殺戮の天使ファンの皆さまはじめまして、そしてこんにちは。
神風より担当引き継ぎましたジャム君です。
断罪人キャシー回のちょうどいいところが記事にできなくて残念だったのですが、前回6話はさまざまな拷問を用意していたキャシーを倒し、ようやくB2に移動しているエレベーターの中で終わりましたね。
ザックは重傷だったため、倒れてしまいましたが……
そして今回殺戮の天使7話では、血が止まらないザックを助けるため、レイチェルはグレイのいるB2フロアを探索しますよ!
怪しい紫の煙がところどころに出てきますし、たびたび己を問われるレイチェルなのですがあれは何なのか、今回も見ていて飽きませんね。
最終回を迎えたらゲームもプレイしてみたいな、とは思ってます。
紫の煙の正体とは
グレイがいるB2フロアでももちろん出てきましたし、グレイも発生させていた紫の煙なのですが、その正体は「幻覚作用のある煙」であると推測できます。
(根拠は後述)
甘い匂いがするらしいですが、匂いすらも幻覚、もしくは突然の幻覚を誤魔化すためのスパイスとして使われてるのかもしれません。
出典:殺戮の天使/8月17日放送/TOKYO MX
グレイとエレベーターに乗っている際、レイチェルは「この匂い、この人からだ…」と言っていましたので、加齢臭のような(笑)人体から発せられる特殊な匂いなのかもしれませんが、どちらかと言えばグレイが煙の発生源になっているだけでグレイが持っていた経典(?)か着ていた洋服か何かに煙の発生装置が仕込まれていたと考えたほうが自然でしょうか。
幻覚作用のある煙である根拠とは?
グレイが使っていた紫の煙に幻覚作用があるのではないかと推測するのには、もちろん根拠があります。
それは止血剤を探すレイチェルがグレイから「置いてあるとすればダニーのフロアくらいだろ」と言われいったんザックの元に戻った際、行きにあったはずの部屋が消えていたからです。
出典:殺戮の天使/8月17日放送/TOKYO MX
奥にも扉がついているだけで、ほかはごく一般的な懺悔の間らしきものは見えていますが、部屋がいくつか足りないのもあるでしょうが、そもそもこんな形状の部屋には入っていません。
実際には入ったのでしょうが、その記憶は正しくレイチェルの記憶にないため、部屋が足りなく感じてしまうんでしょう。
現実的に考えると、神父としてグレイが窓越しに話しかけていたのを部屋を移動しながら自分の意志で行動したと勘違いしただけ、鏡やレイチェルの周りに浮かび上がる文字もグレイが話しかけていた言葉とすれば、部屋が足りない謎も煙の効果も説明がつくと思いませんか。
キャシーが消えた!
エディも生きており、墓に入れるためどうにかしてB4からB3に移動していたのであれば納得いくことなのですが、エディはかなり大きなダメージを負っていましたし重そうな棺桶状態になっていましたので、生きてはいないでしょう。
たとえ生きていたとしてもザックでさえ鎌を持ち上げられないのですから、エディがキャシーを運んでいくというのは考えにくいですね。
グレイもしくはこのビルを管理しているのか神様が代理で運んでいるのならば、納得いく状況ではありますが……
わざわざ運ぶ意味がわかりません。
出典:殺戮の天使/8月17日放送/TOKYO MX
本当ならばザックに斬られた腕も落ちていないといけませんし、もちろんキャシー自身もそこで息絶えていないとおかしいはずです。
実はやられたふりをしていた、グレイか神様が既に回収を終えていたのであれば、そこにキャシーがいないのも理解できるんですけどね。
ただ断罪人を自ら名乗るキャシーが、生きているのにやられたふりをしているとは考えにくく、エレベーターはレイチェルとザックが使っていましたので、別ルートで回収できることがないとグレイには作業困難ですね。
囚人がパワーアップしている!
キャシーがいないとレイチェルも不審がっていたわけですが、まああのバイオハザードのような状態ではそれどころじゃないですね。
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カプコンのあの有名なバイオハザードだって、昔は走らなかったのに、最近じゃ走って雑魚のゾンビが追いかけてきますからね。
あいつら侮れない!
PS2時代のバイオハザードシリーズは結構やりましたねぇ~(遠い目)
とまあ話がそれたので戻しまして、キャシーが倒れているはずの部屋を通ってガトリングガンの操作を行っていましたが、その銃口が向かうゾンビのような相手だって本来いませんから。
出典:殺戮の天使/8月3日放送/TOKYO MX
たしかに5話に出てきたように、ゾンビのようになっている牢獄を選んだ囚人はいましたが、ザックの言うとおり「踏んだだけで」腕が取れてしまうような有様。
しかもその後は動かず、レイチェルもその囚人がもう生きていないことを口にしていました。
つまりキャシーを動かせる人間はグレイか神様しかおらず、この2人が関与していなのであれば、そもそもキャシーがいない時点でおかしいです。
またゾンビのようにうめき声こそ上げはしますが、追いかけてくるほどの気力などなく、レイチェルのカバンに入っている銃を使わなくてもキャシーが用意していたガトリングガンを使わなくても、レイチェルの力であろうとも容易に逃げられなければそれは幻と言えます。
出典:殺戮の天使/8月17日放送/TOKYO MX
収容期間により多少の差異はあるとは思いますが、扉をドンドン叩いたり、突入時に勢い余って手前の網状の柵にぶつかっているゾンビのような囚人など、5話で見せていた状況であるならば本来バラバラのはずです。
「囚人に追いかけられている」という幻覚を見せられているからこそ、そんなあり得ないことが起こっても、囚人は追いかけ続けてくるのでしょう。
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レイチェル・ガードナーの過去
ついにキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
レイチェル・ガードナーの両親?
出典:殺戮の天使/8月17日放送/TOKYO MX
グレイが用意した懺悔の間にあった絵を引き裂くと、その中から両親らしき男女が出てきましたね。
これがレイチェル・ガードナーの罪なのでしょうか。
とすると、レイチェルってもしかして……
殺戮の天使12話の解説&考察&感想!レイチェルの過去の罪と本の中身
懺悔の間でのグレイの言葉
さて、ここで殺戮の天使7話をいったんおさらい。
懺悔の間でグレイが言っていた言葉を思い出してみましょう。
己の罪はその目に見えているか。もし黒く塗りつぶされているというのであれば、それは己がしたことだ。
罪を消してしまったのか? それとも罪と気づいていないのか?
己が見失った罪ならば再びそれを完成させ、そこから流れ出た罪を受け止めろ。
ここは懺悔の間だ。
罪を吐き出せ。罪を受け止めろ。引き裂いて、引きずり出せ。引き裂いて、引きずり出せ。
引き裂いた結果出てきたのが、この羊の家族の絵です。
出典:殺戮の天使/8月17日放送/TOKYO MX
一緒に例の紫の煙も一緒に出てきていましたが、これは大量に煙を送り込むことでさらなる幻覚作用を産んでいると考えられます。
レイチェルの目には部屋が変化したり、絵を切り裂いて羊の家族の絵が出てきたように見えていましたが、やはりグレイが神父として対面の部屋におり語りかけてきていただけと考えるのが自然なようですね。
羊の家族の絵にはレイチェルの罪が隠されている
レイチェルが引き裂いた絵からは「羊の家族の絵」が出てきましたが、この絵にはレイチェルの罪が隠されていると考察できるでしょう。
そもそも羊には、次のような考えがあるようです。
ヒツジには贖罪獣(しょくざいじゅう)のイメージも強い。儀礼や祭礼の犠牲として捧(ささ)げられることが多く、とくに罪悪や災厄を清め運び去る役割を果たすと信じられてきた。
引用:コトバンク ヒツジ
レイチェルが1話で採っていた行動もおかしかったのですが、レイチェルは「人が死ぬところを見たためのカウンセリング」をする目的でダニーが表向きやっている病院に訪れていたはずでした。
今期だとBANANA FISHもそうなのですが、「日本じゃないから子どもでも銃を持ってるんだ」と言われれば「まあ、そうなのかも?」と思えなくもないのですが、レイチェルは威嚇のために持っているだけでなく、腕前も確かなものです。
キャシーにもしっかり当てていましたし、囚人にもしっかりと当てていました。
外国で射撃体験はしたことはないですが、結構な重量あるはずですし、発砲すればそれなりの反動があり連射すれば外しやすくなるものです。
キャシーの場合にはカバンから取り出しすぐに当てていますし、囚人には2発連射で当てていますので、威嚇のためだけに持たされているのでなく、しっかりとした訓練を積んだか、使い慣れている証拠と言えます。
レイチェルの罪は以前にも銃で人を殺めたことがあることで、それを忘れたことにして己の罪から逃れるというのは、グレイから言わせれば許されざる行為だと、グレイの言葉と羊の家族の絵が物語っているのでしょう。
もちろんレイチェルだけでなく、レイチェルに銃を持たせていた親も、何人もの人の命を奪ってしまっていたと推測できますね。
ただ絵から登場するということは既に2人はなくなっており、その原因はレイチェルにあった、だからこそこんな狂った施設に連れてこられたと考えると自然ではないでしょうか。
少なくともレイチェルの家族は、レイチェルが持っていた銃で崩壊したと考察するのが筋です。
ザックはなぜナイフを求めたのか
さて最後に、ザックはレイチェルに戻るなら自分のフロアにあるナイフを持ってこいと言っていましたが、何の意味があったのか。
それは「鎌ドン」ももうできないと体力的に悟ったのではないでしょうか。
あの大鎌を持ち上げる体力はとても残っていませんでしたし、かといって何も持たずに外に出るわけにもいきません。
しかも外に出たらレイチェルを殺すという約束をしていますので、残り少ない体力でもレイチェルを仕留められる武器が必要です。
レイチェルから銃を借り、絶対に外さない位置にまで近寄らせれば引き金を引くだけで済むかもしれませんが、外に出たときに残弾があるのかは不明です。
ナイフならば刃が折れなければ残弾を気にすることなく使えますし、脱出までの短期間ならば錆びることもないでしょうし、刃こぼれする心配もほとんどないでしょう。
それに使い慣れたナイフだからこそ、そのナイフでレイチェルの命を奪ってあげたい、というザックの優しさもあるのかもしれませんね。
殺戮の天使7話の感想
いやー、なぜか今期ジャム君が担当するアニメって、暗いシーンが多い!
いや、明るいシーンもありますよ? アニメも面白いですし、いいんですけど。
YouTubeの公式チャンネルなんて、笑い重視ですしね。
それにしても、ザックはあんな血を流して、よく生きてられますね。
タフってレベルじゃなく一晩寝たら体力全回復してるみたいな?
電気椅子に長時間座っていても平気だったんですから、レイチェルが戻ってきたら治ってたりして。
…んなわけないか。
ではでは、グレイの試練を無事クリアしザックを助けられるのか、期待しつつ次週を待ちましょう!
コメント
初めましてジャム君さん。これからも考察を読ませてもらいます。
あと、ゲームをするなら(約束後の)レイとザックが別行動の時に話しかけてみてください。アニメではされなかった二人の会話が聞けますよ。同じことを繰り返すのではなく、結構色々なことを話してくれます。
デビさんはじめまして、コメントありがとうございます!
ゲームを楽しむには約束後、レイチェルとザックが別行動始めたら話しかけるコマンド(?)してみればいいんですね。
あるある! って要素ですけど、ない時にはとことんないですし、ある時にはとことんある不思議要素な気がするんですが、気のせいでしょうか……
アニメでは1クールの関係上端折られてしまったシーンも見られることを期待して、最終回を迎えたらゲームプレイに臨んでみますね!