殺戮の天使2話の考察&感想!添えられた花の意味とザックたちの命

殺戮の天使 B4 エディ 手紙 花 殺戮の天使
(C)2018 真田まこと/Vaka・DWANGO・KADOKAWA/「殺戮の天使」製作委員会
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こんにちは、「殺戮の天使」執筆を担当している神風です。

前回の1話は、何故か建物に閉じ込められて生贄いけにえとなってしまったレイチェルですが、そんなレイチェルが主治医を名乗るダニーにB5で襲われそうになった際、B6にいたはずのザックがその場から助けてくれましたね。

その後ザックは建物から外に出ようとするも、レイチェルに引き止められ、私をしてというお願いをされる…というシーンで物語は終わりました。

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そして、盛り上がってきた殺戮さつりくの天使。

今回は前回と違って、コメディ要素が時折散りばめられていましたね!

冒頭にレイチェルに命を奪うことを約束して欲しいと望まれたザックの虹色キラキラシーン…まさかあんな演出が殺戮の天使で見られるとは(笑)

それにしても、コメディっぽく描かれていた時のレイチェルの疑惑の目、かわいかった…。

さて、そんな「殺戮の天使」2話を今回も考察していきたいと思います!

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各フロアの登場人物たち、既になくなっている説

前回ザックに命を奪われたダニーがB4に続くエレベーターの鍵を持っていたこと。
ザックがダニーの名前を知っていたり、B4フロアでは新たな登場人物エディがザックの名前を知っていること。

これらのことから、この建物は既になくなった人達が集められた場所で、それぞれ各階の住人は自分が既に命を落としていることを気づかずにさまよっている為に、外の世界とは隔離かくりされたビルの中に閉じ込められているのでは…?

そして、別のフロアに行くことは違反とされていますが、ザック、ダニー、エディがそれぞれ相手の名前を知っていることからも、過去に別フロアに行ったことがある、またはそれぞれビルに入れられる時に集まっていた可能性があると考えられます。

ということは、ザックも既になくなっていて、ここには死神として存在しているのではないでしょうか。

だって、ザックが持っているかまって、死神がよく持っているイメージがありますよね。
また、B4フロアでザックの履歴書があったこと、そしてミイラを連想させるようなザックの包帯グルグル巻きの容姿からも、この線はあながち間違いではないように思えます。

殺戮の天使 ザック 振り向き 包帯
出典:殺戮の天使/7月13日放送/TOKYO MX

レイチェルは、ザックに「てめぇそんなに墓穴に入りてぇんか」と聞かれ、「もう入ってる」と言っていましたね。
これは、既にレイチェルも、自分の命が失われたことをどこかで気づいているのでは…?

主を裏切った悪魔の魂は、ここが永遠の牢獄となる。

この文字を読み終わった後、真新しく出来たと思われる大きなお墓に、レイチェルの名前が書かれていました。

殺戮の天使 レイチェル・ガードナー 墓
出典:殺戮の天使/7月13日放送/TOKYO MX

そしてこの後、エディがレイチェルに向けて書いた手紙の中で「特別なものを用意したんだ。君だけの、永遠の眠りの場所を。」と書かれています。

これは、レイチェルは「主を裏切った悪魔の」であることを示唆していて、やはりレイチェルは既にとなっていることを暗示しているように思えますね。

ザックが嘘を嫌う理由

ザックが嘘が嫌いな理由は、違法な孤児院に預けられた時、親に孤児院に預けられるとは知らされずに勝手に連れて行かれ、自分たちが親だと言わずに預けられた。

親に嘘をついて孤児院に入れられてしまったからなのでは…?と考察しました。

そして、ザックが行方不明になった、と履歴書にはありましたが、ここの説明でレイチェルが「同時に施設の庭から…」と説明し、ザックは途中でその説明を読み上げることを阻止します。

殺戮の天使 ザック 履歴書
出典:殺戮の天使/7月13日放送/TOKYO MX

これは、ザックが命を落とした時の説明文だったからこそ、レイチェルに読み上げられたくなかったのではないか、と考えました。
そう、施設の庭から発見されたのは、ザックの遺体だったのではないでしょうか。

手紙に添えられていた花の意味

B4フロアでは、そのあちこちにオレンジ色と見られる花が添えられています。
それは、レイチェル・ガードナーの墓の前にも、そして、レイチェルにあてた手紙の上にも。

殺戮の天使 B4 エディ 手紙 花
出典:殺戮の天使/7月13日放送/TOKYO MX

この花、調べてもなかなかどの花なのか明言はされていないようでしたが、おそらく花の見た目的にガーベラ、またはカレンデュラではないかと推測しました。

そして、2つの花言葉を調べてみました。(エディなら、花言葉としても意味を持たせそうなので…)

すると出てきたのはこちら、まずはオレンジのガーベラの場合。

神秘、冒険心、我慢強さ

引用:花言葉.com

そして、カレンデュラ(キンセンカ)の場合。

『別れの悲しみ』『悲嘆』『寂しさ』『失望』

引用:HORTI 花言葉・植物図鑑

アニメ殺戮の天使 公式サイトによると、レイチェルの誕生日は6月10日

残念ながら、ガーベラもカレンデュラも、6月10日の誕生花ではありませんでしたが、カレンデュラの開花期は3月から6月まで、そしてガーベラに関しては俳句の場合、夏の季語として使われることから、どちらの線も有り得そうに思います。

もしこの花がガーベラの場合、レイチェルに宛てた花言葉はそのどんどん前に進んでいく探究心から伺える「冒険心」、そしてカレンデュラの場合は普段のレイチェルの表情から見受けられる悲嘆寂しさ失望」のように思えますね。

殺戮の天使2話の感想

今回の殺戮の天使では、部分部分でコメディタッチに仕上げられていた反面、ザックが墓を壊す場面は原作のゲームらしさが表現されていたように感じました。
(実際、原作ゲームはプレイしたことありませんが…雰囲気がゲームっぽかった、という意味合いで。)

今回の話数では、ザックが以前命を奪った人の話をした際、そしてレイチェルが無理やり笑顔を作って見せた際にも、ザックはレイチェルの命を奪うことを放棄します。

ザックが言いつけを守り壊さなかったレイチェルの墓を、レイチェルが命を奪って欲しいと望んだ瞬間に気が変わって壊したのは、ザックがすでにレイチェルに対して特別な感情を抱いているからなのではないでしょうか…?

しっかし、墓を調べろと命じられてウロウロするザック、可愛かった…(今日そればっか)

次回も、この2人の関係性、そして可愛いザックとレイチェルのスクショタイムをお楽しみに!(違う)

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