お久しぶりです、ジャム君です。
ついにAmazonプライム・ビデオで始まりました、殺戮の天使13話!
TV未放送分ですので、プライム会員の特典を使いながらの殺戮の天使視聴、これはやめられませんね。
さて、TV放送最終回だった前回は、ザックがニュース映像で流されていたガードナー家の過去を知り、レイチェルがB1フロアの部屋に入った途端慌て出した意味をなんとなく理解していたかも、といったところで終わりました。
糸で不自然に縫い合わされていたんですから、いくらザックでも、犯人は誰だったのか想像はついたでしょうね。
そしてTV未放送初めての今回殺戮の天使13話は、あの日の真実を語るレイチェルとカウンセリングのために撮影をしながら話を聞いているダニーがメイン。
その映像を見せつけられたザックは? ザックとレイチェルの関係はどうなる?
さつてんの世界を楽しみつつ、楽しく考察していきましょう!
ガードナー家で起こった事件の犯人はやっぱり
ガードナー家で起こっていた奇妙な殺人事件の犯人は、やっぱりレイチェル・ガードナーが犯人でしたね。
ここで犯人はヤス!的な超展開にならなくてよかった(爆)
殺戮の天使11話に出てきたフラッシュバックの真相も明らかとなりました。
出典:殺戮の天使/9月14日放送/TOKYO MX
さつてん13話ではフラッシュバックとは違い、ちゃんとどういう理由で父親が母親を刺していたのか、前後の様子も描かれていましたね。
ガードナー夫妻の不仲
あの…夏アニメでジャム君が担当した作品、ディスってるわけじゃないんですけど、なぜか同じような設定が多い気が。
ハッピーシュガーライフだって、両親が不仲な様子を描いているシーンがありましたからね。
しかも、暴力受けてた母親は後日毒を盛ってましたし……
ただハッピーシュガーライフと違うのは、ハッピーシュガーライフは母親は生き残っていますが、殺戮の天使では両親ともに命を落としています。
誰に命を奪われたのか、というのはそれぞれ違い、母親は父親に、父親はレイチェル・ガードナーに、という奇妙な関係なんですけどね。
ガードナー夫妻の縫合は前回の考察でも触れた部分なのですが、まさにレイチェル理想の形に直されていました。
しかも子犬まで壊して直して隠し持ってたの?
そりゃカウンセリングという名の病院送りにされても、文句は言えないでしょう。
レイチェルがダニーの診察で自白していましたが、「自分のものにしたい」という願望で命を奪い縫合して直しているというのは、まさにこのビルにいる殺人鬼たちがそれぞれ持つ心情そのものですね。
ザックを脅すダニー
執拗にザックを脅しレイチェルを手放せようとしてくるダニーですが、いくら治療できたとはいえ、鎌で思いっきり刺され、やっと追いついたというのに、脅す意味ってあるんでしょうか。
レイチェルやザックを殺した殺人鬼には報酬が出る、なんてお給料制なんですか、このビルは。
キャシーのフロアが結構なお金のかかっていそうな作りになっていましたが、ああいった備品も生贄を倒したことによる報酬で与えられる、もしくはお給料で購入するなんてシステムでもなきゃ、ダニーは相当なしつこさですね。
いくらレイチェルの目に惚れていても、もうダニーに向けて彼が望む死ぬ直前の母親のような目は、向けてくれないと思いますよ。
ザックを脅しても得られるのは自己満足
生贄を倒したことによってボーナスが発生するシステムならともかく、そのようなシステムではない・そんな物に興味はないならば、ダニーはザックを脅したところで得られるものは自己満足でしかありません。
「ザックを選んでいたけど、結局は僕のものにしてやった」
「レイチェルはザックを捨てて僕を選んだ」
このような事実がほしいために、わざわざB5フロアからしつこく追いかけ、レイチェルの過去までバラし、ザックを脅しているのではないでしょうか。
先にも述べたとおり、レイチェルがザックではなくダニーを選んだとしても、これではただの自己満足。
レイチェルのためでもなく、ザックのためでもなく、すでにフロアを突破されているエディやキャシー、未だ展開を見守っているグレイのためでもありません。
それほどダニーを駆り立てている目の存在って、もともとは自殺したダニーの母親が見せていたものです。
もしやダニーって、重度のマザコンだったりするのでしょうか。
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最後の発砲
殺戮の天使13話ラストにレイチェルが銃の引き金を引いてエンディングに突入してしまいました。
すごくいいところだったのに、先が気になる!
その先にいるのは、ダニーから頭に銃を突きつけられているザックとザックの背後から脅しにかかっているダニー。
頭に銃を突きつけられているので、もしダニーが引き金を引いたのならば、化け物的なザックでも生きてはいられないでしょう。
もちろんレイチェルもそこまで立ち位置が離れてはいませんから、頭をぶち抜いたのならば、ザックをヘッドショットで一確することもできるはず。
ザックが助からないケースもあり得る
絶望的に思われるザックですが、この殺人鬼が集まるビルのルールとして助からないケースもあり得ます。
殺戮の天使の物語としては生きているような気がするのですが、ルールだけを考えるとこんなこともあるでしょう。
なぜならば、ザックはB5フロアでダニーを攻撃したことによりルール違反として生贄となったわけで、キャシーが攻撃的だったように、別に攻撃しようが何しようが関係ない人物に成り下がっています。
キャシーが断罪してしまってもよかったわけですし、エディがレイチェルへのプロポーズのため作りかけの墓の中に入れてしまっても、別によかったわけです。
まあ、キャシーとエディはダメでしたけど……
当然ダニーにもザックを攻撃する権利が存在し、レイチェルがまたも弾を外してしまっても、急所を外してしまっても、そのまま引き金を引いて頭を撃ち抜くことが許されている立場です。
とすると、ザックは絶望的な状態のまま、助からずに出番終了というケースもあり得るわけですね。
今までのさつてんの展開的に、そんなことは起こって欲しくないんですけどねぇ……
本当に狙ったのはダニー
やはり本当にレイチェルが狙っていたのはダニー、だと考えるのが妥当でしょうかね。
鎌ドンされたときだって、ザックがあまり本気そうではないとはいえ、あの状態から逃げられるほどの身体能力を持っているのですから、鎌を避けつつ至近距離で何発も急所に弾を撃ち込むことは可能だったと考えられます。
レイチェルがレイチェルの父親を殺したときは、ハンドガンの弾を5発撃ち込んでいました。
モデルは
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Glockで正解だとすると、Glock 19の方が近い気もする。
まあ、ぜんぜん違う銃かもしれませんけど。
ただ原作で裏設定としてあるのかどうか、実は銃の名称が出ているのかわかりませんが、RPGツクールで作られているゲームが原作ですので、もともとのグラフィックとは結構違うはず。
それは置いておいて、Glockって結構いろいろなモデルがあり、マガジン(弾入れとくところ)の装弾数が多くなったロングマガジンがあったり、Glock 17とGlock 19でも装弾数が違いますし、使おうとする弾によっても装弾数が異なるわけです。
ですがレイチェルが持っていた銃って、ガードナー家で起こった惨劇の引き金となるよう母親が隠していたものをレイチェルが使ったものであり、あまりカスタムしているわけもないんですよね。
だって、父親がアル中で不幸のどん底なんですから、お高いパーツや弾丸を買う金もありません。
ダニーが改造していたなんてことを除いたら、レイチェルの銃は今まで使っていたままのはずですし、装弾数は15~17発程度のはず。
もしGlock 30みたいな小型化されたやつなら、もっと装弾数は少なくなります。
とするとザックから逃げ回っているうちにもレイチェルはザックから外すように撃っていましたし、肩をかすめるようにも撃ってきましたので、銃によっては残り10発も残っていないことになってしまいます。
一撃で仕留められるよう頭を狙い撃ちできればいいですが、基本胴体を狙うレイチェルは何発も撃ち込む必要があり、化け物のようなザック相手だといくら負傷していても倒せない可能性があるんですね。
そんな危険な賭けに出るより、自分の秘密をばらしたダニーをザックの肩越しにでも、貫通をさせてでも始末したほうが、レイチェルの気も晴れ、たとえレイチェルがこのフロアの主だったとしても、ビルの脱出が楽になることでしょう。
ずっとこんなところにこもっていても、未来はないですからね。
殺戮の天使13話の感想
Amazonプライム・ビデオ独占配信ですので、殺戮の天使13話を見た方は限られているかもしれませんね。
しかもTV放送最終回から1週空けての放送だったので、かなり待ち遠しい作品だったのに、超いいところでエンディングに突入してしまうとは、構成がうまい!
次回も絶対に見ないと後悔しそう。
Amazonプライム・ビデオ初回30日は無料で体験できるので、今から登録すれば殺戮の天使ラストまで見られる計算ですね。
鎌ドンまで披露するとは、回復力マジぱねぇっすザックさん。
てか今回、グレイが非常に空気だったのですが、残り3回で活躍の機会はあるのでしょうか。
このビルの殺人鬼たちを集めていたのがグレイなのですから、また登場する機会はあると思うのですが、まずはザックに助かってもらわないと。
次回レイチェルがどう動くのか、楽しみにしたいですね!
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