フルメタル・パニック! Invisible Victory担当のジャム君です。
いやー、一週間って本当に早い。
今週もフルメタ4期を楽しんでいきましょう!
さてさて、前回はメリダ島に襲い来るベヘモス3機に対しクルツが使っていた新装置の妖精の目もありながら押され気味のミスリルや、日本で宗介とかなめがアマルガムの手から逃れている間の決意が見え隠れするお話でした。

ジャム君個人的には、テッサが可愛くて、そりゃもう大満足なんですよね。
そして今回4話は、陣代高校の屋上で爆弾を巻き付けられとらわれていた恭子の救出や、レナードの意外な一面が見えてくる回。
トゥアハー・デ・ダナンもついに出港ですよ!
宗介とクラマの会話
コソコソ隠れてかなめを引き渡すよう迫ってきたクラマですが、レナードやすでに宗介との交戦経験があるガウルンやゲイツといった人物から、宗介の情報をしっかり聞いていないんですか?
というか、アマルガムには宗介との戦闘データや経歴など、まともに保管し閲覧できるシステムはないのかというレベルの失態ですよ、クラマ!
出典:フルメタル・パニック! Invisible Victory/5月4日放送/TOKYO MX
クラマ「決心はついたか」
宗介「そちらの条件は飲めない。あの学校の人間が何人死のうと、俺には関係ない。もし必要があれば、俺は彼女を殺害するよう命じられている」
クラマ「ふん、そちらの要求は」
宗介「俺の身の安全だ」
クラマ「わかってないな。爆弾を一つ起動してみようか」
宗介「では交渉決裂だな」
フルメタル・パニック4期になってから、すっかり回想でも見なくなったガウルンならば、このハッタリには気づいたでしょうね。
少なくともガウルンは宗介のことをかなり知っていますので、情報ゼロということはないですよね。
またアマルガムの諜報部として活動している人物もいるはずですので、やはり宗介のことをよく知らないというのはおかしな話です。
本来ならクラマも、ハッタリだと気づくはずです。
確かに宗介は「テロリストには譲歩しない」という鉄則を持ってはいますが、かなめの命を奪う権限は与えられていません。
むしろ守る側に立っていますし、守ることを目的にミスリル上層部に盾突き、マデューカスの心労を増やしながらも、より安い報酬で今までどおり働くことを宣言しています。
今回4話のラストでクラスメイトへ、実は傭兵部隊に所属しておりAS(アームスレイブ)に乗っていたのも自分である告白をし、小野Dに恭子が重傷を負ったことを責められていましたが、本当に宗介自身がかなめだけを大切に思いクラスメイトのことを何とも思っていなかったのならば、そんな告白などするわけがないです。
ただの軍事オタクでASの操縦もできていただけという噂のもみ消しであろうとも、どこからか漏れ出した事実のもみ消しであろうとも、もみ消しのためにわざわざ姿を晒しに来るとは考えにくいです。
修学旅行でゴミ係を担当したこともあれば、溶け込みきれていない学生生活であるにもかかわらず友人として接してくれることなどもあり、宗介の中ではクラスメイトも十分に守るべき存在なんですよね。
そう考えていくと、もしかするとアマルガムでは、隊員の間での情報共有という概念が薄いのかもしれません。
それだけだと面白みに欠けるので、仮にフルメタ4期以前に出てきたキャラだったらどんな反応をしてくれたのか、仮説を立ててみましょうか。
もしガウルン相手だったなら
もしフルメタ1期最大の敵、ガウルンが相手だったとしたら、このハッタリはすぐに見破られるのは宗介もわかっていたでしょうし、そもそもこの会話自体していなかったでしょう。
それでもこのハッタリを使ったのだとしたら、ガウルンはこんな反応を返してくれたのではないでしょうか。
ガウルン「おいおいカシム、お前らしくもない。そんな見え透いたハッタリはよせ」
宗介がカシムと名乗っていた幼いころから見知っていた仲ですし、顔に似合わず知的に立ち回ることも多々ありましたので、いくら宗介が平常心でいようともハッタリだと即見抜かれてしまったことでしょう。
ジャム君個人的な感想だと、ガウルン・ゲイツ・クラマの3人だったら、ガウルンが今のところ最も手強い相手な気がしています。
自爆したと思ったら、3期で生きて出てきましたしね。
さすがにもう生きて出てくることはない気がしますけど。
もし暴走婦警さん相手だったなら
一応、婦警さんなので、フルメタの世界で分類するならば民間人です。
ただミニパトでとんでもない追跡をしてくるわ、ボン太くんスーツを着た宗介と互角にやり合うわ、所内で乱射するわ、ギャグ要員ですがAS(アームスレイブ)を使わない接近戦ならば、相当苦戦する相手のはず。
一応でも民間人であるために宗介が本気を出していないだけで、アマルガムの連中相手のように本気を出していたならば、即ノックアウトさせられるのかもしれませんけど。
婦警さんなのでそんな電話をすること自体あり得ないのですが、ボン太くんと手合わせしたい、功績を上げたいために、やや強引な捜査をする可能性は否定できません。
また宗介の顔だけは自転車の二人乗りをしていたやつとして覚えられているため、彼女ならばこんな反応をしてくれるでしょう。
婦警「ボン太くんよ~。あの黄色いやつを待っているのよぉおお!!!!」
人の話など聞かず、ボン太くんを待っていることでしょう。
ギャグ要員ですので、仕方がありません……
もしゲイツ相手だったなら
フルメタル・パニック3期で、相当なイカれっぷりを見せていたゲイツならば、この爆弾騒ぎを起こしても不思議はありません。
ただクラマのように辛抱強い方ではなく割と短気っぽいキャラですので、彼ならばこのような反応をしたのではないでしょうか。
ゲイツ「なんだってぇ。ママに怖い人に出会ったら女の子を差し出しなさい、って教わらなかったのかぁ?」
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
一緒に車に乗っていた男のうち誰かが、頭でも撃ち抜かれていたでしょう。
ゲームのようなノリで生きていましたからね、彼は。
至極ごもっともなツッコミに対しても、ヘリから蹴落としたり頭を撃ち抜いたりするサービスでお返しするような人間ですので、内部の雑魚を勝手に片付けてもらうには楽な性格だったんですけどね。
宗介はレイスが女だと知らなかった?
フルメタ3期では、レイスとかなめの攻防も描かれていました。
仮面をつけており変成器も使っていたため、一見男に思われていたかもしれませんが、もう影でしか出てこなくなった後半になると女であることがわかります。
まあ、これも本当の姿か、本当の性別か、わかりませんけどね。
出典:フルメタル・パニック! Invisible Victory/5月4日放送/TOKYO MX
宗介とレイスはミスリル内でも所属が違うため、お互いの詳細な情報を知らなくとも当然、また軍曹である宗介に知らされていなくても当然と言えますが、本気で女だと知らなかったんでしょうかね。
少なくとも屋上に来た時点でレイスだと気づいた
常盤恭子を探しに来た教師、という設定で屋上に来た時点で、宗介はそこに来た(見た目は)女がレイスだと気づいたことでしょう。
担任の神楽坂先生は、4話のラストシーンに出てきた教室にいた先生ですので、はっきり言って顔が違います。
宗介風に言うならば「常盤が気づくのに、俺が気づかないわけないだろう」といったところでしょうか。
顔が違うのに「常盤さん」といって、いつも厄介事を起こす宗介が起こしたというデマである非常事態で逃げていく中、ピンポイントで屋上に現れるなんて行動を監視しているレイスくらいしかやりません。
顔まで神楽坂先生そっくりの変装をして近づいた、民間人の先生であろうとも他の教室を見回り屋上をゴールに探しに来る十分な時間があったのであれば、すぐにレイスだとは気づかれなかったかもしれませんけどね。
仮にあれが本物の神楽坂先生だったとしたら、探しに来るための十分な時間がないために、逆に宗介に怪しまれる人物となってしまったことでしょう。
レナードもウィスパードか?
フルメタル・パニック!1期からたまに出てきていたレナードですが、4期になってから存在感が大幅アップしましたよね。
そんなレナードってまだまだ情報が少ないんですけど、かなめやテッサと同じウィスパードなんじゃないかと思われますね。
ウィスパードってなんじゃい! という方は、用語のおさらいを見てみてください。

フルメタ4期の4話にしてその片鱗が見えていましたが、そう思ってしまうのはこのシーンがあるからですね。
出典:フルメタル・パニック! Invisible Victory/5月4日放送/TOKYO MX
そうです。共振らしきシーンがあるんです。
前回も考察しましたが、かなめの力が増しているというシーンがありましたよね。
それはやっぱり、ウィスパードの力のような気がしてしまいます。
だってかなめはウィスパードと確定していますが、レナードがウィスパードでないならば、かなめと意識を共有することはないですものね。
フルメタル・パニック!IV(フルメタ4期)4話の感想
アル~~~~!
あの、フルメタル・パニック4期まだ4話なのに、アーバレストが破壊されちゃいましたよ?
本来ならばトゥアハー・デ・ダナンに回収して直してもらうことも可能だったのかもしれませんが、現状困難ですからね。
本当に除隊させて、身一つでかなめ救出に向かうんでしょうか。
アルが撤退を推奨するくらいですから、M9が束になっても勝てないと思うんですけど……
今後の展開も見逃せません!
コメント
こんにちはこんばんは。前も一回コメントさせて貰いましたかな?今回もいくつか捕捉させて貰いますと。
・基本ガウルンはアマルガムにとっても裏切り者ですので、わざわざ愛しい()カシムの情報を渡したりはしてないんでしょう。そしてクラマは宗介の事を、凄腕だが飽く迄傭兵としての傭兵らしい思考で動くヤツ、としか認識していません。故、あの結果です。ただし原作での心理描写だと、宗介の方も内心冷や汗をかきまくってました。因みに宗介の学校での今までの奇行の数々も知りませんでしたので…w
宗介(そんなに俺のやる事が恐ろしいのか…?)←地味にショックを受けている図。
・レイスは女です。実は北朝鮮人。本名は日本人が聴いたら爆笑必死の…
・レナードはウィスパードですか?→はい、そうです。アラストルとか、水中用小型潜水艇(ASの技術を流用)リヴァイアサンとか設計したりしてますからね。
以下デイバイデイ篇でのガウルンと宗介の会話。
宗介「アマルガムにもウィスパードはいるのか」
ガウルン「ああ、いるよ。いけ好かないガキだがね、面白いヤツだ」
なお、ラジオドラマでやってた「踊るベリー・メリー・クリスマス」編で明らかになった事実として。かなめの誕生日は12月24日。テッサも12月24日。そしてテッサとレナードは双子であるという事実。これ伏線ですな。
・しむらー!オープニングラストの新主人公機ー!!
度々ありがとうござます!
こう聞いてしまうと、「あら、ガウルンったら可愛い///」という感じですね。
らき☆すたのコミケでも、宗介とガウルンが描かれた同人誌のシーンがありましたので(笑)それほど以前から2人の人気はあるんですよね~
3期でボロボロになりながらも、愛しのカシムの目の前で息を引き取れたガウルンは、さぞかし幸せだったんでしょうかね。
延命措置はしてもらっていたのに、まともな情報を受け取っていないクラマが、なんだか可哀想な……
傭兵としては持ちうる情報で戦闘に臨んだというのに!
レナードはやはりウィスパードですよね。
後から公式サイトを見てみましたが、キャラ設定にもしっかりと『ウィスパードである』とされていましたからね。
むしろあれで「ウィスパードではありません」という展開だったら、そっちの方が怖い!
(ウィスパードの誰かが作った、他人の意識下に干渉できる無線装置のようなものがあるのかもしれませんけど)
オープニングラストの新主人公機はこの子ですかね。
パーツ寄せ集めたんじゃねーのか?というほど既出の機体に似ている要素が多数ありますが、これが現在ミスリルにできる限界なんですかね~気になります!
ラジオドラマで判明したという、ウィスパード3人の誕生日が一緒というのも、どうつながってくるのか、気になるところですね!
また何かありましたらコメントいただけると嬉しいです。
ベリアルとのバトルがまさかCGだと思いませんでした。。。そんなところまで。。見せ場だと思ったのですがね。。おもちゃのケンカみたいでカクカクと、、なんの迫力もなかったです。盤は買わないと思います。
本当に悲しい。。ずっと楽しみにしてたのに。。
3期のころから見ても、4期となるInvisible Victoryは年月がかなり経ってしまいましたからね。
時代の流れとしてもCG化や画のタッチが変わっているところなど、仕方がない部分もあるような気がします。
円盤になったらよりリアルなCG描写に修正されているかもしれませんが、作風が急にもとに戻る…というのは考えにくいですね。
以前から応援しているとちょっと残念なところでもありますが、心機一転して見ることもできるので、一粒で二度美味しい円盤になってくるかもしれませんよ!