOKYO MX
清ヶは自ら能力をバラしていたとおり、摩擦係数の制御を行う能力者ですね。
摩擦係数とは
摩擦とは物体の動きに逆らうように働く力のことです。
摩擦係数とは「滑りにくさを表した係数」であり、値が大きい程、滑りにくいことを表しています。
摩擦係数は摩擦力を接触面に作用する垂直抗力で割った無次元量（μ=F／N）で求めることができ、摩擦試験機で測定が可能です。
参照：摩擦力と摩擦係数
摩擦の考え方は、アクセラレータが持つベクトル変換に通じるところもあります。
DA兵が使っていたタランチュラが前に進めなかったのも、タランチュラが前に進もうとする力よりも強い摩擦力で抵抗を生み出していたからです。
摩擦係数がゼロになると、タランチュラのように通常ならば制御が不能になりますが、あらゆるベクトルを操作できるアクセラレータには無意味でしたね。
例えば、氷の上って滑りやすいでしょ？
あれは氷の摩擦係数が低いための現象で、想定よりも小さな力で動く上に静止もしにくいため起こる現象です。
そのため清ヶが摩擦係数ゼロにしてしまうと、ふつうならば、単純に立っていることすら難しいことになります。
アクセラレータはベクトル操作で、静止力を得ることもできるため、清ヶが摩擦係数をゼロにしたところで無意味だったのですね。
ナル
変態…もといナルも清ヶと同じく前回能力を発揮していましたが、変身シーンと黄泉川との対立が印象的でした。
とある科学の一方通行6話では、まともに活躍してくれています。
(C)2018 鎌池和馬／山路新／ＫＡＤＯＫＡＷＡ／PROJECT-ACCELERATOR
出典：とある科学の一方通行/8月10日放送/TOKYO MX
ナルの能力は、紙を媒介としたサイコキネシスです。
とある科学の一方通行6話ではエステル・ローゼンタールが、土を媒介としたサイコキネシスを見せていましたが、属性の違いみたいなものでしょうかね。
そこらじゅうを掘っていた掘削機バージョンにも変形させることができ、ぬいぐるみ型の防壁も築いているため、ナルはスカベンジャーの中でも攻撃役として適任と言えそうです。
薬丸
最後に薬丸は、今回ようやくまともに能力を使うシーンが見られました。
(C)2018 鎌池和馬／山路新／ＫＡＤＯＫＡＷＡ／PROJECT-ACCELERATOR
出典：とある科学の一方通行/8月17日放送/TOKYO MX
DA兵にかけていたのは、マイナス269度に達する液体ヘリウムであろうもので、DA兵を凍らせ粉々にする恐ろしさ。
まあ、アクセラレータに4,000度に達するリキッドテルミット反応を使いましたが、そりゃまあアニメに出てきたようにベクトル操作されてしまいますのでダメでしょうね。
ただアクセラレータも酸欠にはなるようですので、密閉空間で不意を突き強火でじっくりいたぶることができたならば、もう少しは感心される悪党になれたかもしれませんね。
そんな薬丸の能力は言及されていたわけではありませんが、液体作成ではないでしょうか。
液体ヘリウムを例に挙げると、ヘリウムを相当冷やしてあげないと、液体として得ることはできません。
またリキッドテルミット反応を使った方では、相当な高温で酸化鉄とアルミニウムをそれぞれ液体化し、混ぜ合わせたボールを投げなければならず、簡単に液体を手にすることはできないはずです。
ということは、薬丸の能力は、物体から液体を作成することなのではないかと考えられます。
アクセラレータ先生にやられるスカベンジャー
TVアニメとある科学の一方通行6話にきて、おちゃめな心でも湧いたのか、先生と名乗ることにしたアクセラレータに全滅させられていた
悪党になりきれなかったやつには、ただのデコピンで済ませたのに、しっかり悪党をしている薬丸には容赦ないデコピン！
(C)2018 鎌池和馬／山路新／ＫＡＤＯＫＡＷＡ／PROJECT-ACCELERATOR
出典：とある科学の一方通行/8月17日放送/TOKYO MX
厳密には後頭部を弾いているので、デコピンではない気がしますが、一発で気絶とは、さすがアクセラレータ先生。
抵抗しないならいたぶらないというところが、アクセラレータが
ですが、もともとアクセラレータも、誰彼かまわず攻撃することはないというのは、当麻がレベル６シフト計画の実験場に割り込んでいったときに「すぐ攻撃はされなかった」ことからも明らかですので、性根から腐っていなそうで何よりです。
スカベンジャーのリーダーが、一番根性なしで、単に気絶するだけとは、実に情けなかったと思います。
スキルアウトだって、もうちょっとは頑張りますよ？
スカベンジャーの4人がアクセラレータをよく知らなかった理由
リーダーはエステルの言葉で気づき、ひとりビビってましたが、スカベンジャーのメンバーはアクセラレータのことをよく知りませんでした。
学園都市に7人しかいない
その理由は、アニメの4話に隠されていると思います。
(C)2018 鎌池和馬／山路新／ＫＡＤＯＫＡＷＡ／PROJECT-ACCELERATOR
出典：とある科学の一方通行/8月3日放送/TOKYO MX
スカベンジャーの4人は初登場時、カプセルの中に封印されていました。
リーダーがアクセラレータのことを知っていたということは、簡易的な情報としてはインプットされているのでしょうが、顔写真を見せられることも情報として脳内に直接インプットされることもなく、解き放たれたのではないでしょうか。
どう考えても勝てない相手であり、戦略的撤退をするのが正解だったというのに、正確なデータをできるだけ多くもらえていなかったために、リーダー以外は無謀な戦いを挑むことになってしまったと考えられます。
今のアクセラレータにとって、エステルやミサカ
アクセラレータの言う、悪党の美学には反しますけどね。
とある科学の一方通行6話の感想
TVアニメとある科学の一方通行6話は、
最新話だけでなく、前回放送までのアニメも重要シーンが混ざってきていそうなので、毎回見逃し厳禁な感じです。
放送から時間がたってしまった回は、AbemaTV
の無料プランでは見ることができませんので、AbemaTV以外にもある試用期間を活用して、とある科学の一方通行を楽しみたいところです。
中でもおすすめは、dアニメストアですかね。
安いし、とあるの配信は早いし、ほかにも色々なアニメが見られます。
DA兵は駆除されましたし、アンチスキルは大打撃ではありますが黄泉川も無事だったようですし、これで平穏が戻ればいいのですが、そうは行かないのが腐った上層部がいる学園都市なんでしょうね。
次回は「
可愛い笑顔待ってますよ！！
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