どうも、「スロウスタート」担当のTatsunokoです。
スペースXのロケットの切り離された部分が、発射場に戻ってくる映像を見て未来を感じた今日この頃です。
前回は学校の制服が夏服になり、栄依子と
今回6話では、期末試験が近くなり、
若干ネタバレ要素が含まれているのでご注意下さい。
ギャルゲーの話を持ち出したたまて
アニメを視聴していたから、そういう話のシーンが登場するのは当たり前だと考えていましたが、
そういう趣味に疎い人にギャルゲーの話をするのは、正直ハードルが高いと考えています。
1話の花名とたまては初対面でした。
要するに、6話の志温さんとたまての挨拶と同じスタートだということです。
駅で待ち合わせをしている時に、花名に本音を漏らしました。
私がすごいんじゃなくて相手の方が優しいんですよ。
2話のアイスの出来事も花名の事をよく知らないから、起こったことです。
3話のゴールデンウィークでたまてがそういうイベントに参加したり、その関係の友人に会いに行きましたが、それはつまり近辺にそういう話が出来る人が居ないという事なのではないでしょうか?
いつ頃から、たまては花名に趣味の事を話しても良い人だと考えるようになったのでしょう。
花名に話しても良いかなと思ったきっかけは?
3話のお誕生日会のたまての一言
同い年ですねぇ、花名ちゃん
たまてにとっては花名の「そうだね」で終わる話だったはずです。
そこで花名は予想を裏切る反応をしたように見えるはずです。
6話でも、たまてはねじ一本でどうしてそこまで怖がるのか不思議に思っています。
たまてにとって、花名は優しいけどどうしても
そして、オタクとして側面を持つたまてにとって、花名は攻略しがいのある人間だと考えたのでは?
わたしの事しか好きにならない子がいいんですよ。今までも、これからも。
出典:スロウスタート/2月11日放送/BS11
なぜ、花名に向かって喋ったのかも納得がいきます。
たまては花名のことを、オタク関係の話を持ち出しても大丈夫な人の一人だと判断したのではと筆者は考えます。
ギャルゲーのポケットラブ
たまてがお泊り会にゲームボーイらしきものを持ち込んでいましたね。
筆者もゲームボーイSPで遊んだ事がありますが、ビデオ出力は無かったような記憶があります。
ソフトは「ポケットラブ」という実在するゲームでした。
出典:スロウスタート/2月11日放送/BS11
筆者がまだ、物心すらついていない頃の作品ですね。
原作からの情報では、たまてが10年前に遊んでいたゲームだそうで、押し入れの大掃除の際に見つけたそうです。
ポケットラブとは?
1997年に株式会社「KID」から発売されたゲームボーイ用恋愛シミュレーションゲームです。
原作でたまてが使っていたのはゲーム内のセリフが当てられたCDが付属していたバージョンです。(CD同封版)
続編はポケットラブ2が1998年に。
ポケットラブの1年前を舞台にしたポケットラブ 〜if〜が1999年に発売されています。
紆余曲折を経たポケットラブの著作権
ポケットラブはゲームボーイ用初の恋愛シミュレーションゲームでしたが、スロウスタート6話で描かれるまでには複雑な過去があったのです。
出典:スロウスタート/2月11日放送/BS11
ポケットラブの制作会社の「KID」は2006年に自己破産しゲームの権利はサイバーフロントに移りました。
外国のゲームの日本語版を発売したりそのサポートなどを事業としていた会社です。
筆者が知っているゲームでは「Hearts of Iron」シリーズなどですね。
「KID」のスタッフは想定科学ADVシリーズなどで有名な5pbに移ります。
実は、破産後に「KID」のゲームの著作権を巡って
ゲーム部門は「5pb.Games」となっています。シュタインズゲートやメモリーズオフシリーズなどを制作しています。
サイバーフロントは2002年に
ですが、「KID」の著作権を所有したまま、サイバーフロントが同年に解散してしまいます。
おそらくですが、「KID」の著作権は親会社である加賀電子に引き継がれたと思われます。
そして、今年2018年にスロウスタートでたまてがお泊り会に持ってきたゲームとして、ポケットラブは再び日の目を見る事になります。
原作ではゲームの名前が無かったので、著作権を所有している加賀電子と交渉したと考えられますが、何だか壮大ですよね。
スロウスタート6話の感想
原作と比べて
アニメでは
出典:スロウスタート/2月11日放送/BS11
5話が冠と栄依子の2人にスポットが当たった回だとしたら、6話は花名とたまてにスポットが当たった回だと個人的に思っています。
7話も楽しみです。
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